JPS62218189A - 平版印刷版支持体の砂目製造法 - Google Patents

平版印刷版支持体の砂目製造法

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JPS62218189A
JPS62218189A JP6273386A JP6273386A JPS62218189A JP S62218189 A JPS62218189 A JP S62218189A JP 6273386 A JP6273386 A JP 6273386A JP 6273386 A JP6273386 A JP 6273386A JP S62218189 A JPS62218189 A JP S62218189A
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JP
Japan
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printing plate
lithographic printing
aluminum
roll
plate
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Application number
JP6273386A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Nakaizumi
中泉 清春
Takahisa Sawada
沢田 隆久
Kenzo Otake
大竹 健三
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/04Graining or abrasion by mechanical means

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 、本発明は平版印刷版支持体の製造法に関し、さらに詳
しくは、粗面の均一性が高く、がっ、凹部密度が高く、
充分なネ■度(Ra)を有する平版印刷版支持体の砂目
製造法に関する。
[従来技術[ アルミニウムの平版印刷版は、アルミニウム板表面を粗
面化して砂目を形成し、感光性組成物を途布し、これを
露光、現像して印刷すべき画像部を、レジスト層として
残すことによって得られる。
このアルミニウム板表面に砂目を形成する目的は2つあ
る。
その第1は、印刷捏作中に刷服に適切な保水性を与える
ことである。
その第2は、ホトレジスト被覆とアルミニウム板表面と
の接着性を高め充分な耐刷力を与えることである。
そして、砂目立て法として種々のものがあるが、機械的
方法、化学的方法に大別されている。
(1)機械的方法 ボールグレイニング、ワイヤーグレイニング、ブラシグ
レイニング等がある。
(2)化学的方法 酸またはアルカリ溶液により腐蝕する方法、電気化学腐
蝕法等がある。
しかしながら、これら実用化されている砂目立て方法に
は次のような問題がある。
(1)機械的砂目立て方法 機械や研磨材の調整に相当の熟練度を必要とし、かつ、
粗面化されたアルミニウム板の表面にくい込んだ研磨材
やアルミニウム屑等を取除く作業が必要となるという問
題点がある。
(2)化学的砂目立て方法 浴組成、浴温度、電解条件を可成り狭い範囲に調整する
必要があり、さらに、最も高性能の砂目が得られる電気
化学的砂目立て法を採用した場合、その電気消費が印刷
版製造原価に示す割合が相当大きくなるという問題点を
有している。
このような従来のB!械的砂目立て法および化学的砂目
立て法の問題点を解決する方法として特開昭55−07
4898号公報1こ、反転グレイニング面を有するロー
ルにアルミニウム板を通し、深さ2.5μm以下の孔を
形成させる砂目製造法が記載されており、また、特開昭
57−500329号公報には、規定された表面粗さを
有するロールにアルミニウム片を通して、規定された表
面粗さく深さ)を形成し、次いで、陽極酸化する方法が
記載されている。
そして、これらの砂目立て法は五作が簡単で、従来の機
械砂目立て法のように研磨材、アルミニウム屑等を取1
)除く作業が不要であり、さらに、処理速度も大きく、
製造プロセスが大幅に合理化される可能性があると考え
られる。
しかしながら、プレスにより孔を作成する際、これら公
報に記載されている孔の深さの制御だけでは、平版印刷
版として好ましい砂目を得ることができないものと考え
られ、従って、これらの方法は未だに実用化には至って
いない。
しかして、本発明者はいままでの砂目立て法の種々の問
題点を解決し、単に製造プロセスが合理化されるだけで
はな(、平版印刷版支持体としての性能についても満足
できる砂目板を目標とし、即ち、支持体表面に長円状の
プレス凹部を特定密度に、かつ、一部が重なり合って波
状模様を形成するように設けることによって、所期の目
的が達成できることを見出し、具体的なロール81面化
方法としてショツトブラスト法を使用し、表面に長円状
のプレス凹部を200個/ll第12以上の密度で、か
つ、該プレス部が一部重なり合って波状模様をなすよう
に形成させたアルミニウム板からなる平版印刷版用支持
体である°。
しかしながら、ショツトブラスト法では凹部密度を高め
るためにはロールの加工に際し、ショットするグリッド
の径を小さくする必要があり、グリッド径が小さくなる
と個々のグリッドの衝撃力が小さくなり、印刷版として
充分な粗度(Ra)が得られなくなる傾向がある。この
傾向は、インペラー回転数、グリッド投入量、ショツト
時間の調整により経滅し得るが、高密度で凹凸部を有し
、かつ、必要な粗度(Ra)を有し、さらに、粗面に均
一性を持たせるという充分な性能を得ることは容易では
なく、この方法では粗面に充分な性能を持たせようとす
ると粗面の均一性に欠ける部分が生じ易く、版の汚れ等
の問題が発生するようになる。即ち、充分な性能を有す
るロールを作製するためには、相当数の条件で実施し、
その中から良品を選定することになり、費用がかかり、
品質的tこもさらに向上が望まれている。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は上記に説明した従来における平版印刷版支持体
の砂目製造法の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を行
なった結果、放電加工法によりロールの表面の粗面化を
単純化し、加工されたロールの表面粗度(Ra)、凹凸
の密度および圧延に際する圧下率は有機的に関連してい
ること、ロールの表面粗度は圧延材の表面粗度を決定す
る重要な因子であり、ロール粗度の圧延材表面への転写
率(壁に転写率ということがある。)は圧延時の圧下率
により規制されること、従って、印刷版として充分な粗
度を得るためにはロール表面粗度、凹凸密度および圧下
率、さらに、電気化学エツチング処理を行なうことが重
要であることを知見し、これら砂fJ製造に不可欠の要
件を具備することによリ、さらに優れた平版印刷版支持
体の砂目製造法を開発したのである。
1問題点を解決するための手段1 不発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法の特徴とす
るところは、放電加工により、中心線平均粗さ(Ra)
を0.7−1.7μmとし、深さ0.64m以上の凹凸
の山数が500個/第1+第1”以上とした鋼製ロール
によりアルミニウム板およびアルミニウム箔を圧下率2
〜20%で圧延を行ない、次いで、電気化学エツチング
により平均ピッチが1〜10μ鎗の微細凹部を形成する
ことにある。
なお、電気化学エツチングにより形成される微細凹部の
密度は20,000〜200,000個/10第112
とするのがよい。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法について以
下詳細に説明する。
因に、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法は、
以下説明するような条件により得られたロール(グルロ
ール)により、圧延処理されたアルミニウム板は、表面
に長円状の凹部が密に並び、かつ、そのフリンジが一部
重なり合って波状俣様を形成しており、この時、長円状
の凹部形状、密度が平版印刷層適性と結びついており、
これらの数値を一定範囲内とする必要がある。
このようなアルミニウム板またはアルミニウム箔に対す
る密度の制御については、ロール表面の中心平均粗さ、
特定の深さの凹凸と数が重要であり、さらに、圧延工率
も一定に制御しなければならない。
ロールの中心線平均粗さ(Ra)は0.7μm未満では
感光膜の密着性、印刷時の保水性が充分ではなく、また
、167μmを越えると小点再現性が低下する。よって
、ロール中心線平均粗さ(Ra)は0.7〜1.7μm
とする。
ロール表面に深さ0.6μm以上の凹凸が500個/市
2未満では、感光膜の密着性や印刷時の保水性が充分で
はない。
圧延に際し、圧下率が2%未満では感光膜の密着性およ
び印刷時の保水性が充分ではなく、また、20%を越え
る圧下率では小点再現性が低下する。
よって、圧下率は2〜20%とする。
このような条件により、アルミニウム板やアルミニウム
箔を圧延fると、これら圧延材には平均粗さ(Ra)が
0.3〜1.3μm、および、凹凸の密度が400個/
關:以上が容易に得られ、印刷版として充分な性能とな
る。
しかし、ロールの深さ0.6μm以上の凹凸の山数(凹
凸密度)が多過ぎると圧延時にアルミニウム板または箔
の摩耗粉発生に起因するロールの目詰りが生じ易く、充
分な粗度および凹凸密度が得られなくなるので、0.6
μm以上の山数は500〜20000個/第1第1第1
”とするのがよい。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法において使
用されるアルミニウム板およびアルミニウム箔には、純
アルミニウム、アルミニウム合金が適しており、アルミ
ニウム合金としては、種々の合金4を使用でき、例えば
、Si、 Cu、 Fe、 Mn、Cr、 Ti、 Z
n、Pb、Ni等の金属が含有されているアルミニウム
合金が用いられる。
そして、アルミニウム板のグレイニング面の形成は、上
記に説明したように、特定のグレイニング面を形成した
1個または2個のグレイニングロール間を所定の圧下率
で通過させた時に圧延板表面に転写させるのである。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法においては
、長円状の凹凸を形成後、さらに、電気化学エツチング
処理を行なうことにより、小さなピッチの凹凸部を形成
させるものであり、即ち、粗面化ロールによる圧延加工
の後に電気化学エツチング処理を行なうと、表面光沢が
減少し、製版画像が見易くなり(小点が見易い)、印刷
作業中の水上り状況も見易くなり、作業性が向上すると
共に粗面が二重構造となることにより、保水性、小点再
現性および耐刷性の優れた平版印刷版支持体の製造が可
能となる。
この電気化学エツチングには塩酸または硝酸浴中で行な
われるが、塩酸浴の濃度は0.3〜3wt%、硝酸浴の
濃度は0.5〜5IIIt%とするのが好ましく、電流
密度は20〜200 A/di2、浴温度は10〜40
℃、処理時間は5〜100秒とするのがよく、そして、
電気化学エツチングの際の電流波形は正弦波だけではな
く、短形波、台形波等の交番波形も適用できる。この電
気化学エツチングにより形成される量細な凹凸構造の平
均ピッチは、1〜10μmであり粗面化ロールによる凹
凸構造に比べると1桁低く、この微細構造の密度は20
,000〜200,000個/mta2とするのが好ま
しく、粗面化ロールにより凹凸構造の上に重なって形成
され、そして、粗面化ロールによるアルミニウム板に施
す電気化学エツチングのエネルギーは、粗面化ロールを
使用しない場合に比べ、大幅に節減させることができる
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により得ら
れる砂目は、従来のブラシ研磨→化学洗浄→電解エツチ
ングという方法で得られる砂目に比べて、ブラシ研磨と
いう熟練を要する作業がなく、さらに、研磨剤やアルミ
ニウム屑を化学洗浄によって除去するという工程も不要
となる等の、くで大幅に合理化された方法で製造される
砂目を有するアルミニウム板は、このまま平版印刷版支
持体として使用することができるが、必要に応じ、陽極
酸化、化成処理等の処理を施すことも可能であり、この
陽極酸化処理はこの分野で従来から採用されている条件
で行なうことができ、具体的には、硫酸、燐酸、クロム
酸、蓚酸、スル77ミン酸、ベンゼンスルホン酸等或い
はこれらの2種以上を組合せた水溶液中で、電流密度1
〜50A/dI第12、電解時間15秒〜15分、浴温
25〜75℃で行なうことができる。陽極酸化後、さら
に温水、珪酸塩、重クロム酸塩、酢酸塩、親水性高分子
化合物等を用いて封孔または親水化処理を行なってもよ
い。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により得ら
れたアルミニウム砂目板に適用される感光性物質はは、
特に限定されるものではなく、従来より使用されている
ものが使用でき、例えば、ジアゾ樹脂とバインダーとか
らなるネガ作用感光性組成物、0−キノンジ7:)ド化
合物とバインダーとからなるポジ作用感光性I成物、ア
ジド化合物とバインダーとからなるネが作用感光性組成
物、光二量化型7オトボリマーよりなるネガ作用感光性
組成物、光重合型モノマーとバインダーとからなるネガ
作用感光性組成物がある。
これらの感光性組成物を適当な溶媒に溶解して、本発明
に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により製造された
アルミニウム砂目板に塗布し、乾燥することにより感光
性平版印刷版が製造でき、この感光性平版印刷版に複写
物を重ねて露光、現像すれば、親水性および保水性に優
れ、がっ、感光層と砂目との接着性が強固であり、さら
に、製版画像の見易さく小点の見易さ)や水上りの見易
さ等に優れた印刷版を製造することができる。
[実施例1 本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法の実施例、
および、この実施例により製造されたロールと他の方法
により製造されたロールを使用して、砂目を製造された
アルミニウム板との比較例について説明する。
実施例1 放電加工により中心線平均粗さ(Ra) 1.1μm、
0.6μm以上の山の数が1000個/關2を有する鋼
製ロール(グレイニングロール)を用いて板厚0、−2
8a+mのアルミニウム板(1050)を異なった3種
類の圧下率で圧延し、その圧延板の表面形状を走査電子
顕微鏡お上り触針式表面粗さ計により、表面粗さ、表面
形状および凹凸の密度を調査し、さらに、印刷特性につ
いて評価を行ない、その結果を第1表に示す。また、シ
ョツトブラストによるグレイニングロールについても同
様の試験を行なってその結果も第1表に示す。
上記の圧延されたアルミニウム板を、1.4第1IL%
硝酸浴で、浴温30℃、電流密度50A/dm2の条件
下で25秒間電気化学エツチングを行ない、平均ピッチ
が2.5μI、密度が第10,000個/ll第11°
の微細凹構造とし、さらに、硫酸20wL%浴中で浴温
25℃、電流GA/c1m:の条件で20秒間の陽極酸
化処理を行なって砂目を製造した。
この砂目板に下記組成のO−キノンジ7ジド系感光液を
20第1Ig/dI02の膜厚になるよう塗布して感光
性印刷版を製造した。。
ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドと輸−
クレゾール・ホルムアルデヒドノボラックとの縮合物 
          5 、 Og論−クレゾール・ホ
ルムアルデヒドノボラック(住人デュレス社製)   
        9.OgビクトリアピュアーブルーB
OH(保土谷化学社製、商品名)          
  0.1gす7トキノンゾ7ジドー4−スルホニルク
ロリド0、19g エチルセロソルブ        100gこのように
製造された感光性印刷版に網点チャート、ステップタブ
レット、および、ポジフィルムを密着し、メタルハライ
ドランプで露光し、続いてメタ珪酸ソーダ4%水溶液で
現像を行なったところ、5段クリアで2%の網点が再現
された。
非画像部の反射率(J I S D5705、9.1項
の方法)は0.9%で製版画像の見易さの点で優れてい
る。
さらに、オフセット印刷(幾(ローランド社製F’ A
 R V A (商品名))で印刷試験を行なったが水
上りの見易さの点で優れている。
そして、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目S!!遣
法により製造されるアルミニウム圧延板は、比較例に比
べて総合評価において格段に優れている。
第1図に、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法
によるtatiロールにおける、圧下率と粗さ(Ra)
の転写率および深さ0.6g論以上の山数(凹凸の密度
)との関係を示すが、本発明に係る平Jffi印刷版支
持体の砂目製造法によるロールの凹凸密度および圧下率
の範囲において転写率の優れていることがわかる。
なお、第1表に示す粗さ形状のタイプa%b、c.cl
は、第2図に示す(a)=浅くてピッチが大きい、(b
)=深くてピッチが小さい、(C)=深くてピッチが大
きい、(d)=深くてピッチが大すく突出部があること
を示している。
比較例1 第3図(、)(b)に本発明に係る平版印刷版支持体の
砂目製造法における放電加工法によるグレイニングロー
ルおよびショツトブラスト法によるグレイニングロール
を用いて、板厚0.28n+mのアルミニウム板を1パ
ス6.0%の圧下率で圧延を行なった時の、アルミニウ
ム板表面の圧延方向に垂直面の粗さプロフィルを触針式
表面粗さ計により求めた比較を示しである。
なお、ロールの放電加工は、面粗さくRmax)6.0
μ毬とし、加工液圧0.3kg*cm2以上、加工速度
2.4m/1ainで行ない、ロール表面の中心線平均
粗さ(Ra)を1.1μ−とした。
また、ショツトブラスト加工は、スチールグリッド粒径
300μm1インペラー回転数2250rpm、投射量
300kg/win、台車送度0,3m/minの条件
で行なった。ロール表面中心線平均粗さ(Ra)は1.
1μmとした。
この第3図(、)(b)において、本発明に係る平版印
刷版支持体の砂目製造法における放電加工による平版印
刷版支持体の砂目プロフィルは、ピッチも小さく均一性
があるのに対し、ショツトブラスト法は不均一性が強く
、ピッチも粗く、特に、凹凸の突出部はショツトブラス
ト法に著しく、これらは感光膜の上に露出して腐(4晶
れの原因となり易く、また、深い凹みは感光膜の残渣が
残り易く地汚れの原因となり、平服印刷版の砂目として
は不充分である。従って、本発明に係る平版印刷版支持
体の砂目製造法が砂目プロフィルの優れたものが得られ
るのである。
比較例2 第4図は比較例1と同様に板厚0.28+amのアルミ
ニウム板を1パスで6.0%の圧下率で圧延したアルミ
ニウム板の砂目構造を、本発明に係る平版印刷版支持体
の砂目製造法における放電加工法およびショットプラス
1法について比較したものであり、何れら圧延板の中心
線平均粗さ(Ra)は0.85μ−およ10.81μ−
であった。
そして、触針式表面粗さ計のチャートプロフィルから凹
凸の深さ0.2μm以上、0.6μ1以上および1.2
μm以上の山数を9關2の面積について測定した結果も
示されており、ショツトブラストロールによ1)製造し
た砂目よりも、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製
造法による放電加工により製造した砂目の方が各凹凸の
深さ、山数が多く、特に、深さ1.2μ−以上のものに
ついて著しく向」ニしていることがわかる。
即ち、浅い山数が増加することは感光膜の密着性を向上
させ、また、深い山数が増加することは小点再現性およ
び保水性を向上させるものである。
従って、平版印刷版支持体の砂目製造法としては、本発
明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法における放電加
工によるグレイニングロールによって製造した砂目の方
が、機械的方法による砂目より優れた砂目構造であり、
がっ、安価である。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明に係る平版印刷版支持体の
砂目製造法は上記の構成であるから、製造操作が簡単で
、また、処理速度は従来のブラシ研磨砂目製造法、電気
化学的製造法に比して格段に大きく、片面平版のみなら
ず両面平版も製造することができ、さらに、砂目を製造
された圧延板に陽極酸化処理や化成処理を行なうことが
できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
@1図は圧下率と伝写率および凹凸の密度との関係を示
す図、第2図は凹凸の深さとピッチとを示す図、第3図
は圧延板の砂目プロフィルを示す図、第4図は凹凸の深
さと凸部の数の関係を示す図である。 才3ス (α) ひ誕方匂、4画面)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放電加工により、中心線平均粗さ(Ra)を0.
    7〜1.7μmとし、深さ0.6μm以上の凹凸の山数
    が500個/mm^2以上とした鋼製ロールにより、ア
    ルミニウム板或いはアルミニウム箔を圧下率2〜20%
    で圧延を行ない、次いで、電気化学エッチングにより平
    均ピッチが1〜10μmの微細凹部を形成することを特
    徴とする平版印刷版支持体の砂目製造法。
  2. (2)電気化学エッチングにより形成される微細凹部の
    密度が20,000〜200,000固/mm^2であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の平版印
    刷版支持体の砂目製造法。
JP6273386A 1986-03-20 1986-03-20 平版印刷版支持体の砂目製造法 Pending JPS62218189A (ja)

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