JPS6059720A - マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 - Google Patents
マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法Info
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- JPS6059720A JPS6059720A JP58168635A JP16863583A JPS6059720A JP S6059720 A JPS6059720 A JP S6059720A JP 58168635 A JP58168635 A JP 58168635A JP 16863583 A JP16863583 A JP 16863583A JP S6059720 A JPS6059720 A JP S6059720A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、永久磁石の製造法に関するものである。さら
に詳細には、多結晶マンガン−アルミニウムー炭素(M
n−Al−C)系合金磁石の製造法に関し、特に高性能
な多極着磁用Mn−Al−C系合金磁石の製造法に関す
る。
に詳細には、多結晶マンガン−アルミニウムー炭素(M
n−Al−C)系合金磁石の製造法に関し、特に高性能
な多極着磁用Mn−Al−C系合金磁石の製造法に関す
る。
従来例の構成とその問題点
Mn−At−C系合金磁石は、主として強磁性相である
面心正方晶(τ相、 LIo型規則格子)の組織で構成
され、Cを必須構成元素として含むものであシ、不純物
以外に添加元素を含まない3元系及び少量の添加元素を
含む4元系以」二の多元系合金磁石が知られており、こ
れらを総称するものである。
面心正方晶(τ相、 LIo型規則格子)の組織で構成
され、Cを必須構成元素として含むものであシ、不純物
以外に添加元素を含まない3元系及び少量の添加元素を
含む4元系以」二の多元系合金磁石が知られており、こ
れらを総称するものである。
捷だ、このMn−At−C系合金磁石の製造法としては
、鋳造・熱処理によるもの以外に、押出加工等の塑性加
工工程を含むものが知られている。特に後者は、高い磁
気特性2機械的強度、耐候性。
、鋳造・熱処理によるもの以外に、押出加工等の塑性加
工工程を含むものが知られている。特に後者は、高い磁
気特性2機械的強度、耐候性。
機械加工性等の優れた性質を有する異方性磁石の製造法
として知られている。
として知られている。
多極着磁用のMn−Al−C系合金磁石の製造法として
は、等方性磁石、圧縮加工によるもの、及びあらかじめ
押出加工等の公知の方法で7Uた一軸異方性の多結晶M
n−AL−C系合金磁石に異方性方向への自由圧縮加工
(複合加工法)によるものが知られている。
は、等方性磁石、圧縮加工によるもの、及びあらかじめ
押出加工等の公知の方法で7Uた一軸異方性の多結晶M
n−AL−C系合金磁石に異方性方向への自由圧縮加工
(複合加工法)によるものが知られている。
圧縮加工によるものでは、径方向に高い磁気特性が得ら
tでいるが、比較的大きい加工率が必要であること、不
均一変形が起こる場合があること、不変形帯の存在が避
けられないことなどの問題点がある。複合加工法による
ものでは、小さな圧縮ひずみで径方向5弦方向を含む平
面内の全ての方向に高い磁気特性が得られている。複合
加工法で得た磁石は、特定の平面に平行に磁化容易方向
を有し、しかも前記平面内では磁気的に等方性であシ、
かつ前記平面の垂線と前記平面に平行な直線を含む平面
内では異方性であるという構造である1、(以下このよ
うな磁石を面訳方性磁石という)。
tでいるが、比較的大きい加工率が必要であること、不
均一変形が起こる場合があること、不変形帯の存在が避
けられないことなどの問題点がある。複合加工法による
ものでは、小さな圧縮ひずみで径方向5弦方向を含む平
面内の全ての方向に高い磁気特性が得られている。複合
加工法で得た磁石は、特定の平面に平行に磁化容易方向
を有し、しかも前記平面内では磁気的に等方性であシ、
かつ前記平面の垂線と前記平面に平行な直線を含む平面
内では異方性であるという構造である1、(以下このよ
うな磁石を面訳方性磁石という)。
一方、多極着磁の分野で用いられる磁石の形状は、一般
には軸対楚・の形状であり、−例として円筒体がある。
には軸対楚・の形状であり、−例として円筒体がある。
円筒体の磁石の内周に多極着磁し/こ場合の磁石内部で
の磁路の形成を模式的に第1図に示した。第1図におい
て、破線が磁路を示し、一つの径方向(r方向)に対す
る弦方向(0方向)をも示している。円筒の径方向(r
方向)と円筒の軸方向とにそれぞれ直交する方向を弦方
向(θ方向)とする。
の磁路の形成を模式的に第1図に示した。第1図におい
て、破線が磁路を示し、一つの径方向(r方向)に対す
る弦方向(0方向)をも示している。円筒の径方向(r
方向)と円筒の軸方向とにそれぞれ直交する方向を弦方
向(θ方向)とする。
第1図に示した様に、磁路は内周部ではほぼ径方向に沿
い、それよりも外側の部分では弦方向に沿い、さらに外
側の部分では磁路が通っていない。
い、それよりも外側の部分では弦方向に沿い、さらに外
側の部分では磁路が通っていない。
磁石の形状を円筒体とした場合、前述した様に磁石を三
つの部分に分けて考えることができ、第1は磁路が径方
向に沿っている部分(A部)、第2は磁路が弦方向に沿
っている部分(B部)、第3は磁路が通っていない部分
(0部)である。
つの部分に分けて考えることができ、第1は磁路が径方
向に沿っている部分(A部)、第2は磁路が弦方向に沿
っている部分(B部)、第3は磁路が通っていない部分
(0部)である。
前述した面異方性磁石は、径方向と弦方向を含む平面に
平行な任意の方向に磁化容易方向を有する磁石であるた
め、このような内周着磁を施した場合には優れた磁気特
性が得られるが、前述したように三つの部分に分けてみ
た場合、各々については望ましい異方性構造ではない。
平行な任意の方向に磁化容易方向を有する磁石であるた
め、このような内周着磁を施した場合には優れた磁気特
性が得られるが、前述したように三つの部分に分けてみ
た場合、各々については望ましい異方性構造ではない。
つ苔り、A部では弦方向よシも径方向に高い磁気特性を
有する方が良く、B部では径方向よりも弦方向に高い磁
気特性を有する方が良い。一方、径異方性磁石(または
、放射状に磁化容易方向を有する磁石、磁石の形状を中
空体状とすると中空体の軸方向に垂直な平面上の任意の
一点を通る直線−平行に磁化容易方向を有する磁石をい
い、第1図に示す円筒体であればr方向(径方向)に磁
化容易方向を有する磁石)では、A部では望ましい異方
性構造であるがB部では逆に望ましくない異方性構造で
ある。
有する方が良く、B部では径方向よりも弦方向に高い磁
気特性を有する方が良い。一方、径異方性磁石(または
、放射状に磁化容易方向を有する磁石、磁石の形状を中
空体状とすると中空体の軸方向に垂直な平面上の任意の
一点を通る直線−平行に磁化容易方向を有する磁石をい
い、第1図に示す円筒体であればr方向(径方向)に磁
化容易方向を有する磁石)では、A部では望ましい異方
性構造であるがB部では逆に望ましくない異方性構造で
ある。
発明の目的
本発明は、高性能な多極着磁に適するMn−At−C系
合金磁石の製造法を提供することを目的とする。
合金磁石の製造法を提供することを目的とする。
発明の構成
本発明は、金属材料からなる中空体状のビレットの中空
部分に、あらかじめ異方性化した多結晶Mn−At−C
系系合金磁石からなる中空体状のビレットが存在する状
態で、530〜830℃の温度で、前記あらかじめ異方
性化した多結晶Mn−AA−C系合金磁石からなる中空
体状のビレットの軸方向に前記二つのビレットが接する
1でもしくはそれ以上圧縮加工を行うことを特徴とする
。
部分に、あらかじめ異方性化した多結晶Mn−At−C
系系合金磁石からなる中空体状のビレットが存在する状
態で、530〜830℃の温度で、前記あらかじめ異方
性化した多結晶Mn−AA−C系合金磁石からなる中空
体状のビレットの軸方向に前記二つのビレットが接する
1でもしくはそれ以上圧縮加工を行うことを特徴とする
。
あらかじめ異方性化した多結晶Mn−Al−C系合金磁
石からなる中空体状のビレットの外側に金属材料からな
る中空体状のビレットが存在する状態で、二つのビレッ
トが接するまでもしくはそれ以上圧縮加工を行うことに
よって、放射状に磁化容易方向を有するMn−AL−C
系合金磁石を得ることができ、金属材料からなる中空体
状のビレツ)と共に圧縮加工することによって、圧縮加
工が効果さらに、前記金属材料からなる中空体状のビレ
ットが、少なくとも内周部が磁性体からなる中空体状の
ビレットであれば、前述した内周着磁に適する二つの構
造を有する磁石を得ることができる。
石からなる中空体状のビレットの外側に金属材料からな
る中空体状のビレットが存在する状態で、二つのビレッ
トが接するまでもしくはそれ以上圧縮加工を行うことに
よって、放射状に磁化容易方向を有するMn−AL−C
系合金磁石を得ることができ、金属材料からなる中空体
状のビレツ)と共に圧縮加工することによって、圧縮加
工が効果さらに、前記金属材料からなる中空体状のビレ
ットが、少なくとも内周部が磁性体からなる中空体状の
ビレットであれば、前述した内周着磁に適する二つの構
造を有する磁石を得ることができる。
あらかじめ異方性化した多結晶Mn−At−C系合金磁
石から彦る中空体状のビレ・ノドが圧縮加工後、A部に
適する構造を有する磁石となり、磁性体の部分が圧縮加
工後、B部に適する構造を有する部分となる。しかも、
前記の二つのビレットを同時に圧縮加工し、両者を接触
させるため圧縮加工後は二種類以上の構造を有する磁石
を得ることができる。
石から彦る中空体状のビレ・ノドが圧縮加工後、A部に
適する構造を有する磁石となり、磁性体の部分が圧縮加
工後、B部に適する構造を有する部分となる。しかも、
前記の二つのビレットを同時に圧縮加工し、両者を接触
させるため圧縮加工後は二種類以上の構造を有する磁石
を得ることができる。
実施例の説明
公知のMn−At−C系磁石用合金、例えば68〜73
重量係(以下単にチで示す)のMnと(1/10−Mn
−6,6)’=(1/3−Mn−22,2)%のCと残
部のA7からなる合金を、530〜830℃の温度域で
押出加工等の塑性加工を施すことによって、異方性化し
た多結晶Mn−At−C系合金磁石を得ることができる
。前記磁石の代表的なものとしては、前記の塑性加工を
押出加工とした場合に得られる押出方向に磁化容易方向
を有する一軸異方性磁石、前述した面異方性磁石および
径異方性磁石などがある。
重量係(以下単にチで示す)のMnと(1/10−Mn
−6,6)’=(1/3−Mn−22,2)%のCと残
部のA7からなる合金を、530〜830℃の温度域で
押出加工等の塑性加工を施すことによって、異方性化し
た多結晶Mn−At−C系合金磁石を得ることができる
。前記磁石の代表的なものとしては、前記の塑性加工を
押出加工とした場合に得られる押出方向に磁化容易方向
を有する一軸異方性磁石、前述した面異方性磁石および
径異方性磁石などがある。
金属材料からなる中空体状のビレ、/)の中空部分に、
前記の異方性化した多結晶Mn−A4−C系合金磁石か
らなる中空体状のビレットが存在する状態で、前記Mn
−At−C系合金磁石からなる中空体状のビレットの軸
方向に、前記二つのビレットが接するまでもしくはそれ
以上圧縮加工を行うことによって、放射状に磁化容易方
向を有するMn −At−C系合金磁石を得ることがで
き、金属材料からなる中空体状のビレットと共に圧縮加
工を行うため、圧縮加工の効果(組織の微細化、異方性
化。
前記の異方性化した多結晶Mn−A4−C系合金磁石か
らなる中空体状のビレットが存在する状態で、前記Mn
−At−C系合金磁石からなる中空体状のビレットの軸
方向に、前記二つのビレットが接するまでもしくはそれ
以上圧縮加工を行うことによって、放射状に磁化容易方
向を有するMn −At−C系合金磁石を得ることがで
き、金属材料からなる中空体状のビレットと共に圧縮加
工を行うため、圧縮加工の効果(組織の微細化、異方性
化。
磁気特性の向上など)が効率的にMn−At−C系合金
磁石に与えられる。
磁石に与えられる。
前記の金属材料とは、Mn−A、(1’−C系合金磁石
と530〜830℃の温度域で共に圧縮加工できる材料
であれはJ:い。一般にいう金属月別にこだわる必要は
ない。換言すると、あるApJ43iからなるビレット
であればよい。しかし、一般には例えは鋼。
と530〜830℃の温度域で共に圧縮加工できる材料
であれはJ:い。一般にいう金属月別にこだわる必要は
ない。換言すると、あるApJ43iからなるビレット
であればよい。しかし、一般には例えは鋼。
黄銅、銅なとがちり、場合VC1V−っではバルク拐に
限らず粉末であってもよい。
限らず粉末であってもよい。
甘た、さらに前記の金属月別からなる中空体状のビレッ
トが、少なくとも内周部が磁性体からなるものであれば
、圧縮加工後のビレットのI’91ffi1部(圧縮加
工前は異方性化したMn−Ae−C系合金磁石からなる
中空体状のビレットに、1す/こる部分)は径方向に高
い磁気特性を有する部分となり、それよりも外側の部分
(磁性体にあたる部分)は内周着磁を施した場合に磁路
が弦方向に沿うのに適した部分となる。これによって、
前シ1sシだ内周着磁を施した場合の三つに分けたA部
とB部が形成され、内周着磁において優れた磁気慣性を
示す磁石が得られる。
トが、少なくとも内周部が磁性体からなるものであれば
、圧縮加工後のビレットのI’91ffi1部(圧縮加
工前は異方性化したMn−Ae−C系合金磁石からなる
中空体状のビレットに、1す/こる部分)は径方向に高
い磁気特性を有する部分となり、それよりも外側の部分
(磁性体にあたる部分)は内周着磁を施した場合に磁路
が弦方向に沿うのに適した部分となる。これによって、
前シ1sシだ内周着磁を施した場合の三つに分けたA部
とB部が形成され、内周着磁において優れた磁気慣性を
示す磁石が得られる。
前記の磁性体とは、前述した圧縮加工後に弦方向が磁化
困難方向にならない磁性体であればどのようなものでも
良い。ここで、磁化困難方向とは、外周着磁において問
題となる磁化困難方向を意味し、例えは単結晶のFeの
〔111〕方向のようにH=500 0eでは磁化容易
軸の〔100〕方向の磁化の強さと大差がなくなる場合
には、外周着磁における磁化の困難な方向とはいえない
。前記の磁性体としては、Mn−Al−C系磁石合金(
Mn−AI−C系磁石用合金とMn−Al−C系合金磁
石との総称)、等方性Mn −Al−C系合金磁石、純
鉄。
困難方向にならない磁性体であればどのようなものでも
良い。ここで、磁化困難方向とは、外周着磁において問
題となる磁化困難方向を意味し、例えは単結晶のFeの
〔111〕方向のようにH=500 0eでは磁化容易
軸の〔100〕方向の磁化の強さと大差がなくなる場合
には、外周着磁における磁化の困難な方向とはいえない
。前記の磁性体としては、Mn−Al−C系磁石合金(
Mn−AI−C系磁石用合金とMn−Al−C系合金磁
石との総称)、等方性Mn −Al−C系合金磁石、純
鉄。
電磁軟鉄、FQ−Co合金などの高透磁率制別などがあ
る。
る。
前記のMn−Ad−C系合金磁石からなる中空体状のビ
レットが、中空体の軸方向に磁化容易方向を有する多結
晶Mn−AI−C系合金磁石(−軸異方性磁石)からな
る場合には、前記の圧縮加工によって中空体状のビレッ
トの軸方向に対数ひずみの絶対値で0.03以上の圧縮
ひずみを与える必要がある。これは実施例で詳述するよ
うに、圧縮加工前は軸方向に異方性化したものであり、
径方向に高い磁気特性を示す構造への変化に最低0.0
3の圧縮ひずみが必要であるためである。
レットが、中空体の軸方向に磁化容易方向を有する多結
晶Mn−AI−C系合金磁石(−軸異方性磁石)からな
る場合には、前記の圧縮加工によって中空体状のビレッ
トの軸方向に対数ひずみの絶対値で0.03以上の圧縮
ひずみを与える必要がある。これは実施例で詳述するよ
うに、圧縮加工前は軸方向に異方性化したものであり、
径方向に高い磁気特性を示す構造への変化に最低0.0
3の圧縮ひずみが必要であるためである。
前記のMn−Al−C系合金磁石からなる中空体状のビ
レットが、中空体の軸方向に乎直な平面に平行に磁化容
易方向を有する多結晶Mn−AI−C系合金磁石(面異
方性磁石)から外る場合には、圧縮加工前はすでに径方
向と弦方向を含む平面内のすべての方向に高い磁気特性
を示しているが、前記の圧縮加工を施すことによって磁
化容易方向が径方向に沿うように変化する。
レットが、中空体の軸方向に乎直な平面に平行に磁化容
易方向を有する多結晶Mn−AI−C系合金磁石(面異
方性磁石)から外る場合には、圧縮加工前はすでに径方
向と弦方向を含む平面内のすべての方向に高い磁気特性
を示しているが、前記の圧縮加工を施すことによって磁
化容易方向が径方向に沿うように変化する。
前記のMn−A7−C系合金磁石からなる中空体状のビ
レットが、中空体の軸方向に垂直な平面上の任意の一点
を通る直線に平行に磁化容易方向を有する多結晶Mn−
A7−C系合金磁石(径異方性磁石又は放射状に磁化容
易方向を有する磁石)からなる場合には、圧縮加工によ
ってさらに径方向に高い磁気特性を示すようになる。
レットが、中空体の軸方向に垂直な平面上の任意の一点
を通る直線に平行に磁化容易方向を有する多結晶Mn−
A7−C系合金磁石(径異方性磁石又は放射状に磁化容
易方向を有する磁石)からなる場合には、圧縮加工によ
ってさらに径方向に高い磁気特性を示すようになる。
前述した圧縮加工は必ずしも連続的な圧縮加工である必
要はなく、複数回に分割して力えても良い。捷だ、前記
の圧縮加工を施したビレットをさらにビレットの一部分
(例えば内周部)に軸方向に圧縮加工を施しても良い。
要はなく、複数回に分割して力えても良い。捷だ、前記
の圧縮加工を施したビレットをさらにビレットの一部分
(例えば内周部)に軸方向に圧縮加工を施しても良い。
前述した圧縮加工の一例を二つの中空体状のビレットの
形状を共に円筒体とし、金属材料からなる円筒体状のビ
レットをビレットA1、あらかじめ異方性化したMn−
Al−C系合金磁石からなる円筒体状のビレットをビレ
ットB2として第2図から第6図に示す。各図共(a)
が圧縮加工前の状態を示し、(b)が圧縮加工後の状態
を模式的に示す。第2図から第6図において、1がビレ
ソ)Aであり、2がビレッ)Bである。3はビレッ)A
以外の金属材料からなるビレット(ビレットc)である
。
形状を共に円筒体とし、金属材料からなる円筒体状のビ
レットをビレットA1、あらかじめ異方性化したMn−
Al−C系合金磁石からなる円筒体状のビレットをビレ
ットB2として第2図から第6図に示す。各図共(a)
が圧縮加工前の状態を示し、(b)が圧縮加工後の状態
を模式的に示す。第2図から第6図において、1がビレ
ソ)Aであり、2がビレッ)Bである。3はビレッ)A
以外の金属材料からなるビレット(ビレットc)である
。
4.5はポンチであシ、軸方向に自由に移動することが
でき、しかもある位置で固定することもできる。6が外
型である。
でき、しかもある位置で固定することもできる。6が外
型である。
まず第2図の例では、ビレットへの外周を拘束した状態
で(&)に示すようにビレットBをビレットAに接する
ように配置させて圧縮加工を行う。圧縮加工をビレッ)
AとBの両方に施すことによってビレッ)Bは圧縮加工
後、外径および内径が共に加工前に比べて小さく々る。
で(&)に示すようにビレットBをビレットAに接する
ように配置させて圧縮加工を行う。圧縮加工をビレッ)
AとBの両方に施すことによってビレッ)Bは圧縮加工
後、外径および内径が共に加工前に比べて小さく々る。
第2図に示す例のように、1,2が共にMn−Al−C
系合金磁石からなる一つの円筒ビレットである場合に比
べて、前述したビレットBの外側にビレッ)Aが存在す
る状態で両者を圧縮加工すると、前述したように圧縮加
工が効果的にMn−AI−C系合金磁石に施される。
系合金磁石からなる一つの円筒ビレットである場合に比
べて、前述したビレットBの外側にビレッ)Aが存在す
る状態で両者を圧縮加工すると、前述したように圧縮加
工が効果的にMn−AI−C系合金磁石に施される。
第3図の例では、第2図の場合と族カリ、ビレットAと
ビレソ)Hの間にかなりのすき間がある場合である。圧
縮加工後は(b)に示すようにほぼ第2図の場合と同様
である。
ビレソ)Hの間にかなりのすき間がある場合である。圧
縮加工後は(b)に示すようにほぼ第2図の場合と同様
である。
第4図の例では、第2図の場合とビレットAの外周が外
型6と接していない点が異なる。つまり、圧縮加工前に
はビレッ)Aの外周は拘束されていない。圧縮加工の進
行にともなって両ビレットの径は大きくなって、やがて
はビレッ)Aの外周が外型と接触するようになり、その
後は第2図と同様の変形が行われる。
型6と接していない点が異なる。つまり、圧縮加工前に
はビレッ)Aの外周は拘束されていない。圧縮加工の進
行にともなって両ビレットの径は大きくなって、やがて
はビレッ)Aの外周が外型と接触するようになり、その
後は第2図と同様の変形が行われる。
第6図の例では、第2図の場合でさらに中央にト)レッ
トC3が存在する場合である。圧縮加工は金型内の空間
(ポンチ4,6と外型6でかこ捷れた空間)をほぼビレ
ットで満たされた状態まで行うことができる。圧縮加工
前、図に示した領域内(特にビレットの存在する空間と
その近傍)がほぼ同一温度であれば、実際にはビレット
の内周面は曲面となって中央部(高さ方向、軸方向につ
いての中央部)の内径が最も小さくなるが、ビレットC
を入れて共に圧縮加工することによって曲面のまがり(
内径の変化)を小さくすることができる。第5図に例示
したビレットCを用いずに、内周面を成形する目的でマ
ンドレル等を用いる方法でもよい。1だ第6図に限らず
第2図から第6図のすべての例においても、内周面を成
形する目的でマンドレル等を用いてもよい。
トC3が存在する場合である。圧縮加工は金型内の空間
(ポンチ4,6と外型6でかこ捷れた空間)をほぼビレ
ットで満たされた状態まで行うことができる。圧縮加工
前、図に示した領域内(特にビレットの存在する空間と
その近傍)がほぼ同一温度であれば、実際にはビレット
の内周面は曲面となって中央部(高さ方向、軸方向につ
いての中央部)の内径が最も小さくなるが、ビレットC
を入れて共に圧縮加工することによって曲面のまがり(
内径の変化)を小さくすることができる。第5図に例示
したビレットCを用いずに、内周面を成形する目的でマ
ンドレル等を用いる方法でもよい。1だ第6図に限らず
第2図から第6図のすべての例においても、内周面を成
形する目的でマンドレル等を用いてもよい。
第6図の例では、第5図の場合のビレソ1− cが円筒
形状になった場合である。
形状になった場合である。
以上の例において、第2図のビレソl−Bの外周方、第
4図のビレットBの外周はビレツ)Aと接しているが、
ビレットAの外周は外型6と接触していないため自由な
状態であるとみなせる。
4図のビレットBの外周はビレツ)Aと接しているが、
ビレットAの外周は外型6と接触していないため自由な
状態であるとみなせる。
圧縮加工は530〜83o℃の温度域で行うため、ビレ
ットA、BまたはおよびCの材質が異なる場合、加工後
室温まで冷却すると、熱膨張率の差によって焼ばめ状態
になったり、逆にビレット間にすきまが生じたりする。
ットA、BまたはおよびCの材質が異なる場合、加工後
室温まで冷却すると、熱膨張率の差によって焼ばめ状態
になったり、逆にビレット間にすきまが生じたりする。
Mn−Al−C系磁石合金以外の材料を用いる場合には
、Mn−AI−C系磁石合金の熱膨張率との大小関係を
考慮する必要がある。
、Mn−AI−C系磁石合金の熱膨張率との大小関係を
考慮する必要がある。
第2図から第6図の例では、圧縮加工工程の内で少なく
ともビレッ)Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う
部分が存在している。しかし、必ずしもこのようなどレ
ッl−Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う部分を
有する必要はない。例えば第4図に示した加工において
、外型6が存在しない場合でもよい。この場合でも1v
in=A、d−C系合金磁石からなるビレットの外側を
金属材料からなるビレットでおおった状態で加工するこ
とによって、前述した圧縮加工の効果が効率的にMn
−Al−C系合金磁石に与えられる。しかし、前述した
ビレッ)Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う部分
を有する方が、しかもその部分が多いほどその効果が太
きい。
ともビレッ)Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う
部分が存在している。しかし、必ずしもこのようなどレ
ッl−Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う部分を
有する必要はない。例えば第4図に示した加工において
、外型6が存在しない場合でもよい。この場合でも1v
in=A、d−C系合金磁石からなるビレットの外側を
金属材料からなるビレットでおおった状態で加工するこ
とによって、前述した圧縮加工の効果が効率的にMn
−Al−C系合金磁石に与えられる。しかし、前述した
ビレッ)Bの外周を拘束した状態で圧縮加工を行う部分
を有する方が、しかもその部分が多いほどその効果が太
きい。
また、以上の例ではビレッ)A、Bを一つのものからな
る円筒体としたが、必ずしもその必要はない。例えば第
2図においてビレットatたはビレ71・Bが二つ以上
のものから円筒体を形成するものからなっていてもよい
。極端な場合には、第2図のビレットAの占めている部
分が粉末であっても良い。
る円筒体としたが、必ずしもその必要はない。例えば第
2図においてビレットatたはビレ71・Bが二つ以上
のものから円筒体を形成するものからなっていてもよい
。極端な場合には、第2図のビレットAの占めている部
分が粉末であっても良い。
第2図から第6図の例では、ビレッ)AおよびB(もし
くはさらにビレットC)の圧縮加工前の高さはほぼ等し
いが、各ビレットの高さが異なっていても良い。例えば
第3図において、ビレットAの高さの方がビレットBよ
り高くても良い。
くはさらにビレットC)の圧縮加工前の高さはほぼ等し
いが、各ビレットの高さが異なっていても良い。例えば
第3図において、ビレットAの高さの方がビレットBよ
り高くても良い。
また以上の例では、ビレッ)B(あらかじめ異方性化し
たMn−AI−C系合金磁石からなる中空体状のビレッ
ト)の全体に圧縮加工を施す例を示したが、局部的に圧
縮加工を施さない領域をもうけて加工前の構造を保存し
ても良い。例えば第2図において、ポンチらの端面を平
面ではなくピレノ)B2の内径の大きさに合った段付き
の形状にして、局部的に内周の一部を拘束して圧縮加工
を施さない領域をもうける方法などである。
たMn−AI−C系合金磁石からなる中空体状のビレッ
ト)の全体に圧縮加工を施す例を示したが、局部的に圧
縮加工を施さない領域をもうけて加工前の構造を保存し
ても良い。例えば第2図において、ポンチらの端面を平
面ではなくピレノ)B2の内径の大きさに合った段付き
の形状にして、局部的に内周の一部を拘束して圧縮加工
を施さない領域をもうける方法などである。
また、前述したように圧縮加工後もほぼ円筒形状のビレ
ットを得たい場合は、内周面を成形する目的でマンドレ
ル等を用いてもよい。
ットを得たい場合は、内周面を成形する目的でマンドレ
ル等を用いてもよい。
さらに、前記の金属4Mt1からなる円筒体状のビレッ
ト(ビレットA1)が、少なくとも内周部が磁性体から
なるビレットであれば、ビレットBが圧縮加工をうける
ことによって放射状に磁化容易方向を有する磁石となり
、前述した内周着磁におけるA部に適する部分となる。
ト(ビレットA1)が、少なくとも内周部が磁性体から
なるビレットであれば、ビレットBが圧縮加工をうける
ことによって放射状に磁化容易方向を有する磁石となり
、前述した内周着磁におけるA部に適する部分となる。
磁性体の部分がB部に適する部分となって、2種類以」
二の構造を有する磁石を得ることができる。例えば第2
図においてピレノ)AIが高透磁率材料からなり、ビレ
ットB2が一軸異方性磁石からなる場合である。
二の構造を有する磁石を得ることができる。例えば第2
図においてピレノ)AIが高透磁率材料からなり、ビレ
ットB2が一軸異方性磁石からなる場合である。
前述した様な圧縮加工の可能な温度範囲については、6
30〜83C)Cの温度領域について行えたが、780
℃を越える温度では磁気特性かかなり低下した。より望
ましい温度範囲としては560〜760℃であった。
30〜83C)Cの温度領域について行えたが、780
℃を越える温度では磁気特性かかなり低下した。より望
ましい温度範囲としては560〜760℃であった。
次に本発明の更に具体的な実施例について説明する。
実施例1
配合組成で69.6%のMn、29.3%のAl。
0.5係のC及び0.7係のN1を溶M@造し、直径8
−Omm 、長さ50胴の円柱ビレットを作製した。。
−Omm 、長さ50胴の円柱ビレットを作製した。。
このビレットを1100℃で2時間保持した後室温まで
放冷する熱処理を行った。次に潤滑剤を介して720℃
の温度で直径55叫までの押出加工を行った。さらに潤
滑剤を介して680℃の温度で直径40 mm ’Jで
の押出加工を行った。この押出棒を長さ20tranに
切断し、切削加工して外径30.6−35.3+mn、
内径13+2−+−29,1mm、長さ2゜叫の種々の
円筒ビレット(ピレノ)B)を数個作製した。
放冷する熱処理を行った。次に潤滑剤を介して720℃
の温度で直径55叫までの押出加工を行った。さらに潤
滑剤を介して680℃の温度で直径40 mm ’Jで
の押出加工を行った。この押出棒を長さ20tranに
切断し、切削加工して外径30.6−35.3+mn、
内径13+2−+−29,1mm、長さ2゜叫の種々の
円筒ビレット(ピレノ)B)を数個作製した。
次に黄銅の棒材を切削加工して外径40 mm 、内径
30.6〜35 、3 van 、長さ20rcnの円
筒ビレット(ピレノ)A)を数個作製した。
30.6〜35 、3 van 、長さ20rcnの円
筒ビレット(ピレノ)A)を数個作製した。
これらのビレットAとビレットBを各々1個ずつ用いて
ピレノ)Aの中空部分にピレノ)Bを入れ、第2図に示
した様な金型を用いて第2図に示した状態にセットして
、油潤滑剤を介して680℃の温度で圧縮ひずみを変え
た圧縮加工を行った。
ピレノ)Aの中空部分にピレノ)Bを入れ、第2図に示
した様な金型を用いて第2図に示した状態にセットして
、油潤滑剤を介して680℃の温度で圧縮ひずみを変え
た圧縮加工を行った。
々お、用いた金型の外型6の内径は40 mmである。
加工後のビレットの内周部(加工前、ビレットBKあた
る部分)から各辺が径方向、弦方向および軸方向に沿う
ようにして一辺が約4 、nmの立方体試料を切り出し
、磁気特性を測定した。
る部分)から各辺が径方向、弦方向および軸方向に沿う
ようにして一辺が約4 、nmの立方体試料を切り出し
、磁気特性を測定した。
圧縮ひずみ(B2)に対する残留磁束密度(Br)の変
化を第7図に実線で示す。
化を第7図に実線で示す。
比較のために、前記直径401■の押出棒を切断・切削
加工して外径40叫、内径13.2〜29.1711m
、長さ20 mmの種々の円筒ビレットを数個作製した
。次にこのビレットを前記と同じ条件で圧縮ひずみを変
えた圧縮加工を行った。
加工して外径40叫、内径13.2〜29.1711m
、長さ20 mmの種々の円筒ビレットを数個作製した
。次にこのビレットを前記と同じ条件で圧縮ひずみを変
えた圧縮加工を行った。
加工後のビレットの外周部分から前記と同様に立方体試
料を切り出し、磁気特性を測定した。B7に対するBr
の変化を第7図に破線で示す。
料を切り出し、磁気特性を測定した。B7に対するBr
の変化を第7図に破線で示す。
第7図に示す様に、本発明による方法の方が、B2に対
する径方向のBrは高くなる。つ捷り、小さい圧縮ひず
みで高い磁気特性をイ1することかできる。本発明の方
法では、径方向のBrはB2が0.03以上で軸方向の
Brに比して大きくなり、B2が増加するとさらに径方
向のBr も増加する。
する径方向のBrは高くなる。つ捷り、小さい圧縮ひず
みで高い磁気特性をイ1することかできる。本発明の方
法では、径方向のBrはB2が0.03以上で軸方向の
Brに比して大きくなり、B2が増加するとさらに径方
向のBr も増加する。
この図かられかるように、軸方向から径方向への磁化容
易方向の転換はB2がo、oslでの範囲で著しく進行
する。
易方向の転換はB2がo、oslでの範囲で著しく進行
する。
実施例2
配合組成で69.5%のMn、29.3%のAI。
0.6%のC及び0.7%のNiを溶角イジj造し、直
径子Omm 、長さ50咽の円柱ビレットを作製した。
径子Omm 、長さ50咽の円柱ビレットを作製した。
このビレットを1100℃で2時間保持した後、室温ま
で放冷する熱処理を行った。次に潤滑剤を介して680
℃の温度で、直径3了覗1での押出加工を行った。この
押出棒を長さ20謳に切断し、切削加工して外径35.
3mm、内径29.1mm、Q、さ20ttanの円筒
ビレット(ピレノ)B)を作製した。
で放冷する熱処理を行った。次に潤滑剤を介して680
℃の温度で、直径3了覗1での押出加工を行った。この
押出棒を長さ20謳に切断し、切削加工して外径35.
3mm、内径29.1mm、Q、さ20ttanの円筒
ビレット(ピレノ)B)を作製した。
次に、純鉄の棒材を切削加工して外径40mm、内径3
5.3mm、長さ20 mmの円筒ビレット(ビレット
A)を作製した。
5.3mm、長さ20 mmの円筒ビレット(ビレット
A)を作製した。
ピレッ)Aの中空部分にピレッl−Bを入れて、実施例
1と同じ金型を用いて282図に示すような状態にビレ
ットをセットして、潤滑剤を介して68o℃の温度で圧
縮加工を行った。圧縮加工をビレットの長さが10mm
になるまで行った。
1と同じ金型を用いて282図に示すような状態にビレ
ットをセットして、潤滑剤を介して68o℃の温度で圧
縮加工を行った。圧縮加工をビレットの長さが10mm
になるまで行った。
加工後のビレットを外径39mm、内径22−に5
2oooVでパルス着磁した。内周の表面磁束密度をホ
ール素子で測定した。表面磁束密度は3.0kGで、き
わめて高い値を示した。このようにビレットAが磁性体
からなる場合にはきわめて高性能な内周着磁に適する構
造を有する磁石が得られる。
ール素子で測定した。表面磁束密度は3.0kGで、き
わめて高い値を示した。このようにビレットAが磁性体
からなる場合にはきわめて高性能な内周着磁に適する構
造を有する磁石が得られる。
実施例3
実施例2で得た直径37腿の押出棒を切断・切削加工し
て直径30鴫、長さ20mmの円柱ビレットを2個作製
した。このビレットを潤滑剤を介して680℃の温度で
長さ10mm4で自由圧縮加工した。加工後のピレソす
を切削加工して外径35胴、内径29mm、長さ10m
mの円筒体にして、二個重ね合わせて長さ20mの円筒
ビレット(ビレットB)を作製した。
て直径30鴫、長さ20mmの円柱ビレットを2個作製
した。このビレットを潤滑剤を介して680℃の温度で
長さ10mm4で自由圧縮加工した。加工後のピレソす
を切削加工して外径35胴、内径29mm、長さ10m
mの円筒体にして、二個重ね合わせて長さ20mの円筒
ビレット(ビレットB)を作製した。
次に、電磁軟鉄の棒材を切断・切削加工して外径40
m+n 、内径35陶、長さ20+nmの円筒ビレット
(ビレットA)を作製した。
m+n 、内径35陶、長さ20+nmの円筒ビレット
(ビレットA)を作製した。
ピレッ)Aの中空部分にビレットBを入れて、実施例1
と同じ金型を用いて第2図に示したような状態にセント
して、潤滑剤を介して680℃の温度で圧縮加工した。
と同じ金型を用いて第2図に示したような状態にセント
して、潤滑剤を介して680℃の温度で圧縮加工した。
加工後のビレット(長さは10 mm )を実施例2と
同様に切削加工して、内周着磁して表面磁束密度を測定
したところ実施例2で得られた磁石のそれと大差はなか
った。
同様に切削加工して、内周着磁して表面磁束密度を測定
したところ実施例2で得られた磁石のそれと大差はなか
った。
実施例4
配合組成で72%のMn、Q7%のAI及び1係のCを
溶解鋳造し、直径56馴、長さ50喘の円柱ビレットを
作製した。このビレットを1150℃の温度で2時間保
持した後、700℃まで約20分間で冷却し、700℃
で30分間保持する熱処理を行った。次に潤滑剤を介し
て720℃の温度で直径:95 Nnまでの押出加工を
行った。この押出棒を長さ20mmに切断し、切削加工
して外径34欄、内径2’ 8 ++0+1<長さ20
■の円筒ビレット(ビレットA)を作製した。
溶解鋳造し、直径56馴、長さ50喘の円柱ビレットを
作製した。このビレットを1150℃の温度で2時間保
持した後、700℃まで約20分間で冷却し、700℃
で30分間保持する熱処理を行った。次に潤滑剤を介し
て720℃の温度で直径:95 Nnまでの押出加工を
行った。この押出棒を長さ20mmに切断し、切削加工
して外径34欄、内径2’ 8 ++0+1<長さ20
■の円筒ビレット(ビレットA)を作製した。
実施例2で得た直径37mmの押出棒を長さ20■に切
断し、切削加工して外径28 mm 、内径19.6咽
、長さ20 tnmの円筒ビレット(ビレットB)を作
製した。
断し、切削加工して外径28 mm 、内径19.6咽
、長さ20 tnmの円筒ビレット(ビレットB)を作
製した。
ビレットAの中空部分にビレットBを入れて、第4図に
示した状態にビレットをセットした。用いた金型は実施
例1と同じである。潤滑剤を介して680℃の温度で長
さ10+nm4で圧縮加工した。
示した状態にビレットをセットした。用いた金型は実施
例1と同じである。潤滑剤を介して680℃の温度で長
さ10+nm4で圧縮加工した。
このビレットを外径39+nm、内径22amに切削加
工して、内周に8極着磁した。内周の表面磁束密度は2
.9kGであった。なお、着磁条件、測定等は実施例2
と同じである。
工して、内周に8極着磁した。内周の表面磁束密度は2
.9kGであった。なお、着磁条件、測定等は実施例2
と同じである。
以上の実施例は第2図から第6図に示した例の内の代表
的な具体例であるが、ピレッ)A1とピレソ)B2の圧
縮加工前の長さは異なっていてもよい。また、ビレット
全体を圧縮加工するのではなく、ビレットの一部分を変
形させずに加工前の構造を保存する方法でもよい。また
場合によってはビレットが二つ以上のものから中空形状
を形成するものでもよい。さらに、内周面を成形する目
的でマンドレル等を用いてもよい。
的な具体例であるが、ピレッ)A1とピレソ)B2の圧
縮加工前の長さは異なっていてもよい。また、ビレット
全体を圧縮加工するのではなく、ビレットの一部分を変
形させずに加工前の構造を保存する方法でもよい。また
場合によってはビレットが二つ以上のものから中空形状
を形成するものでもよい。さらに、内周面を成形する目
的でマンドレル等を用いてもよい。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、多極着磁において優れ
た磁気特性を示す磁石を得ることができる。また、本発
明の方法では、金属付和からなるビレットと共にMn−
Al−C系合金磁石を圧縮加工するため、圧縮加工が効
果的にMn−Al1合金磁石に施される。
た磁気特性を示す磁石を得ることができる。また、本発
明の方法では、金属付和からなるビレットと共にMn−
Al−C系合金磁石を圧縮加工するため、圧縮加工が効
果的にMn−Al1合金磁石に施される。
第1図は円筒状磁石の内周に多極着磁を施した場合の磁
石内部での磁路の形成を模式的に示す図、第2図、第3
図、第4図、第6図及び第6図は本発明の圧縮加工の例
を模式的に示す金型の一部の断面図、第7図は実施例1
での圧縮ひずみに対する残留磁束密度(Br)の変化を
示す図である。 1・・・・ビレットA、2・・・・・ビレットB、3・
・・・ビレットC,4,5・・・・・ポンチ、6・・・
・・・外型。 代理人の氏名 弁〕ノf’、士 中 尾 敏 男 ほか
1名調 1 図 (αン 第3図 (αう (b] 第4図 (α) (b) 第5図 (α) (り 第6図 (αン (b) 第7図 0 θ、5 江縮/7Lすみ
石内部での磁路の形成を模式的に示す図、第2図、第3
図、第4図、第6図及び第6図は本発明の圧縮加工の例
を模式的に示す金型の一部の断面図、第7図は実施例1
での圧縮ひずみに対する残留磁束密度(Br)の変化を
示す図である。 1・・・・ビレットA、2・・・・・ビレットB、3・
・・・ビレットC,4,5・・・・・ポンチ、6・・・
・・・外型。 代理人の氏名 弁〕ノf’、士 中 尾 敏 男 ほか
1名調 1 図 (αン 第3図 (αう (b] 第4図 (α) (b) 第5図 (α) (り 第6図 (αン (b) 第7図 0 θ、5 江縮/7Lすみ
Claims (9)
- (1)金属材料からなる中空体状のビレットの中空部分
に、あらかじめ異方性化した多結晶マンガン−アルミニ
ウムー炭素系合金磁石からなる中空体状のビレットが存
在する状態で、530〜830℃の温度で、前記あらか
じめ異方性化した多結晶マンガン−アルミニウムー炭素
系合金磁石からなる中空体状のビレットの軸方向に前記
二つのビレットが接するまでもしくはそれ以上圧扁加工
を行うことを特徴とするマンガン−アルミニウムー炭素
系合金磁石の製造法。 - (2)前記金属材料から々る中空体状のビレットが、少
なくとも内周部が磁性体からなる特許請求の範囲第1項
記載のマンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石の製造
法。 - (3)前記あらかじめ異方性化した多結晶マンガン−ア
ルミニウムー炭素系合金磁石からなる中空体状のビレッ
トが、中空体の軸方向に磁化容易方向を有する多結晶マ
ンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石からなり、しか
も前記圧縮加工の中空体の軸方向の圧縮ひずみが対数ひ
ずみの絶対値で0.03以上である特許請求の範囲第1
項または第2項記載のマンガン−アルミニウムー炭素系
合金磁石の製造法。 - (4)前記あらかじめ異方性化した多結晶マンガン−ア
ルミニウムー炭素系合金磁石からなる中空体状のビレッ
トが、中空体の軸方向に垂直な平面に平行に磁化容易方
向を有し、しかも前記平面内では磁気的に等方性であシ
、かつ前記軸方向と前記平面に千才すな直線を含む平面
内では異方性である多結晶マンガン−アルミニウムー炭
素系合金磁石からなる特許請求の範囲第1項または第2
項記載のマンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石の製
造法。 - (5)前記あらかじめ異方性化した多結晶マンガン−ア
ルミニウムー炭素系合金磁石からなる中空体状のビレッ
トが、中空体の軸方向に垂直な平面上の任意の一点を通
る直線に平行に磁化容易方向を有する多結晶マンガン−
アルミニウムー炭素系合金磁石からなる特許請求の範囲
第1項丑たは第2項記載のマンガン−アルミニウムー炭
素系合金磁石の製造法。 - (6)前記中空体状が、円筒体状である特許請求の範囲
第1項寸たけ第2項記載のマンガン−アルミニウムー炭
素系合金磁石の製造法。 - (7)前記圧縮加工が、前記あらかじめ異方性化した多
結晶マンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石からなる
中空体状のビレットの外周を拘束した状態で、しかも少
なくとも内周の一部分を自由にした状態で行うものであ
る牛1π1請求の範囲第1項捷たは第2項記載のマンガ
ン−アルミニウムー炭素系合金磁石の製造法。 - (8)前記圧縮加工が、前記あらかじめ異方性化した多
結晶マンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石からなる
中空体状のビレットの外周および内周の少なくとも一部
分を自由にした状態で行った後、さらに前記ビレットの
外周を拘束した状態で、しかも少なくとも内周の一部分
を自由にした状態で行うものである特許請求の範囲第1
項寸たは第2項記載のマンガン−アルミニウムー炭素系
合金磁石の製造法。 - (9)前記磁性体が、等方性マンガン−アルミニウムー
炭素系磁石合金である特許請求の範囲第23J記載のマ
ンガン−アルミニウムー炭素系合金磁石の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58168635A JPS6059720A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58168635A JPS6059720A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059720A true JPS6059720A (ja) | 1985-04-06 |
JPH0434804B2 JPH0434804B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=15871694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58168635A Granted JPS6059720A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059720A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0786785A1 (en) * | 1995-08-10 | 1997-07-30 | Yutaro Iso | Manganese-aluminum magnet with far-infrared radiation properties and method of manufacturing the same |
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JPS5830729A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | Asahi Glass Co Ltd | 調光体 |
JPS58130263A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マンガン−アルミニウム−炭素系合金磁石の製造法 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP58168635A patent/JPS6059720A/ja active Granted
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