JPS6057765B2 - カレントミラ−回路 - Google Patents

カレントミラ−回路

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JPS6057765B2
JPS6057765B2 JP55023247A JP2324780A JPS6057765B2 JP S6057765 B2 JPS6057765 B2 JP S6057765B2 JP 55023247 A JP55023247 A JP 55023247A JP 2324780 A JP2324780 A JP 2324780A JP S6057765 B2 JPS6057765 B2 JP S6057765B2
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transistor
current
transistors
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登史 岡田
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体IC化に好適なりレットミラー回路に関
する。
先ず第1図を参照して、従来のカレントミラー回路につ
いて説明する。
Q、、Q2及びQは夫々NPN形トランジスタ、+Bは
電源、1は電流源回路(入力電流1、を発生する)、2
は出力電流12の得られる出力端子である。トランジス
タQ1のエミッタが接地され、コレクタが電流源回路1
を通じて電源+Bに接続される。
トランジスタQ2のエミッタが接地され、そのコレクタ
及びベースが互いに接続されてダイオードとなされ、そ
の接続点がトランジスタQ、のベースに接続される。ト
ランジスタQ3のエミッタがトランジスタQ1、Q2の
各ベースに共通に接続され、ベースがトランジスタQ1
のコレクタに接続され、コレクタが出力端子2に接続さ
れる。尚、トランジスタQ19Q2にてカレントミラー
部が構成される。次にこの第1図のカレントミラー回路
について入、出力電流1、、1、の関係について検討す
る。
先ず、トランジスタQ、、Q2、Q3のエミッタ接地電
流増幅率をhfe)トランジスタQ1、Q2のベース電
流をibとする。かくすると、トランジスタQ。のベー
ス電流ilは次式の如く表わされる。れ、e+2 il■− ・ ib・・・・・・・・・・・・・・・(
1)れ、e+1又、入力電流1、は次式の如く表わされ
る。
れ2、e+2hfe+21、■ ・ i、・・・・・・
・・・・・・・・・(2)れ、e+1更に出力電流12
(トランジスタQaのコレクタ電流)は次式の如く表わ
される。
(2)、(3)式から■2は次式の如く表わされる。
かくして、(4)式から第1図の回路は、電流伝達比1
2/11が略1のカレントミラー回路で、Hfeの変化
に拘わらず12/11が頗る1に近いものであることが
解る。又、トランジスタQ1のベース・エミッタ間にト
ランジスタQ2のコレクタ●エミッタ間が接続されてい
るので、トランジスタQ1のベース●エミッタ間の蓄積
電荷がトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ間によつ
て容易に放電されるので、このカレントミラー回路は比
較的高周波の信号に対しても使用できる。上述の第1図
のカレントミラー回路では、入力電流11に対し所定の
電流比(ここでは1)の1つの出力電流が得られる場合
であるが、入力電流11に対し所望の電流比の複数の出
力電流を得る必要のある場合がある。
そこで、上述の第1図の回路を発展させて、入力電流■
1に対し所望の電流比の複数の出力電流の得られるカレ
ントミラー回路を作つてみる。
以下このカレントミラー回路について第2図を参照して
説明するも、上述の第1図と対照する部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。第2図の回路では第1図
の回路のトランジスタqの代りに複数、例えば3個のN
PN形トランジスタQ3,Q3l,Q32,Q3,が設
けられ、その各エミッタがトランジスタQl,Q2の各
ベースに共通に接続され、その各ベースがトランジスタ
Q1のコレクタに共通に接続され、その各コレクタより
夫々出力端子21,22,23が導出される。そして、
各トランジスタQ3l,Q32,Q33のコレクタより
夫々導出された出力端子21,22,23よりの出力電
流121,122,123の入力電流11に対する比が
例えば1:p:q:rとなるようにすることを考える。
そこで、トランジスタQl,Q2の例えばエミッタ面積
の比を1:p:q:rに選定して、その各エミッタ電流
の比が1:p+q+rとなるようにする。
同様に、トランジスタQ3l,Q32,Q3,の例えば
エミッタ面積の比をp:q:rに選定して、その各エミ
ッタ電流の比がp:q:rとなるようにする。そして、
このようにした場合の入、出力電流11;121,12
2,123の関係について検討する。先ず、トランジス
タQl,Q2,Q3l,Q32,Q33のエミッタ接地
電流増幅率をHfelトランジスタQ1のベース電流を
Ibとする。かくすると、トランジスタQ2のベース電
流1b2は次式の如く表わされる。従つて、トランジス
タQ3l,Q,2,Q33の各エミッタ電流の総和は次
式の如く表わされる。
従つて、トランジスタQ3l,Q,2,Q33の各ベー
ス電流の総和1.i3は次式の如く表わされる。
従つて、入力電流11は次式の如く表わされる。又、例
えば出力電流121は、(6)式から次式のように表わ
される。従って、(8)、(9)式から出力電流I2l
は次式の如く表わされる。
尚、出力電流122,123は00式に於いて、pを夫
々Q..rに置換えれば得られる。
00式中の分数の分母、分子のHfeの各次の項の係数
を比較すると、Hfeの2次の項の係数は共に1で等し
いが、1次以下の項の係数は大きく異なつている。
即ち、電流比121/11のpに対する精度はかなり低
い。従つて、第2図の構成のカレントミラー回路では、
入力電流に対し精度の高い所望の電流比の複数の出力電
流を得ることはできない。かかる点に鑑み、本発明は使
用するトランジスタのHfeの如何に拘わらず、入力電
流に対し精度の高い所望の電流比の複数の出力電流を得
ることのできるカレントミラー回路を提案せんとするも
のである。
以下に第3図を参照して、本発明をその一実施例につき
詳細に説明するも、上述の第1図及び第2図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
第3図では、第2図の回路構成に新らたなNPN形トラ
ンジスタqを付加している。トランジスタQ4のベース
をトランジスタQ1のベースに接続し、エミッタを接地
し、コレクタを電源+Bに接続している。そして、トラ
ンジスタQ1及びトランジスタ(ダイオード)Q2にて
第1のカレントミラー部CMlが構成される。トランジ
スタq及びトランジスタ(ダイオード)Q2にて第2の
カレントミラー部CM2が構成される。その他の回路構
成は第2図と同様である。そこで、電流源回路1を流れ
る入力電流11に対する、複数、本例では3個のトラン
ジスタQ3,Q3l,Q32,Q33の各コレクタ電流
、即ち出力端子21,22,23の出力電流Ll,l2
2,l23に対する比が1:p:q:rとなるようにす
る場合について説明する。
そこで、トランジスタQl,Q2,Q,の各エミッタ面
積の比を1:k:K2−1に選定して、その各エミッタ
電流の比を1:k:K2−1に選定する。但し、ここで
kはk=p+q+rである。同様にトランジスタQ3l
,Q32,Q3,のエミッタ面積の比をp:q:rに選
定して、その各エミッタ電流の比をp:q:rに選定す
る。尚、これらトランジスタ夫々を、互いに同じエミッ
タ面積のトランジスタを1個乃至複数個並列接続して構
成し、その個数の比を上述のように『定してもよい。
あるいは、これらトランジスタ夫々を、互いにエミッタ
面積の等しいトランジスタにて構成し、その各トランジ
スタのエミッタに夫々抵抗器を接続し、その各抵抗値の
逆数の比を上述のように選定しても良い。又、トランジ
スタqが一般にn個ある場合は、n個の各エミッタ電流
の比の総和が上述のkとなる。
そして、上述のようにした場合の入、出力電流11;■
21,122,123の関係について検討する。
先ず、トランジスタQl,Q2,Q3l,Q32,Qぉ
,Q4のエミッタ接地流増幅率をHfelトランジスタ
Q1のベース電流をIbとする。かくすると、トランジ
スタQ2のベース電流1b2は次式の如く表わされる。
又、トランジスタqのベース電流1b,は次式の如く表
わされる。
従つて、トランジスタQ3l,Q32,Q33のエミッ
タ電流の総和は次式の如く表わされる。
従つて、トランジスタQ3l,Q,2,Q33の各ベー
ス電流の総和1b3は次式の如く表わされる。
従つて、入力電流11は次式の如く表わされる。又、例
えば出力電瀬21は、(13)式から次式の如く表わさ
れる。従つて、(15)、(16)式から、出力電流1
21は次式の如く表わされる。
尚、出力電流122,123(17)式に於いて、pを
夫々Q..rに置換えれば得られる。
(17)式中の分母、分子のHfeの各次の項の係数を
比較すると、Hfeの2次、1次の項の係数が夫々1、
k+1と等しい。
尚、3次の項の係数は互いに異なる。即ち、第3図にお
ける電流比121/11のpに対する精度は、第2図の
場合に比し十分高いことが分る。次に、第4図を参照し
て、本発明の他の実施例を説明するも、第3図と対応す
る部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
本実施例はp=q=r=1の場合である。従つて、k=
3となる。かくすると、(11)、(12)式からI,
2=3i,、Ib4=8i,となる。そこで、トランジ
スタQl,Q2,Q3l,Q32,Q33,Q4として
互いにエミッタ面積の等しいものを使用した場合、トラ
ンジスタQl,Q2,Q4の各エミッタを夫々抵抗器R
l,R2,R,を通じて接地し、その各抵抗値を夫々r
、(任意の値)、Ar,、K,に選定すれば良いことが
できる。次に第5図を参照して、本発明の他の実施例を
説明するも、第3図と対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。
本実施例はp=1、q=2、r=3の場合である。従つ
て、k=6となる。かくすると、(11)、(12)式
からI,2−ニ61b11b,=35となる。そこで、
トランジスタQl,Q2,Q3l,Q32,Q33,Q
,として互いにエミッタ面積の等しいものを使用した場
合、トランジスタQl,Q2,Q,の各エミッタを夫々
抵抗器Rl,R2,R4を通じて接地し、その各抵抗値
をr1(任意の値)、^r1、k1に選定すると共に、
トランジスタQ,l,Q32,Q33の各エミッタを夫
々抵抗器R3l,R32,R33を通じてトランジスタ
Ql,Q4のベースに接続し、その各抵抗値をR2(任
意の値)、昇ヤ2に選定すれば良い。
上述せる本発明によれば、使用するトランジスタのHf
eの如何に拘わらず、入力電流に対し精度の高い所望の
電流比の複数の出力電流を得ることのできるカレントミ
ラー回路を得ることができる。
更に、トランジスタ(ダイオード)Q2が設けられてい
るので、これによりトランジスタQl,αのベース・エ
ミッタ間の蓄積電荷が放電されるので、比較的高周波(
例えば30MHz程度)の信号に対しても使用できる。
尚、使用するトランジスタはPNP形でも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のカレントミラー回路を示す回
路図、第3図、第4図及び第5図は本発明の各実施例を
示す回路図である。 Ql9Q39Q3l9Q32?Q339Q4はトランジ
スタ、Q2はダイオード(トランジスタ)、1は電流源
回路、CMl,CM2は第1及び第2のカレントミラー
部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1のトランジスタQ_1と、ベースとコレクタが
    上記第1のトランジスタQ_1のベースに接続され、エ
    ミッタが上記第1のトランジスタQ_1のエミッタに接
    続された第2のトランジスタQ_2とにより構成された
    第1のカレントミラー部と、第4のトランジスタQ_4
    と、ベースとコレクタが上記第4のトランジスタQ_4
    のベースに接続され、エミッタが上記第4のトランジス
    タQ_4のエミッタに接続された上記第2のトランジス
    タとにより構成された第2のカレントミラー部と、上記
    第1のトランジスタQ_1のコレクタに接続された電流
    源回路と、各ベースが上記第1のトランジスタQ_1の
    コレクタに共通に接続され、各エミッタが上記第1及び
    第4のトランジスタQ_1、Q_4の各ベースに共通に
    接続されると共に、各コレクタより各別に出力電流が得
    られるようになされた複数の第3のトランジスタQ_3
    とを有し、上記第1及び第2のカレントミラー部の電流
    比を選定して、上記複数の第3のトランジスタQ_3の
    各コレクタより上記電流源回路を流れる入力電流に対す
    る所望の電流比を有する各別の出力電流を得るようにし
    たことを特徴とするカレントミラー回路。
JP55023247A 1979-11-05 1980-02-26 カレントミラ−回路 Expired JPS6057765B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55023247A JPS6057765B2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26 カレントミラ−回路
CA000363846A CA1152582A (en) 1979-11-05 1980-11-03 Current mirror circuit
DE3041591A DE3041591C2 (de) 1979-11-05 1980-11-04 Stromspiegelschaltung
GB8035362A GB2063608B (en) 1979-11-05 1980-11-04 Current mirror circuits
NL8006055A NL8006055A (nl) 1979-11-05 1980-11-05 Stroomspiegelschakeling.
FR8023618A FR2469038A1 (fr) 1979-11-05 1980-11-05 Circuit miroir de courant
US06/480,417 US4467289A (en) 1979-11-05 1983-05-02 Current mirror circuit

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JPS56119511A JPS56119511A (en) 1981-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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