JPS6054797A - 汚泥の処理方法 - Google Patents
汚泥の処理方法Info
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- JPS6054797A JPS6054797A JP58160249A JP16024983A JPS6054797A JP S6054797 A JPS6054797 A JP S6054797A JP 58160249 A JP58160249 A JP 58160249A JP 16024983 A JP16024983 A JP 16024983A JP S6054797 A JPS6054797 A JP S6054797A
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- Japan
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- kneading
- flocculant
- flocculated
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は産業廃水等の処理により生ずる汚61晃の脱水
性を改善するだめの汚泥の処理方法に関する。
性を改善するだめの汚泥の処理方法に関する。
その目的とするところは、汚泥に高分子凝集剤を添加反
応させて凝集した汚泥との分離水をスクリーン等の濃縮
装置で排除し、かく処理1〜で得られた凝集汚泥に無機
凝結剤および/井たは高分子凝集剤を添加反応させて捏
和することにより、固形分密度の高い固い汚泥として汚
σ]入粒子間の通水路を確保できるようにして凝集汚泥
を改質し、次いで脱水することを特許とするもので、こ
れによって汚泥処理能力ならびに脱水ケーキの含水率を
大巾に改善しつるようにし/こ汚泥の処理方法を提供す
ることである。
応させて凝集した汚泥との分離水をスクリーン等の濃縮
装置で排除し、かく処理1〜で得られた凝集汚泥に無機
凝結剤および/井たは高分子凝集剤を添加反応させて捏
和することにより、固形分密度の高い固い汚泥として汚
σ]入粒子間の通水路を確保できるようにして凝集汚泥
を改質し、次いで脱水することを特許とするもので、こ
れによって汚泥処理能力ならびに脱水ケーキの含水率を
大巾に改善しつるようにし/こ汚泥の処理方法を提供す
ることである。
一般に産業廃水等の処理により生ずるスラリー状汚泥は
固形分に比して大量の水分全含有(〜でおり、特に生物
処理汚泥等の有機性汚泥は固形分濃度が0.5〜2.0
%程度の低い水準であることが多い。又生物処理汚泥等
の有機性汚泥は、粒子の入面が多゛糖類、蛋白質等のゾ
ル状コロイドで覆われているだめ周囲に大量の水を結合
させている。そのため生物処理汚泥中の自由水を濾過し
ようとしても重なり合ったゾル状コロイドが大きなp過
抵抗となり自由水の通過が著しく妨害されてし捷う性状
を有している。
固形分に比して大量の水分全含有(〜でおり、特に生物
処理汚泥等の有機性汚泥は固形分濃度が0.5〜2.0
%程度の低い水準であることが多い。又生物処理汚泥等
の有機性汚泥は、粒子の入面が多゛糖類、蛋白質等のゾ
ル状コロイドで覆われているだめ周囲に大量の水を結合
させている。そのため生物処理汚泥中の自由水を濾過し
ようとしても重なり合ったゾル状コロイドが大きなp過
抵抗となり自由水の通過が著しく妨害されてし捷う性状
を有している。
このような汚泥を脱水する場合は、例えば第1図に示す
ように、先ず凝集反応槽(3)において汚泥(1)に高
分子凝集剤(2)全添加して凝集させ、かく得られた汚
泥フロック(4)を濃縮装置(5)によって濾過濃縮し
た凝集汚泥(7)を脱水装置(11)の機械的作用によ
って強制的に脱水する方法が一般的である。
ように、先ず凝集反応槽(3)において汚泥(1)に高
分子凝集剤(2)全添加して凝集させ、かく得られた汚
泥フロック(4)を濃縮装置(5)によって濾過濃縮し
た凝集汚泥(7)を脱水装置(11)の機械的作用によ
って強制的に脱水する方法が一般的である。
前述したような汚泥に高分子凝集剤を添加反応させると
、巨大フロックとすることができ、巨大フロック間に大
きな通水路ができるために自由水の通過が著しく早くな
り、濃縮装置での自由水の分離が容易に行われる。しか
1−濃縮された凝集汚泥の性状は一般に嵩高で固形分密
度は低く固さも弱いので、脱水工程で加圧力など機械的
作用を加えると、粒子がつぶれやすく通水路も容易に閉
塞されそしまう。このため脱水工程においては加圧力な
どの機械的作用を制限せざるを得なくなり、しかも脱水
ケーキ含水率は高く汚泥処理量も小さいのが現実であり
、したがって脱水ケーキの後段処理(埋立処分、乾燥、
焼却、コンポスト化など)を難しくしている。
、巨大フロックとすることができ、巨大フロック間に大
きな通水路ができるために自由水の通過が著しく早くな
り、濃縮装置での自由水の分離が容易に行われる。しか
1−濃縮された凝集汚泥の性状は一般に嵩高で固形分密
度は低く固さも弱いので、脱水工程で加圧力など機械的
作用を加えると、粒子がつぶれやすく通水路も容易に閉
塞されそしまう。このため脱水工程においては加圧力な
どの機械的作用を制限せざるを得なくなり、しかも脱水
ケーキ含水率は高く汚泥処理量も小さいのが現実であり
、したがって脱水ケーキの後段処理(埋立処分、乾燥、
焼却、コンポスト化など)を難しくしている。
汚泥の固形分密度が高くなるような凝集性状に汚泥を改
質するために汚泥に高分子凝集剤を添加して水平軸筒状
容器に入れ、水中でフロックを転がしながらフロック性
状をベレット状に濃縮して液から分離する水中造粒法(
特公昭46−1675 )が知られている。しかしなが
らペレット化は汚泥含水率が非常に高い段階でのフロッ
クの自重ところがり運動によるものなので、p過濃縮性
には優れるがまだ含水率が高く、機械的脱水に耐える固
形分密度または汚泥の固さを得るまで十分に汚泥性状を
改質するには至って′いない。
質するために汚泥に高分子凝集剤を添加して水平軸筒状
容器に入れ、水中でフロックを転がしながらフロック性
状をベレット状に濃縮して液から分離する水中造粒法(
特公昭46−1675 )が知られている。しかしなが
らペレット化は汚泥含水率が非常に高い段階でのフロッ
クの自重ところがり運動によるものなので、p過濃縮性
には優れるがまだ含水率が高く、機械的脱水に耐える固
形分密度または汚泥の固さを得るまで十分に汚泥性状を
改質するには至って′いない。
また同様に、有機質汚泥の初期の凝集段階において、イ
オン性の異なる二種の高分子凝集剤を別々に添加反応さ
せることによって、凝集汚泥の固形分密度を高め濾過性
および脱水性を改善する方法(特公昭39−17492
および特開昭56−87500 )も有効であることが
知られているが、化学的作用のみでは、脱水工程の機械
的作用条件を強化できるほど強固な汚泥粒子に改質する
ことは出来ない現状にある。
オン性の異なる二種の高分子凝集剤を別々に添加反応さ
せることによって、凝集汚泥の固形分密度を高め濾過性
および脱水性を改善する方法(特公昭39−17492
および特開昭56−87500 )も有効であることが
知られているが、化学的作用のみでは、脱水工程の機械
的作用条件を強化できるほど強固な汚泥粒子に改質する
ことは出来ない現状にある。
本発明は上記の問題点を解消し脱水工程の機械的作用を
十分に発揮させ、更に強化できる性状の汚泥に改質する
ことによって脱水効率を大巾に改善しようとするもので
ある。即ち本発明は、汚泥に高分子凝集剤を添加して、
容易に分離される自由水の大部分をスクリーン等の濃縮
装置によって排除し、濃縮されて著しく容積の減少した
凝集汚泥に再度高分子凝集剤を添加反応させて強い剪断
、折り重ね、圧縮等の捏和作用を与えることで凝集汚泥
の固形分密度が高められ、汚泥の固さも増大させ得るこ
とを見い出したことに基づいている。
十分に発揮させ、更に強化できる性状の汚泥に改質する
ことによって脱水効率を大巾に改善しようとするもので
ある。即ち本発明は、汚泥に高分子凝集剤を添加して、
容易に分離される自由水の大部分をスクリーン等の濃縮
装置によって排除し、濃縮されて著しく容積の減少した
凝集汚泥に再度高分子凝集剤を添加反応させて強い剪断
、折り重ね、圧縮等の捏和作用を与えることで凝集汚泥
の固形分密度が高められ、汚泥の固さも増大させ得るこ
とを見い出したことに基づいている。
このように改質された凝集汚泥に加圧力が加わった場合
、汚泥粒子はつぶれに〈〈脱水時の通水路が確保されや
すい。−このため、圧縮性の高い有機性汚泥でも従来困
難であった5〜20#/cd程度の加圧力も加えられる
ようになり、脱水ケーキ含水率が大巾に改善され汚泥処
理量も増大する好結果が得られた。また凝集−捏和また
は凝集−捏和−濃縮を必要に応じて繰返すことにより、
汚泥の改質をより一層強化することができる。
、汚泥粒子はつぶれに〈〈脱水時の通水路が確保されや
すい。−このため、圧縮性の高い有機性汚泥でも従来困
難であった5〜20#/cd程度の加圧力も加えられる
ようになり、脱水ケーキ含水率が大巾に改善され汚泥処
理量も増大する好結果が得られた。また凝集−捏和また
は凝集−捏和−濃縮を必要に応じて繰返すことにより、
汚泥の改質をより一層強化することができる。
これらの凝集−捏和で高分子凝集剤による粘性が残る場
合とか、さらにケーキ含水率や汚泥処理量を一層向上さ
せたい場合には、捏和前せたけ後に無機凝結剤や濾過助
剤等を91用添加すれば良い。
合とか、さらにケーキ含水率や汚泥処理量を一層向上さ
せたい場合には、捏和前せたけ後に無機凝結剤や濾過助
剤等を91用添加すれば良い。
従来の方法では、高分子凝集剤の添加による凝集汚泥は
嵩高でつぶれやすく、前記改善例(特公昭46−167
5.特公昭39−17492.特開昭56−87500
)はあるものの機械的作用を急激に加えることはタブー
視されていたため、徐々に機械的作用を強化する脱水方
法が常識的であった0 本発明においては大部分の自由水を分離(、た凝集汚泥
に再度高分子凝集剤等を添加して、再凝集、圧密化反応
を強い機械的作用(捏和)下で進め°ることにより汚泥
は著しく緻密で強固な形状となり、従来にない強い機械
的作用を加えることが可能で、脱水ケーキの含水率と汚
泥処理量を大巾に改善しつるものである。また汚泥の濃
縮を高めつつ高分子凝集剤等を添加し捏和を繰り返すほ
ど汚泥中の水分が分離され固形分密度が高められるので
一層効果的である。
嵩高でつぶれやすく、前記改善例(特公昭46−167
5.特公昭39−17492.特開昭56−87500
)はあるものの機械的作用を急激に加えることはタブー
視されていたため、徐々に機械的作用を強化する脱水方
法が常識的であった0 本発明においては大部分の自由水を分離(、た凝集汚泥
に再度高分子凝集剤等を添加して、再凝集、圧密化反応
を強い機械的作用(捏和)下で進め°ることにより汚泥
は著しく緻密で強固な形状となり、従来にない強い機械
的作用を加えることが可能で、脱水ケーキの含水率と汚
泥処理量を大巾に改善しつるものである。また汚泥の濃
縮を高めつつ高分子凝集剤等を添加し捏和を繰り返すほ
ど汚泥中の水分が分離され固形分密度が高められるので
一層効果的である。
本発明に使用する高分子凝集剤は、アクリルアミド・ア
クリル酸共重金物、ポリアクリル酸ソーダ、スルホメチ
ル化ポリアクリルアミドなどのアニオン性ポリマーある
いはポリジアルキルアミノエチルメタクリレート、ポリ
アミノメチルアクリルアミド、メタクリル酸ジエチルア
ミノエチル・アクリルアミド共重合物、ポリジアルキル
四級アンモニウム塩、ポリビニルイミダゾリ/、ポリエ
チレンイミン、ポリアミドポリアミン、キトサンなどの
カチオン性ポリマーなど一般に使用されるポリマーを汚
泥の性状に応じて任意に選択できるし、イオン性の異な
るポリマーを併用することもできる。1だ、それぞれの
添加位置で用いる高分子凝集剤は同一品でも品種を変え
て適用しても良い。
クリル酸共重金物、ポリアクリル酸ソーダ、スルホメチ
ル化ポリアクリルアミドなどのアニオン性ポリマーある
いはポリジアルキルアミノエチルメタクリレート、ポリ
アミノメチルアクリルアミド、メタクリル酸ジエチルア
ミノエチル・アクリルアミド共重合物、ポリジアルキル
四級アンモニウム塩、ポリビニルイミダゾリ/、ポリエ
チレンイミン、ポリアミドポリアミン、キトサンなどの
カチオン性ポリマーなど一般に使用されるポリマーを汚
泥の性状に応じて任意に選択できるし、イオン性の異な
るポリマーを併用することもできる。1だ、それぞれの
添加位置で用いる高分子凝集剤は同一品でも品種を変え
て適用しても良い。
無機凝結剤としては、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、塩基性
ポリ硫酸鉄、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポ
リ塩化アルミニウム、塩化カルシウム等の多価金属塩が
適用される。
ポリ硫酸鉄、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポ
リ塩化アルミニウム、塩化カルシウム等の多価金属塩が
適用される。
p過励剤として、木粉、紙粉、フライアソ7ユ、珪藻土
、粉炭、活性炭、消石灰などを併用して脱水性を向上さ
せることができる。
、粉炭、活性炭、消石灰などを併用して脱水性を向上さ
せることができる。
濃縮装置としては、戸布走行式スクリーン、回転円筒式
スクリーン、遠心式濃縮機などの装置を使用でき、脱水
機としてはベルトプレス、フィルタープレス、真空脱水
機、遠心脱水機、スクリュープレス等を使用できる。捏
和装置としては双腕型捏和機に−ダー)、高速ミキサー
、製紙会社などで使われるピータ−やレファイナー等の
市販の捏和機と呼ばれるもの等を使用する事が出来ると
ともに、捏和効果をもっているギャボ/ブ、ルーツポン
プの使用や、捏和効果は小さいがポンプ長を大きくとる
事により捏和効果を増大させたスネークポンプ類の使用
も可能である。
スクリーン、遠心式濃縮機などの装置を使用でき、脱水
機としてはベルトプレス、フィルタープレス、真空脱水
機、遠心脱水機、スクリュープレス等を使用できる。捏
和装置としては双腕型捏和機に−ダー)、高速ミキサー
、製紙会社などで使われるピータ−やレファイナー等の
市販の捏和機と呼ばれるもの等を使用する事が出来ると
ともに、捏和効果をもっているギャボ/ブ、ルーツポン
プの使用や、捏和効果は小さいがポンプ長を大きくとる
事により捏和効果を増大させたスネークポンプ類の使用
も可能である。
次に本発明の処理方法を工程図により説明する。 第1
図は従来法を示し、第2図、第3図は本発明の処理例を
示すものである。 汚泥(1)に高分子凝集剤(2)を
添加して凝集反応槽(!itにて汚泥を凝集させて巨大
70ツク化し、この汚泥フロック(4)を濃縮装置(5
)に送り速やかに自由水(6)を分離して凝集汚泥(7
)とする。
図は従来法を示し、第2図、第3図は本発明の処理例を
示すものである。 汚泥(1)に高分子凝集剤(2)を
添加して凝集反応槽(!itにて汚泥を凝集させて巨大
70ツク化し、この汚泥フロック(4)を濃縮装置(5
)に送り速やかに自由水(6)を分離して凝集汚泥(7
)とする。
従来法ではこれを脱水装置(11)に送り、機械的作用
下で脱水しF液(12)を分離して脱水ケーキ(13)
とし°C排出している。 本発明の処理側温2図では、
凝集汚′泥(7)に高分子凝集剤、無機凝結剤、脱水助
剤を単独、又は適宜組合せてなる捏和凝集剤(8)を添
加して凝集捏和装置(9)にて強い機械的捏和作用を与
え稠密な粒子構造の凝集捏和汚泥(1のに改質しこれを
脱水装置(11)に導入し脱水する。処理側温6図では
凝集捏和汚泥(10)を再び別の濃縮装置(5)に送り
、汚泥から分離される自由水(6)を排除し更に濃縮度
を高めた凝集汚泥(7つとし、再び同種類又は別種類の
捏和凝集剤(8)を添加して凝集捏和装置(9′)にて
更に強い粒子構造の凝集捏和汚泥(10’)に改質しこ
れを脱水装置(11)に導入し脱水する。
下で脱水しF液(12)を分離して脱水ケーキ(13)
とし°C排出している。 本発明の処理側温2図では、
凝集汚′泥(7)に高分子凝集剤、無機凝結剤、脱水助
剤を単独、又は適宜組合せてなる捏和凝集剤(8)を添
加して凝集捏和装置(9)にて強い機械的捏和作用を与
え稠密な粒子構造の凝集捏和汚泥(1のに改質しこれを
脱水装置(11)に導入し脱水する。処理側温6図では
凝集捏和汚泥(10)を再び別の濃縮装置(5)に送り
、汚泥から分離される自由水(6)を排除し更に濃縮度
を高めた凝集汚泥(7つとし、再び同種類又は別種類の
捏和凝集剤(8)を添加して凝集捏和装置(9′)にて
更に強い粒子構造の凝集捏和汚泥(10’)に改質しこ
れを脱水装置(11)に導入し脱水する。
本発明処理方法により、産業廃水、下水、し尿処理場等
より生ずる汚泥の固形分密度は高められ汚泥粒子の固さ
も増大するように改質され、粒子はつぶれ難く通水路が
確保されるので脱水工程で機械的作用を十分に強化して
脱水でき、汚泥処理量は従来より10〜100%増太し
しかもケーキ含水率は5〜20%低下できるようになっ
た。この結果、本発明の処理方法を実施することによっ
て脱水ケーキの処理処分(埋立、乾燥、焼却、コンポス
ト化)の省エネルギー化を含めて汚泥処理のトータルコ
スト節減に大きく貢献できるものである。
より生ずる汚泥の固形分密度は高められ汚泥粒子の固さ
も増大するように改質され、粒子はつぶれ難く通水路が
確保されるので脱水工程で機械的作用を十分に強化して
脱水でき、汚泥処理量は従来より10〜100%増太し
しかもケーキ含水率は5〜20%低下できるようになっ
た。この結果、本発明の処理方法を実施することによっ
て脱水ケーキの処理処分(埋立、乾燥、焼却、コンポス
ト化)の省エネルギー化を含めて汚泥処理のトータルコ
スト節減に大きく貢献できるものである。
次に本発明処理方法の効果を実証するだめの実施例を示
す。
す。
実施例1゜
アニオン性高分子凝集剤であるアニオン変性率15モル
係のアクリルアミド・アクリル酸共重合物(A1)とカ
チオン性高分子凝集剤であるポリジアルキルアミノエチ
ルメタクリレートホモポリマー(C1)の両者を一次凝
集剤として用い、表−1に示すごとき割合で汚泥に添加
しスクリーン等で濃縮して凝集汚泥とL、該凝集汚泥を
ベルトプレス型脱水機にて脱水した結果を試験1とし、
該凝集汚泥に再び同じ高分子凝集剤(AJ及び(C+)
k 0.2%ZSSずつ添加し捏和した後ベルトプレ
ス型脱水機にて脱水した結果を試験2、および試験2で
捏和凝集した汚泥に更にカチオン性高分子凝集剤である
ポリジアルキルアミノエチルメタクリレートホモポリマ
ー(C1)を0.4明細川の浄書(内容に変更なし) %、/88 添加し、再び捏和した後ベルトプレス型脱
水機にて脱水した結果を試験6として示した。
係のアクリルアミド・アクリル酸共重合物(A1)とカ
チオン性高分子凝集剤であるポリジアルキルアミノエチ
ルメタクリレートホモポリマー(C1)の両者を一次凝
集剤として用い、表−1に示すごとき割合で汚泥に添加
しスクリーン等で濃縮して凝集汚泥とL、該凝集汚泥を
ベルトプレス型脱水機にて脱水した結果を試験1とし、
該凝集汚泥に再び同じ高分子凝集剤(AJ及び(C+)
k 0.2%ZSSずつ添加し捏和した後ベルトプレ
ス型脱水機にて脱水した結果を試験2、および試験2で
捏和凝集した汚泥に更にカチオン性高分子凝集剤である
ポリジアルキルアミノエチルメタクリレートホモポリマ
ー(C1)を0.4明細川の浄書(内容に変更なし) %、/88 添加し、再び捏和した後ベルトプレス型脱
水機にて脱水した結果を試験6として示した。
表−1
A1: アニオン変性率15モルチのアクリルアミド、
アクリル酸共重合物C1: ポリジアルキルアミノエチ
ルメタクリレートホモポリマー実施例2゜ アニオン性高分子凝集剤であるアニオン変性率15モル
受のアクリルアミド・アクリル酸共重合物(A1)とカ
チオン性高分子凝集剤であるカチオン変性率85モル係
のメタクリル酸ジエチルアミノエチル・アクリルアミド
共重合物(C2)の両明細四の浄2;(内容に変更なし
) 者を一次凝集剤として用い、表−2に示すごとき割合で
汚泥に添加しスクリーン等で濃縮して凝集汚泥とし、該
凝集汚泥をベルトプレス型脱水機にて脱水した結果を試
験4として示し、該凝集汚泥にカチオン性高分子凝集剤
であるポリエチレンイミン(C3)を8.5%/SS添
加し、捏和した後ベルトプレス型脱水機にて脱水した結
果を試験5として示した。
アクリル酸共重合物C1: ポリジアルキルアミノエチ
ルメタクリレートホモポリマー実施例2゜ アニオン性高分子凝集剤であるアニオン変性率15モル
受のアクリルアミド・アクリル酸共重合物(A1)とカ
チオン性高分子凝集剤であるカチオン変性率85モル係
のメタクリル酸ジエチルアミノエチル・アクリルアミド
共重合物(C2)の両明細四の浄2;(内容に変更なし
) 者を一次凝集剤として用い、表−2に示すごとき割合で
汚泥に添加しスクリーン等で濃縮して凝集汚泥とし、該
凝集汚泥をベルトプレス型脱水機にて脱水した結果を試
験4として示し、該凝集汚泥にカチオン性高分子凝集剤
であるポリエチレンイミン(C3)を8.5%/SS添
加し、捏和した後ベルトプレス型脱水機にて脱水した結
果を試験5として示した。
なお、実施例1および2とも汚泥は繊維工場散水炉床余
剰汚泥を用いた。
剰汚泥を用いた。
表−2
A1: ア二オ/変性元15モルチのアクリルアミド・
アクリル酸共重合物C2: カチオン変性率85モルチ
のメタクリル酸ジエチルアミノエチル・アクリルアミド
共重合物 C3: ポリエチレンイミ/
アクリル酸共重合物C2: カチオン変性率85モルチ
のメタクリル酸ジエチルアミノエチル・アクリルアミド
共重合物 C3: ポリエチレンイミ/
第1図は従来の処理方法を説明する工程図、第2図、第
3図は本発明の処理方法を説明する工程図である。 (1)・・汚泥、(2)・・・高分子凝集剤(−次凝集
剤)、(5)・・凝集反応槽、(4)・・・汚泥フロッ
ク、(5X5°)・・濃縮装置、(6)・自由水、(7
)(7’)・・凝集汚泥、(8)・・捏和凝集剤、(9
)(9′)・・・凝集捏和汚泥、(10)(10’)・
・凝集捏和汚泥、(11)・・・脱水装置、(12)・
・P液、(13)・・・脱水ケーキ。 昭1059年2月 7日 特許庁長官 若 杉 利 夫 殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第160249号2
発明の名称 汚泥の処理方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 フ〉祥タウクホノコ゛つ 住所東京都文京区本郷2−14−15 4 補正命令の日付 昭和59年1月11日5 補正の
対象 明細書 6 補正の内容 「明細書第12貞光−1及び第13頁
表−2の浄書(内容に変更なし)」
3図は本発明の処理方法を説明する工程図である。 (1)・・汚泥、(2)・・・高分子凝集剤(−次凝集
剤)、(5)・・凝集反応槽、(4)・・・汚泥フロッ
ク、(5X5°)・・濃縮装置、(6)・自由水、(7
)(7’)・・凝集汚泥、(8)・・捏和凝集剤、(9
)(9′)・・・凝集捏和汚泥、(10)(10’)・
・凝集捏和汚泥、(11)・・・脱水装置、(12)・
・P液、(13)・・・脱水ケーキ。 昭1059年2月 7日 特許庁長官 若 杉 利 夫 殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第160249号2
発明の名称 汚泥の処理方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 フ〉祥タウクホノコ゛つ 住所東京都文京区本郷2−14−15 4 補正命令の日付 昭和59年1月11日5 補正の
対象 明細書 6 補正の内容 「明細書第12貞光−1及び第13頁
表−2の浄書(内容に変更なし)」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 汚泥に高分子凝集剤を添加して汚泥中の固形分
を凝集させて、濃縮脱水する汚泥の処理方法において、
予め濾過濃縮した凝集汚泥に無機凝結剤および/′また
は高分子凝集剤を添加反応せしめてから捏和し、あるい
はこれを数次繰り返し、次いで脱水することを特徴とす
る汚泥の処理方法。 (2) 最終捏和前または捏和後にさらに無機凝結剤ま
たは濾過助剤を添加することを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項記載の汚泥の処理方法。 (6) 捏和後遊離する水分を排除し1濃縮度を高める
工程を設けた特許請求の範囲第(1)項または第(粉項
記載の汚泥の処理方法。 (4) 捏和手段として、捏和機まだは捏和効果を有す
る汚泥ポンプを使用する特許請求の範囲第(1)項また
は第(2)項記載の汚泥の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58160249A JPS6054797A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 汚泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58160249A JPS6054797A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 汚泥の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054797A true JPS6054797A (ja) | 1985-03-29 |
Family
ID=15710919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58160249A Pending JPS6054797A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 汚泥の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054797A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-09-02 JP JP58160249A patent/JPS6054797A/ja active Pending
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