JPH0390000A - 汚泥の処理方法 - Google Patents

汚泥の処理方法

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JPH0390000A
JPH0390000A JP1224515A JP22451589A JPH0390000A JP H0390000 A JPH0390000 A JP H0390000A JP 1224515 A JP1224515 A JP 1224515A JP 22451589 A JP22451589 A JP 22451589A JP H0390000 A JPH0390000 A JP H0390000A
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JP
Japan
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sludge
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solid
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mixed
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JP1224515A
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English (en)
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Hideyuki Nishibayashi
秀幸 西林
Yasumasa Tanaka
泰雅 田中
Koichi Tsuchitani
槌谷　光一
Hideyuki Tawara
田原　秀行
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、汚泥の処理方法に関するものである。
［従来の技術］ 下水、し尿あるいは産業廃水などの処理に伴って発生す
る汚泥は、有機物を多く含み、かつ微細な懸濁液である
ため、濃ｄ筆よび脱水が極めて困難である。従来この汚
泥を処理するために、消石灰、鉄塩、アルミニウム塩等
の無機凝集剤、有機高分子凝集剤あるいはこれらを併用
して凝集させた後脱水機に供給し脱水し、それを焼却あ
るいは埋め立て等によって処理するのが一般的であった
。
しかし、無機凝集剤を使用する場合はその添加量が多く
脱水ケーキ量が増大し、また脱水ケーキの焼却処理にお
いては、焼却灰の増加や炉の損傷などの問題がある。
一方、有機高分子凝集剤を使用する場合はケーキ含水率
が高く、その焼却のために多大な燃料を要するという問
題があり、より含水率を下げるために種々の方法が試み
られている。例えば、ベルトプレス、フィルタープレス
等の濾布を用いる脱水機の場合にはその脱水圧を上げる
ことで含水率の低減をはかることができる。しかし、こ
の場合、脱水ケーキの濾布からの剥離性の悪化という別
の問題が生じ、十分に満足できる方法とは言い難いもの
であった。これを解決し含水率の低減をはかる方法とし
て微粉炭、焼却灰等の固体を有機高分子凝集剤と併用す
る方法（特開昭５７−　ｊ　１７３１１号、特開昭６０
−８２２００号）が提案されている。しかしながら、前
記の方法は微粉炭、焼却灰の添加量が多く脱水ケーキ量
の削減という点は解決されないばかりか、操作も煩雑で
あるという難点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記問題点に鑑みて汚泥の処理方法を種々検
討した結果完成されたものであり、ケーキ量の増大を伴
うことなく、脱水ケーキの濾布からの剥離性も良く、し
かも含水率を大幅に低減させる方法を提供することを目
的とするものである。
［問題を解決するための手段］ すなわち、本発明は、 汚泥に有機高分子凝集剤を添加混合し汚泥を凝集させ、
次いで凝集させた汚泥に粒径１００μｍ以下の無機およ
び／または有機固体を添加混合して脱水することを特徴
とする汚泥の処理方法である。
本発明において、汚泥を処理するには、まず有機高分子
凝集剤を添加して汚泥を凝集させることが必須であり、
固体の添加を有機高分子凝集剤の添加前あるいは同時に
行うと含水率の低減は達成されない。
有機高分子凝集剤の添加量は汚泥の固形分あたり０．１
〜５重量重量％上すればよく、またその添加方法あるい
は凝集時の撹拌条件については特に限定するものではな
い。
有機高分子凝集剤としては、カチオン系、両性系あるい
はカチオン系とアニオン系の併用が好適・であるが、汚
泥の種類によってはアニオン系であってもよく、例えば
、アルキルアミノエチル（メタ）アクリレートあるいは
その四級化物の単独重合体またはアクリルアミドとの共
重合体、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物または
その四級化物、ポリエチレンイミン、ポリビニルイミダ
シリン、ポリジアルキルジアリルアンモニウム塩、キト
サン、ポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミドのホフマ
ン分解物、アルキルアミノエチル（メタ）アクリレート
あるいはその四級化物と（メタ）アクリル酸の共重合体
等が挙げられる。
次いでこの様にして凝集させた汚泥に粒径１１００ＬＬ
以下の無機および／または有機固体を添加混合する。粒
径が１００μｍより大きい場合には本発明の添加量では
含水率の低下をはかることは困難である。また、無機お
よび／または有機固体の添加量は固体の種類およびその
粒径、汚泥の種類、有機高分子凝集剤の添加量等により
異なるが、０．０５〜５重量％が好ましい。添加量が０
゜０５重量％よりも少ないと脱水ケーキの剥離性が改善
されず、含水率の低減もはかれない。一方、５重量％よ
りも多いと剥離性には問題ないが、初期の脱水性が悪化
して処理速度の低下を招くという問題が生ずる。固体は
粉体のまま添加しても良いが水等の液体に分散させたも
のを添加することもできる。また、混合の際の撹拌条件
については特に限定するものではないが、フロックが微
細化しない条件゛で行うことが好ましい。
本発明に使用する無機および有機固体は粒径が１００μ
ｍ以下であれば使用可能であり、例えばベントナイト、
カオリン、ケイソウ土、ホワイトカーボン、コロイダル
シリカ、アルミナ、酸化チタン、焼却灰、スチレンとア
ルキルアミノエチル（メタ）アクリレートとの乳化共重
合物、アルキル（メタ）アクリレートと（メタ）アクリ
ル酸との乳化共重合物等が挙げられる。
固体を添加混合した汚泥は次に脱水機により脱水する。
脱水機としては例えば、ベルトプレス、フィルタープレ
ス、真空脱水機、スクリュープレス、遠心脱水機が適用
できるが、特にベルトプレス、フィルタープレス、真空
脱水機等の濾布を使用する脱水機においてより効果を発
揮する。
［作用］ １１００ＩＬ以下の無機および／または有機固体を有機
高分子凝集剤で凝集させた汚泥に添加すると、フロック
内の細孔およびフロック表面に固体が吸着するものと室
′えられる。その結果、有機高分子凝集剤だけの場合に
比べ脱水時の水の通りがよく含水率が低下し、また脱水
ケーキの濾布からの剥離性も向上するものと考えられる
。
〔実施例〕
以下実施例により更に具体的に説明するが、本発明はこ
れらにより何ら限定されるものではない。
実施例１〜７．比較例１〜３ 下水処理場の混合生汚泥（ｐＨ６，４，５Ｓ２２％、Ｖ
ＳＳ６９％）１５０ｍｌをビーカーに採り、これにカチ
オン系高分子、凝集剤（ジメチルアミノエチルメタクリ
レートのメチルクロライド四級化物のホモポリマー、分
子量３５０万）を０゜２重量％水溶液の形で汚泥固形分
に対し１．０重量％添加し、タービン羽根にて３００　
ｒｐｍで１分間撹拌した。次に、表１記載の固体の１．
０重量％懸濁液を所定量添加し１５０　ｒｐｍで更に１
分間撹拌した。
凝集した汚泥をベルトプレス用濾布を敷いた円筒に注ぎ
１０秒後の濾液量を測定した。１分間重力脱水した後円
筒をはずし汚泥を２枚の濾布で挟み０　、　５　ｋｇ／
ｃｍ２あるいは１　、０　ｋｇ／ｃｍ”で２分間圧搾脱
水し、脱水ケーキの濾布からの剥離性を観察した。さら
に、脱水ケーキの含水率を測定した。
結果を表２に掲げた。
実施例８ 実施例７において高分子凝集剤として、ジメチルアミノ
エチルメタクリレートのメチルクロライド四級化物、ア
クリル酸およびアクリルアミドの共重合体（共重合重量
比７０；１５／２５、［７１］＋＋４９＋ｉ″、Ｎｏ３
＝　５　、２　ｄｌ／ｇ）を添加した以外は同様の方法
で汚泥を処理した。結果を表２に掲げた。
比較例４ 実施例１において固体を高分子凝集剤の添加前に添加し
、１５０　ｒｐｍで１分間撹拌した以外は同様の方法で
汚泥を処理した。結果を表２に掲げた。
比較例５ 実施例１において固体を高分子凝集剤と同時にに添加し
、３００　ｒｐｍで１分間撹拌した以外は同様の方法で
汚泥を処理した。結果を表２に掲げた。
比較例６，７ 実施例１において固体を添加しなかった以外は同様の方
法で汚泥を処理した。結果を表２に掲げた。
比較例８ 実施例８において固体を添加しなかった以外は同様の方
法で汚泥を処理した。結果を表２に掲げた。
実施例９ 下水処理場の消化汚泥（ｐＨ６，７、Ｓ　Ｓ　２’。
０％、ＶＳＳ７４％）にカチオン系高分子凝集剤（ポリ
エチレンイミン、分子量１０万）を１゜０重量％水溶液
の形で汚泥固形分に対し１．５重量％添加混合し凝集さ
せた。次に１．０重量％ベントナイト懸濁液を汚泥固形
分に対し、２．０重量％添加し撹拌後フィルタープレス
に供給した。
濾過を１０分間行なった後、４　、０　ｋｇ／ａｍ２で
２０分間圧搾脱水し、脱水ケーキの濾布からの剥離性を
観察した。さらに、脱水ケーキの含水率を測定した。結
果を表３に掲げた。
比較例９ 実施例９において固体を添加しなかった以外は同様の方
法で汚泥を処理した。結果を表３に掲げた。
表２、表３の結果から明らかなように、本発明における
処理方法は少量の固体添加によるだけで含水率の低減、
濾布からの剥離性の向上に顕著な効果が認められる。
表 １ （注１） スチレンニジメチルアミノメタクリレート：ジビニルベ
ンゼン９０：９．９：０．　１ （重量比） 表 （注２）０：極めて良好 ○ ［進女子 △：やや不良 ×；不良 表 （注３）　○：良好　　　×：不良 ［発明の効果］ 本発明の処理方法は、従来の脱水機での脱水の前処理と
して簡単に適用でき、次のような大きな効果がある。
（１）脱水ケーキの含水率が低下するため燃焼する場合
の燃料費の削減が可能となる。
（２）脱水機におけるケーキの濾布からの剥離性が向上
し取扱が容易になる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）汚泥に有機高分子凝集剤を添加混合し汚泥を凝集
    させ、次いで凝集させた汚泥に粒径１００μｍ以下の無
    機および／または有機固体を添加混合して脱水すること
    を特徴とする汚泥の処理方法。
  2. （２）粒径１００μｍ以下の無機および／または有機固
    体の添加量が、汚泥の固形分に対し０．０５〜５重量％
    である請求項１に記載の汚泥の処理方法。
JP1224515A 1989-09-01 1989-09-01 汚泥の処理方法 Pending JPH0390000A (ja)

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