JPH01111498A - 下水スラッジの脱水方法 - Google Patents

下水スラッジの脱水方法

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JPH01111498A
JPH01111498A JP62266622A JP26662287A JPH01111498A JP H01111498 A JPH01111498 A JP H01111498A JP 62266622 A JP62266622 A JP 62266622A JP 26662287 A JP26662287 A JP 26662287A JP H01111498 A JPH01111498 A JP H01111498A
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JP
Japan
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sludge
mixed
aggregated
sewage sludge
sewage
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Pending
Application number
JP62266622A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yasui
孝行 安井
Kiyoo Kawasaki
川崎 精雄
Katsuo Kinoshita
勝雄 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH01111498A publication Critical patent/JPH01111498A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下水および有機質廃水の生物学的処理工程よ
り排出されるスラッジ(以下下水スラッジと記す)の脱
水方法に関し、さらに詳しくは、低含水率のスラッジケ
ーキを得ることのできる方法である。
〔従来の技術〕
下水スラッジの大部分は、濃縮・脱水処理を行いスラッ
ジケーキとした後、埋立処分されているが、埋立処分地
の確保が困難となっているため減量化を図る方法として
、スラッジケーキの焼却処理が指向されている。しかし
、スラッジケーキは、含水率がスラッジケーキ重量の6
0%以上では自燃できないことから、補助燃料を添加し
て焼却しなければならず、コストが非常に高くなる。
したがって、焼却前のスラッジケーキの含水率を自燃可
能な60重量%未渦にする脱水方法の開発は、下水スラ
ッジ処理のコストを低減させるために重要である。
従来の脱水方法としては、工程のブロック図を第2図(
a)に示すように、下水スラッジに先ず脱水助材を混和
し、次に凝集剤を添加して下水スラッジを凝集沈殿させ
、この凝集スラッジを機械的に脱水する方法、あるいは
第2図(b)に示すように、下水スラッジに先ず脱水助
材を混合した凝集剤を添加して下水スラッジを凝集沈殿
させ、この凝集スラッジを機械的に脱水する方法がある
が、何れの方法においてもスラッジケーキの含水率は7
0〜80重量%で、含水率の低下は不十分であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、下水スラッジの脱水方法をさらに改善し、含
水率の少ないスラッジケーキを得る方法を提供するもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、脱水工程を第1図に示したように、脱水助材
を、凝集剤により凝集沈殿させて含水率を減少させた凝
集スラッジに混和することにより、脱水性を一層改善し
、従来の方法よりも含水率の少ないスラッジケーキを得
ることができる。
〔作用〕
パルプ等の脱水助材はスラッジに混和されるとスラッジ
の水分を吸水して、含水率が増加すると共に膨潤する。
従来の方法においては、脱水助材は下水スラッジに脱水
工程の当初から混和され、凝集沈殿工程を経て機械的に
脱水されるが1本発明の方法においては、脱水助材は凝
集沈殿工程終了後混和されるので、脱水助材と接触する
スラッジの水分は格段に少なく、さらにスラッジの水分
と接触している時間が短く、従って、従来の方法と比較
して、吸水による脱水助材の含水率の増加が少ないだけ
でなく、膨潤も少ないので機械的脱水工程における透水
孔としての効果が大きく、これ等の効果が加わることに
よりスラッジケーキの含水率を顕著に低下させることが
できる。
脱水助材を混和してから加圧脱水する迄の時間は、脱水
助材の吸水をなるべく小とするために短くすることが望
ましい。
本発明においては、凝集剤としては一般に用いられてい
る無機および有機凝集剤が、脱水助材としては一般に用
いられているパルプ、鋸屑等が用いられ、それぞれの種
類および/または使用量は、下水スラッジの状態、用い
る装置の種類により適宜選択されるもので、機械的脱水
装置としては、ベルトプレス、フィルタープレス等を用
いることができる。
〔実施例〕
下水スラッジとして生活排水の活性スラッジ処理(合併
処理)の余剰スラッジを用いた。
スラッジの含水率の経過を第3図に示す。
下水スラッジの含水率は98重量%(以下単に%と記す
)(第3図A)であった。
この下水スラッジにカチオン系と7ニオン系高分子凝集
剤との2液法を用いて凝縮沈殿を行い、重力脱水して含
水率91%(第3図B)の凝縮スラッジを得た。
凝縮スラッジ中の固形物質に対する40%の木材チップ
を、脱水助材として凝縮スラッジに混和した。混和スラ
ッジの含水率は88%(第3図C)であった。
混和スラッジを5kg/CrrI′の圧力で加圧脱水し
た。スラッジケーキの含水率は55%(第3図D)で、
焼却炉で自然可能なものであった。
比較例として、実施例と同じ種類および量の下水スラッ
ジ、脱水助材、凝集剤を用い、重力脱水および加圧脱水
方法も同様にして、:52図aに示した方法で実験した
スラッジの含水率の経過を第4図に示す。
下水スラッジに脱水助材を混和攪拌した時のスラッジの
含水率は97%(第4図E)であった。
上記工程で得られたスラッジに凝集剤を添加して凝集沈
殿させたのち、重力脱水したスラッジの含水率は89%
(第4図F)であった。
重力脱水したスラッジを加圧脱水したが、スラッジケー
キの含水率は70%(第4図G)で、焼却炉での自然は
不可能なものであった。
〔発明の効果〕
本発明の下水スラッジの脱水方法により、スラッジケー
キの含水率を60%以下にすることができ、このスラッ
ジケーキは焼却炉で自然可能なので、下水スラッジの焼
却処理が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脱水工程を示すブロック図、第2図は
従来の脱水工程を示すブロック図、第3図は実施例の各
工程におけるスラッジの含水率の経過を示すグラフ、第
4図は比較例の各工程におけるスラッジの含水率の経過
を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下水スラッジに凝集剤を添加し、固形物質を凝集沈
    殿させて凝集スラッジとなし、該凝集スラッジに脱水助
    材を混和して混和スラッジとなし、該混和スラッジを加
    圧脱水することを特徴とする下水スラッジの脱水方法。
JP62266622A 1987-10-23 1987-10-23 下水スラッジの脱水方法 Pending JPH01111498A (ja)

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