JPS6054128B2 - 順送りプレスにおける送りピッチ修正方法 - Google Patents
順送りプレスにおける送りピッチ修正方法Info
- Publication number
- JPS6054128B2 JPS6054128B2 JP6695081A JP6695081A JPS6054128B2 JP S6054128 B2 JPS6054128 B2 JP S6054128B2 JP 6695081 A JP6695081 A JP 6695081A JP 6695081 A JP6695081 A JP 6695081A JP S6054128 B2 JPS6054128 B2 JP S6054128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed pitch
- bending
- progressive press
- correct
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D35/00—Combined processes according to or processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は順送りプレスにおける送りピッチ修正方法に関
する。
する。
プレス加工において例えば負角曲げ成形（直角を超えた
曲げ加工）が必要なプレス品にあつては、負角曲げ成形
に際してプレス品をその送り方向に対して直角を超えた
角度分だけ傾斜させる必要があるために送りピッチが変
化する。
曲げ加工）が必要なプレス品にあつては、負角曲げ成形
に際してプレス品をその送り方向に対して直角を超えた
角度分だけ傾斜させる必要があるために送りピッチが変
化する。
従つてコイル状のブレス品を用いて連続成形する順送り
プレスによつてこのような送りピッチの一定でないプレ
ス品を成形加工することは実際上できなかつた。また送
りピッチは負角曲げ成形の場合のみならす深絞り成形等
の材料流動量が多い場合にも変化するので、このような
深絞り成形等の場合にも順送りプレスを適用することは
できない場合が多々あつた。順送りプレスではコイル材
を用いて連続加工するためにコイル材には送りさんが設
けられる。
プレスによつてこのような送りピッチの一定でないプレ
ス品を成形加工することは実際上できなかつた。また送
りピッチは負角曲げ成形の場合のみならす深絞り成形等
の材料流動量が多い場合にも変化するので、このような
深絞り成形等の場合にも順送りプレスを適用することは
できない場合が多々あつた。順送りプレスではコイル材
を用いて連続加工するためにコイル材には送りさんが設
けられる。
本発明はこの送りさんの長さを可変とすることにより送
りピッチの変化を吸収し、以つて送りピッチが変化する
プレス品にあつても順送りプレスを用いて連続的に成形
し得るようにしたものである。従つて、本発明の目的は
順送りプレスにおいて可変送りピッチを一定に保つ方法
を提供することである。以下、図面を参照して説明する
。
りピッチの変化を吸収し、以つて送りピッチが変化する
プレス品にあつても順送りプレスを用いて連続的に成形
し得るようにしたものである。従つて、本発明の目的は
順送りプレスにおいて可変送りピッチを一定に保つ方法
を提供することである。以下、図面を参照して説明する
。
ここで、プレス品として負角曲げ成形の伴う第１、２図
に示す如き部品１を例にとつて説明する。
に示す如き部品１を例にとつて説明する。
即ち、第１、２図に示す部品は各側縁に略直角のフラン
ジを有する略コ字形を呈し、その一方の側縁フランジ７
のみが直角よりθだけ負角曲げされるものとする。次に
第３、４図を参照してプレス工程を説明する。
ジを有する略コ字形を呈し、その一方の側縁フランジ７
のみが直角よりθだけ負角曲げされるものとする。次に
第３、４図を参照してプレス工程を説明する。
第１工程においてコイル材２にはまず初めに本発明に係
る折曲部５（後述）を形成するための準備として孔３と
素材位置決め用のパイロットピン６（第５図）のための
パイロットピン孔４との孔抜き加工が行われる。
る折曲部５（後述）を形成するための準備として孔３と
素材位置決め用のパイロットピン６（第５図）のための
パイロットピン孔４との孔抜き加工が行われる。
第２工程においては第１工程で孔抜きした孔３の部分に
曲げ加工を施し例えば断面り字形の折曲部５を形成する
。折曲部５は送りさん１３上に位置する。第２工程では
折曲部“５の成形と同時に外側の不要部分９を型抜き切
除する。折曲部５の形状は伸縮できる形状であれば、例
えばＵ字形、半円形等の形状でもよい。次いで第３工程
では負角のない部分のフランジ曲げ加工（直角曲げ）と
、残りの不要部分９の型抜き・を行う。尚、この工程か
らパイロットピン孔４には上型（図示せず）に取付けた
パイロットピン６（第５図）が差し込まれる。次いて第
４工程において負角曲げが行われる訳であるが、そのた
めに第３工程まで水平だつた送り面を水平面からθに対
応する角度だけ傾斜させる必要がある。
曲げ加工を施し例えば断面り字形の折曲部５を形成する
。折曲部５は送りさん１３上に位置する。第２工程では
折曲部“５の成形と同時に外側の不要部分９を型抜き切
除する。折曲部５の形状は伸縮できる形状であれば、例
えばＵ字形、半円形等の形状でもよい。次いで第３工程
では負角のない部分のフランジ曲げ加工（直角曲げ）と
、残りの不要部分９の型抜き・を行う。尚、この工程か
らパイロットピン孔４には上型（図示せず）に取付けた
パイロットピン６（第５図）が差し込まれる。次いて第
４工程において負角曲げが行われる訳であるが、そのた
めに第３工程まで水平だつた送り面を水平面からθに対
応する角度だけ傾斜させる必要がある。
この場合、送りピッチｐは送り面の傾斜分だけ短くなる
ので折曲部５を伸ばして５″（第５図）とすることによ
り送りピッチｐの減縮分を補正することができる。即ち
、第４図に示す如く折曲部５の角頂点をＡ，ｂ，ｃ，ピ
ッチｐの終端部をｄとすれば、簡＋？十晶−ギ正十『ぼ
可が成立する。但し、Ｃ″は折曲部５を伸ばしたときの
頂点ｃの位置である。折曲部５はピッチｐの変化に応じ
てく字状あるいは完全に真つすぐに伸ばされる。第５工
程ではさらに必要な曲げ成形（直角曲げ）が行われ、次
いで第６工程（最終工程）において送りさん部分の不要
部分９をスクラップとして切除し、更に必要な曲げ成形
を行つて最終ブレス品１を得る。
ので折曲部５を伸ばして５″（第５図）とすることによ
り送りピッチｐの減縮分を補正することができる。即ち
、第４図に示す如く折曲部５の角頂点をＡ，ｂ，ｃ，ピ
ッチｐの終端部をｄとすれば、簡＋？十晶−ギ正十『ぼ
可が成立する。但し、Ｃ″は折曲部５を伸ばしたときの
頂点ｃの位置である。折曲部５はピッチｐの変化に応じ
てく字状あるいは完全に真つすぐに伸ばされる。第５工
程ではさらに必要な曲げ成形（直角曲げ）が行われ、次
いで第６工程（最終工程）において送りさん部分の不要
部分９をスクラップとして切除し、更に必要な曲げ成形
を行つて最終ブレス品１を得る。
第６図は本発明を深絞り成形に応用した場合の実施例を
示すもので、考え方は第３図の場合と全く同様である。
示すもので、考え方は第３図の場合と全く同様である。
即ち、深絞り工程の前に送りさん１３に折曲部５（断面
■字形）が形成される。こ−の場合にも第３図と同様に
折曲部５の曲げ加工を促進するための孔３（第３図）を
折曲部５の両端に相当する位置に予じめ孔抜加工してお
くことも可能である。第６図に示す実施例の場合にも深
絞り加工によつて縮少する送りピッチｐは折曲部５を適
当に伸張させることにより補正することができる。順送
りブレスでは歩留りを向上させるために、加工中は材料
からブレス品を切離すことなく継ぎのまま成形を進め、
最終工程で継ぎを切離しスクラップから分離するように
するが、従来材料を送るための送りさんは一般に送り方
向に見て材料の両側に設けられる。
■字形）が形成される。こ−の場合にも第３図と同様に
折曲部５の曲げ加工を促進するための孔３（第３図）を
折曲部５の両端に相当する位置に予じめ孔抜加工してお
くことも可能である。第６図に示す実施例の場合にも深
絞り加工によつて縮少する送りピッチｐは折曲部５を適
当に伸張させることにより補正することができる。順送
りブレスでは歩留りを向上させるために、加工中は材料
からブレス品を切離すことなく継ぎのまま成形を進め、
最終工程で継ぎを切離しスクラップから分離するように
するが、従来材料を送るための送りさんは一般に送り方
向に見て材料の両側に設けられる。
しかるに本発明においては送りさんを前工程製品と後工
程製品を継ぐ部分に設け、ここに折曲部を形成するよう
にしたので材料歩留りの一層の向上が計れる。また本発
明におけるが如き送りさんの配置により金型構造の簡略
化も計れる。以上に記載した如く本発明によれば順送り
ブレスにおいて必要な送りさん部分に送りピッチが変化
するブレス工程の前工程で伸縮自在な折曲部を形成し、
絞り成形や負角曲げ成形により発生する送りピッチの変
化量を上記の折曲部を伸縮させて吸収することにより送
りピッチを実質上一定に保持することができる。
程製品を継ぐ部分に設け、ここに折曲部を形成するよう
にしたので材料歩留りの一層の向上が計れる。また本発
明におけるが如き送りさんの配置により金型構造の簡略
化も計れる。以上に記載した如く本発明によれば順送り
ブレスにおいて必要な送りさん部分に送りピッチが変化
するブレス工程の前工程で伸縮自在な折曲部を形成し、
絞り成形や負角曲げ成形により発生する送りピッチの変
化量を上記の折曲部を伸縮させて吸収することにより送
りピッチを実質上一定に保持することができる。
尚、ブレス製品の形状個々のブレス加工の内容（曲げ、
抜き、絞り等）については本発明は図示の実施例に限定
されないことは勿論である。
抜き、絞り等）については本発明は図示の実施例に限定
されないことは勿論である。
第１図はブレス製品の一例を示す斜視図、第２図は第１
図の■一■線断面図、第３図は本発明に係る順送りブレ
ス工程を示す斜視図、第４図は送りピッチの補正原理を
説明する図、第５図は第３図に対応する各ブレス工程に
おける材料の送り面を示す図、第６図は本発明を深絞り
加工に用いた場合の実施例を示す図。 １・・・・・・ブレス品、５・・・・・・折曲部、１３
・・・・・送りさん。
図の■一■線断面図、第３図は本発明に係る順送りブレ
ス工程を示す斜視図、第４図は送りピッチの補正原理を
説明する図、第５図は第３図に対応する各ブレス工程に
おける材料の送り面を示す図、第６図は本発明を深絞り
加工に用いた場合の実施例を示す図。 １・・・・・・ブレス品、５・・・・・・折曲部、１３
・・・・・送りさん。
Claims (1)
- １ 被加工素材の送りさん部に送りピッチが変化する前
のプレス工程で被加工素材の送り方向に伸縮可能な折曲
部を形成し、該折曲部の伸縮により送りピッチを一定な
らしめることを特徴とする順送りプレスにおける送りピ
ッチ修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6695081A JPS6054128B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 順送りプレスにおける送りピッチ修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6695081A JPS6054128B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 順送りプレスにおける送りピッチ修正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57184532A JPS57184532A (en) | 1982-11-13 |
| JPS6054128B2 true JPS6054128B2 (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=13330795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6695081A Expired JPS6054128B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 順送りプレスにおける送りピッチ修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054128B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5947098A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-16 | Mitsuike Kogyo Kk | プレス加工方法 |
| JPH06325533A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-25 | Sony Corp | シャッタの製造方法及びシャッタの中間生成プレート体 |
| JPH10229532A (ja) * | 1997-02-04 | 1998-08-25 | Orion Metal Co Ltd | 陰極線管のフレームを製造する方法 |
| KR100846845B1 (ko) | 2007-03-26 | 2008-07-17 | 한국단자공업 주식회사 | 터미널성형장치 및 방법 |
-
1981
- 1981-05-06 JP JP6695081A patent/JPS6054128B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57184532A (en) | 1982-11-13 |
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