JPS605247Y2 - ガス器具の操作装置 - Google Patents
ガス器具の操作装置Info
- Publication number
- JPS605247Y2 JPS605247Y2 JP8642779U JP8642779U JPS605247Y2 JP S605247 Y2 JPS605247 Y2 JP S605247Y2 JP 8642779 U JP8642779 U JP 8642779U JP 8642779 U JP8642779 U JP 8642779U JP S605247 Y2 JPS605247 Y2 JP S605247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pin
- cam
- operating device
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は1軸の操作軸の180°水平廻動範囲で、電磁
安全弁の始動動作、パイロットバーナーへのガスの供給
及びメインバーナーへのガスの供給を制御するガス器具
の操作装置に係り、点火行程に於いては、操作軸90°
位置(パイロットバーナ一点火位置)で操作軸が一旦廻
動阻止され、操作摘みから手を離すか又はわずかに逆廻
動させるなどして操作軸への廻動力を除くと、操作軸が
再び廻動可能な状態になると共に、消火行程に於いては
、操作軸90’位置で一旦停止することなく元の停止位
置に戻る所謂「ワンタッチ式オートキャンセル」の操作
装置を提供することを目的とし、従来のこの種操作装置
に比べ、遥かに簡単な構成であり、廉価に得られる操作
装置を提供することを目的とするものである。
安全弁の始動動作、パイロットバーナーへのガスの供給
及びメインバーナーへのガスの供給を制御するガス器具
の操作装置に係り、点火行程に於いては、操作軸90°
位置(パイロットバーナ一点火位置)で操作軸が一旦廻
動阻止され、操作摘みから手を離すか又はわずかに逆廻
動させるなどして操作軸への廻動力を除くと、操作軸が
再び廻動可能な状態になると共に、消火行程に於いては
、操作軸90’位置で一旦停止することなく元の停止位
置に戻る所謂「ワンタッチ式オートキャンセル」の操作
装置を提供することを目的とし、従来のこの種操作装置
に比べ、遥かに簡単な構成であり、廉価に得られる操作
装置を提供することを目的とするものである。
以下に添付図面を用いて具体的に説明する。
図示の実施例に於いて、2は操作軸で、廻動軸4と凹凸
状に抱合し、両軸2,4に穿設した縦長の長孔3,5に
ピン6を貫通して、両軸2,4を連繋する。
状に抱合し、両軸2,4に穿設した縦長の長孔3,5に
ピン6を貫通して、両軸2,4を連繋する。
7は同じピン6が貫通し、ピン6を支承している輪であ
る。
る。
8は廻動に伴い電磁安全弁押圧軸20を駆動し、電磁安
全弁弁体19をバネ21に抗して開成するカム9を設け
た筒体で、本体に固嵌した仕切板12に高さ位置を支承
されている。
全弁弁体19をバネ21に抗して開成するカム9を設け
た筒体で、本体に固嵌した仕切板12に高さ位置を支承
されている。
筒体8には上端に突片10を、下部に切り欠き11を各
々対称に1対設け、仕切板12には開孔13を設けると
共に、筒体8下端が内周を摺動する環状突縁14を設け
、該環状突縁14に前記切り欠き11と対応して所定の
範囲筒体8の廻動を許容すべく停止片15を設ける。
々対称に1対設け、仕切板12には開孔13を設けると
共に、筒体8下端が内周を摺動する環状突縁14を設け
、該環状突縁14に前記切り欠き11と対応して所定の
範囲筒体8の廻動を許容すべく停止片15を設ける。
16は廻動軸4の廻動に対して所定のトルクが加わるよ
うにした摩擦抵抗体である。
うにした摩擦抵抗体である。
17は廻動軸4と共廻動するパイロットカム、18は同
じく廻動軸4と共廻動するメインカムで、各々所定の廻
動角度でパイロットガス弁弁軸23及びメイン弁弁軸2
6を駆動し、パイロット弁弁体22及びメイン弁弁体2
5をバネ24及び27に抗して開成する。
じく廻動軸4と共廻動するメインカムで、各々所定の廻
動角度でパイロットガス弁弁軸23及びメイン弁弁軸2
6を駆動し、パイロット弁弁体22及びメイン弁弁体2
5をバネ24及び27に抗して開成する。
28はピン6を常時上昇方向に付勢するバネ、29は筒
体8を常時右廻り方向に付勢する捩りバネ、30はパイ
ロットバーナーに点火すべく作動する点火器、32はガ
ス流入口である。
体8を常時右廻り方向に付勢する捩りバネ、30はパイ
ロットバーナーに点火すべく作動する点火器、32はガ
ス流入口である。
31は本体1に刻設し、ピン6両端が係合する案内で、
操作軸290°位置から08位置への消火行程に於いて
、ピン6を前記筒体8の上端突片10に係合する高さ位
置まで下降せしめるように構成する。
操作軸290°位置から08位置への消火行程に於いて
、ピン6を前記筒体8の上端突片10に係合する高さ位
置まで下降せしめるように構成する。
次に図例の操作装置の動作について説明する。
操作軸2停止位置ではピン6は突片10に係合する高さ
位置に位置している(第5,1図参照)。
位置に位置している(第5,1図参照)。
これより操作軸2を左廻動すると、摩擦抵抗体16によ
り廻動軸4に所定のトルクが加わる故に、ピン6に両軸
2,4から逆方向の押圧力が働き、ピン6は両軸2,4
に挾持されて水平廻動し、突片10と係合して捩りバネ
29に抗して筒体8を連動左廻動させ、該筒体8の廻動
に伴い、カム9は押圧軸20を駆動し、電磁安全弁弁体
19を開成する。
り廻動軸4に所定のトルクが加わる故に、ピン6に両軸
2,4から逆方向の押圧力が働き、ピン6は両軸2,4
に挾持されて水平廻動し、突片10と係合して捩りバネ
29に抗して筒体8を連動左廻動させ、該筒体8の廻動
に伴い、カム9は押圧軸20を駆動し、電磁安全弁弁体
19を開成する。
これに前後してパイロットカム17がパイロットガス弁
弁体22を開威し、点火器30が作動してパイロットバ
ーナーが点火する。
弁体22を開威し、点火器30が作動してパイロットバ
ーナーが点火する。
さて、筒体8が停止片15により廻動阻止され、操作軸
2が一旦停止するのが操作軸290°位置である(第5
,2図参照)。
2が一旦停止するのが操作軸290°位置である(第5
,2図参照)。
電磁安全弁がパイロットバーナーに臨ませた加熱端子に
生じる熱起電力に励磁されて吸着後、操作軸2への廻動
力を除くと、ピン6は両軸2,4での挾持が解かれ、バ
ネ28の弾発力により上昇し、長孔3,5の上端に達す
る。
生じる熱起電力に励磁されて吸着後、操作軸2への廻動
力を除くと、ピン6は両軸2,4での挾持が解かれ、バ
ネ28の弾発力により上昇し、長孔3,5の上端に達す
る。
同時に、ピン6と突片10との係合が外れ、筒体8は捩
りバネ29の弾発力により元の位置に戻り、カム9によ
る押圧軸20を介しての弁体19への押圧は解除される
(第5,3図参照)。
りバネ29の弾発力により元の位置に戻り、カム9によ
る押圧軸20を介しての弁体19への押圧は解除される
(第5,3図参照)。
ここで再び操作軸2は廻動可能となり、更に90°左廻
動ずればメインカム18がメイン弁弁体25を開威し、
パイロットバーナーが燃焼する。
動ずればメインカム18がメイン弁弁体25を開威し、
パイロットバーナーが燃焼する。
操作軸290°位置から1800位置までの間は、ピン
6は高い位置で空転するだけで、即ち消火行程に於いて
は、操作軸2は90’位置で一旦停止することなく、ピ
ン6が案内31に案内され下降して、停止位置に戻る。
6は高い位置で空転するだけで、即ち消火行程に於いて
は、操作軸2は90’位置で一旦停止することなく、ピ
ン6が案内31に案内され下降して、停止位置に戻る。
猶、本考案は図面に限定されるものではなく、本体1に
刻設した溝の代わりに、カムを設けてピン6を昇降案内
してもよい。
刻設した溝の代わりに、カムを設けてピン6を昇降案内
してもよい。
以上のように、本考案は操作軸2を90°左廻動したパ
イロットバーナ一点火位置で、操作軸2は一旦停止して
電磁安全弁を押圧開放維持し、操作軸2への廻動力を除
くと、バネ28によりピン6は直接かつ強制的に上昇し
、同時に捩りバネ29の弾発力により筒体8を強制的に
元の位置に復帰させられ、電磁安全弁への押圧を解除し
て操作軸2を再び廻動可能とするもので、両バネ28,
29によって電磁安全弁の押圧解除の動作を著しく高め
たものである。
イロットバーナ一点火位置で、操作軸2は一旦停止して
電磁安全弁を押圧開放維持し、操作軸2への廻動力を除
くと、バネ28によりピン6は直接かつ強制的に上昇し
、同時に捩りバネ29の弾発力により筒体8を強制的に
元の位置に復帰させられ、電磁安全弁への押圧を解除し
て操作軸2を再び廻動可能とするもので、両バネ28,
29によって電磁安全弁の押圧解除の動作を著しく高め
たものである。
また、従来品に比べて構成が簡単であり、部品点数も少
ないので廉価に得られるなどの実用的機能を有するもの
である。
ないので廉価に得られるなどの実用的機能を有するもの
である。
図面は本考案の実施例であり、第1図は側面断面図、第
2図、第3図は要部の構成を示す分解斜視図、第4図は
案内の展開図でピンの動作を示す説明図、第5.1図〜
第5.3図はピンと筒体との動作過程を示す上面断面図
である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・操作軸、4・・・
・・・廻動軸、6・・・・・ピン、8・・・・・・筒体
、12・・・・・・仕切板、17・・・・・・パイロッ
トカム、18・・・・・・メインカム、31・・・・・
・案内。
2図、第3図は要部の構成を示す分解斜視図、第4図は
案内の展開図でピンの動作を示す説明図、第5.1図〜
第5.3図はピンと筒体との動作過程を示す上面断面図
である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・操作軸、4・・・
・・・廻動軸、6・・・・・ピン、8・・・・・・筒体
、12・・・・・・仕切板、17・・・・・・パイロッ
トカム、18・・・・・・メインカム、31・・・・・
・案内。
Claims (1)
- 操作軸2と廻動軸4とを凹凸状に抱合し、両軸2.4に
穿設した縦長の長孔3,5にピン6を貫通して、両軸2
,4を連繋し、廻動に伴い電磁安全弁押圧軸20を駆動
するカム9を設けた筒体8を、所定の範囲廻動を許容し
て設け、該筒体8上端に突片10を設け、ピン6を常時
上昇方向に付勢するバネ28及び筒体8を常時右廻り方
向に付勢する捩りバネ29を配し、操作軸2.90°位
置から0°位置への消火行程に於いて、ピン6を前記筒
体8の上端突片10に係合する高さ位置まで下降せしめ
る案内31を設け、廻動軸4と共廻動するパイロットカ
ム17及びメインカム18を設け、該廻動軸4の廻動に
対して所定のトルクが加わるように構成したガス器具の
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8642779U JPS605247Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | ガス器具の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8642779U JPS605247Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | ガス器具の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564764U JPS564764U (ja) | 1981-01-16 |
JPS605247Y2 true JPS605247Y2 (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=29319651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8642779U Expired JPS605247Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | ガス器具の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605247Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-22 JP JP8642779U patent/JPS605247Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564764U (ja) | 1981-01-16 |
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