JPH0311572Y2 - - Google Patents

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JPH0311572Y2
JPH0311572Y2 JP20364085U JP20364085U JPH0311572Y2 JP H0311572 Y2 JPH0311572 Y2 JP H0311572Y2 JP 20364085 U JP20364085 U JP 20364085U JP 20364085 U JP20364085 U JP 20364085U JP H0311572 Y2 JPH0311572 Y2 JP H0311572Y2
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JP
Japan
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ignition
actuating
main valve
knob
actuating member
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JP20364085U
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  • Lighters Containing Fuel (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス器具の圧電式点火装置に関するも
のである。
(従来の技術) ガス器具に於ける点火装置としては、点火トラ
ンスを用いた連続放電式のものと、圧電式のもの
が従来広く用いられている。
(考案が解決しようとする課題) これらの点火装置を比較すると、前者は連続的
な放電により点火を確実に、容易に行えるという
利点を有する反面、構成が比較的複雑であり、点
火トランス等の比較的高価な部品が必要であるた
めコスト高になり、また乾電池等の消耗品も必要
であるという欠点があり、また後者は構成が簡単
で、安価ではあるものの、着火が行われるまでの
単発の放電を行わせる度毎に、点火つまみを消火
位置に戻すという動作が必要であり、点火操作が
煩わしいという欠点がある。
本考案はこのような課題を解決し、圧電式であ
りながら連続放電式と略同等の操作で点火を行え
るようにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するための手段を図面を参
照して実施例と共に説明すると、本考案のガス器
具の圧電式点火装置は、点火つまみ1により押動
操作並びに消火つまみ2により復帰操作自在な作
動部材3を設け、熱電対式安全装置を構成するメ
ーンバルブ4とパイロツトバルブ5の作動部6,
7を前記押動操作による作動部材3の移動側に設
けると共に、前記作動部材3を前記消火つまみ2
によつて解除自在な係止片8により、前記パイロ
ツトバルブ5の作動部7を作動するが、メーンバ
ルブの作動部6を作動しない押動位置に係止自在
に構成し、更に前記作動部材3に対応して、衝撃
力発生機構を内蔵した直線ストローク式圧電素子
9の作動部10を設け、該作動部10は前記係止
片8による係止位置を越えた、前記作動部材3の
押動により、前記メーンバルブ4の作動部6と共
に作動するように構成し、該メーンバルブ4を前
記安全装置の保持位置に至らせると共に前記圧電
素子9による点火動作を行う構成としたものであ
る。
尚、上記の構成に於いて、つまみ1,2は、図に
示す実施例では回動支点の回りの回動により作動
部材3を押動操作自在に設けているが、直線的な
移動により押動操作自在な構成とすることもでき
る。また、作動部10は、図に示す実施例では、
点火つまみ1により直接的に動作させるように構
成しているが、作動部材3により動作させる構成
とすることもできる。
(作用) 以上の構成に於いて、第1図aに示す消火状態
に於いては、作動部材3は適宜の戻しばね機構に
より消火位置に維持され、この位置では作動部を
全く作動しない。
かかる状態に於いて点火つまみ1により作動部
材3を押動すると、作動部材3は、まずパイロツ
トバルブ5の作動部7を作動する、第1図bの状
態を経て、第1図cに示すようにメーンバルブ4
の作動部6を作動すると共に圧電素子9の作動部
10を作動する位置に至る。即ち、この作動によ
りメーンバルブ4は開となると共に前記安全装置
の保持装置に至り、そして圧電素子9が動作して
点火動作が行われる。
かかる点火動作が行われても着火がされなかつ
た場合には、点火つまみ1の押圧を緩めると、こ
の点火つまみ1、そして作動部材3は戻しばね機
構により消火位置方向に復帰しようとするが、こ
の時点までには係止片8は、作動部材3の適所の
係止部11に係止自在となつているので、作動部
材3は第1図bに示す位置、即ちパイロツトバル
ブ5の作動部7を作動するが、メーンバルブ4の
作動部6及び圧電素子9の作動部10を作動しな
い位置で停止する。
しかる後、再び点火つまみ1を押動すると、再
び第1図cに示す状態となつて、前述した点火動
作が行われる。このような動作を繰り返すことに
より、点火を確実に行うことができる。このよう
に連続的に点火動作を繰り返す際には、パイロツ
トバルブ5は作動状態、即ち開状態であるので、
前述した点火動作に於いて、開となる時点が遅れ
るということがなく、着火率が高い。
以上の点火動作により、バーナに着火が行われ
ると、上述したとおりメーンバルブ4は安全装置
の保持位置に至つているので、熱電対式安全装置
の動作、即ち着火されたバーナにより加熱される
熱電対の熱起電力により電磁石が動作して、メー
ンバルブ4が開状態を保持され、バーナの燃焼が
継続される。
このようにして点火動作が完了した後、点火つ
まみ1から手を離すと、上述したように係止片8
により第1図bに示す位置、即ち燃焼位置に保持
される。
そして次に、消火つまみ2を押動すると係止片
8が係止部11から外れるので、作動部材3そし
て点火つまみ1を消火位置に復帰させることがで
きる。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、パイロツトバルブ、メー
ンバルブ及び直線ストローク式圧電素子を作動す
る作動部材を、一回毎の点火動作完了後には、作
動部材を消火位置に戻さずに、中間の位置、即ち
燃焼位置で停止させ、この後、直接にこの燃焼位
置から再び次の点火動作に移れ、しかも押動操作
であるので、圧電式でありながら連続放電式と略
同等の操作で点火を行うことができ、操作が煩わ
しくないことに加えて、構成が簡素化され、コス
トも低減し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
全図共に本考案の実施例に対応するもので、第
1図a,b,cは構成及び動作を示す説明的側面
断面図、第2図は説明的平面図である。 符号1……点火つまみ、2……消火つまみ、3
……作動部材、4……メーンバルブ、5……パイ
ロツトバルブ、6,7,10……作動部、8……
係止片、9……圧電素子、11……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点火つまみにより押動操作並びに消火つまみに
    より復帰操作自在な作動部材を設け、熱電対式安
    全装置を構成するメーンバルブとパイロツトバル
    ブの作動部を前記押動操作による作動部材の移動
    側に設けると共に、前記作動部材を前記消火つま
    みによつて解除自在な係止片により、前記パイロ
    ツトバルブの作動部を作動するが、メーンバルブ
    の作動部を作動しない押動位置に係止自在に構成
    し、更に前記作動部材に対応して、衝撃力発生機
    構を内蔵した直線ストローク式圧電素子の作動部
    を設け、該作動部は前記係止片による係止位置を
    越えた、前記作動部材の押動により、前記メーン
    バルブの作動部と共に作動するように構成し、該
    メーンバルブを前記安全装置の保持位置に至らせ
    ると共に前記圧電素子による点火動作を行う構成
    としたガス器具の圧電式点火装置。
JP20364085U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0311572Y2 (ja)

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JP20364085U JPH0311572Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62112463U JPS62112463U (ja) 1987-07-17
JPH0311572Y2 true JPH0311572Y2 (ja) 1991-03-20

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