JPS602461Y2 - ガス器具の操作装置機構 - Google Patents
ガス器具の操作装置機構Info
- Publication number
- JPS602461Y2 JPS602461Y2 JP1711677U JP1711677U JPS602461Y2 JP S602461 Y2 JPS602461 Y2 JP S602461Y2 JP 1711677 U JP1711677 U JP 1711677U JP 1711677 U JP1711677 U JP 1711677U JP S602461 Y2 JPS602461 Y2 JP S602461Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- linking body
- valve
- cam
- operating device
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は手動にて操作して燃焼を制御されるガス器具
、特に風呂用のガス器具における操作装置機構に関する
。
、特に風呂用のガス器具における操作装置機構に関する
。
従来、上記操作装置の操作方式には種々のものがあった
が、口火燃焼を検出して開路保持する電磁保持弁を設け
た10火安全装置ヨを採用したガス器具が一般的になる
に伴い、操作軸の最初の900回動で電磁保持弁の開弁
および口火燃焼、次の90°回動で主バーナーの燃焼を
規定する形式に統一されている。
が、口火燃焼を検出して開路保持する電磁保持弁を設け
た10火安全装置ヨを採用したガス器具が一般的になる
に伴い、操作軸の最初の900回動で電磁保持弁の開弁
および口火燃焼、次の90°回動で主バーナーの燃焼を
規定する形式に統一されている。
そして、最初の90°回動時に操作軸を押し下げてこの
ストロークにて電磁保持弁を強制的に押圧開弁し、口火
着火後熱起電力の発生により電磁弁が保持された後、操
作軸を上昇させて電磁保持弁の押圧を解除する1押し回
し機構。
ストロークにて電磁保持弁を強制的に押圧開弁し、口火
着火後熱起電力の発生により電磁弁が保持された後、操
作軸を上昇させて電磁保持弁の押圧を解除する1押し回
し機構。
がその機構の単純さと操作の確実さから般用されてきた
。
。
しかし、屋外に設置した風呂釜などをワイヤーで浴室内
より遠隔操作する場合にはリモコン装置に1押しヨの機
能を持たせることは困難であり、遠隔操作にて口火点火
を可能とするためには操作軸の回動操作のみでガス器具
を操作制御することが要求される。
より遠隔操作する場合にはリモコン装置に1押しヨの機
能を持たせることは困難であり、遠隔操作にて口火点火
を可能とするためには操作軸の回動操作のみでガス器具
を操作制御することが要求される。
この考案は押し操作を要しない回動操作のみで電磁保持
弁の押圧開弁、口火着火、電磁保持弁の押圧解除および
主バーナーの燃焼を順次制御することができ、さらに主
バーナーのみ消火させる場合に不用意に口火まで消火さ
せてしまう誤操作を防止することのできるガス器具の操
作装置機構を提供することを目的とするものである。
弁の押圧開弁、口火着火、電磁保持弁の押圧解除および
主バーナーの燃焼を順次制御することができ、さらに主
バーナーのみ消火させる場合に不用意に口火まで消火さ
せてしまう誤操作を防止することのできるガス器具の操
作装置機構を提供することを目的とするものである。
以下に図面を用いて具体的に説明する。
図面の操作装置は操作軸10の回動でガス流を制御する
ので、主筐体20の下半に電磁保持弁装置が設けられ、
弁軸31に固嵌された弁体30が該弁体30に背設され
たバネ32により閉弁方向に付勢されており、電磁保持
弁室にはホースエンド21から流入するガスを清浄化す
るため連続気泡発泡体あるいは不織布等の材質のフィル
ター33が充填されている。
ので、主筐体20の下半に電磁保持弁装置が設けられ、
弁軸31に固嵌された弁体30が該弁体30に背設され
たバネ32により閉弁方向に付勢されており、電磁保持
弁室にはホースエンド21から流入するガスを清浄化す
るため連続気泡発泡体あるいは不織布等の材質のフィル
ター33が充填されている。
主筐体20の側部には主弁装置が設けられ、弁軸41に
固嵌された弁体40が該弁体40に背設されたバネ42
により閉弁方向に付勢されており、該主弁装置が開成さ
れればガスはマニホルド22に至りノズル23かう主バ
ーナーへ供給される。
固嵌された弁体40が該弁体40に背設されたバネ42
により閉弁方向に付勢されており、該主弁装置が開成さ
れればガスはマニホルド22に至りノズル23かう主バ
ーナーへ供給される。
主筐体20の中心線を軸として90°回動した方向(第
1図の裏面)には主弁装置と同様の構成で小型のパイロ
ット弁装置が設けられており、同様にパイロットバーナ
ーに連通している。
1図の裏面)には主弁装置と同様の構成で小型のパイロ
ット弁装置が設けられており、同様にパイロットバーナ
ーに連通している。
主弁およびパイロット弁はカム軸50に固嵌されたカム
43の回動により各々の弁軸を直接押圧駆動して開成さ
れ、該カム軸50は主筐体20内に立脚した窓を有する
円錐状の軸受52にて支承されている。
43の回動により各々の弁軸を直接押圧駆動して開成さ
れ、該カム軸50は主筐体20内に立脚した窓を有する
円錐状の軸受52にて支承されている。
主筐体20の上部開孔端には上蓋24がねじ止めされ、
該上蓋24を貫通してカム軸50が上方に導出されてお
り、上記電磁保持弁30を駆動する押圧軸34がカム軸
50の軸心を昇降自在に貫通されている 上記操作軸10の下端に設けた変円形の突軸11が、連
係体60の上面からこれと同形に形成した割溝61に嵌
入され、同じく上記カム軸50の変円形の頭部51が、
連係体60の下面からこれと同形に形成した凹部62に
嵌入され、操作軸10とカム軸50とは連係体60によ
って一体に回動するように連係されている。
該上蓋24を貫通してカム軸50が上方に導出されてお
り、上記電磁保持弁30を駆動する押圧軸34がカム軸
50の軸心を昇降自在に貫通されている 上記操作軸10の下端に設けた変円形の突軸11が、連
係体60の上面からこれと同形に形成した割溝61に嵌
入され、同じく上記カム軸50の変円形の頭部51が、
連係体60の下面からこれと同形に形成した凹部62に
嵌入され、操作軸10とカム軸50とは連係体60によ
って一体に回動するように連係されている。
該連係体60は操作軸10とカム軸50との間で軸方向
昇降可能とされており、上記押圧軸34が連係体60の
底面に当接し、連係体60と押圧軸34とは押圧軸34
にに巻着したバネ35により上昇方向に付勢されている
。
昇降可能とされており、上記押圧軸34が連係体60の
底面に当接し、連係体60と押圧軸34とは押圧軸34
にに巻着したバネ35により上昇方向に付勢されている
。
連係体60の外周面には突起63が突設されており、ホ
ルダー25内に連係体60を四囲して設けられた筒カム
70の内周面に該突起63が摺走するカム溝71が刻設
されている。
ルダー25内に連係体60を四囲して設けられた筒カム
70の内周面に該突起63が摺走するカム溝71が刻設
されている。
該カム溝71は始点72から点火行程90’内の傾斜下
降路73.90°位置の上昇路74、次の90°内の水
平路75、および消火行程90°位置から若干の傾斜上
陸路76を経て始点72に至る水平帰路77を各々連続
して形成されている。
降路73.90°位置の上昇路74、次の90°内の水
平路75、および消火行程90°位置から若干の傾斜上
陸路76を経て始点72に至る水平帰路77を各々連続
して形成されている。
筒カム70はホダー25との間に縦溝とキーによる修止
部を設けて回り止め昇降可能とされ、上端を基板26に
よって押え、下端よりバネ78によって上昇方向に付勢
されている。
部を設けて回り止め昇降可能とされ、上端を基板26に
よって押え、下端よりバネ78によって上昇方向に付勢
されている。
次にこの操作装置の動作について説明する。
操作装置の停止位置では連係体60は高く位置し、突起
63はカム溝71の始点72に位置している。
63はカム溝71の始点72に位置している。
これより操作軸10を左回動すると、突起63が傾斜下
降路73に案内され、回動するとともに下降して押圧軸
34を下降させて電磁保持弁30を開成させる。
降路73に案内され、回動するとともに下降して押圧軸
34を下降させて電磁保持弁30を開成させる。
同時にカム43がパイロット弁を開成させてパイロット
バーナーが点火される。
バーナーが点火される。
操作軸90°位置では突起63は傾斜下降路7の下端に
位置し、操作軸10に加わる回動トルクにより下端側壁
79に加圧圧着される。
位置し、操作軸10に加わる回動トルクにより下端側壁
79に加圧圧着される。
電磁保持弁が吸着後、操作軸10に加えた回動力を除く
と、突起63が上昇路74を上昇することができるので
、連係体60および押圧軸34はバネ35の弾発力によ
り上昇して電磁保持弁30への押圧を解除する。
と、突起63が上昇路74を上昇することができるので
、連係体60および押圧軸34はバネ35の弾発力によ
り上昇して電磁保持弁30への押圧を解除する。
これより操作軸10を更に左回動するとカム43が主弁
40を開成させ、この間突起63は水平路75を横走す
る。
40を開成させ、この間突起63は水平路75を横走す
る。
消火行程において口火燃焼より停止位置に操作軸10を
逆回動すると、突起63が傾斜上陸路76および水平帰
路77を摺走して始点72に達し、この間連係体60が
バネ78に抗して筒カム70を若干押し下げるので操作
軸10の回動トルクは増大する。
逆回動すると、突起63が傾斜上陸路76および水平帰
路77を摺走して始点72に達し、この間連係体60が
バネ78に抗して筒カム70を若干押し下げるので操作
軸10の回動トルクは増大する。
この考案の特徴的な機能は次の諸点である。
この考案の操作装置機構は連係体60と筒カム70との
係合関係により、操作軸10の回動操作のみで電磁保持
弁の押圧開弁、口火着火、電磁保持弁の押圧解除および
主バーナーの燃焼を順次制御することができるので、ワ
イヤー駆動の遠隔操作を必要とする屋外設置型のガス器
具に用いて好適である。
係合関係により、操作軸10の回動操作のみで電磁保持
弁の押圧開弁、口火着火、電磁保持弁の押圧解除および
主バーナーの燃焼を順次制御することができるので、ワ
イヤー駆動の遠隔操作を必要とする屋外設置型のガス器
具に用いて好適である。
また、消火行程において上述のように突起63が傾斜上
昇路76を登るように構成したので操作軸10の回動ト
ルクが増大し、従って操作者はより回動力を必要とする
ので口火位置を確認することができるもので、特に遠隔
操作にて1口火=燃焼ヨの操作を繰り返す追いだき操作
の場合にも不用意に口火まで消火させてしまう誤操作を
防止することができる。
昇路76を登るように構成したので操作軸10の回動ト
ルクが増大し、従って操作者はより回動力を必要とする
ので口火位置を確認することができるもので、特に遠隔
操作にて1口火=燃焼ヨの操作を繰り返す追いだき操作
の場合にも不用意に口火まで消火させてしまう誤操作を
防止することができる。
また、連係体60と筒カム70のみで機能するので容易
に従来品に装備することができ、小型に製造されるなど
の実用的効果を奏するものである。
に従来品に装備することができ、小型に製造されるなど
の実用的効果を奏するものである。
図面はこの考案の実施例で、第1図は正面断面図、第2
図は操作軸を90°回動した位置の要部の正面断面図、
第3図はカム展開図である。 10・・・・・・操作軸、50・・・・・・カム軸、6
0・・・・・・連係体、63・・・・・・突起、 カム溝。 70・・・・・・筒カム、 71・・・・・・
図は操作軸を90°回動した位置の要部の正面断面図、
第3図はカム展開図である。 10・・・・・・操作軸、50・・・・・・カム軸、6
0・・・・・・連係体、63・・・・・・突起、 カム溝。 70・・・・・・筒カム、 71・・・・・・
Claims (1)
- 操作軸の最初の90°回動で電磁保持弁p開弁および口
火燃焼、次の90°回動で主バーナーの燃焼を規定する
ガス器具の操作装置機構において、操作軸10と主弁お
よびパイロット弁を駆動するカム43を固嵌したカム軸
50とを連係体60を介して一体に回動するように連係
し、該連係体60を昇降可能として上昇方向に付勢し、
該連係体60の外周面に突起63を突設するとともに、
連係体60を回囲する筒カム70の内周面に刻設されて
突起63が摺走するカム溝71を、始点72から点火行
程90°内の傾斜下降路73.90°位置の上昇路74
、次の90°内の水平路75、および消火行程90°位
置から若干の傾斜上昇路76を経て始点72に至る水平
帰路77を各々連続させて形威し、筒カム70を回り止
め昇降可能として上昇方向に付勢し、上記連係体60の
下降運動にて電磁保持弁を押圧開成するように構成した
ことを特徴とするガス器具の操作装置機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1711677U JPS602461Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | ガス器具の操作装置機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1711677U JPS602461Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | ガス器具の操作装置機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53111437U JPS53111437U (ja) | 1978-09-06 |
JPS602461Y2 true JPS602461Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=28841893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1711677U Expired JPS602461Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | ガス器具の操作装置機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602461Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-15 JP JP1711677U patent/JPS602461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53111437U (ja) | 1978-09-06 |
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