JPS6052303A - 繊維補強合板の製法 - Google Patents

繊維補強合板の製法

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Publication number
JPS6052303A
JPS6052303A JP16080583A JP16080583A JPS6052303A JP S6052303 A JPS6052303 A JP S6052303A JP 16080583 A JP16080583 A JP 16080583A JP 16080583 A JP16080583 A JP 16080583A JP S6052303 A JPS6052303 A JP S6052303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneers
plywood
nonwoven fabric
manufacture
veneer
Prior art date
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Pending
Application number
JP16080583A
Other languages
English (en)
Inventor
宮崎 政信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は所謂合板の製造技術の分野に属する[背景技
術] 一般に合板は、木質単板の繊維方向が交互に縦、横にな
るように奇数枚の単板を接着剤を介して積層し、製造さ
れている。
以上のようにして合板を製造する場合には、単板を繊維
方向が交互に縦、横になるように積層しなければならな
いため手間がかかる。また単板の含水率を低め(8重量
%程度)でほぼ一定に設定しておかなければ圧締の際に
、いわゆる合板のパンクが生じたり、狂いが生じたりず
ため、含水率の調節にも手間がかかるという問題が生じ
ていた。さらに、このようにする場合には、通常のホッ
トプレスを使用して多層構造のものを造ることができず
、あるいはホットプレスを行うにしても多数枚(10〜
20枚)の積層圧締の場合には時間がかかる(1min
/m)ので圧締の合理化が要望されていた。
[発明の目的] この発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、
合板の補強を図ると共に、圧締サイクルの合理化を図る
ことを目的とする。
[発明の開示] この発明は、木質単板を接着剤を介在させつつ積層圧締
して一体化する合板の製法において、木質単板の間に不
織布を配置すると共に、圧締を高周波加熱下で行うこと
を特徴とする特 以下、詳しく説明する。
この発明においては含水率が20〜40重量%の木質単
板を用意する。この単板の表面に湿気硬化型ウレタン系
接着剤を塗布する。つぎに第1図に示すように単板1の
接着剤塗布面2の上にガラス繊維不織布3 (とくにガ
ラス繊維不織布に限定する趣旨ではない、どのような不
織布でもよい)を配置する。
このような単板lをその繊維方向が隣接する単板1の繊
維方向と直交するようにではなく、それぞれの繊維方向
が同じ方向になるように、複数枚積層する。要するに使
用する総ての単板1の繊維方向を同じ方向に揃えたまま
積層する。そして第2図に示すように、この積層体4を
一対の高周波電極備えたプレス盤で圧締する。
圧締条件および高周波の印加条件は限定するものではな
いが、たとえばつぎの通りである。
印加電圧 2000V 印加電流 2.5A 、圧締圧力 5 kg / ctA 圧締時間 3 min 積層枚数 10枚 圧締温度 85℃ 以上のように高周波誘電加熱により短時間で積層圧締が
可能である。
また、この発明の繊維補強合板は、単板と単板の間に不
織布が配置されているため、製造が容易である。また強
度もこれまでのものより著しく優れており、反りもほど
んど生しない。
以下、実施例に基づき説明する。
実施例1〜5 アガチス材を切削したのち、所定の寸法に切断して単板
化し、その含水率が第1表のようになるように乾燥した
。つぎにその単板の表面に湿気硬化型ウレタン系接着剤
を、200〜400 g/rdの割合で塗布し、その塗
布面にガラス繊維不織布を置いた。そしてこのような単
板を第1表に示す枚数だけ繊維方向を揃えて重ね、高周
波用電極を型面に配置したプレスを使用して圧締した。
以上のようにして得たガラス繊維補強合板は平衡含水率
になるように乾燥しても、第1表に示すように、反り、
狂いが生じなかった。
[比較例1.2] 上記の実施例と同様にして単板を造り、その単板の含水
率を第1表のように調節し、同表に示す様な接着剤を塗
布して、単板の繊維方向が交互になるように5枚重ね、
圧締して合板を得た。
このようにして得た合板は、反りは比較的小さいが、強
度が実施例のものよりは、かなり小さかった。また比較
例2の場合は合板がバンクした。
第1表 [発明の効果] この発明は、木質単板を接着剤を介在させつつ積層圧締
して一体化する合板の製法において、木質単板の間に不
織布を配置すると共に、圧締を高周波加熱下で行うこと
を特徴とするので、単板の繊維方向が交互に縦、横にな
るように積層したり、単板の含水率を調整したりする必
要のがなく製造に手間がかからず、またその製造にさい
して高周波誘電加熱を採用するため、短時間に製造がで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の繊維補強合板の製法の
一例を示す図である。 l・・・・・・木質単板 2・・・・・・接着剤塗布面 3・・・・・・ガラス繊維不織布 4・・・・・・積層体 5・・・・・・高周波プレス盤 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名) 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質単板を接着剤を介在させつつ積層圧締して一
    体化する合板の製法において、木質単板の間に不織布を
    配置すると共に、圧締を高周波加熱下で行うことを特徴
    とする繊維補強合板の製法。
  2. (2)不織布がガラス繊維で構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製法。
JP16080583A 1983-08-31 1983-08-31 繊維補強合板の製法 Pending JPS6052303A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245301A (ja) * 1989-03-18 1990-10-01 Taro Taniguchi 強化単板,合板および集成材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245301A (ja) * 1989-03-18 1990-10-01 Taro Taniguchi 強化単板,合板および集成材

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