JPS6134082Y2 - - Google Patents
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- JPS6134082Y2 JPS6134082Y2 JP7992682U JP7992682U JPS6134082Y2 JP S6134082 Y2 JPS6134082 Y2 JP S6134082Y2 JP 7992682 U JP7992682 U JP 7992682U JP 7992682 U JP7992682 U JP 7992682U JP S6134082 Y2 JPS6134082 Y2 JP S6134082Y2
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- JP
- Japan
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- veneer
- cedar
- plate
- back plates
- board
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- Expired
Links
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
本考案は檜単板と、唐松単板又は杉単板、或は
檜単板と唐松単板及び杉単板とを用いての積層板
に関し、更に詳細には、従来の唐松単板のみによ
る積層板及び杉単板のみによる積層板、又或は唐
松単板と杉単板による積層板の如く、含湿によつ
て大きく膨張し、為に歪み発生による不都合を排
除し得るようにしたものである。 周知の如く、唐松材及び杉材は檜材に比し、格
段と低価であるが、含湿による歪みが大で、従つ
て、これ等より得た単板を用いて積層板とした場
合は、特に木口面の歪みが大で、為に例えば造作
用芯材及び構造材には適応し難いものであつた。 本考案は叙上の点に着目して成されたもので、
即ち本考案の目的は、檜単板を各単一の表裏板と
中心板とすると共に唐松単板又は杉単板を各単一
の中間板とし、又或は各単一の唐松単板と杉単板
とを重ねて中間板とし、前記表裏板、中心板、中
間板とを重合接着して成り、これにより含湿膨張
による歪みの発生を、実害のない程度に減じ得る
ようにしたものである。 次に、上記の目的を達成し得る本考案の実施例
を、添付図面について詳細に説明する。 〔第１実施例〕 第１図は第１実施例の斜視図で、１は檜単板、
２は唐松単板、１ａは檜単板１を用いての表裏
板、１ｂは檜単板１を用いての中心板、２ａは唐
松単板２を用いての中間板を示し、これ等の単板
は、例えば２mm厚で30cm角ものが用いられてい
る。そしてて、前記中心板１ｂの上下に、それぞ
れ中間板２ａを位置させると共に中間板２ａの上
下に表裏板１ａを位置させる状態で常法によつて
重合接着したものである。 〔第２実施例〕 第２図は第２実施例の斜視図で、１ａは表裏
板、１ｂは中心板、３ａは杉単板３による中間板
を示し、その表裏板１ａと中心板１ｂに檜単板１
が用いられている。又これ等各単板の厚さ及び大
きさは前記第１実施例のものと均等である。そし
て表裏板１ａ及び中心板１ｂと、中間板３ａとの
位置関係は前記第１実施例ものと同一である。 〔第３実施例〕 第３図は第３実施例の斜視図で、１ａは表裏
板、１ｂは中心板、２ａは唐松単板２による中間
板、３ａは杉単板３による中間板を示し、その表
裏板１ａ及び中心板１ｂは檜単板１が用いられて
いる。又これ等各単板の厚さ及び大きさは前記第
１実施例のものと均等である。そしてこの実施例
のものにおける中間板２ａと３ａは、この１枚宛
が重合された状態において、中心板１ｂの上下に
位置されると共に中間板２ａの上下に表裏板１ａ
が位置された状態において、常法により重合接着
されている。 次いで、本考案に係る積層板と、従来例による
積層材との、含湿による膨張の度合を下の実験デ
ータで対比すれば、次の如くである。 (A) 恒温恒湿器の条件 温度50℃、湿度90％ (B) 試料構成材
檜単板と唐松単板及び杉単板とを用いての積層板
に関し、更に詳細には、従来の唐松単板のみによ
る積層板及び杉単板のみによる積層板、又或は唐
松単板と杉単板による積層板の如く、含湿によつ
て大きく膨張し、為に歪み発生による不都合を排
除し得るようにしたものである。 周知の如く、唐松材及び杉材は檜材に比し、格
段と低価であるが、含湿による歪みが大で、従つ
て、これ等より得た単板を用いて積層板とした場
合は、特に木口面の歪みが大で、為に例えば造作
用芯材及び構造材には適応し難いものであつた。 本考案は叙上の点に着目して成されたもので、
即ち本考案の目的は、檜単板を各単一の表裏板と
中心板とすると共に唐松単板又は杉単板を各単一
の中間板とし、又或は各単一の唐松単板と杉単板
とを重ねて中間板とし、前記表裏板、中心板、中
間板とを重合接着して成り、これにより含湿膨張
による歪みの発生を、実害のない程度に減じ得る
ようにしたものである。 次に、上記の目的を達成し得る本考案の実施例
を、添付図面について詳細に説明する。 〔第１実施例〕 第１図は第１実施例の斜視図で、１は檜単板、
２は唐松単板、１ａは檜単板１を用いての表裏
板、１ｂは檜単板１を用いての中心板、２ａは唐
松単板２を用いての中間板を示し、これ等の単板
は、例えば２mm厚で30cm角ものが用いられてい
る。そしてて、前記中心板１ｂの上下に、それぞ
れ中間板２ａを位置させると共に中間板２ａの上
下に表裏板１ａを位置させる状態で常法によつて
重合接着したものである。 〔第２実施例〕 第２図は第２実施例の斜視図で、１ａは表裏
板、１ｂは中心板、３ａは杉単板３による中間板
を示し、その表裏板１ａと中心板１ｂに檜単板１
が用いられている。又これ等各単板の厚さ及び大
きさは前記第１実施例のものと均等である。そし
て表裏板１ａ及び中心板１ｂと、中間板３ａとの
位置関係は前記第１実施例ものと同一である。 〔第３実施例〕 第３図は第３実施例の斜視図で、１ａは表裏
板、１ｂは中心板、２ａは唐松単板２による中間
板、３ａは杉単板３による中間板を示し、その表
裏板１ａ及び中心板１ｂは檜単板１が用いられて
いる。又これ等各単板の厚さ及び大きさは前記第
１実施例のものと均等である。そしてこの実施例
のものにおける中間板２ａと３ａは、この１枚宛
が重合された状態において、中心板１ｂの上下に
位置されると共に中間板２ａの上下に表裏板１ａ
が位置された状態において、常法により重合接着
されている。 次いで、本考案に係る積層板と、従来例による
積層材との、含湿による膨張の度合を下の実験デ
ータで対比すれば、次の如くである。 (A) 恒温恒湿器の条件 温度50℃、湿度90％ (B) 試料構成材
【表】
(C) 実験用試料（前記試料構成材を積層板とした
もの）
もの）
【表】
(D) 実験の結果
【表】
(E) 従来の積層板
E1 唐松単板のみによるもの
E2 杉単板のみによるもの
E3 唐松単板と杉単板によるもの
恒温恒湿器の条件、単板の大きさ、単板の含
水率を前記と同一とし、 E1のみ５枚使用した場合の膨張率 12時間 1.32％ 24時間2.64％ 72時間3.30％ E2のみを５枚使用した場合の膨張率 12時間1.09％ 24時間2.33％ 72時間3.10％ E1を表裏板と中心板とし、この表裏板と中
心板との間にE2を介在させた場合の膨張率 12時間1.28％ 24時間2.56％ 72時間3.20％ 本考案は上記したように成るから、前記された
従来のものの不都合を排除し、良く所期の目的を
達成し得るものである。
水率を前記と同一とし、 E1のみ５枚使用した場合の膨張率 12時間 1.32％ 24時間2.64％ 72時間3.30％ E2のみを５枚使用した場合の膨張率 12時間1.09％ 24時間2.33％ 72時間3.10％ E1を表裏板と中心板とし、この表裏板と中
心板との間にE2を介在させた場合の膨張率 12時間1.28％ 24時間2.56％ 72時間3.20％ 本考案は上記したように成るから、前記された
従来のものの不都合を排除し、良く所期の目的を
達成し得るものである。
第１〜３図は、本考案の第１〜３実施例を示す
斜視図である。 １……檜単板、１ａ……表裏板、１ｂ……中心
板、２……唐松単板、２ａ……中間板、３……杉
単板、３ａ……中間板。
斜視図である。 １……檜単板、１ａ……表裏板、１ｂ……中心
板、２……唐松単板、２ａ……中間板、３……杉
単板、３ａ……中間板。
Claims (1)
- 檜単板を各単一の表裏板と中心板とすると共に
唐松単板又は杉単板を各単一の中間板とし、又或
は各単一の唐松単板と杉単板とを重ねて中間板と
し、前記表裏板、中心板、中間板とを重合接着し
て成ることを特徴とする異樹脂単板による積層
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7992682U JPS58185402U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 異樹種単板による積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7992682U JPS58185402U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 異樹種単板による積層板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185402U JPS58185402U (ja) | 1983-12-09 |
| JPS6134082Y2 true JPS6134082Y2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=30089098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7992682U Granted JPS58185402U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 異樹種単板による積層板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185402U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012111128A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Mywood 2 Kk | 積層材 |
| JP2012111129A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Mywood 2 Kk | 積層材 |
| JP5882267B2 (ja) * | 2013-08-27 | 2016-03-09 | 株式会社井村木工場 | 床構造およびその施工方法 |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP7992682U patent/JPS58185402U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58185402U (ja) | 1983-12-09 |
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