JPS58147352A - 繊維補強合板 - Google Patents
繊維補強合板Info
- Publication number
- JPS58147352A JPS58147352A JP3129782A JP3129782A JPS58147352A JP S58147352 A JPS58147352 A JP S58147352A JP 3129782 A JP3129782 A JP 3129782A JP 3129782 A JP3129782 A JP 3129782A JP S58147352 A JPS58147352 A JP S58147352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- adhesive
- veneers
- fiber reinforced
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は繊維補強合板に関するものである。
一般に、合板は単板の繊維方向が交互に縦、横になるよ
うに奇数枚の単板を接着剤を介して積層し圧締して製造
されている。このようにして合板を製造する場合には、
単板を繊維方向が交互に縦、横になるように積層しなけ
ればならず、その作業に手間がかかる。また単板の含水
率を低い水準で(8重量%程度)略一定に設定しておか
なければ圧締の際に、いわゆる合板のパンクが生じたり
、狂いが生じたりするため、含水率の調節にも手間がか
かる欠点があった。さらに、このようにする場合には、
通常のホットプレスを用いて多層構造のものをつくるこ
とが出来ず、せいぜい3〜5プライのものしかできなか
った。
うに奇数枚の単板を接着剤を介して積層し圧締して製造
されている。このようにして合板を製造する場合には、
単板を繊維方向が交互に縦、横になるように積層しなけ
ればならず、その作業に手間がかかる。また単板の含水
率を低い水準で(8重量%程度)略一定に設定しておか
なければ圧締の際に、いわゆる合板のパンクが生じたり
、狂いが生じたりするため、含水率の調節にも手間がか
かる欠点があった。さらに、このようにする場合には、
通常のホットプレスを用いて多層構造のものをつくるこ
とが出来ず、せいぜい3〜5プライのものしかできなか
った。
この発明は、以上のような事情に鑑みなされたもので単
板と単板の間に、ガラス繊維をサンドイッチした紙を挾
んでなる合板をその要旨とするものである。
板と単板の間に、ガラス繊維をサンドイッチした紙を挾
んでなる合板をその要旨とするものである。
ガラス繊維としてはガラスマット、ガラスロービング、
ガラス不織布なとが使用される。これを接着剤を用いる
ことにより紙でサンドインチして複合シートとして使用
する。使用する接着剤は湿気硬化型の接着剤が好ましく
、たとえばウレタン樹脂接着剤が用いられる。紙は5〜
8ミルスの厚さのものが好ましい。これより薄いとラミ
ネーターによる接着剤の塗布に支障が生じる。一方前記
厚みより紙が厚いと接着剤の浸透不足により、最終の合
板になった時の耐水性が悪くなる(JAS−合板1類試
験:煮沸テスト)。
ガラス不織布なとが使用される。これを接着剤を用いる
ことにより紙でサンドインチして複合シートとして使用
する。使用する接着剤は湿気硬化型の接着剤が好ましく
、たとえばウレタン樹脂接着剤が用いられる。紙は5〜
8ミルスの厚さのものが好ましい。これより薄いとラミ
ネーターによる接着剤の塗布に支障が生じる。一方前記
厚みより紙が厚いと接着剤の浸透不足により、最終の合
板になった時の耐水性が悪くなる(JAS−合板1類試
験:煮沸テスト)。
第1図は以上のようにして作成された複合シート3であ
る。そして3a、3bは紙であり、3cはガラス繊維層
である。この図の場合はガ、ラス不織布を使用している
。つぎに第2図に示すように、接着剤2を介して木質単
板1と共に重ねる。たとえば第2図のように単板1の上
に接着剤2を塗布し、さらにその上に接着剤2を塗布し
た前記複合シート3を重ね、以下同じようにして任意の
枚数を重ねて積層体となす。この発明の場合、積層枚数
は従来の場合に比べるとはるかに多くすることが出来る
。接着剤は前記のような湿気硬化型のものが好ましい。
る。そして3a、3bは紙であり、3cはガラス繊維層
である。この図の場合はガ、ラス不織布を使用している
。つぎに第2図に示すように、接着剤2を介して木質単
板1と共に重ねる。たとえば第2図のように単板1の上
に接着剤2を塗布し、さらにその上に接着剤2を塗布し
た前記複合シート3を重ね、以下同じようにして任意の
枚数を重ねて積層体となす。この発明の場合、積層枚数
は従来の場合に比べるとはるかに多くすることが出来る
。接着剤は前記のような湿気硬化型のものが好ましい。
なお、ここで使用する単板1は比較的入手の用意で安価
な南洋材のロータリースライス単板を使用し、含水率は
20%〜60%とする。
な南洋材のロータリースライス単板を使用し、含水率は
20%〜60%とする。
また、積層体を作るに際しては、以上のような単板lを
それぞれの単板1の繊維方向が同じ方向になるようにし
て複数枚積層する。すなわち使用する単板の繊維方向を
総て同じ方向にするのである。そしてそれらの間に複合
シートを挿入するのである。
それぞれの単板1の繊維方向が同じ方向になるようにし
て複数枚積層する。すなわち使用する単板の繊維方向を
総て同じ方向にするのである。そしてそれらの間に複合
シートを挿入するのである。
3一
つぎに、第3図に示すにうに、上記積層体4を型盤5の
間に挾んで圧締し、接着剤を硬化させることにより一体
化し、合板とする。この場合ホントプレスを行うことに
より製造能率を高めることができる。以上のようにして
得られるガラス繊維補強合板は、単板1の間にガラス繊
維で強化された複合シートを配置させているため、強度
が極めて大で、反りが生じない。なお、製造時に単板の
含水率の管理を厳密に行う必要がないので製造性が良好
となり、さらにこの発明にかかる合板は、ホントプレス
を用いて多層構造のものを製造できる利点もある。
間に挾んで圧締し、接着剤を硬化させることにより一体
化し、合板とする。この場合ホントプレスを行うことに
より製造能率を高めることができる。以上のようにして
得られるガラス繊維補強合板は、単板1の間にガラス繊
維で強化された複合シートを配置させているため、強度
が極めて大で、反りが生じない。なお、製造時に単板の
含水率の管理を厳密に行う必要がないので製造性が良好
となり、さらにこの発明にかかる合板は、ホントプレス
を用いて多層構造のものを製造できる利点もある。
つぎに、実施例、比較例に基づき説明する。
実施例1〜5
南洋材(ラブラ)をロータリースライスした後、所定の
寸法に切断して単板化した。そして含水率を第1表に示
すような含水率になるまで乾燥した。一方ガラス繊維(
ロービング)またはガラス不織布を、所定の厚みの紙に
挾んで複合シートとなした。
寸法に切断して単板化した。そして含水率を第1表に示
すような含水率になるまで乾燥した。一方ガラス繊維(
ロービング)またはガラス不織布を、所定の厚みの紙に
挾んで複合シートとなした。
4一
つぎに、前記単板と複合シートを第1表に示すような枚
数だけ揃え、重ねてホットプレスし、ガラス繊維補強合
板を得た。これらの合板は表示のような、平衡含水率に
なるように乾燥しても、反り、狂いは全く生じなかった
。
数だけ揃え、重ねてホットプレスし、ガラス繊維補強合
板を得た。これらの合板は表示のような、平衡含水率に
なるように乾燥しても、反り、狂いは全く生じなかった
。
第1表
5−
6−
第1表に基づ〈実施の結果は以下の第2表の通りであっ
た。
た。
第2表
第1図はこの発明に使用する複合シートの構成を示す斜
視図、第2図は積層体の構成を示す断面図、第3図は合
板を製造する工程を示す略図である。 l・・・・・・・単板 2・・・・・・・接着剤 3・・・・・・・複合シート 4・・・・・・・積層体 5・・・・・・・型盤 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名)
視図、第2図は積層体の構成を示す断面図、第3図は合
板を製造する工程を示す略図である。 l・・・・・・・単板 2・・・・・・・接着剤 3・・・・・・・複合シート 4・・・・・・・積層体 5・・・・・・・型盤 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名)
Claims (1)
- (1)木質単板を接着剤を用いて積層一体化してなる合
板において、互いに繊維方向を一致させて重ねられた単
板と単板の間に、接着剤を介して紙でサンドイッチされ
たガラス繊維層が配置されていることを特徴とする繊維
補強合板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129782A JPS58147352A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 繊維補強合板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129782A JPS58147352A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 繊維補強合板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147352A true JPS58147352A (ja) | 1983-09-02 |
JPS6137104B2 JPS6137104B2 (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=12327356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3129782A Granted JPS58147352A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 繊維補強合板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147352A (ja) |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP3129782A patent/JPS58147352A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137104B2 (ja) | 1986-08-22 |
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