JPS587312A - 積層体の製法 - Google Patents
積層体の製法Info
- Publication number
- JPS587312A JPS587312A JP10607481A JP10607481A JPS587312A JP S587312 A JPS587312 A JP S587312A JP 10607481 A JP10607481 A JP 10607481A JP 10607481 A JP10607481 A JP 10607481A JP S587312 A JPS587312 A JP S587312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- fibers
- stacked body
- fiber direction
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、集成化粧単板等の製造原料となる積層体の
製法に関するものである。
製法に関するものである。
集成化粧単板等の製造原料となる積層体（フリッチ）は
、複数枚の素材単板を繊維方向を揃えた状態で接着剤を
介して積み重ね、この積み重ね体を、第１図に示すよう
な型面がわん曲している一対の型版１，２で圧締するこ
とによりつくられていた。この場合、一対の型版１，２
は、その側端縁１ａ 、 ２ａが積み重ね体を構成する
素材単板の繊維方向と平行になるように設壺されている
ため、圧締時に、第２図に示すように、上型板１の側端
縁１２から、その下側の積み重ね体８の部分８−の表面
に対し、て、強い圧締力が、表面に直角で繊維方向（矢
印方向ｙに平行に加わり、それによってその部分８ａの
素材単板が繊維方向に沿って左右にひき裂かれる（繊維
と繊維の間から割れる）ような形になり、積層体８の部
分３ａ′に割れ４が生じていた。
、複数枚の素材単板を繊維方向を揃えた状態で接着剤を
介して積み重ね、この積み重ね体を、第１図に示すよう
な型面がわん曲している一対の型版１，２で圧締するこ
とによりつくられていた。この場合、一対の型版１，２
は、その側端縁１ａ 、 ２ａが積み重ね体を構成する
素材単板の繊維方向と平行になるように設壺されている
ため、圧締時に、第２図に示すように、上型板１の側端
縁１２から、その下側の積み重ね体８の部分８−の表面
に対し、て、強い圧締力が、表面に直角で繊維方向（矢
印方向ｙに平行に加わり、それによってその部分８ａの
素材単板が繊維方向に沿って左右にひき裂かれる（繊維
と繊維の間から割れる）ような形になり、積層体８の部
分３ａ′に割れ４が生じていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、複
数枚の素材単板を繊維方向を揃えた状態そ積み重ね、こ
の積み重ね体を型版で圧締して積層体を製造する方法で
あって、型版として、それ自身の側端縁が上記積み重ね
体の繊維方向と交叉するように設定されている本のを用
いることをその要旨とするものである。
数枚の素材単板を繊維方向を揃えた状態そ積み重ね、こ
の積み重ね体を型版で圧締して積層体を製造する方法で
あって、型版として、それ自身の側端縁が上記積み重ね
体の繊維方向と交叉するように設定されている本のを用
いることをその要旨とするものである。
すなわち、このような型版を用いることにより、圧締時
に、型版の側端縁に対応する積み重ね体の部分に加わる
圧締力が、繊維方向と平行ではなくて繊維と交叉したよ
うな形になる。そのため、その部分の繊維自身の強度が
利用できるようになり、積み重ね体の上記部分の素材単
板が繊維方向ＫＧって左右にひき裂かれるという現象が
生じなくなる。その結果、積層体の上記部分に割れが発
生しなくなる。例えば、第８図および第４図に示すよう
に１それ自身の側端縁５ａ 、 ５ａが積み重ね体７の
繊維方向（矢印方向）と交叉するように設定されている
上型５および下型６を用いて積み重ね体７を圧締すると
、上型板５の側端縁５２がらその下側の積み重ね体７の
部分７ａに加わるカは、その下側の積層体７の素材単板
の繊維と交叉するようになる。すなわち、圧締によって
発生する張力は、繊維と交叉するように発生するため、
その張力が高強度な木材繊維によって受は止められるよ
うＫなる。従来は、この張力が、繊維と平行に発生して
おり、木材繊維で受は止められることがなかったため、
繊維、と繊維の間から繊維に沿って左右に割れが発生し
ていた。
に、型版の側端縁に対応する積み重ね体の部分に加わる
圧締力が、繊維方向と平行ではなくて繊維と交叉したよ
うな形になる。そのため、その部分の繊維自身の強度が
利用できるようになり、積み重ね体の上記部分の素材単
板が繊維方向ＫＧって左右にひき裂かれるという現象が
生じなくなる。その結果、積層体の上記部分に割れが発
生しなくなる。例えば、第８図および第４図に示すよう
に１それ自身の側端縁５ａ 、 ５ａが積み重ね体７の
繊維方向（矢印方向）と交叉するように設定されている
上型５および下型６を用いて積み重ね体７を圧締すると
、上型板５の側端縁５２がらその下側の積み重ね体７の
部分７ａに加わるカは、その下側の積層体７の素材単板
の繊維と交叉するようになる。すなわち、圧締によって
発生する張力は、繊維と交叉するように発生するため、
その張力が高強度な木材繊維によって受は止められるよ
うＫなる。従来は、この張力が、繊維と平行に発生して
おり、木材繊維で受は止められることがなかったため、
繊維、と繊維の間から繊維に沿って左右に割れが発生し
ていた。
このように、この発明は、繊維自身の強度を利用するた
め、圧締時に、型版の側端縁に対応する積層体の部分に
割れが生じにくくなる。そのため、高圧での圧締も可能
になり、適用範囲が広くなる（成形性の自由度の向上）
。
め、圧締時に、型版の側端縁に対応する積層体の部分に
割れが生じにくくなる。そのため、高圧での圧締も可能
になり、適用範囲が広くなる（成形性の自由度の向上）
。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
最大傾斜角３５°の型面をもつ型版であって側端縁が積
み重ね１体の繊維方向と平行になっている平行型版と、
同様の型面をもち側端縁が積み重ね体の繊維方向と交叉
するようになっている交叉型版を用意した。そして、こ
れらを用い、積み重ね体（０，８ｆｆ厚で２００ Ｘ
２００ ｆｉのアガチスロータリー単板を接着剤を塗布
してもしくは塗布せずに積み重ねたもの）を圧締した。
み重ね１体の繊維方向と平行になっている平行型版と、
同様の型面をもち側端縁が積み重ね体の繊維方向と交叉
するようになっている交叉型版を用意した。そして、こ
れらを用い、積み重ね体（０，８ｆｆ厚で２００ Ｘ
２００ ｆｉのアガチスロータリー単板を接着剤を塗布
してもしくは塗布せずに積み重ねたもの）を圧締した。
そのときの破壊限界（割れの生ずる限界）を下記の表に
示す。表より明らかなように、実施例のものは、それに
対応する比較例のものに比べて破壊限界が高くなってい
る。したがって、実施例によれば、比較例に比べて高圧
で圧締することができるようになり、成形性の自由度が
大きくなるのであ゛ち。
示す。表より明らかなように、実施例のものは、それに
対応する比較例のものに比べて破壊限界が高くなってい
る。したがって、実施例によれば、比較例に比べて高圧
で圧締することができるようになり、成形性の自由度が
大きくなるのであ゛ち。
（余 白）
以上のように、この発明は、複数枚の素材単板を繊維方
向を揃えた状態で積み重ね、この積み重ね体を型版で圧
締して積層体を製造する方法であって、型版として、そ
れ自身の側端縁が上記積み重ね体の繊維方向と交叉する
ように設定されているものを用いるため、圧締時に、型
版の側端縁に対応する積層体の部分に発生する張力が、
繊維と交叉したような形で発生することとなる。したが
って、この張力が強度の大な繊維で受は止められること
となり、割れの発生が防止されるようになる。
向を揃えた状態で積み重ね、この積み重ね体を型版で圧
締して積層体を製造する方法であって、型版として、そ
れ自身の側端縁が上記積み重ね体の繊維方向と交叉する
ように設定されているものを用いるため、圧締時に、型
版の側端縁に対応する積層体の部分に発生する張力が、
繊維と交叉したような形で発生することとなる。したが
って、この張力が強度の大な繊維で受は止められること
となり、割れの発生が防止されるようになる。
第１図および第２図は従来例の説明図、第８図および第
４図はこの発明の一実施例の説明図である。 ５・・・上型 ５ａ・・・・その側端縁 ６・・・下型
６ａ・・・その側端縁 ７・−・積み重ね体特許出願人
松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第１図 第３図 第２図 第４ 図１
４図はこの発明の一実施例の説明図である。 ５・・・上型 ５ａ・・・・その側端縁 ６・・・下型
６ａ・・・その側端縁 ７・−・積み重ね体特許出願人
松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第１図 第３図 第２図 第４ 図１
Claims (1)
- （１） 複数枚の素材単板を繊維方向を揃えた状態で
積み重ね、この積み重ね体を型版で圧締して積層体を製
造する方法であって、型版として、それ自身の側端縁が
上記積み重ね体の繊維方向と交叉するように設定されて
いるものを用いることを特徴とする積層体の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10607481A JPS587312A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 積層体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10607481A JPS587312A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 積層体の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587312A true JPS587312A (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=14424443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10607481A Pending JPS587312A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 積層体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587312A (ja) |
-
1981
- 1981-07-06 JP JP10607481A patent/JPS587312A/ja active Pending
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