JPH09174506A - 木質建築材の製造方法 - Google Patents
木質建築材の製造方法Info
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- JPH09174506A JPH09174506A JP33724595A JP33724595A JPH09174506A JP H09174506 A JPH09174506 A JP H09174506A JP 33724595 A JP33724595 A JP 33724595A JP 33724595 A JP33724595 A JP 33724595A JP H09174506 A JPH09174506 A JP H09174506A
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな反りが発生することなく表面材を作製
し、単板のレイアウト貼りや均一な表面研磨を容易にす
る。 【解決手段】 合板1に樹脂含浸紙2及び単板3をこの
順に積層接着して表面材4を作製し、芯材にこの表面材
4を積層することによって木質建築材を製造する。この
とき、合板1に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ねて冷
圧して接着した後に、樹脂含浸紙2に接着剤を介して単
板3を重ねて熱圧して接着することによって表面材4を
作製する。冷圧で合板1に樹脂含浸紙2を接着すること
によって、接着剤の水分の急激な蒸発を抑制して反りを
低減できる。
し、単板のレイアウト貼りや均一な表面研磨を容易にす
る。 【解決手段】 合板1に樹脂含浸紙2及び単板3をこの
順に積層接着して表面材4を作製し、芯材にこの表面材
4を積層することによって木質建築材を製造する。この
とき、合板1に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ねて冷
圧して接着した後に、樹脂含浸紙2に接着剤を介して単
板3を重ねて熱圧して接着することによって表面材4を
作製する。冷圧で合板1に樹脂含浸紙2を接着すること
によって、接着剤の水分の急激な蒸発を抑制して反りを
低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木製ドアなどとし
て使用される木質建築材の製造方法に関するものであ
る。
て使用される木質建築材の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】合板に樹脂含浸紙と単板を接着して表面
材を作製し、芯材にこの表面材を積層することによって
木製ドアなどの木質建築材を製造することが行なわれて
いる。そして上記の表面材を作製するにあたっては、合
板の表面に接着剤を介してフェノール樹脂含浸紙などの
樹脂含浸紙を重ね、これを熱圧して接着し、次にこの樹
脂含浸紙の表面に接着剤を介して複数枚の単板を所定の
レイアウトで配置して重ね、これを熱圧して接着するこ
とによって行なわれている。
材を作製し、芯材にこの表面材を積層することによって
木製ドアなどの木質建築材を製造することが行なわれて
いる。そして上記の表面材を作製するにあたっては、合
板の表面に接着剤を介してフェノール樹脂含浸紙などの
樹脂含浸紙を重ね、これを熱圧して接着し、次にこの樹
脂含浸紙の表面に接着剤を介して複数枚の単板を所定の
レイアウトで配置して重ね、これを熱圧して接着するこ
とによって行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
合板に樹脂含浸紙を熱圧で接着すると、この積層板に上
面側(樹脂含浸紙側)が凹となる反りが発生し、この上
に単板を正確なレイアウト配置で貼ることが難しくなる
という問題があった。この反りの理由は、合板に接着剤
を塗布して樹脂含浸紙を重ねると、接着剤の水分は合板
の表面層に吸収されてこの表面層が少し膨潤されると共
に樹脂含浸紙にも水分が吸収されて少し膨潤されること
になり、この状態で熱圧すると樹脂含浸紙及び合板の表
面層から水分が急激に蒸発するために、樹脂含浸紙及び
合板の表面層が収縮し、この結果、樹脂含浸紙側が凹と
なる反りが発生すると考えられる。
合板に樹脂含浸紙を熱圧で接着すると、この積層板に上
面側(樹脂含浸紙側)が凹となる反りが発生し、この上
に単板を正確なレイアウト配置で貼ることが難しくなる
という問題があった。この反りの理由は、合板に接着剤
を塗布して樹脂含浸紙を重ねると、接着剤の水分は合板
の表面層に吸収されてこの表面層が少し膨潤されると共
に樹脂含浸紙にも水分が吸収されて少し膨潤されること
になり、この状態で熱圧すると樹脂含浸紙及び合板の表
面層から水分が急激に蒸発するために、樹脂含浸紙及び
合板の表面層が収縮し、この結果、樹脂含浸紙側が凹と
なる反りが発生すると考えられる。
【0004】またこのように合板に樹脂含浸紙の積層板
に反りが発生していると、単板をうまく貼って表面材を
作製することができたとしても、単板を接着する際の熱
圧によって反りが増大され、表面材の表面をワイドベル
トサンダーで研磨することが困難になり、表面材を均一
に表面研磨することができないという問題が生じるもの
であった。
に反りが発生していると、単板をうまく貼って表面材を
作製することができたとしても、単板を接着する際の熱
圧によって反りが増大され、表面材の表面をワイドベル
トサンダーで研磨することが困難になり、表面材を均一
に表面研磨することができないという問題が生じるもの
であった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、大きな反りが発生することなく表面材を作製する
ことができ、単板のレイアウト貼りや均一な表面研磨が
容易になる木質建築材の製造方法を提供することを目的
とするものである。
あり、大きな反りが発生することなく表面材を作製する
ことができ、単板のレイアウト貼りや均一な表面研磨が
容易になる木質建築材の製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る木質建築材
の製造方法は、合板1に樹脂含浸紙2及び単板3をこの
順に積層接着して表面材4を作製し、芯材5にこの表面
材4を積層することによって木質建築材を製造するにあ
たって、合板1に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ねて
冷圧して接着した後に、樹脂含浸紙2に接着剤を介して
単板3を重ねて熱圧して接着することによって表面材4
を作製することを特徴とするものである。
の製造方法は、合板1に樹脂含浸紙2及び単板3をこの
順に積層接着して表面材4を作製し、芯材5にこの表面
材4を積層することによって木質建築材を製造するにあ
たって、合板1に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ねて
冷圧して接着した後に、樹脂含浸紙2に接着剤を介して
単板3を重ねて熱圧して接着することによって表面材4
を作製することを特徴とするものである。
【0007】また請求項2の発明は、表面材4の表面側
に化粧用の溝6加工を施した後、芯材5に表面材4を積
層することを特徴とするものである。
に化粧用の溝6加工を施した後、芯材5に表面材4を積
層することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。合板1に樹脂含浸紙2と単板3を接着して表面材
4を作製するにあたって、本発明では先ず、合板1の表
面に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ね、これを冷圧し
て図1(b)のように積層接着する。樹脂含浸紙2とし
てはフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を紙に含浸させ
て硬化させたものを用いることができる。またこのとき
の冷圧の条件は、温度5〜35℃、圧力2〜10kgf
/cm2 、加圧時間3〜24時間の範囲に設定するのが
好ましい。このように熱圧ではなく冷圧で合板1への樹
脂含浸紙2の接着を行なうと、合板1の表面層や樹脂含
浸紙2に吸収されている接着剤の水分が熱で急激に蒸発
するようなことがないために、樹脂含浸紙2側が凹にな
る反りが発生することを防ぐことができるものである。
むしろ接着剤の水分が十分に飛びきらないうちは、水分
の吸収で合板1の表面層や樹脂含浸紙2が少し膨潤して
いるために、樹脂含浸紙2側が凸となる反りが少し発生
する。
する。合板1に樹脂含浸紙2と単板3を接着して表面材
4を作製するにあたって、本発明では先ず、合板1の表
面に接着剤を介して樹脂含浸紙2を重ね、これを冷圧し
て図1(b)のように積層接着する。樹脂含浸紙2とし
てはフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を紙に含浸させ
て硬化させたものを用いることができる。またこのとき
の冷圧の条件は、温度5〜35℃、圧力2〜10kgf
/cm2 、加圧時間3〜24時間の範囲に設定するのが
好ましい。このように熱圧ではなく冷圧で合板1への樹
脂含浸紙2の接着を行なうと、合板1の表面層や樹脂含
浸紙2に吸収されている接着剤の水分が熱で急激に蒸発
するようなことがないために、樹脂含浸紙2側が凹にな
る反りが発生することを防ぐことができるものである。
むしろ接着剤の水分が十分に飛びきらないうちは、水分
の吸収で合板1の表面層や樹脂含浸紙2が少し膨潤して
いるために、樹脂含浸紙2側が凸となる反りが少し発生
する。
【0009】上記のように合板1に樹脂含浸紙2を冷圧
して貼り付けた後、樹脂含浸紙2の表面に単板3を積層
接着する。単板3としては木材のスライス単板を用いる
ことができるものであり、樹脂含浸紙2の表面に接着剤
を塗布した後、図1(d)のように複数枚の単板3を所
定の模様を形成するようにレイアウトして配置する。合
板1への樹脂含浸紙2の接着を冷圧で行なっているので
反りが小さいために、単板3のレイアウト配置は容易に
行なうことができる。そしてこれを熱圧することによっ
て樹脂含浸紙2に単板3を接着することができる。熱圧
の条件は、温度80〜100℃、圧力2〜10kgf/
cm2 、加圧時間1〜2分の範囲に設定するのが好まし
い。尚このとき、熱圧ではなく冷圧で単板3を接着する
ことも可能であるが、冷圧接着では長時間の加圧時間が
必要であるために、通常その生産性から複数組みを積み
重ねて加圧を行なうことになり、この際に単板3のレイ
アウトがずれる可能性が高い。従って本発明では、単板
3の接着は熱圧で行なうようにしているのである。
して貼り付けた後、樹脂含浸紙2の表面に単板3を積層
接着する。単板3としては木材のスライス単板を用いる
ことができるものであり、樹脂含浸紙2の表面に接着剤
を塗布した後、図1(d)のように複数枚の単板3を所
定の模様を形成するようにレイアウトして配置する。合
板1への樹脂含浸紙2の接着を冷圧で行なっているので
反りが小さいために、単板3のレイアウト配置は容易に
行なうことができる。そしてこれを熱圧することによっ
て樹脂含浸紙2に単板3を接着することができる。熱圧
の条件は、温度80〜100℃、圧力2〜10kgf/
cm2 、加圧時間1〜2分の範囲に設定するのが好まし
い。尚このとき、熱圧ではなく冷圧で単板3を接着する
ことも可能であるが、冷圧接着では長時間の加圧時間が
必要であるために、通常その生産性から複数組みを積み
重ねて加圧を行なうことになり、この際に単板3のレイ
アウトがずれる可能性が高い。従って本発明では、単板
3の接着は熱圧で行なうようにしているのである。
【0010】上記のように単板3を貼り付けことによっ
て、合板1と樹脂含浸紙2と単板3からなる化粧材4を
作製することができるものであり、まずこの化粧材4の
表面をワイドベルトサンダーで表面研磨する。化粧材4
の表面は反りが小さいために、幅が広いワイドベルトサ
ンダーを用いても、化粧材4の表面を均一に研磨するこ
とができるものである。そしてこの後、化粧材4を合板
やパーチクルボード、MDFなどの芯材5の表面に接着
して積層することによって、木製ドア等として使用され
る図3のような木質建築材を製造することができるもの
である。
て、合板1と樹脂含浸紙2と単板3からなる化粧材4を
作製することができるものであり、まずこの化粧材4の
表面をワイドベルトサンダーで表面研磨する。化粧材4
の表面は反りが小さいために、幅が広いワイドベルトサ
ンダーを用いても、化粧材4の表面を均一に研磨するこ
とができるものである。そしてこの後、化粧材4を合板
やパーチクルボード、MDFなどの芯材5の表面に接着
して積層することによって、木製ドア等として使用され
る図3のような木質建築材を製造することができるもの
である。
【0011】ここで、化粧材4の表面には意匠性を高め
るために溝6を加工して設けることが行なわれている。
例えば図2に示すように、隣合う単板3の境界線に沿っ
て単板3から樹脂含浸紙2に至るように溝6が加工され
ている。そして本発明では化粧材4を芯材5に貼り付け
る前に、化粧材4に溝6を加工するようにしている。す
なわち、化粧材4に溝6を設けると、溝6によって化粧
材4の腰が弱くなるので、ワイドベルトサンダーで化粧
材4の表面研磨を行なう際に化粧材4の表面がワイドベ
ルトサンダーの表面に馴染み、表面研磨を一層均一に行
なうことができるものである。
るために溝6を加工して設けることが行なわれている。
例えば図2に示すように、隣合う単板3の境界線に沿っ
て単板3から樹脂含浸紙2に至るように溝6が加工され
ている。そして本発明では化粧材4を芯材5に貼り付け
る前に、化粧材4に溝6を加工するようにしている。す
なわち、化粧材4に溝6を設けると、溝6によって化粧
材4の腰が弱くなるので、ワイドベルトサンダーで化粧
材4の表面研磨を行なう際に化粧材4の表面がワイドベ
ルトサンダーの表面に馴染み、表面研磨を一層均一に行
なうことができるものである。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例によって具体的に説明す
る。 (実施例1) 縦2160mm、幅860mm、厚み4mmの合板1
の表面に水性ビニルウレタン系接着剤(大鹿振興(株)
製;主剤「ピーアイボンド127」、硬化剤「H−3
M」)を110±10g/m2 の塗布量で塗布し、この
上に厚み0.8mmのフェノール樹脂含浸紙2を重ね、
温度20℃、圧力8kgf/cm2 、時間1昼夜(16
時間)の条件で冷圧し、合板1に樹脂含浸紙2を接着し
た(図1(a),(b))。
る。 (実施例1) 縦2160mm、幅860mm、厚み4mmの合板1
の表面に水性ビニルウレタン系接着剤(大鹿振興(株)
製;主剤「ピーアイボンド127」、硬化剤「H−3
M」)を110±10g/m2 の塗布量で塗布し、この
上に厚み0.8mmのフェノール樹脂含浸紙2を重ね、
温度20℃、圧力8kgf/cm2 、時間1昼夜(16
時間)の条件で冷圧し、合板1に樹脂含浸紙2を接着し
た(図1(a),(b))。
【0013】プレス解圧後、図1(c)のa,b,c
の3箇所に板の幅方向で糸9を張り、その中央部での板
のたわみ寸法を反りとして測定した。ここで、樹脂含浸
紙2を上にしたときに、図4(a)のように上に凹とな
る反りの寸法をプラス(+)で、図4(b)のように下
に凹となる反りの寸法をマイナス(−)で記録した。 次に、樹脂含浸紙2の表面にフェノール変性ビニル系
接着剤(コニシ(株)「ボンドPR−22」)を65±
5g/m2 の塗布量で塗布し、この上に厚み0.2mm
の単板3を図1(d)のレイアウトで配置した。そして
これを温度90℃、圧力8kgf/cm2 、時間2分の
条件で熱圧して単板3を接着することによって、化粧材
4を作製した。
の3箇所に板の幅方向で糸9を張り、その中央部での板
のたわみ寸法を反りとして測定した。ここで、樹脂含浸
紙2を上にしたときに、図4(a)のように上に凹とな
る反りの寸法をプラス(+)で、図4(b)のように下
に凹となる反りの寸法をマイナス(−)で記録した。 次に、樹脂含浸紙2の表面にフェノール変性ビニル系
接着剤(コニシ(株)「ボンドPR−22」)を65±
5g/m2 の塗布量で塗布し、この上に厚み0.2mm
の単板3を図1(d)のレイアウトで配置した。そして
これを温度90℃、圧力8kgf/cm2 、時間2分の
条件で熱圧して単板3を接着することによって、化粧材
4を作製した。
【0014】プレス解圧後、図1(c)のa,b,c
と同じ3箇所における化粧材4の幅方向の反りを測定し
た。 この後、この表面材4をワイドベルトサンダーに通し
て表面研磨し、そして芯材5の表面にこの表面材4を接
着を接着することによって、木製ドアとして使用される
木質建築材を得た。
と同じ3箇所における化粧材4の幅方向の反りを測定し
た。 この後、この表面材4をワイドベルトサンダーに通し
て表面研磨し、そして芯材5の表面にこの表面材4を接
着を接着することによって、木製ドアとして使用される
木質建築材を得た。
【0015】(実施例2)上記の工程の後に、表面材
4の表面に図2のように単板3の境界線に沿って幅3m
m、深さ0.6mmの溝6を加工するようにした他は、
実施例1と同様にして化粧材4を作製すると共に木質建
築材を得た。 (比較例1)上記の工程を、合板1の表面にフェノー
ル変性ビニル系接着剤(既出)を65±5g/m2 の塗
布量で塗布し、この上にフェノール樹脂含浸紙2を重
ね、温度90℃、圧力8kgf/cm2 、時間2分の条
件で熱圧して、合板1に樹脂含浸紙2を接着するように
しておこなった。後は実施例1と同様にして化粧材4を
作製すると共に木質建築材を得た。
4の表面に図2のように単板3の境界線に沿って幅3m
m、深さ0.6mmの溝6を加工するようにした他は、
実施例1と同様にして化粧材4を作製すると共に木質建
築材を得た。 (比較例1)上記の工程を、合板1の表面にフェノー
ル変性ビニル系接着剤(既出)を65±5g/m2 の塗
布量で塗布し、この上にフェノール樹脂含浸紙2を重
ね、温度90℃、圧力8kgf/cm2 、時間2分の条
件で熱圧して、合板1に樹脂含浸紙2を接着するように
しておこなった。後は実施例1と同様にして化粧材4を
作製すると共に木質建築材を得た。
【0016】上記実施例1,2及び比較例1での反りの
量及び、ワイドベルトサンダーによる表面研磨性の評価
を表1に示す。
量及び、ワイドベルトサンダーによる表面研磨性の評価
を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1にみられるように、樹脂含浸紙2を冷
圧で接着するようにした実施例1,2のものでは、反り
が小さいと共に表面研磨性も良好であり、特に表面材4
に溝6を加工した実施例2のものでは表面研磨性が良好
であった。これに対して、樹脂含浸紙2を熱圧で接着す
るようにした比較例1のものは、反りが大きいと共に表
面研磨性が不良であった。
圧で接着するようにした実施例1,2のものでは、反り
が小さいと共に表面研磨性も良好であり、特に表面材4
に溝6を加工した実施例2のものでは表面研磨性が良好
であった。これに対して、樹脂含浸紙2を熱圧で接着す
るようにした比較例1のものは、反りが大きいと共に表
面研磨性が不良であった。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明は、合板に樹脂含浸
紙及び単板をこの順に積層接着して表面材を作製し、芯
材にこの表面材を積層することによって木質建築材を製
造するにあたって、合板に接着剤を介して樹脂含浸紙を
重ねて冷圧して接着した後に、樹脂含浸紙に接着剤を介
して単板を重ねて熱圧して接着することによって表面材
を作製するようにしたので、冷圧で合板に樹脂含浸紙を
接着することによって、接着剤の水分の急激な蒸発を抑
制して反りが発生することを低減することができるもの
であり、単板のレイアウト貼りや化粧材の均一な表面研
磨が容易になるものである。
紙及び単板をこの順に積層接着して表面材を作製し、芯
材にこの表面材を積層することによって木質建築材を製
造するにあたって、合板に接着剤を介して樹脂含浸紙を
重ねて冷圧して接着した後に、樹脂含浸紙に接着剤を介
して単板を重ねて熱圧して接着することによって表面材
を作製するようにしたので、冷圧で合板に樹脂含浸紙を
接着することによって、接着剤の水分の急激な蒸発を抑
制して反りが発生することを低減することができるもの
であり、単板のレイアウト貼りや化粧材の均一な表面研
磨が容易になるものである。
【0020】また、表面材の表面側に化粧用の溝加工を
施した後、芯材に表面材を積層するようにしたので、溝
によって化粧材の腰を弱くすることができ、化粧材を芯
材に積層する前の表面研磨を均一に且つ容易に行なうこ
とができるものである。
施した後、芯材に表面材を積層するようにしたので、溝
によって化粧材の腰を弱くすることができ、化粧材を芯
材に積層する前の表面研磨を均一に且つ容易に行なうこ
とができるものである。
【図1】本発明の実施の一形態を示すものであり、
(a)は合板の斜視図、(b)は合板に樹脂含浸紙を貼
り付けた状態の斜視図、(c)は反りの測定箇所を示す
斜視図、(d)は合板に樹脂含浸紙及び単板を貼り付け
た状態の斜視図である。
(a)は合板の斜視図、(b)は合板に樹脂含浸紙を貼
り付けた状態の斜視図、(c)は反りの測定箇所を示す
斜視図、(d)は合板に樹脂含浸紙及び単板を貼り付け
た状態の斜視図である。
【図2】本発明の実施の他の形態を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は一部の拡大した断面図であ
る。
(a)は斜視図、(b)は一部の拡大した断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態の木質化粧材の一部の断
面図である。
面図である。
【図4】反りの測定状態を示すものであり、(a),
(b)はそれぞれ側面図である。
(b)はそれぞれ側面図である。
1 合板 2 樹脂含浸紙 3 単板 4 化粧材 5 芯材 6 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 合板に樹脂含浸紙及び単板をこの順に積
層接着して表面材を作製し、芯材にこの表面材を積層す
ることによって木質建築材を製造するにあたって、合板
に接着剤を介して樹脂含浸紙を重ねて冷圧して接着した
後に、樹脂含浸紙に接着剤を介して単板を重ねて熱圧し
て接着することによって表面材を作製することを特徴と
する木質建築材の製造方法。 - 【請求項2】 表面材の表面側に化粧用の溝加工を施し
た後、芯材に表面材を積層することを特徴とする請求項
1に記載の木質建築材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33724595A JPH09174506A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 木質建築材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33724595A JPH09174506A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 木質建築材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09174506A true JPH09174506A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18306811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33724595A Pending JPH09174506A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 木質建築材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09174506A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127389A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 戸体及びその製造方法 |
| CN104290150A (zh) * | 2014-09-26 | 2015-01-21 | 潘学扬 | 胶合板或同向积层材的平整处理方法 |
| CN109808018A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-28 | 南宁市邦得力木业有限责任公司 | 桉木芯门扇板的制备方法 |
| CN110682374A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-01-14 | 雪宝国际智能科技有限公司 | 一种三聚氰胺浸渍胶膜纸复贴面工艺 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33724595A patent/JPH09174506A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127389A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 戸体及びその製造方法 |
| CN104290150A (zh) * | 2014-09-26 | 2015-01-21 | 潘学扬 | 胶合板或同向积层材的平整处理方法 |
| CN109808018A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-28 | 南宁市邦得力木业有限责任公司 | 桉木芯门扇板的制备方法 |
| CN110682374A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-01-14 | 雪宝国际智能科技有限公司 | 一种三聚氰胺浸渍胶膜纸复贴面工艺 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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