JPS6051157A - 4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体 - Google Patents
4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体Info
- Publication number
- JPS6051157A JPS6051157A JP58158314A JP15831483A JPS6051157A JP S6051157 A JPS6051157 A JP S6051157A JP 58158314 A JP58158314 A JP 58158314A JP 15831483 A JP15831483 A JP 15831483A JP S6051157 A JPS6051157 A JP S6051157A
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- Japan
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- alkoxy
- compound
- formula
- methyl
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は感熱記録材料等の発色成分となるフルオラン化
合物を合成するための中間体として有用な新規な4−ア
ルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体に関する。
合物を合成するための中間体として有用な新規な4−ア
ルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体に関する。
ロイコ系感熱記録材料等の発色成分として用いられてい
るフルオラン化合物を合成する中間体として、下記一般
式(1) (式中、Rは水素原子または低級アルキル基、Xは水素
原子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり
、nは0〜3を示す)で表わされる4−アルコキシ−2
−メチル−N−アシルアニリン誘導体が知られており、
この誘導体はさらに加水分解によって4−アルコキシ−
2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体とされた後、
ベンゾフェノン化合物と反応せしめられ最終目的化合物
であるフルオラン化合物となる。
るフルオラン化合物を合成する中間体として、下記一般
式(1) (式中、Rは水素原子または低級アルキル基、Xは水素
原子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり
、nは0〜3を示す)で表わされる4−アルコキシ−2
−メチル−N−アシルアニリン誘導体が知られており、
この誘導体はさらに加水分解によって4−アルコキシ−
2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体とされた後、
ベンゾフェノン化合物と反応せしめられ最終目的化合物
であるフルオラン化合物となる。
フルオラン化合物の合成において有用な4′−アルコキ
シ−2−メチル−N−ペンM−導体は一般式(1)の4
−アルコキシ−2−メチル−N−アシルアニリン誘導体
の酸またはアルカリによる加水分解で得るが、この反応
は容易に進行せず前があった。
シ−2−メチル−N−ペンM−導体は一般式(1)の4
−アルコキシ−2−メチル−N−アシルアニリン誘導体
の酸またはアルカリによる加水分解で得るが、この反応
は容易に進行せず前があった。
本発明はロイコ型感熱記録材料等の発色成分となるフル
オラン化合物を合成するための有用な中間体である4−
アルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体
を短時間で高収率、かつ高純度で得ることができる4−
アルコキシ−2−メチル−ベンジリデン誘導体を提供す
ることを目的とする。
オラン化合物を合成するための有用な中間体である4−
アルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体
を短時間で高収率、かつ高純度で得ることができる4−
アルコキシ−2−メチル−ベンジリデン誘導体を提供す
ることを目的とする。
本発明によれば、一般式
(式中、Rは水素原子または低級アルキル基、Xは水素
原子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり
、nはθ〜8を示す)で表わされる4−アルコキシ−2
−メチルベンジリデン誘導体が提供される。
原子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり
、nはθ〜8を示す)で表わされる4−アルコキシ−2
−メチルベンジリデン誘導体が提供される。
本発明の一般式で表わされる李−アルコキシー2−メチ
ル−N−ベンジリデン誘導体はロイコ型感熱記録材料等
の発色成分となるフルオラン化合物を合成するための有
用な中間体である4−アルコキシ−2−メチル−N−ベ
ンジルアニリン誘導体を短時間で高収率、かつ高純度で
得るための中間体として有用なものである。
ル−N−ベンジリデン誘導体はロイコ型感熱記録材料等
の発色成分となるフルオラン化合物を合成するための有
用な中間体である4−アルコキシ−2−メチル−N−ベ
ンジルアニリン誘導体を短時間で高収率、かつ高純度で
得るための中間体として有用なものである。
本発明の、前記一般式で表わされる4−アルコキシ−2
−メチル−ベンジリデン誘導体は、以下に示す方法で合
成される。
−メチル−ベンジリデン誘導体は、以下に示す方法で合
成される。
(式中、Rは水素原子または低級アルキル基を示し、通
常その炭素数は1〜8個である)で表わされる4−アル
コキシ−2−メチルアニリンと (式中、Xは水素原子、低級アルキル基、または低級ア
ルコキシ基であり、通常その炭素数は]〜8個、貫]は
0〜8を示す) で表わされるベンズアルデヒド誘導体を1:1〜]5の
割合でアルコール、ジオキサン、トルエン等の有機溶剤
中で室温から有枠溶剤の沸点の温度にて数時間反応させ
、本発明の4・−アルコキシ−2−−メチル−ベンジリ
デン誘導体を結晶あるいはオイル状で得ることができる
。
常その炭素数は1〜8個である)で表わされる4−アル
コキシ−2−メチルアニリンと (式中、Xは水素原子、低級アルキル基、または低級ア
ルコキシ基であり、通常その炭素数は]〜8個、貫]は
0〜8を示す) で表わされるベンズアルデヒド誘導体を1:1〜]5の
割合でアルコール、ジオキサン、トルエン等の有機溶剤
中で室温から有枠溶剤の沸点の温度にて数時間反応させ
、本発明の4・−アルコキシ−2−−メチル−ベンジリ
デン誘導体を結晶あるいはオイル状で得ることができる
。
この4−アルコキシ−2−メチル−ベンジリデン誘導体
は水素ガスの接触還元、あるいは遷移金属と塩榊による
還元反応によって 一般式 (式中、Rは水素原子また低級アルキル基、Xは水素原
子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり、
nはθ〜8を示す)で表わされる4−アルコキシ−2−
メチル−N−ペンジルアニリン銹導体とされ、次いでこ
の4−アルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン
誘導体は (式中、Rは例えば低級アルキル基、その炭素数は通常
1〜8、またはアリール基を示す)で表わされるベンゾ
フェノン化合物と反応せしめられ最終の合成化合物であ
るフルオラン化合物となる。
は水素ガスの接触還元、あるいは遷移金属と塩榊による
還元反応によって 一般式 (式中、Rは水素原子また低級アルキル基、Xは水素原
子、低級アルキル基、または低級アルコキシ基であり、
nはθ〜8を示す)で表わされる4−アルコキシ−2−
メチル−N−ペンジルアニリン銹導体とされ、次いでこ
の4−アルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン
誘導体は (式中、Rは例えば低級アルキル基、その炭素数は通常
1〜8、またはアリール基を示す)で表わされるベンゾ
フェノン化合物と反応せしめられ最終の合成化合物であ
るフルオラン化合物となる。
本発明の4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導
体によって、ロイコ型感熱記録材の他、感圧記録紙、通
電発色型記録紙等の記録材料において発色成分として用
いられるフルオラン化合物を合成する1こ有用な4−ア
ルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体を
短時間で高収率、かつ高純度で得ることができる。
体によって、ロイコ型感熱記録材の他、感圧記録紙、通
電発色型記録紙等の記録材料において発色成分として用
いられるフルオラン化合物を合成する1こ有用な4−ア
ルコキシ−2−メチル−N−ベンジルアニリン誘導体を
短時間で高収率、かつ高純度で得ることができる。
例工ば、4−アルコキシ−2−メチル−N−ベンジルア
ニリン誘導体の一種である4−メトキシ−2−メチル−
N−(2−メチルベンジル)アニリンをベンゾフェノン
化合物の一種である4−N1N−ジエチル−2−ヒドロ
キシ−2ヒカルボキシベゾフエノンと公知の方法にて反
応せしめ顕色剤によって黒紫色に発色する8−N、N−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2・−メチルベン
ジル)アミノフルオランを得ることができた、〔実施例
〕 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
ニリン誘導体の一種である4−メトキシ−2−メチル−
N−(2−メチルベンジル)アニリンをベンゾフェノン
化合物の一種である4−N1N−ジエチル−2−ヒドロ
キシ−2ヒカルボキシベゾフエノンと公知の方法にて反
応せしめ顕色剤によって黒紫色に発色する8−N、N−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2・−メチルベン
ジル)アミノフルオランを得ることができた、〔実施例
〕 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1.4−メトキシ−2−メチルベンジリデンの合
成 4−メトキシ−2−メチルアニリン1 mozをエタノ
ール200 m/に溶解し次いでベンズアルデヒド1m
0I!をゆっくり加え、50〜60℃で4時間反応させ
た。反応液を氷水1000m/中に注fiLIL、析出
したオイル状物を500m/のトルエンで抽出し、トル
エン層を分液分取した、 トルエン層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥液、トルエンをロータリーエバポレーターで
留去し、残査を減圧蒸留することにより4−メトキシ−
2−メチルベンジリデンが沸点156〜158℃72a
Hyで淡い黄色粘性液体として得られた。(収量186
.8S’、収率82.9%)4−メトキシ−2−メチル
ベンジリデンの元素分析値は表−1に示すとおり誤差範
囲内で一致した。
成 4−メトキシ−2−メチルアニリン1 mozをエタノ
ール200 m/に溶解し次いでベンズアルデヒド1m
0I!をゆっくり加え、50〜60℃で4時間反応させ
た。反応液を氷水1000m/中に注fiLIL、析出
したオイル状物を500m/のトルエンで抽出し、トル
エン層を分液分取した、 トルエン層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥液、トルエンをロータリーエバポレーターで
留去し、残査を減圧蒸留することにより4−メトキシ−
2−メチルベンジリデンが沸点156〜158℃72a
Hyで淡い黄色粘性液体として得られた。(収量186
.8S’、収率82.9%)4−メトキシ−2−メチル
ベンジリデンの元素分析値は表−1に示すとおり誤差範
囲内で一致した。
実施例2.4−メトキシ−2−メチル−2−クロロベン
ジリデンの合成 4−メトキシ−2−メチルアニリン1mo7をエタノー
ルに溶解し、次いでベンズアルデヒド1.05m0/を
ゆっくり加え2時間煮沸還流した。冷却後析出した結晶
をろ取し、エタノール洗浄、水洗浄をおこない減圧乾燥
をすると融点が58〜59の黄白色粉末を得た。(収量
282.74p、収率89.6%)4−メトキシ−2−
メチル−22−クロロベンジリデンの元素分析値は表−
2に示すとおり誤差範囲内で一致した。
ジリデンの合成 4−メトキシ−2−メチルアニリン1mo7をエタノー
ルに溶解し、次いでベンズアルデヒド1.05m0/を
ゆっくり加え2時間煮沸還流した。冷却後析出した結晶
をろ取し、エタノール洗浄、水洗浄をおこない減圧乾燥
をすると融点が58〜59の黄白色粉末を得た。(収量
282.74p、収率89.6%)4−メトキシ−2−
メチル−22−クロロベンジリデンの元素分析値は表−
2に示すとおり誤差範囲内で一致した。
表−2
実施例8〜5 実施例1と同様に下表−8に示す化合物
を合成し、その合成結果を 表−8に示す。
を合成し、その合成結果を 表−8に示す。
上記4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体は
、高純度で高収率であった。
、高純度で高収率であった。
特許出願人 株式会社 リコー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、Rは水素原子または低級アルキル基、Xは水素
原子、低級アルキル基、または低級
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58158314A JPS6051157A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58158314A JPS6051157A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051157A true JPS6051157A (ja) | 1985-03-22 |
Family
ID=15668923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58158314A Pending JPS6051157A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 4−アルコキシ−2−メチルベンジリデン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63179988A (ja) * | 1986-12-31 | 1988-07-23 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー | 除去可能かつ位置調整可能な接着シート生成物およびその製造方法 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP58158314A patent/JPS6051157A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63179988A (ja) * | 1986-12-31 | 1988-07-23 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー | 除去可能かつ位置調整可能な接着シート生成物およびその製造方法 |
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