JPH03240761A - 安息香酸誘導体及びその製造法 - Google Patents

安息香酸誘導体及びその製造法

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JPH03240761A
JPH03240761A JP3381590A JP3381590A JPH03240761A JP H03240761 A JPH03240761 A JP H03240761A JP 3381590 A JP3381590 A JP 3381590A JP 3381590 A JP3381590 A JP 3381590A JP H03240761 A JPH03240761 A JP H03240761A
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JP
Japan
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compound
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benzoic acid
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recording material
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Application number
JP3381590A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Nakatsuka
正勝 中塚
Atsuo Otsuji
淳夫 大辻
Kiyoharu Hasegawa
長谷川 清春
Masatoshi Takagi
正利 高木
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な安息香酸誘導体及びその製造法に関す
る。
更に詳しくは、記録材料として有用なフルオラン化合物
の重要な製造原料となる安息香酸誘導体及びその製造法
に関する。
〔従来の技術〕
従来、無色ないし淡色の電子供与性化合物(発色性化合
物)と有機もしくは無機の電子受容性物質(顕色剤)と
の呈色反応を利用し、圧力、熱または電気などの外部エ
ネルギーの媒介により、伝達される情報を記録する方式
として、感圧記録、感熱記録および通電感熱記録などが
ある。
これらの記録方式には、発色性化合物として、フルオラ
ン化合物が広く用いられている。
フルオラン化合物の原料となる安息香酸誘導体としては
、従来、例えば、式(I)の化合物が知られている。
この式(III)の化合物を原料として、式(IV)の
フルオラン化合物が製造されている。
々の化合物を探索し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は式(I) しかし、式(IV)の化合物は、感圧記録材料として用
いるには、カプセルオイルに対する溶解度か極めて低い
という欠点かあり、また感熱記録材料として用いるには
、例えば、ビスフェノールA等の顕色剤と混合すると、
それ自体灰色ないし黒灰色に発色し、これを紙に塗布す
ると、灰色ないし黒灰色に着色(地汚れ)した紙しか得
られないという欠点かあった。
〔発明か解決しようとする課題〕
本発明の課題は、上記の欠点を解消した感圧および感熱
等の記録材料に適した、フルオラン化合物の原料として
有用な安息香酸誘導体およびその製造方法を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上述の課題を解決するために種て表され
る安息香酸誘導体、およびこの化合物を、式(n) て表される3−アミノフェノール誘導体と無水フタル酸
とを反応させて製造する方法である。
本発明の化合物(I)は、式(I[)て表される3−ア
ミノフェノール誘導体と無水フタル酸とを無溶媒、ある
いはベンゼン、トルエン、キシレンまたはテトラクロロ
エチレン等の溶媒中で反応させることにより製造するこ
とかできる。
反応温度は、60〜140°Cの範囲か好ましく、反応
時間は、反応温度により異なるか、数時間から数十時間
の間が好ましい。またこの反応の際、例えば、塩化亜鉛
のようなルイス酸を添加してもよい。
本発明の方法で使用する式(It)で表される化合物は
、例えば、レゾルシンとシクロヘキシルアミンとより得
られる3−N−シクロへキシルアミノフェノールを、例
えば、イソブチルクロライド、イソブチルブロマイド、
またはイソブチルトシレート等のイソブチル化剤でイソ
ブチル化を行うことにより製造できる。
また、3−N−イソブチルアミノフェノールを、例えば
、シクロヘキシルクロライド、シクロヘキシルブロマイ
ドまたはシクロへキシルトシレート等のシクロヘキシル
化剤によりシクロヘキシル化を行うことによっても好適
に製造できる。
〔発明の作用〕
本発明の式(I)で表される安息香酸誘導体は、記録材
料用の発色性物質である新規なフルオラン化合物を製造
するための原料として非常に有用である。
本発明の式(I)の化合物を用いて製造される、例えば
、つぎの式(V)のフルオラン化合物は、式(IV)の
化合物に比へ、感圧記録材料用の発色性化合物として用
いる際にカプセルオイルに対する溶解度か極めて高く、
かつ感熱記録材料に用いると、地汚れのない白色度の高
い感熱紙が得られ、優れた特徴を有している。
〔実施例〕
以下、実施例により、本発明を更に具体的に説明するか
、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1 3−N−シクロへキシルアミノフェノールとイソブチル
ブロマイドとより製造した3−N〜シクロへキシル−N
−イソブチルアミノフェノール278gと、無水フタル
酸224gを500 mlのトルエン中、110°Cで
12時間攪拌した。反応溶液に1200+++1の水を
加えた後、70゛Cて1時間攪拌後、トルエン層を取り
出し、トルエン層を減圧下留去した後、残渣にイソプロ
パツール10100Oおよび50%NaOH水溶液30
0+++j’を加え、析出したナトリウム塩を濾過しイ
ブプロパツール500 mlで洗浄した。
このナトリウム塩を水+500+++t’に分散した後
、lO%HCf水溶液てpl 5〜6とした後、10°
Cに2日間放置させ、析出した結晶を濾過、水洗、乾燥
し、淡褐色味の結晶として2−(2°−ヒドロキシ−4
゛−N−ソクロへキソルーN−イソブチルアミノヘンゾ
イル)安息香酸207gを得た。
収率45%、融点183〜185°C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I )で表される安息香酸誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )
  2. (2)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される3−アミノフェノール誘導体と無水フタル酸
    とを反応させることを特徴とする請求項(1)記載の式
    ( I )で表される安息香酸誘導体の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0853079A1 (en) * 1997-01-09 1998-07-15 Ciba SC Holding AG Production of keto acids
CN106117239A (zh) * 2016-06-29 2016-11-16 江苏傲伦达科技实业股份有限公司 一种荧烷类化合物的合成方法及其催化剂

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