JPS6049000B2 - 直流電動機駆動装置 - Google Patents

直流電動機駆動装置

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JPS6049000B2
JPS6049000B2 JP53070487A JP7048778A JPS6049000B2 JP S6049000 B2 JPS6049000 B2 JP S6049000B2 JP 53070487 A JP53070487 A JP 53070487A JP 7048778 A JP7048778 A JP 7048778A JP S6049000 B2 JPS6049000 B2 JP S6049000B2
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ゲオルゲ・アルベルト・ゴバエルト
マイナルドス・アントニウス・ゲラルドス・ニ−ホルト
ラメルト・ロ−デンブルク
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication of JPS6049000B2 publication Critical patent/JPS6049000B2/ja
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33507Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Power Engineering (AREA)
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流電動機を駆動する装置、特に電気ひげそ
り器の電動機に関するものであり、かかる装置は、出力
回路に直流電動機を設けることのできるフライバック・
コンバータを具え、このフライバック・コンバータは大
部分が集積回路として設計される制御回路を具え、この
制御回路は、フライバック・コンバータの変圧器の1次
巻線と直列に接続されたスイッチング素子を制御するた
めに、数+KHz程度の一定周波数と制御されたパルス
持続時間とを有する制御パルスを発生し、さらに前記制
御回路は、出力電圧と変圧器の1次巻線を流れる電流と
に基づいて前記制御パルスのパフルス持続時間を制御す
る手段を具えている。
フライバック・コンバータを具える万能電源装置は、フ
ィリップス出願情報(PhillpsAppll−Ca
tlOnInfOrmatlOn) (NO.475
,l975年8月)に記載されている。順方向掃引の周
波数(すなわ7ち、スイッチング素子が導通する時間隔
)は、制御回路内に設けた発振器の周波数により決定さ
れる。ひげそり器のような小型電気機器の電動機を駆動
するための電源は、小型軽量でなければならなノい。
このことは、回路要素をてきるだけ集積化し、変圧器お
よび(平滑用)コンデンサのような集積化できない要素
をてきるだけ小型にしなければならないことを意味して
いる。さらに、使用者の立場からは、回路に生ずる熱を
最小にしなければならない。また、小型電気機器は、外
部電源すなわち主電圧の無い場合にも動作できなければ
ならず、このことは電源装置が再充電可能な蓄電池を有
さなければならないことを意味している。他の要求は、
蓄電池が充電されていない場合に、負荷された電動機が
直接かつ滑らかに始動できなければならないことである
。゜“フィリップス出願情報゛NO.475に記載され
ている装置は、小型電気機器を駆動するには余り適して
いない。
この公知の装置では、フライバック・コンバータの出力
電圧は、分離変圧器巻線を経て制御回路に供給される。
フライバック・コンバータの出力電圧は、制御回路にお
いて制御電圧として用いられ、さらにこの出力電圧から
制御回路用電源電圧が取り出される。このような3次変
圧器巻線は、変圧器の体積および重量を増大させる結果
となる。電源装置の始動を可能にするためには、次のよ
うな補助回路が必要となる。
すなわち、制御回路がまだ付勢されていないときに、1
次巻線に直列に接続されたスイッチング・トランジスタ
にベース電流を供給できる補助回路である。この補助回
路は、始動の間に入力電圧(主電圧)から始動電流が取
り出されるようにする。この公知の補助回路は、集積化
することのできない2個の高電圧トランジスタを具え、
高抵抗を経て入力電圧源に接続されている。また、この
公知の補助回路は、多数の追加要素を具えている。本発
明の目的は、わずかのエネルギーしか消費せず且つ小型
軽量てはあるが、入力電圧の広い範,囲にわたつて制御
出力特性を示す、フライバック・コンバータの原理に基
づく電源装置を提供することにある。
本発明装置は、再充電可能な蓄電池を2次巻線に直列接
続し、電動機を前記蓄電池に並列に接続するための切換
え手段を設け、前記制御回路を付勢するために変圧器の
2次巻線から充電される電力供給コンデンサを設け、前
記制御回路は、この電力供給コンデンサの電圧が特定限
界電圧を越えるときに制御回路を作動状態に保つ電圧レ
ベル検,出器を具え、始動コンデンサを具える始動回路
を設け、この始動回路は、制御回路が不作動状態の楊合
に、前記始動コンデンサの電圧と瞬時人力電圧とが特定
レベルを越える羨前記スイッチング素子に制御電流を供
給し、前記制御回路は、変圧器の1次巻線を流れる電流
と前記入力電圧の瞬時値とを検出する検出回路を具え、
前記制御パルスのパルス持続時間をこの検出回路の出力
信号によつて決定するようにしたことを特徴とするもの
である。
本発明は、部分的には公知の多数の手段を組み合わせる
ことによつて、電源装置が高い効率を有し、高電圧トラ
ンジスタおよびダイオードのような素子を過大電流また
は過大電圧に対して保護することができるという認識に
基づいてなしたものてある。
この電源装置は、その大部分を集積化することができ、
したがつて小型軽量とすることができる。′4フィリッ
プス出願情報″NO.475に従つて電源装置に使用さ
れる、高電圧トランジスタおよび高抵抗を具える補助回
路はもはや不必要である。
本発明電源装置では、この補助回路をコンデンサおよび
抵抗で置き換えた。最後に述べた装置で用いられる一定
の外部要素(すなわち制御回路の残部と一体化すること
のできない要素)は、特殊な電力制御方法によつて本発
明装置ては省略することができる。入力電圧の特定レベ
ルで、始動回路は、スイッチング素子への制御電流を供
給し始める。
電圧レベル検出器は、その瞬時に制御回路への電源電圧
が適切であるか否を検出する。適切であれば、制御回路
は付勢される。このようにして、制御パルスの周波数が
偏移し始めること、および制御回路による制御がもはや
十分に確立されないということが防止される。本発明装
置のさらに他の特徴によれば、制御回路は、直線縁を有
する周期電圧を供給する電圧発生器と、この電圧発生器
に第1入力端子を接続したパルス幅変調器と、出力電圧
を第2入力端子に供給することによつて決定される電圧
と、パルス幅変調器によつて供給されたパルスをスイッ
チング素子の制御入力端子に伝達するための論理回路と
を具えている。
この論理回路の第1入力端子を電圧発生器の出力端子に
接続し、第2入力端子をパルス幅変調器および検出回路
の出力端子に接続する。この論理回路は、制御回路が電
圧発生器の1周期の間にただ1つの制御パルスを供給で
きるようにする。本発明電源装置の出力電圧は、電動機
がオンに切換えられている場合には蓄電池の電圧を、電
動機がオンに切換えられておらず蓄電池が充電されてい
る場合には、蓄電池に直列に接続された充電表示器の電
圧を意味するものと理解すべきであJる。
電圧発生器が三角波電圧を供給し、この発生器および論
理回路を始動回路により制御するのが好適である。
三角波電圧発生器の利点は、制御回路が、妨害(集積回
路内でのクロストーク)を生じ7させるどのような過渡
大電流をも処理する必要がないことであり、スイッチン
グ●パルスの持続時間を電圧発生器により供給される電
圧の周期のO%から50%の間で容易に変化させ得るこ
とである。本発明に基づく始動回路は、ツェナーダイオ
ードを有するサイリスタ回路を具え、始動コンデンサと
並列にスイッチング素子を設け、このスイッチング素子
の制御入力端子を制御回路の反転入力端子に接続するの
が好適である。
サイリスタ回路のブレークダウンは、ツェナーダイオー
ドのブレークダウン電圧によつて決定される。
始動コンデンサの電圧の特定値で且つサイリスタ回路の
組込み電流限界値が越えられると、始動回路は制御電流
をスイッチング素子に供給する。始動コンデンサに並列
に接続されたスイッチング素子たとえばトランジスタは
、制御回路が制御パルスを供給するときに、始動回路不
作動にする。始動コンデンサは別として、始動回路を制
御回路と一体にすることができる。始動回路は、始動コ
ンデンサの電圧が特定値よりも小さいときに、第1サイ
リスタ回路をターンオンさせるための第2サイリスタ回
路を具えることが好適てある。
この第2サイリスタ回路を経て、コンデンサは完全に放
電される。出力電圧の関数として制御されることは別と
して、スイッチング・パルスの持続時間を出力電力の関
数として制御しなければならない。
このためには、電源装置は変圧器の1次巻線を流れる電
流を検出する検出回路を具える。これはスイッチング・
パルスの持続時間を、入力電圧および出力電圧に関連し
て前記電流の大きさに適合させるためである。電源装置
が入力電圧の種々の値で正確に機能するためには、入力
電圧の値が1次巻線を流れる電流の検出に貢献するよう
に検出回路を構成−しなければならない。検出回路の第
1例では、この回路をサイリスタ回路によつて構成し、
その制御入力端子に、1次巻線に直列に接続したスイッ
チング・トランジスタのエミッタ抵抗の電圧および分圧
器からの電圧.を供給する。
この分圧器は、1次巻線とスイッチング◆トランジスタ
のコレクターエミッタ路との直列接続回路に並列に接続
されている。検出回路の第2例では、検出回路が、差動
増幅器を具え、この差動増幅器の1つの入力端子は一!
定電圧にあり、第2入力端子は、変圧器の1次巻線を流
れる電流に比例し且つその尾電流(Tallcurre
nt)が始動コンデンサの電圧に比例する電圧にある。
検出回路は、第2差動増幅器を具え、この増幅ク器の1
つの入力端子を第1差動増幅器の出力端子に接続し、第
2入力端子は分圧器からの出力電圧を受けるようにする
のが好適である。
その結果、正確な始動特性が得られ、装置は短絡が防止
される。以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する
本発明電源装置は、フライバック・コンバータの原理に
基づいている。
このようなコンバータの原理を第1図に示す。スイッチ
ング・トランジスタT1が導通するいわゆる゛゜順方向
掃引(FOrwardsweep)゛の時間内に、時間
とともに直線的に増大する電流が変圧)器TOの1次巻
線Wpを流れ、一定量の磁気エネルギーがこの巻線に蓄
積される。
トランジスタT1がターンオフされるいわゆる6′帰線
(Flyback)0の時間内に、蓄積されたエネルギ
ーは蓄電池Bおよび電動機Mに供給される。トランジス
タT1・は、パルス列Pによつて制御する。これらパル
スは、一定の比較的高い周波数たとえば25KHzの周
波数を有している。高周波数とすることの利点は、特定
量のエネルギーの伝達に対して変圧器を小型にできるこ
とである。パルスの周波数は、制”御回路内に設けた信
号発生器たとえば三角波発生器によつて決定する。この
制御回路は、さらに、スイッチング◆パルスのパルス持
続時間、したがつて順方向掃引の期間を、出力電圧と入
力電圧と1次巻線を流れる電流との関数として制御する
要素を具えている。本発明は、特に、大部分が集積化さ
れる前記制御回路に関するものである。
第2図は、この制御回路1が電源装置内にどのように設
けられるかを示している。
電源装置は、4個のダイオードD2,D3,D4,D5
より成る全波整流器を具えている。
入力電圧は交流電圧であり、たとえは主電圧あるいは直
流電圧(DirectvOlta?)である。
整流電圧■6を、平滑化することなく、1次巻線Wpに
直接供給する。比較的大きな平滑用コンデンサをもはや
必要としないので、スペースが節約される。点Aと1次
巻線との間に、妨害抑制回路を設けることができる。こ
の妨害抑制回路は、たとえば、2個のインダクタンス]
−1,L2と3個のコンデンサCl,C2,C3を具え
ている。1次巻線に並列に、たとえば抵抗R4とコンデ
ンサC4とダイオードD6とより成る制動回路を設ける
ことができる。妨害抑制回路および制動回路は、本発明
の本質ではなく、これ以上詳細には説明しない。1次巻
線Wpに直列に、高電圧スイッチング・トランジスタT
1たとえば64Phi11psBUX865′型のトラ
ンジスタを設ける。
トランジスタの代りに、異なるスイッチング素子を用い
ることもできる。トランジスタT1のベースを制御回路
1の出力端子3に接続する。したがつて、この制御回路
に発生するスイッチング・パルスは高電圧トランジスタ
をターンオンおよびターンオフさせる。電気ひげそり器
あるいは電気整髪器のような小型電気機器の電動機Mを
、同時に動作されるスイッチSAおよびSBによつて、
2次巻線W,に直列に、および蓄電池BとダイオードD
7と充電表示器Laとの直列回路に並列に接続すること
ができる。スイッチSAおよびSBが位置aにある場合
、電動機は入力電圧■,あるいは蓄電池によつて駆動さ
れる。スイッチがbの位置にあるときには、電動機は電
源回路から切離される。このとき、入力電圧■1がある
場合には蓄電池は充電される。コンデンサC9は、蓄電
池を充電するために用いられる緩衝コンデンサである。
フライバック・コンバータの帰線の間に発生する大電流
がコンデンサC9によつてしや断され、このためこれら
大電流は蓄電池および充電表示器Laを流れない。入力
電圧■1が無い場合には、制御回路は付勢されず、制御
回路は蓄電池からいかなる電流も取り出さない。点Dの
電圧(以後出力電圧V。
とする)を、集積回路1の入力端子11に供給する。電
圧■。は、トランジスタT1のベースに供給されるスイ
ッチング・パルスのパルス持続時間を決定する。さらに
、トランジスタT1のエミッタ抵抗R5の電圧を集積回
路の入力端子2に供給して、スイッチング・トランジス
タを流れる電流がまたスイッチングパルスの持続時間を
決定するようにする。制御回路1は、多数の副回路を具
えている。第3図は、制御回路のブロック線図てある。
制御回路1の電源のために、小さく且つ安定した直流電
圧が必要である。
この電源電圧を■9から取り出すことが考えられる。し
かしこの場合には、かなりのエネルギーを消費する高抵
抗と容量の大きい平滑用コンデンサとを経て、電圧■9
を制御回路に供給しなければならない。したがつて、変
圧器Trの出力回路から電源電圧を取り出すことが望ま
しい。入力電圧■と出力電圧■。との間に直流分離は必
要とされないので、分離変圧器巻線は必要なく、電源電
圧を2次巻線Wsから取り出すことができる。このため
には、補助回路が必要である。制御回路内のこの補助回
路は、制御回路に対して、十分に高い電源電圧が十分に
高い入力電圧■で得られるようにする。“フィリップス
出願情報゛NO.475に基づく電源装置も、上述の目
的のための補助回路を具えている。
しかし、この公知の補助回路は、ここで提案している電
源装置に用いるにはあまり適していない。これは、電圧
VAがほとんど平滑化されていない電圧であるためであ
る。この公知の補助回路は、高電圧トランジスタのよう
な多数の外部素子を具えている。公知の補助回路がオン
されている間は、この回路内での電力損失は大きい。本
発明によれば、始動コンデンサを具える始動回路を、公
知の補助回路の代りに用いる。
このような始動回路を始動させる場合、制御回路は何ん
らの問題も示さず、始動は入力電圧のどの周期において
も可能である。この始動回路(後にさらに詳細に説明す
る)を第3図に30で示す。入力電圧■が一定レベルに
達すると、始動回路は、接続部31を経てスイッチング
・トランジスタT1のベース(集積回路の出力端子3)
に始動パルスを供給する。始動回路は、抵抗R6とイン
ダクタンスL2,Llを経て点Aに接続する(第2図と
比較)。点Cの電圧(第2図)を、集積回路1を付勢す
るために用いる。
この電圧は、電流電圧制限回路20およびトランジスタ
T2を経て電力供給コンデンサC7に供給して、このコ
ンデンサを充電する。コンデンサC7の電圧を基準電圧
源21の電圧と比較し、その結果をシユミツト・トリガ
回路の形態のレベル検出器22に供給する。始動回路お
よびシユミツト・トリガ回路は、コンデンサC7の電圧
が十分に高くなる、すなわち換言すれば入力電圧■が一
定レベルを越えるまで、制御回路1がオンに切換えられ
ず且つスイッチング・パルスを供給し始めるようにさせ
る。シユミツト・トリガ回路は、ブロック24で示され
る多数の電流源をオンに切換える。その結果、回路25
,26,27,28が付勢される。回路25は、三角波
発生器である。必要ならば、このためにのこぎり波発生
器を用いることもできる。回路26は、たとえば差動増
幅器の形のパルス幅変調器である。増幅器23の出力電
圧を、三角波発生器25からの電圧と比較する。回路2
7は、電源回路の出力端子における状態に従つて、トラ
ンジスタT1のベースにスイッチング・パルスを伝達す
る論理回路である。この論理回路は、また、1次巻線を
流れる電流を特に検出する検出回路29によつて制御さ
れる。回路28は、論理回路27からの小さな信号を高
電圧トランジスタに適した電流に変換するインターフェ
ースである。本発明電源装置の動作を、より詳細に説明
する。
スイッチSAおよびS8がaの位置にある状態から説明
を始める。蓄電池はもとのままであり、交流電圧Viが
Oボルトの瞬時にこの交流電圧を供給するものとする。
この場合には、スイッチング トランジスタT1のベー
スには電圧は存在せず、したがつてこのトランジスタは
カットオフされている。電圧■1は電圧■9を増大させ
るので、集積回路1の入力端子4の電圧は増大する。そ
の結果、始動回路のコンデンサC6が充電される。コン
デンサC6の電圧が一定値に達し、且つ電圧■が十分高
く、たとえば70〜80ボルトになるとすぐに、始動回
路30はトランジスタT1のベースに始動パルスを供給
する。このときトランジスタT1はターンオンされ(フ
ライバック・コンバータの゜゜順方向掃引”の開始)、
1次巻線W,に一定電圧か発生する。この電圧は2次巻
線を経て電圧■,に変換される。この電圧V,は、電流
電圧制限回路20を経て、電力供給コンデンサC7を充
電するために用いられる。スイッチング・トランージス
タT1が始動回路によつて導通状態に保たれる時間より
も短い非常に短時間内に、電力供給コンデンサC7は、
電圧レベル検出器すなわちシユミツト・トリガ回路22
が切換わるような値にまで充電される。シユミツト・ト
リガ回路の切換え.によつて、電流源24はオンに切換
えられる。このとき制御回路が、順方向掃引に引継ぎ、
たとえば25KHzの繰り返し周波数でスイッチング・
パルスを供給する。後述するように、出力電圧■。
を増幅した後、パルス幅変調器26においてたとえば発
生器25からの三角波電圧と比較する。その結果、供給
されるスイッチング◆パルスの持続時間は、また、電圧
■。によつて決定される。この最初の順方向掃引の間は
、出力電圧■。は小さい。この最初の順方向掃引の間で
は、トランジスタT1を流れる電流は、検出回路29が
スイッチング・パルスの持続時間を減少させるパルスを
接続部33を経て供給し始める程にはまだ増大すること
ができない。最初の順方向掃引期間τ,は、C6V6=
し×τ,で与えられる。ここに、C6は始動コンデンサ
のキャパシタンスであり、V6は始動コンデンサの電圧
であり、しは始動回路(第11図および第Jl2図と比
較)の電流制限サイリスタ回路を流れる電流である。ト
ランジスタT1がターンオフされる時間、すなわち帰線
時間内では、コンデンサC7の電圧の減少は、コンデン
サC7の電圧がシユミツト・トリガ回路の閾値以上に保
持される程に小さい。
したがつてシユミツト・トリガ回路は切換らず、制御回
路1は動作状態に保たれる。次の順方向掃引の間に、コ
ンデンサC7は再充電される。
その結果、入力電圧V1の半サイクル“の間に、トラン
ジスタは多数回たとえば250回ターンオンおよびター
ンオフされる。電力供給コンデンサC7はかなり小さく
することができる。
その理由は、スイッチングがかなり高い周波数で発生し
、電圧■が存在しないときには制御回路は帰線時間内で
はほとんど電流を消費しないからである。制御回路が付
勢されている限りは、始動回路を接続部32を経てオフ
に切換えることができる。
入力電圧■が増大すると、トランジスタT1を流れる電
流は、フライバック・コンバータの各順方向掃引の間の
ある瞬時に、検出回路29(後に第14図および第15
図に関連して説明される)が接続部33を経て論理回路
26にパルスを供給する程大きくなる。このパルスは、
関連する順方向掃引期間を減少させる。検出回路29が
もはやパルスを供給しない程に入力電圧■が減少するま
でに、検出回路29は論理回路27を経て多数の順方向
掃引の間に順方向掃引期間を決定する。入力電圧■iが
さらに減少すると、コンデンサC7の電圧は各帰線毎に
減少する。ある瞬時に、コンデンサC7の電圧はシユミ
ツト・トリガ回路22がリセットされる程に減少し、制
御回路が不作動にされて、入力電圧■1の関連半サイク
ルの残りの間トランジスタT1はカットオフ状態に保た
れる。この入力電圧の次の半サイクルの間に、この入力
電圧のレベルがたとえば70ボルトの前記特定値に達す
るとすぐに、始動回路30はトランジスタT1のベース
に始動パルスを再び供給する。このとき集積回路1は再
び付勢されて、前記制御回路はトランジスタT1のベー
スに多数のスイッチング・パルスを再び供給する。本発
明に基づくフライバック●コンバータの特徴は、制御回
路1への電源電圧は必ずしも存在しないが、この制御回
路自身によつてフライバック・コンバータがオンに切換
えられることである。
始動回路からのパルスが妥当でない瞬時すなわち入力電
圧■がコンデンサC7を一回で充電するに十分な程まだ
高くなつていない瞬時に発生すると、制御回路1はシユ
ミツト・トリガ回路22の存在によつてオンに切換えら
れない。これは、始動条件が再び満たされ、すなわち始
動コンデンサが十分に充電され入力電圧■が十分に高く
なるまて延期される。コンバータの帰線の間に、たとえ
ば1.8Aの平均電流が、2次巻線W,からダイオード
D1を経て電動機および蓄電池に供給される。
この場合、出力電流しの大部分が電動機Mに流れる。第
2図とは別に、出力回路中の要素を第4図に示すように
配置することもできる。
この場合、充電表示器Laと充電用コンデンサC8との
並列接続回路を、電動機Mと蓄電池Bとの並列接続回路
に直列に接続する。たとえばニッケル−カドミウム電池
である蓄電池の端子電圧が、蓄電池がまだ充電されてい
ないけれどもフライバック・コンバータがオンに切換え
られたときに急速に特定値に達するという事実を利用す
ることができる。スイッチSAおよびSBが位置aにあ
る限りは、出力電圧V。
は蓄電池の電圧に等しい。この電圧を、たとえば、第1
1図に関して説明するように始動回路30に供給するこ
とができる。増加蓄電池電圧で、始動回路は、入力電圧
■の値を連続的に減少させるために始動パルスを供給す
ることができる。この場合、入力電圧■の周期の連続増
加部を用い、したがつて平均出力電流は連続的に増大す
る。このようにして、始動の間に電動機によつて必要と
される大電流を供給して、電動機を正確に始動させるこ
とができる。たとえば、1.2Vの蓄電池電圧に対し、
電動機を流れる電流はたとえばハである。入力電圧■i
のいくつかの周期の後に、蓄電池電圧は高くなり(たと
えば2V)、コンデンサC7の電圧はシユミツト・トリ
ガ回路22がリセットされる程にはもはや減少しえない
このとき制御回路1は連続動作状態にある。蓄電池電圧
はさらにわずか上昇し(たとえば2.4Vに)、電動機
は所望速度で回転する。この状態では、電動機を流れる
電流はたとえば約1Aである。電圧■。(蓄電池電”圧
)は、また、回路23,26,27を経て順方向掃引の
期間を制御し、その結果入力電圧■。が安定化される。
ニッケル−カドミウム蓄電池が完全に充電されない限り
は、これら蓄電池は緩衝コンデンサとして用いられる。
これは、1個の蓄電池あたりの端子電圧が約1.25■
を越えない限り可能である。ニッケル−カドミウム緩衝
コンデンサは、次のような利点を有している。すなわち
、これらコンデンサは、比較的小さい寸法および比較的
軽い重量で、大きいキャパシタンス(たとえば6ファラ
ッド)を有することである。ニッケル−カドミウム蓄電
池の内部抵抗は非常に小さく、たとえばR1=12n1
・Ωであり、このためかなり大きいリプル電流が許され
る。スイッチSAおよびSBが位置aにある場合、出力
電流しの大半は電動機を流れ、蓄電池は本質的には充電
されない。
充電は、スイッチSAおよびSBが位置bにセットされ
るまで開始されない。蓄電池の充電の間、フライバック
・コンバータは、原則的には電動機が駆動されるときと
同じように動作する。しかし、第4図に基づく配置ては
、蓄電池の機能はコンデンサC8により引継がれる。こ
のコンデンサの電圧したがつてランプL2の電圧は、こ
の電圧が出力電圧■。として用いられるという点で一定
に保持され、この電圧により順方向掃引期間を制御する
。この場合、蓄電池の充電電流は一定に保たれる。使用
されるニッケル−カドミウム蓄電池は、この電源装置で
発生しうる最大充電電流で連続的に充電することがてき
る。
第4図に示す回路配置において、入力電圧■1をまだ負
荷されていない蓄電池に供給するときには、蓄電池を流
れる大きな負電流が存在しうる。
蓄電池の内部抵抗のために、蓄電池すなわち第4図の点
11に負電圧が現われる。この点に現われる負電圧は、
それが集積回路内に寄生効果を生じさせるため望ましく
はない。さらに第4図の回路配置では、蓄電池の温度依
存性を補償するために他の手段はとられていない。フラ
イバック・コンバータの出力回路のための改良した配置
を第2図に示す。
さらに第5図は、蓄電池の電圧および充電表示器の電圧
がどのようにして増幅器33に供給されるかを示す。こ
の増幅器はトランジスタT3およびT4を具える差動増
幅器であり、これらトランジスタのエミッタは電流源4
0に接続されている。トランジスタT3のコレクタをア
ースに接続する。トランジスタT4のコレクタを、抵抗
Rl4およびダイオードDlOを経てアースに接続する
。トランジスタT4のベースは、基準電圧源23によつ
て決定されるたとえば1.2Vの一定電圧V2lを受け
取る。スイッチSAおよびSBが位置aにある場合、緩
衝コンデンサC9は電動機Mに並列に接続され、スイッ
チが位置bにある場合には、緩衝コンデンサC9は、蓄
電池とダイオード均と充電表示器Laとの直列接続回路
に並列に接続される。スイッチSAおよびSBが位置a
にある場合、トランジスタT3のベースの電圧は、分圧
器R9,RlO,Rl3を経て蓄電池の電圧により決定
される。
増幅された出力電圧■。″を、接続部36(第3図と比
較)を経てパルス幅変調器26に供給する。フライバッ
ク・コンバータの順方向掃引期間は、電圧VJのレベル
によつて決定される。出力電圧■3,が増大すると、増
幅出力電圧■。″は増大して順方向掃引が短くなる。電
圧V。が減少するとき、順方向掃引は、発生器25によ
つて供給される電圧の周期の最大半分を有する長い期間
を有している。蓄電池が充電されるとき、すなわちスイ
ッチS9およびSBが位置bにあるとき、トランジスタ
T3のベースは、抵抗Rl3を経てアースに接続される
充電表示器の電圧V9を、ダイオードD9および抵抗R
l5を経て、トランジスタT4の2個のエミッタのうち
の1つに接続する。電圧V9が、電圧V2lとダイオー
ド])9の電圧とトランジスタT4のベ−スーエミッタ
限界電圧との和を越える楊合には、電圧V9はパルス幅
変調器26に直接伝達される。このとき順方向掃引期間
は電圧V9が一定に保たれるように制御され、したがつ
て蓄電池の充電電流は一定に保たれる。点11の電圧V
。は、抵抗RlOおよびRl3にわたる電圧に応じて制
御が行なわれる場合よりも小さい。順方向掃引から帰線
への転移のときに、蓄電池電圧は十分に確立されておら
ず、したがつてこの電圧は制御の目的には適していない
このような転移の間に、差動増幅器33の出力電圧は、
ダイオードDlOによつて簡単に抑制され、この後まで
増幅出力電圧が測定され制御パラメータとして用いられ
ることはない。出力電圧■。
の関数としてフライバック・コンバータの順方向掃引を
制御するために、のこぎり波発生器を設けることもでき
る。第6図は、のこぎり波発生器39を具える制御回路
の一例の一部を示す。のこぎり波発生器の第1出力端子
を、パルス幅変調器26の第1入力端子に接続する。出
力電圧■。を増幅器23で増幅した後、たとえば差動増
幅器であるパルス幅変調器26の第2入力端子に供給す
る。第7a図は、のこぎり波電圧■2および増幅された
出力電圧■。
″を時間の関数として示す。これら電圧をパルス幅変調
器において比較することにより、第7b図に示すような
方形波電圧V3がパルス幅変調器の出力端子に発生する
。第7a図および第7b図は、出力電圧■。″のレベル
が変化すると、変調器26の出力端子のパルス持続時間
すなわち順方向掃引時間τ,が変化する。変調器26の
出力端子のパルスを、インターフェース28”を経て、
スイッチング・トランジスタT1のベースに伝達する。
順方向掃引時間τ,を検出回路29により供給される情
報に応じて制御し得るようにするために、制御回路には
双安定回路27を設ける。
検出器29からのトランジスタT1をターンオフすべき
ことを表わすパルスをこの双安定回路に供給してこの回
路第1安定状態、いわゆる“セット状態にする。フライ
バック・コンバータの各順方向掃引時にはこの双安定回
路を第2安定状態、いわゆる“リセット状態にして、変
調器26からの制御パルスをトランジスタT1のベース
に供給し得るようにする。この第2状態を得るためには
のこぎり波電圧の上昇縁を用いることができる。この目
的のために、双安定回路27の第2入力端子を発生器3
9の第2出力端子に接続する。第2制御パルスが発生器
39の1周期中に供給されないようにするために、パル
ス幅変調器26の出力端子を双安定回路の第3入力端子
に接続する。のこぎり波電圧の上昇縁を用いて双安定回
路27をリセットする必要かあり、且つ順方向掃引の持
続時間を零に調整し得るようにする必要がある場合は、
のこぎり波電圧の上昇縁を極めて急竣にし、そのピーク
が最小の丸みとなるようにする必要がある。しかし、極
めて急竣な上昇縁ののこぎり波−電圧は集積制御回路に
比較的大きな電流を流すことになる。この場合、回路素
子間のクロストークを避けるためには回路を比較的大表
面積に集積化する必要がある。更に、鋭いピークののこ
ぎり波を実現することは困難である。本発明では、上述
の問題を、制御回路内に三角波電圧を発生する発生器を
設けることにより除去することができる。
この場合、制御回路は第3図に示すように構成される。
第3図において三角波発生器は25で示す。C5は三角
波発生器のコンーデンサで、周期的に充放電される。三
角波発生器のこのコンデンサと抵抗R6は集積化されな
い。この発生器が電源電圧の変化又は発生器の構成素子
の変化と無関係の一定の周波数を発生するようにするた
めに、発生器25を基準電圧源21に接続する。三角波
発生器25は、三角波電圧に加えて、その三角波電圧の
下降縁に一致する高レベルを有する矩形波電圧を発生す
る。第8図にこの三角波電圧をVEで、矩形波電圧をV
Fで示す。この三角波電圧VEの傾きは第7a図ののこ
ぎり波電圧の上昇縁の傾きより小さい。この場合、第3
図の集積回路を流れる電流は第6図の回路を流れる電流
よりも小さくなる。矩形波電圧■Fは論理回路27に供
給する。この回路は第9図に更に詳細に示す。回路27
は4個のいわめるNORゲート40,41,42及び4
3を具える。
これらゲートの出力端子には両人力端子に論理値0が供
給された場合にのみ論理値1が現われる。論理値0は低
電圧レベル、論理値1は高電圧レベルを意味するものと
する。パルス幅変調器26の出力電圧■。
は増幅された出力電圧VJが三角波電圧■Eより小さい
場合に高レベルを有する。■o″がVEより大きくなる
と電圧Vcは低レベルになる。論理回路27の、点F及
びGにおける電圧レベル(論理値1及びO)の函数とし
ての動作は第10図の真理値表で与えられる。
この表において、F,G,H,K,L及びMは第9図の
対応する点の電圧レベルを示す。ゲート41及び42は
フリップフロップ回路を構成する。
この回路は、点Fの電圧が論理値1から論理値0に変化
する場合に第1状態(リセット状態、即ちL=0)にセ
ットされ、この状態ではスイッチングパルスを中間回路
28に転送し得る。この回路41,42は、点Fの電圧
が論理値0を示し点Gの電圧が論理値1からOに変化す
る場合に第2状態(L=1)にセットされ、この状態で
はスイッチングパルスを転送し得ない。従つて、このフ
リップフロップ回路は電圧■。の1周期中1個のスイッ
チングパルスのみを転送し得る。第10図の表から、電
圧Vcが論理値1の場合、VFが論理値0を示す限り、
ゲート43の点Mに論理値1が現われることが解る。
電圧VFが論理値1を示す場合は出力端子Mには論理値
0が現われる。電圧■。″が零ボルトで、電源回路が未
充電蓄電池に対してスイッチオンされる場合、VOは常
に論理値“1゛を示し、接続線33からパルスが供給さ
れない場合にはスイッチングパルスの持続時間はVFに
より決定される。この場合のスイッチングパルス(第8
c図にP。で示す)は最大のパルス持続時間、即ち電圧
■E(又は■F)のノ周期の50%の持続時間を有する
。電圧■。
″が零ボルトでない場合(第8a図)、この電圧により
スイッチングパルス(第8d図にP1で示す)の持続時
間を決定される。VJが■Eに等しくなると同時にVc
が論理値0になり、論7理値1がゲート40の出力端子
Hに現われる。この場合、回路41,42は第2状態に
セットされ、その結果論理値1が出力端子Mに現われ、
スイッチングパルスが遮断される。このように、三角波
発生器25を論理回路279と関連して用いることによ
りスイッチングパルスの持続時間を電圧■Eの周期のO
%〜50%の間で簡単に制御することができる。
検出回路29から短かいパルス29(第8e図)を点G
に接続されたゲート40の入力端子に供給することがで
きる。
この結果、出力端子Mが短時間のみ論理値0になる。パ
ルスP9がフリップフロップ回路41,42を第2状態
にセットし終ると、パルスP29が消滅した直後は出力
端子Mに論理値1が現われ得ない。これがため、回路4
1,42は最初第1状態にセットする必要がある。この
セットは電圧VFが最初論理値1を有し、次いで論理値
0に変化し終るまで起らない。この場合、更に、■。が
論理値1であると、論理値1が出力端子Mに現われ得る
。パルスP29の発生のために、順方向掃引時間τ,は
パルスP29がない楊合τ,より短かくなる。ゲート4
3は2入力NORゲートの代りに3入力NORゲートを
用いることができる。
この場合、第3入力端子は第9図に破線37で示すよう
に点Hに接続する。これにより論理回路27のスイッチ
ング機能は変化せず、スイッチングが僅かに速くなる。
第3図に示すように、論理回路27には接続線34を経
て始動回路30からの情報も受信させる。
これにより始動回路30から始動パルスが得られる限り
このパルスをトランジスタT1のベースに供給する。三
角波発生器25にも接続線35を経て始動回路30から
の情報を受信させる。
これにより始動一パルス中三角波発生器を順方向掃引せ
しめ、始動回路からのパルスと三角波発生器により発生
されたパルスとの時間関係を正確に規定する。以上、増
幅器23を除き第3図の回路配置の素子或はサブ回路を
それらの機能についてのみ説明!した。
基準電圧源21、シユミツト・トリガ22、電流源2牡
三角波発生器25及び差動増幅器26は既知の設計のも
のとすることができ、それらの構成については詳述しな
い。インターフェース回路28(微小電力非飽和論理出
力を高圧トランジスタに適合させる回路)も既知の設計
のものとすることができる。以下、始動回路30、検出
回路29及び電流及び電圧制限回路20の数例について
説明する。これら回路は本発明制御回路に特に好適であ
る。 1第11図は本発明に
よる始動回路30の第1の例を詳細に示す。この回路の
主な素子は始動コンデンサC6,2個のトランジスタT
5及びT6及びトランジスタT5及びT6のベース間の
ツェナーダイオードである。この始動回路は次のように
作動する。
入力電圧■(第2図)が供給された瞬時から、コンデン
サC6が充電される。このコンデンサの電圧VC6が限
流抵t/LRl7の両端間電圧、ツェナー電圧、トラン
ジスタT5のベース・エミッタ限界電圧及び抵抗Rl6
の両端間電圧の和に等しくなつた瞬時に、トランジスタ
T5がターンオンする。トランジスタT6のベース電圧
は抵抗Rl6の抵抗値とトランジノスタT5のコレクタ
電流の積により決まる。トランジスタT5のコレクタ電
流が増大すると、所定瞬時に抵抗Rl6の両端間電圧が
トランジスタT6及びT1のベース・エミッタ限界電圧
と抵抗R5の両端間電圧の和電圧を越えるため、トラン
ジスタ・T6及びT1もターンオンする。この瞬時にコ
ンデンサC6はトランジスタT5及びT6を経てトラン
ジスタT1のベースに放電する。この場合電源回路は始
動し、順方向掃引が始まる。トランジスタT,及びT6
はサイリスタ回路を構成し、その限界゛電圧が越えられ
ると、互に導通状態を維持する。第3トランジスタT7
はコンデンサC6と並列に接続され、このトランジスタ
は接続線32を経てインターフェース回路28に接続さ
れる。このトランジスタは、制御回路が動作中である限
り、コンデンサC6を充電し得ないようにして始動回路
が始動パルスを供給し得ないよう1こする。更に、出力
電圧■。に比例した電圧を破線38で示す接続線を経て
トランジスタT6のベースに供給することもできる。こ
の場合、電圧■。によつても始動瞬時が決定される。こ
の場合、入力電圧■が供給された後、始動パルスは電圧
■が低い値から上昇する順次の周期中発生することがで
きる。これがため、モータを正しく始動することができ
る。上述の始動回路の利点は、その回路内に現われる電
圧及び電流が比較的小さい点にある。
この結果、この回路は、抵抗R7及びコンデンサC6を
除いて、制御回路の他の回路と一緒に容易に集積化する
ことができる。第11図の始動回路では、コンデンサC
6をサイリスタ回路T5,T6により完全に放電させる
ことはできない。
後述する検出回路29の特定の変形例においてはコンデ
ンサC6により追加の機能を行なわせるために、コンデ
ンサC6を完全に放電させる必要がある。この放電は第
12図に示す始動回路の第2の例で達成することができ
る。この図の左側部分にはサイリスタ回路T5,T6,
ツェナーダイオードD2及び抵抗R,6を示す。限流抵
拍只,。及びR2l及びダイオードDュ,は、第1サイ
リスタ回路T,,T6に電流が流れる限り、この電流を
一定にする。トランジスタTlOはトランジスタT6に
主電流を供給すると共にトランジスタT5にベース電流
を供給する。第12図の左側部分にはトランジスタTl
2及びTl3より成る第2のサイリスタ回路を示す。こ
の始動回路は次のように作動する。入力電圧■(第2図
)が供給された瞬時からコンデンサC6がダイオードD
llを経て充電される。このときはまだ第1サイリスタ
回路T5,T6及び第2サイリスタ回路Tl2,Tl3
には電流が流れない。コンデンサC6の電圧が所定レベ
ルを越えると、サイリスタ回路T,,T6が第11図に
つき述べたようにターンオンする。第2サイリスタ回路
はまだターンオンしない。その理由は、点4の電圧、即
ち−トランジスタT,2のベース電圧が点5の電圧、即
ちトランジスタTl2のエミッタ電圧より正であるため
である。コンデンサC′Gが第1サイリスタ回路を経て
放電すると、トランジスタTl5がターンオンするため
、トランジスタTl3も導通状態に駆動される。このと
きトランジスタTl2のベース電圧が減少し、トランジ
スタTl2を経てトランジスタTl3のベースに電流が
流れ始めるため、このトランジスタが更に導通状態に駆
動され、これによりトランジスタTl2が更に導通状態
に駆動される。従つてサイリスタ回路Tl2,Tl3は
コンデンサC6の電圧が特定レベル以下に低下する瞬時
に急速にターンオンする。このとき、トランジスタT6
のベース電圧は、第1コレクタが抵抗R23を経て接地
され第2コレクタがトランジスタTl6のベースに接続
されたトランジスタTl4を経て急激に減少する。この
結果、このトランジスタ、従つて第1サイリスタ回路が
急速にターンオフする。この場合コンデンサC6はサイ
リスタ回路Tl。,Tl3を経て更に放電される。この
コンデンサが放電し終ると、サイリスタ回路Tl2,T
l3は、そのベース電圧がそのエミッタ電圧より正にな
るため、ターンオフする。サイリスタ回路Tl。
,Tl3はコンデンサC6の充電が阻止される時のみコ
ンデンサC6を放電する。コンデンサC6が再び充電電
流を受けると同時に、抵抗R7の電圧降下がトランジス
タTl。のベース電圧をそのエミッタ電圧より正にして
サイリスタTl。,Tl3をターンオフする。トランジ
スタT7は第11図の回路と同様の機能を有する。
第2図の始動回路は更にトランジスタTllを具える。
このトランジスタを経て、第1サイリスタ回路の状態、
即ち高電圧トランジスタT1へのベース電流の供給又は
非供給を接続線34及び35を経て発生器25及び論理
回路27に伝送する。サイリスタ回路T5,T6の状態
は第11図の始動回路を具える制御回路内の発生器25
及び論理回路27にも供給することができる。本発明電
源装置により供給する最大平均出力電力は入力電圧■1
の種々の値の時に一定に維持することが望ましい。前述
したように、制御回路(集積回路1)は入力電圧の特定
のレベルで駆動される。この制御回路は、入力電圧が9
0■の振幅を有する交流電圧ではなく290Vの振幅を
有する交流電圧の場合には、入力電圧の周期の一層大き
な部分に亘り動作状態に維持されること明らかである。
この結果、何らかの手段を講じないと、フライバック・
コンバータは90Vの入力電圧の時より290Vの入力
電圧の時の方が大電力を供給する。従つて、高い実効値
の入力電圧のときは最大平均出力電力を制限する必要が
ある。これがため、公知の原理に従つて、高電圧トラン
ジスタT1を流れる電流に比例した電圧を用いノてサイ
リスタを制御する。
このサイリスタはトランジスタT1の電流が特定レベル
を越えると同時にターンオンさせる。次いでこのサイリ
スタによりトランジスタT1をターンオフさせる。更に
、このサイリスタによりパルスを論理回路27に転7送
して制御回路1から供給されるスイッチング・パルスを
早めに遮断する。しかし、このようにすると、種々の実
効値の入力電圧■1に対する平均出力電流しが一定に維
持し得なくなる。
このことは第13a及び13b図クを用いて説明できる
。第13a図は順方向掃引τ,中1次巻線を流れる電流
11の変化及び帰線期間τ6中流れる電流12の変化を
示す。
12は変成器の1次側に変成した2次電流である。
11及び12の傾きはそれぞれ整流電圧■9及び2次電
圧■sの瞬時値により決まる。
11は例えば前述のサイリスタにより値11に制限され
る。
ちは、帰線が終了し、次の掃引が始まる瞬時の12の値
てある。2次電圧を特定の値に固定すると12の傾きは
一定になる。
電圧■6は非平滑電圧である。
この結果、11の傾きは電圧■9の一周期中の順次の順
方向掃引に対し常に変化する。第13b図は電圧■6が
高い瞬時値のときの11及び12の変化を示す。11は
第13a図と同一である。
しかし、第13a図の場合より順方向掃引期間γ,は短
かく、IOの値は小さい。1帰線期間に亘る12の平均
値は電圧■9の1周期中における順次の帰線期間に対し
一定でない。
しかし、電圧VAの1周期に亘り平均化すると、12は
VAの1つの特定の実効値に対し一定値となる。しかし
、何らかの手段を講じないと、12のこの平均値はVA
の実効値の変化、従つて入力電圧V1の実効値の変化に
応じて変化する。本発明によれぱ、11の値を入力電圧
■,の実効値に適合させる。第14図に示すように、本
発明電源回路には抵抗Rl8及びRl9より成る補正回
路網を設ける。電圧VAに比例する抵抗Rl9の端子電
圧とトランジスタT1の電流に比例する抵抗R5の端子
電圧の和電圧をサイリスタ回路に供給する。このサイリ
スタ回路は例えばPNP−NPNトランジスタ対Tl6
,Tl7で構成する。前記和電圧が特定の値を越えると
、トランジスタTl7;従つてサイリスタ回路Tl6,
Tl7がターンオンする。このときトランジスタT1は
遮断され、パルスが接続線33を経て論理回路27に転
送される。抵抗Rl9の端子電圧を抵抗5の端子電圧に
加えると、Iが低い実効値の■Aよりも高い実効値のV
Aに対し小さくなる。
これがため、モータの始動中理想的に一定の平均出力電
圧を90■〜290Vの入力電圧に対し得ることができ
る。第15図は検出回路29の第2の好適例を示す。
フライバック◆コンバータにおいて、整流電圧■6の各
周期中1次巻線及びトランジスタT1を流れる電流は必
ず零値から始まるとは限らず、この電流は整流電圧VA
の順次の周期において除々・に高くなる初期値から増大
する。トランジスタT,の電流の大きさをこの電流の遮
断の唯一の基準として用いる場合、特に小順方向掃引時
間に対しトランジスタT1が1次巻線に充分なエネルギ
ーが蓄積される前にターンオフすることが起り得る。第
15図のエネルギー検出回路ではこれを考慮してこの回
路によりフライバック●コンバータにより供給される。
最大エネルギー量を決定する。この回路の主な素子はト
ランジスタT2O及びT2lより成る差動増幅器である
トランジスタT2lのベースはダイオードD2Oによソ
ー定電圧に維持する。トランジスタT1の電流に比例す
る抵抗)R5の端子電圧をトランジスタT2。及び分圧
器R3O,R3lを経てトランジスタT2Oのベースに
供給する。既知のように、差動増幅器Tぇ,T2lの出
力電流はスロープとトランジスタT2O及びT2lのベ
ース電圧の差との積に比例する。
ここでスロープはS=AIで与えられ、Iは差動増幅器
のテール電流であり、aは温度依存量である(a=DV
:qは電子の電荷、Kはボルツマン定数、Tは絶対温度
】である)。電流11従つてスロープSは入力電圧■に
より決まるようにする。この目的のために、始動回路の
コンデンサC7を利用する。フライバック・コンバータ
が始動され、制御回路1がスイッチオンされると、トラ
ンジスタT7は接続線32を経てインターフェース回路
28により順方向掃引中遮断されるため、コンデンサC
6が僅かに充電される。帰線中トランジスタT7はター
ンオンし、コンデンサC6の電荷を放電し得る。順方向
掃引中のコンデンサC6の電圧はV.$3=IC6.t
7「て与えられる。
充電電流1。6は入力電圧Viに比例する。
コンバータ回路により電圧VC6の変化を差動増幅器T
9,T2lを流れる電流の変化に変換する。このコンバ
ータ回路は、ベースに電圧VO6が供給される第1トラ
ンジスタT24とダイオードD22及び第2トランジス
タT25より成る電流ミラーとで構成する。この場合、
差動増幅器T2O,T2lを流れるテール電流1はI=
B.■.Tで与えられ、ここでbはコンデンサC6及び
電流一電圧変換器の構成素子により決まる定数である。
この場合、差動増幅器のスロープSはS=A.b.■.
tとなる。トランジスタT2O及びT2lのベース電圧
の差は抵抗R5を流れる電流に比例し、この電流は15
=L+D.■.tで与えられる。この式においてdは1
次巻線のインピーダンスを含む定数である。IOは変成
器か残留エネルギー(順次の順方向掃引中一定)を保持
することにより生ずる残留電流てある。従つて、差動増
幅器の出力信号は(IO+D.■.t)A.b.■.t
に比例する。この出力信号が所定レベルを越えると同時
に、トランジスタT29が第2差動増幅器T26,T2
7を経てターンオンされる。この結果、ゲート回路27
のゲート40の入力レベルが接続線33を経て論理値0
にセットされ、トランジスタT1のベースへのスイッチ
ング●パルスが早めに終了する。これがため、1次巻線
を流れる電流の大きさ及び入力電圧の大きさが掛酌され
る。差動増幅器T2O,T2lの出力回路はダイオード
D2lとトランジスタT23より成る電流ミラーで構成
するのが好適である。
電流ミラーの利点は差動増幅器の出力信号への直流成分
の影響が除去される点にある。第15図のエネルギー検
出回路は、更に、抵抗R38でエミッタを共通に接続し
たトランジスタT26−及びT7より成る差動増幅器を
具える。
この差動増幅器の出力回路もダイオードD23及びトラ
ンジスタT28より成る電流ミラーで構成する。この差
動増幅器を経て蓄電池の端子電圧によりフライバック・
コンバータにより供給されるエネルギーを決定すること
もできる。蓄電池の端子電圧■。を分圧器R35,R3
6,R37を経てトランジスタT27のベースに供給す
る。フライバック・コンバータの各順方向掃引中、トラ
ンジスタT29がターンオンする瞬時はトランジスタT
26のベース電圧がトランジスタT27のベース電圧を
越える瞬時により決定される。
電圧■oが低い場合、例えばモータの始動中、前記瞬時
はVO、が高い場合より帰線中に早く発生する。この差
動増幅器T26,T27を用いることにより短絡回路(
VO=0)の場合に2次電流が制限される。前述したよ
うに、蓄電池の端子電圧は順方向掃引から帰線への遷移
中は充分に限定されない。
これがため、エネルギー検出回路にダイオードD24を
設け、これにより斯る遷移中トランジスタT27のベー
スに一定の電圧を短時間供給する。これにより遷移中蓄
電池の端子電圧は短時間抑圧される。ダイオードD24
は蓄電池の実際の端子電圧に調整するのに若干の時間を
必要とする。各順方向掃引中トランジスタT27のベー
ス電圧はトランジスタT26のベース電圧を少くとも短
時間の間越えるため、トランジスタT29は少くとも短
時間の間ターンオフする。これがため、制御回路により
供給されるスイッチング・パルスの持続時間は常に零よ
り大きくなる。電流検出回路は発生器25と無関係に作
動する。
フライバック●コンバータの電圧V,(第2図)は大き
な変化(例えば2.5V〜25V)を示し得る。
1次巻線を流れる電流も特にスイッチングオン中に大き
な変化を示し得る。
コンデンサC7(第8図)の電圧を集積回路1の電源電
圧として用い得るようにするためには前記電圧を例えば
3.5V〜4Vに制限し安定化する必要がある。更に、
コンデンサC7の充電電流は1次巻線に変成されるため
この電流も制限する必要がある。これらの要件を満す回
路配置を第16図に示す。トランジスタT2及び抵抗R
4Oを経て流れるコンデンサC7の充電電流はトランジ
スタT3O及びダイオードD3lで制限する。トランジ
スタ30は2個のコレクタを有し、一方のコレクタをこ
のトランジスタのベースに接続して電流ミラーを構成し
ている。T32は抵抗として用いる電界効果トランジス
タである。この抵抗はトランジスタT3Oをバイアスす
る。電圧が点12に供給されると、トランジスタT3O
及びT35がターンオンする。このときトランジスタT
34,T33及びT3lのベース電圧はこれらトランジ
スタを導通する値となる。この結果、トランジスタT2
のベース電流はこのトランジスタが導通する値に調整さ
れる。このとき点12から抵抗R4O及びトランジスタ
T2を経てコンデンサC7に充電電流が流れる。この充
電電流は抵抗R4Oにより制限される。充電電流が大き
く増大すると、抵抗R4Oの電圧降下も大きく増大する
。この電圧がトランジスタT3O及びダイオードD3l
を経てトランジスタT2のベースに供給される。抵抗R
4Oの端子電圧が増大するとトランジスタT2のlベー
ス電圧も増大するため、このトランジスタを流れる電流
が減少する。このようにしてトランジスタT2の電流、
従つてコンデンサC7の充電電流が一定に維持される。
コンデンサC7の端子電圧はダイオードD34,D35
,及びD36、トランジスタT3l,T35及びダイオ
ードD32及びD33により制限する。
充電電流をトランジスタT2を流す必要があるときはト
ランジスタT33が導通する必要がある。即ちこのトラ
ンジスタのベース電圧がそのエミッタより充分正になる
必要がある。このトランジスタT33のエミッタは3個
のダイオードD34,D5,D36を経てコンデンサC
7に接続されているため、そのエミッタ電圧はコンデン
サC7の電圧から3個のダイオードの電圧降下を引算し
た値に等しい。トランジスタT33のベースはダイオー
ドD32及びD33及びトランジスタT35を経て接地
されているため、そのベース電圧は3個のダイオードの
電圧降下に略々等しい。これがため、トランジスタT3
3はそのエミッタ電圧が2個のダイオード電圧降下より
大きくならない限り導通する。これは、コンデンサC7
の端子電圧が最大で5個のダイオードの電圧降下に等し
くなることを意味する。コンデンサ電圧が5個ダイオー
ド電圧を越えると、1・ランジスタT33はターンオフ
するため、トランジスタT2のベース電流、従つてコン
デンサC7の充電電流は減少或は遮断される。ダイオー
ドD37は、点12の電圧がコンデンサC7の電圧より
低い場合にトランジスタT2が誤つた方向に導通するの
を阻止するために挿入してある。
この場合、ダイオードD34及びD37の電圧降下によ
りトランジスタT3lがターンオフするため、トランジ
スタT2のベース電流は流れ得ない。以上、本発明を電
気ひげそり器用電源回路について説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく、本発明は回路を小形、軽
量且つ低消費電力にする必要のある切換電源が必要とさ
れる全ての場合に広く用いることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフライバック◆コンバータの原理を示.す図、
第2図は制御回路を集積回路の形で設けた本発明電源装
置を示す図、第3図は電源装置のための制御回路のブロ
ック線図、第4図はフライバック・コンバータの出力回
路の第1例を示す図、第5図はフライバック・コンバー
タの出力回路の第2例および出力電圧のための増幅器を
示す図、第6図はのこぎり波発生器を具える制御回路の
一部のブロック線図、第7a図および第7b図はのこぎ
り波発生器によつて供給される電圧およびのこぎり波電
圧が供給されるパルス幅変調器の出力電圧をそれぞれ示
す図、第8図は制御回路内の種々の点で発生する電圧お
よびパルスの波形図、第9図は制御回路内に設けられる
論理回路を示す図、第10図は論理回路の真理値を示す
図、第11図および第12図は本発明に基づく始動回路
の例を示す図、第13a図および第13b図は異なる入
力電圧レベルでフライバック●コンバータの1次巻線を
流れる電流および2次巻線を流れる電流をそれぞれ示す
図、第14図および第15図は本発明に基つく検出回路
の例を示す図、第16図は制御回路の電源のための電流
電圧制限回路の例を示す図である。 1・・・・・制御回路、20・・・・・・電流電圧制限
回路、21・・・・基準電圧源、22・・・・・ルベル
検出器、23・・・・・・増幅器、24・・・・・・電
流源、25・・・・・三角波発生器、26・・・・・・
パルス幅変調脈27・・・・・論理回路、28・・・・
・・インターフェース、29・・・・・・検出回路、3
0・・・・・・始動回路、40・・・・・電流源、T1
・・スイッチング●トランジスタ、Tr・・・・・・変
圧器、Wp・・・・・・1次巻線、W9・・・・・・2
次巻線、B・・・・蓄電池、M・・・・・・電動機、L
a・・・・・充電表示器、SA,SB・・・・スイッチ
、C5・・・・・・三角波発生用コンデンサ、C6・・
・・・・始動コンデンサ、C7・・・・・・電源コンデ
ンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出力回路内に直流電動機を設け得るフライバックコ
    ンバータを具え、該フライバックコンバータには、大部
    分が集積回路として設計され、数+KHz程度の固定周
    波数及び制御されたパルス持続時間を有する制御パルス
    を発生して該フライバックコンバータ内の変成器の1次
    巻線と直列に接続されたスイッチング素子を制御する回
    路であつて、前記フライバックコンバータの出力電圧及
    び前記変成器の1次巻線を流れる電流に応じて前記制御
    パルスを制御する装置を具える制御回路を設けて成る、
    直流電動機、特に電気ひげそり器用直流電動機を駆動す
    る装置において、前記変成器の2次巻線に直列に再充電
    可能蓄電池を接続したこと;前記電動機を該蓄電池と並
    列に接続するための切り換え装置を設けたこと;前記変
    成器の2次巻線から充電され、前記制御回路を附勢する
    電源コンデンサを設けたこと;前記制御回路に前記電源
    コンデンサの両端間電圧が特定の限界値を越えるとき該
    制御回路を動作状態に維持する電圧レベル検出器を設け
    たこと;始動コンデンサを具え、前記制御回路が不作動
    状態の場合において該始動コンデンサの両端間電圧及び
    瞬時入力電圧が特定レベルを越えたときに前記スイッチ
    ング素子に制御電流を供給する始動回路を設けたこと;
    及び前記制御回路に前記1次巻線を流れる電流及び入力
    電圧の瞬時値を検出する検出回路を設け、前記制御パル
    スのパルス持続時間が該検出回路の出力信号によつても
    決定されるようにしたことを特徴とする直流電動機駆動
    装置。 2 特許請求の範囲1記載の装置において、前記制御回
    路は、直線側縁を有する周期的電圧を発生する電圧発生
    器と該電圧発生器に接続された第1入力端子及び出力電
    圧により決定された電圧が供給される第2入力端子を有
    するパルス幅変調器と、該パルス幅変調器の出力端子に
    接続された第1入力端子及び前記パルス幅変調器及び前
    記検出回路の双方の出力端子に接続された第2入力端子
    を有し、前記パルス幅変調器により供給されるパルスを
    前記スイッチング素子の制御入力端子に供給する論理回
    路として構成したことを特徴とする直流電動機駆動装置
    。 3 特許請求の範囲2記載の装置において、前記電圧発
    生器により三角波電圧を発生させ、且つ該電圧発生器の
    制御入力端子及び前記論理回路の制御入力端子を前記始
    動回路の出力端子に接続したことを特徴とする直流電動
    機駆動装置。 4 特許請求の範囲1又は2記載の装置において、前記
    始動回路にはツェナーダイオードを含むサイリスタ回路
    を設け、且つ前記始動回路と並列にスイッチング素子を
    設け、その制御入力端子を前記制御回路の反転出力端子
    に接続したことを特徴とする直流電動機駆動装置。 5 特許請求の範囲4記載の装置において、前記始動回
    路には、更に、前記始動コンデンサの両端間電圧が特定
    レベルより低いときに前記第1サイリスタ回路をターン
    オフする第2サイリスタ回路を設けたことを特徴とする
    直流電動機駆動装置。 6 特許請求の範囲2記載の装置において、前記検出回
    路をサイリスタ回路で構成し、その制御入力端子には、
    前記1次巻線と直列に接続されたスイッチングトランジ
    スタのエミッタ抵抗の両端間電圧と、前記1次巻線と前
    記スイッチングトランジスタのコレクタ・エミッタ通路
    と並列に接続された分圧器からの電圧とを供給したこと
    を特徴とする直流電動機駆動装置。 7 特許請求の範囲4記載の装置において、前記検出回
    路には差動増幅器を設け、その第1入力端子には固定電
    圧を供給し、その第2入力端子には前記変成器の1次巻
    線を流れる電流に比例する電圧を供給し、そのテール電
    流は前記始動コンデンサ両端間の電圧に比例させたこと
    を特徴とする直流電動機駆動装置。 8 特許請求の範囲7記載の装置において、前記検出回
    路には、更に、第2差動増幅器を設け、その第1入力端
    子を前記第1差動増幅器の出力端子に接続し、その第2
    入力端子を前記フライバックコンバータの出力電圧を分
    圧器を経て受信するように接続したことを特徴とする直
    流電動機駆動装置。
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