JPS6045652B2 - 芳香族ポリアミドフイルム - Google Patents

芳香族ポリアミドフイルム

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JPS6045652B2
JPS6045652B2 JP994280A JP994280A JPS6045652B2 JP S6045652 B2 JPS6045652 B2 JP S6045652B2 JP 994280 A JP994280 A JP 994280A JP 994280 A JP994280 A JP 994280A JP S6045652 B2 JPS6045652 B2 JP S6045652B2
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polymer
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伸明 伊藤
昭夫 小林
正規 溝内
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高剛性、高熱収縮性芳香族ポリアミドイルムに
関するものである。
従来p結合主体の芳香族ポリアミドを使用したフィルム
については、500k9/Mlt以上のヤング率と25
0℃にて0.1〜10%のように大きな熱収縮率を両立
させたものが無く、また工程的には有機溶媒系の溶液か
ら容易に製膜できない欠点を有していた。
本発明の目的はかかる従来技術の欠点を解決せしめ高剛
性と高熱収縮性を有し、かつ有機溶媒系の溶液から容易
に得ることができるフィルムを提供せんとするものであ
る。すなわち本発明はかかる目的を達成するため、一般
式(ここでM,nはO〜3の整数で、かつm+n≧1)
て示される基本構成単位を50モル%以上70モル%未
満含み、下記構成単位(ここでm″,pは0〜3の整数
) (ここでn″,qはO〜3の整数) (ここでP,qはO〜3の整数) (ここでXは−0−,−S−,−SO2−,−CH2一
o−〈●ンーSO2−く●)置)幼)ら選ばれ、0〜3
の整数、Xおよびアミド基は芳香核にメタ位あるいはバ
ラ位に結合)5から選ばれる少なくとも一種以上を30
モル%以上50モル%未満含む(ここでm″+n″+p
+q+r≧1)重合体を構成成分とし、固有粘度0.5
以上6.0以下であり、かつ残存イオン性無機化合物含
量が0.1重量%未満であり、少なくとも一方向のフ2
50℃における熱収縮率が0.1%以上10%未満とす
る芳香族ポリアミドフィルムを特徴とするものである。
本発明の一般式 (ここでM,nはO〜3の整数であり、かつm+゛n≧
1である)単位は50モル%以上70モル%未満含む基
本構成単位であつて、かかる構造を構成する単量体とし
ては、酸クロリドとジアミンからのポリマ合成を例にと
るとテレフタル酸クロリド、2−クロルテレフタル酸ク
ロリド、2,5ージクロルテレフタル酸クロリド、2,
6ージクロルテレフタル酸クロリド等や、pフェニレン
ジアミン、2−クロロpフェニレンジアミン、2,5ー
ジクロロpフェニレンジアミン、2,6−ジクロロpフ
ェニレンジアミンなどが挙げられる。
かかる単量体において上記成分のみを含む単独重合体の
場合には有機溶媒系溶液の高濃度のものは異方性を示し
たり、臭化リチウム等の特殊な高価無機塩が必要であり
、また溶液中のポリマ濃度を高くすることが困難である
などフィルム化は困難なものとなる。上記一般式で示さ
れる基本構成単位は本発明で使用するポリマ中50モル
%以上70モル%未満でなければ本発明の目的を達成す
ることはできない。
すなわち50モル%より少ない場合には機械的に高強力
なフィルムは得られず、腰の弱い耐熱的にも悪いフィル
ムとなり、また70モル%以上になるとフィルム物性と
プロセス両面のバランスが悪く高価で生産性の悪いポリ
マとなり、かつ溶液の安定性に欠け、中和塩量以外に新
たに溶解助剤としての無機塩を添加しない限り安定して
製膜することができなくなる。本発明で言う結合単位の
モル%は重合時にランダムに結合が分布した場合につい
て言及している。
本発明に使用される共重合構造としては、まず一般式(
ここてm″,pはO〜3の整数)で表わされるものであ
るがこの構造を構成するために使用される単量体の例と
しては酸成分としてイソフタル酸誘導体、2−クロロイ
ソフタル酸誘導体、2,6ージクロロイソフタル酸誘導
体などがある。
次に一般式 (ここでQ,n″は0〜3の整数) て表わされるものについては使用されるアミン成分の単
量体としてmフェニレンジアミン誘導体、2−クロロm
フェニレンジアミン誘導体、2,6−クロロmフェニレ
ンジアミン誘導体などがある。
また一般式 (ここでP,qは0〜3の整数) で表わされるものについて使用される酸、アミン成分に
ついては前記したようなものである。
さらに一般式(ここでxは−0−,−S−,−SO2−
,ーーo−く○)−SO2−〈○)])功)ら選ばれる
ものであり、rはO〜3の整数)で表わされるものにつ
いて使用される酸成分についてはイソフタル酸、テレフ
タル酸の誘導体およびその核塩素置換体があり、アミン
成分としては4,4″−ジアミノジフェニルエーテル,
3,4″ージアミノジフェニルエーテル、3,3″−ジ
アミノジフェニルスルホン、4,4″−ジアミノジフェ
ニルスルフィド、4,4″−ジアミノジフェニルケト”
ン、ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4″
−(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホンおよび
その誘導体が挙げられる。
ここで誘導体とは、ポリマを形成するために官能基を持
つている単量体を意味し、酸成分の場合−は酸クロリド
、カルボン酸が、またアミノ成分の場合はアミン、イソ
シアネート等があるが酸クロリドとアミンの組合せが好
適である。
これら共重合体結合構造としては30モル%以上50モ
ル%未満重合体に含まれていることが必要でノあり、ま
た共重合単位中の芳香核には塩素置換基が1個以上必要
であり、m″+n″+p+q+r≧1(この式中で、出
発単量体の組合せで生成しない共重合体結合がある場合
には、その共重合体結合中の塩素置換基の数は0とする
)の条件を満さなければならない。
例えは出発単量体としてテレフタル酸クロリド70モル
、イソフタル酸クロリド30モル、2−クロロpフェニ
レンジアミン80モル、4,4″−ジアミノジフェニル
スルホン20モルを使用した場合、各構造単位のモル%
は下記のようになる。
統計的にランダムに分布すれば(a)は56モル%,(
b)は14モル%,(c)は24モル%,dは6モル%
になる。
本発明で言う結合単位のモル%はランダム分布を仮定し
た場合について言及している。
一般にp結合単位の多い重合体ほどフィルムとなつたと
き機械強度を上昇させ易いが、本発明は共重合成分の比
較的多いものであつても特殊な組合せにより延伸などが
容易になりフィルム物性としてすぐれたものを得ること
を目的としている。また主構成単位の芳香核に塩素置換
の必要なことは核無置換のポリアミドは有機溶媒への溶
解性が悪く、吸湿性はかなり大きいが、塩素置換するこ
とにより、溶解性、吸湿性を改善することができる特徴
を有している。
これらの構成単位を含むポリアミドはN−メチルピロリ
ドン、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルア
ミド、ジメチルホルムアミド、テトラメチル尿素、γ−
ブチロラクトンなどの極性溶媒中て低温溶液重合したり
、水系媒体を使用する界面重合によつて製造することが
できる。
有機溶媒中で重合されたポリマ溶液をそのまま製膜原液
として使用する場合には重合時に発生するハロゲン化水
素を水酸化カルシウム、炭酸リチウム、アンモニアなど
の無機塩基あるいはエチレンオキサイド、ピリジン、ト
リエチルアミンなどの有機塩基で中和することが必要で
ある。また重合原液゛を再沈殿さ再び有機溶媒に溶解し
て製膜原液とすることもできる。本発明のポリマ溶液中
では無機塩は多くとも中和で生成した中和塩、あるいは
中和塩と等量の無機塩で十分であり、さらに主構成単位
が少ない場合には溶解助剤としての無機塩はなくても十
分安定した製膜原液が得られる。
このように無機塩量の少ない原液は、製膜中に脱塩が容
易であり、得られたフィルム中の残存イオン性無機化合
物含量を容易に0.1%未満にすることが可能である。
実用的な強度をもつフィルムを得るためのポリマとして
は固有粘度(ポリマ0.5q/臭化リチウム2.5重量
%含むN−メチルピロリドン100m1の溶液中30℃
で測定した値)で0.5以上6.0以下が必要であるが
、このようなポリマを使用した場合、有機溶媒溶液中の
ポリマ濃度は2〜4唾量%程度が好ましい。またフィル
ム中の残存イオン性無機化合物の量は少なとも0.1重
量%未満の必要があり、フィルム中に0.1%以上のイ
オン性の無機化合物を含有する場合にはフィルムを長時
間種々の環境下に放置したときにフィルムがカールしや
すく、また耐熱性が劣るものとなる。
なお、滑り特性をもたせるために添加する酸化ケイ素な
どの少量の非イオン性無機添加剤はフィルム物性を低下
させず、フィルム中に残存していてもさしつかえない。
本発明のポリマはフィルム化の際に、以下に述べるよう
な特定の製膜法により熱収縮率を0.1〜10%の値に
することができる。ここでいう熱収縮率とは2500C
に保たれたオープン中に30分間、無荷重状態で吊り下
げた前後のフィルムの収縮率から求めることができる。
熱収縮率が0.1%より小さい場合には、コンデンサー
用途などの分野では熱収縮率が不足で実用的でなく、1
0%以上では磁気テープ、フレキシブルプリント回路板
用途などの分野では寸法安定性が悪く実用に耐えない。
本発明のポリマがその構造の特徴から延伸が良好に行な
いやすく、含溶媒、含水、ポリマのみの状態で0.1〜
5.0の面倍率の範囲でその倍率も調節が容易であり、
適当な熱収縮率、低い吸湿性、高強力なフィルムが得ら
れ、広範囲の用途に使用できる。本発明ポリマの製膜法
について説明する。
製膜原液中に溶解助剤としての無機塩が含有されている
場合には湿式法あるいは乾湿式法が好ましい。
湿式法で製膜する場合は該原液を口金から直接製膜用浴
中に押し出すか、または一旦ドラム等の支持体上に押し
出し支持体こと上記湿式浴中に導入する方法が採用され
る。この浴は一般に水系媒体からなるものであり、水の
他に有機溶媒や無機塩等を含有していてもよい。しかし
一般には水分量は30%以上好ましくは50%以上含有
されているものであり、該浴温度は通常0〜100′C
て使用される。製膜浴中ではフィルム中に含有されたイ
オン性無機化合物および有機溶媒の抽出が行なわれ、さ
らにフィルム長手方向に1.0〜3.皓の範囲で延伸が
行なわれることもある。得られたフィルムは次いで20
0〜500′C,6吟以内の範囲て乾燥や延伸熱処理等
の処理がなされる。乾湿式法て製膜する場合は該原液を
口金から適当なドラム、エンドレスベルト等の支持体上
に押し出して薄膜とし、次いて乾式工程に供給する。
そして、かかる薄膜層から溶媒を飛散させ濃縮し、薄膜
を自己支持性をもつまで乾燥する。この際フィルム表面
から急激に溶媒が飛散しないように調節する必要があり
、一般に室温〜300′C,6O分以内の範囲で乾燥さ
れる。上記乾式工程を終えたフィルムは支持体から剥離
されて湿式工程に導入される。ここでフィルム中に含有
されているイオン性無機化合物が除去される。湿式浴は
前記湿式製膜用浴と同じ組成よりなるものであつて、さ
らにかかる脱塩・脱溶媒速度を調整するために有機溶媒
や無機塩等を添加することも前記同様である。この湿式
工程では剥離されたフィルムは該浴中に緊張下で浸漬さ
れ、フィルム中のイオン性無機化合物は0.1未満好ま
しくは0.05%以下まて抽出される。
溶解助剤としての無機塩量は多くとも中和で生成した中
和塩、あるいは中和塩と等量であり、無機塩量が少量で
あるため抽出速度が速く、また浴中の無機塩や有機溶媒
の回収も容易である。得られたフィルムは200〜50
0℃で乾燥、延伸熱処理し最終フィルムとなる。製膜原
液中に溶解助剤としての無機塩が含有されている場合に
は無機塩の抽出に湿式工程は欠くことができないが、本
発明のポリマは基本構成単位の量または共重合成分の分
布割合によつては溶ノ解助剤としての無機塩なしで有機
溶媒に溶解するため乾式法で製膜することが可能である
もちろん前記のような湿式法、乾湿式法で有機溶媒を飛
散、抽出して製膜してもよい。乾式法て製膜する場合は
、乾湿式法の湿式工程は不要てあり、支持7体上て流延
された薄膜は乾燥後支持体から剥離され、さらに一般に
は残存揮発分(後ての吸湿分を除いて)を少なくとも3
%以下にまて乾燥、延伸熱処理し最終フィルムとする。
このとき好ましくは150〜400ルC,6紛以内の条
件で1.0〜3.皓の横フ方向の延伸を行なうことがで
きる。このようにして得られたフィルムはボイドのない
極めて均一なものであり、吸湿性が低く、機械的特性、
耐熱性の点で極めてすぐれたフィルムである。
さらに延伸のバランスを調節することにより、得られる
フィルムの長手方向とその直角方向の熱収縮率のバラン
スを変化させることができ、フィルムを巻いた後、熱収
縮により巻きじめる工程を必要とする耐熱性コンデンサ
ーや、フィルムと金属との熱膨張係数が異なるために発
生するカールを解消する必要のあるフレキシブルプリン
ト回路板用基材などフィルムと金属のラミネート物品、
薄物磁気テープ用途などには特に好ましいフィルムとな
る。以上詳述したようにして得られた本発明のフィルム
は高剛性、高熱収縮率を有しカールすることがなく、か
つ溶液系として有機溶媒と最小限の無機塩を使用するこ
とができるため製膜が容易で延伸性が良いなどの効果を
奏する。
以下実施例により本発明の効果を具体的に説明する。
実施例1 乾燥したN−メチルピロリドン400nLtに2−クロ
ロpフェニレンジアミン9.98y,3,3″−ジアミ
ノジフェニルスルホン.7.44ダを攪拌溶解させ0℃
に冷却した。
この中へ粉末状のテレフタル酸クロリド18.27y,
イソフタル酸クロリド2.03ダを同時に添加し2時間
攪拌した後、水酸化カルシウム7.4yを水のスラリー
として添加し1時間室温にて攪拌し中和を行ない透明な
ポリマー溶液を得た。この溶液を水にて再沈乾燥後、臭
化リチウム/N−メチルピロリドンにて固有粘度を測定
したところ3.2dL/qであつた。得れた重合体の構
成は下記のようである。
このポリマー溶液をガラス板上へ100μ厚みに均一に
流延し100℃にて1紛間乾燥させた後、ガラス板ごと
室温の流水中へ1紛間浸漬した。
その後このフィルムを定長下にわく張りし300℃にて
5分間加熱し10μの均一透明フィルムを得た。この4
フィルムの流延方向およびそれと直角方向の250℃に
おける熱収縮率はいずれも1.2%であつた。またフィ
ルムの強度、弾性率はいずれの方向にも28k9/Tf
uM,68Okg/TnAであつた。一方、水中からと
り出したフィルムをT.M.肪Ng社のフィルムストレ
ッチャーにて同時2軸で1.4倍80℃にて延伸後30
0℃定長下に5分間加熱したフィルムは熱収縮率2.2
%,強度32k9/Ti7lft,弾性率790k9/
Tdとすぐれた特性を有していた。また水中かとり出し
たフィルムを280℃にて一端をフリーにし他端を1.
皓延伸したフィルムの延伸と直角方向の熱収縮率は8.
5%であつた。またこのフィルムを低温プラズマ灰化し
、これを水に溶解させたのち、炎光分光分析によりカル
シウムイオンを定量し810ppmの存在を確かめた。
なお、その他のイオン性無機化合物は数十Ppm以下で
定量不可能であつた。このフィルムは20〜300゜C
,0〜90%/RHの環境変化にさらされてもほとんど
カールするようなことはなかつた。比較実施例1 実施例1において2−クロロpフェニレンジアミンの代
りにpフェニレンジアミン7.56ダを使用し同様にN
−メチルピロリドン中で重合を行なつたが重合あるいは
水酸化カルシウムを使用した後にポリマ溶液中にポリマ
ーが一部析出していた。
このポリマの固有粘度は2.6d1/yてあつたが実施
例1を同様なフィルム化後は白濁したもろいフィルムし
か得られず実用的ではないことが判明した。さらに湿式
後、300℃,5分間定長加熱したフィルムの250′
Cでの熱収縮率を測定したところ0.03%を非常に小
さかつた。またヤング率は480k9/Rn!T,残イ
オン性無機物は0.25%であつた。比較実施例2乾燥
したN−メチルピロリドン300mtに2−クロロpフ
ェニレンジアミン14.26yを攪拌溶解させO℃に冷
却した。
この中へ粉末状のテレフタル酸クロリド16.24y,
イソフタル酸クロリド4.06qを同時に添加し2時間
攪拌した後、水酸化カルシウム7.4yを水のスラリー
として添加し室温にて1時間攪拌し中和を行なつたポリ
マ溶液は粘稠をおびずゲル化していた。このポリマの固
有粘度は2.62d1/yでありこのままては製膜不可
能てあつた。得られた重合体の構成は下記のようである
。この中へ無水臭化リチウム20ダを添加しさらに攪拌
を続けると内容物は次第に粘稠な均一溶液になり十分製
膜可能な溶液となつた。
このポリマ溶液を実施例1のようにガラス板上へ流延し
乾燥さらに、ガラス板ごと流水中に浸漬したが、無機塩
量が多いために実施例1に比較して乾燥時間が長く、ま
た水中へ浸漬した際の脱塩時間も長かつた。このフィル
ムを定長下にわく張りし300′Cにて5分間加熱すこ
とにより均一なフィルムが得られたが250′Cでの熱
収縮率は0.05%と非常に小さかつた。比較実施例3 比較実施例2とは逆に共重合結合の割合を増し主構成単
位を40モル%とした場合として、2−クロロpフェニ
レンジアミン14.26y,テレフタル酸クロリド8.
12y,イソフタル酸クロリド12.18vを使用し同
様にN−メチルピロリドン中で重合を行ない、固有粘度
2.34dt/yのポリマ溶液を得た。
この溶液をガラス板上へ流延し乾燥、脱塩後、フィルム
ストレッチャーにて同時2軸で1.5倍80′Cにて延
伸後、300゜Cで5分間定長下に加熱したフィルムは
熱収縮率は8.0%と大きかつたが弾性率450k9/
TlUiと腰の弱いフィルムとなつた。実施例2乾燥し
たN−メチルピロリドン8k9中に2−クロロpフェニ
レンジアミン0.713kgをを攪拌溶解させ10゜C
に冷却した後、この中へテレフタル酸クロリド0.60
96kg、イソフタル酸クロリド0.4064kgを同
時に添加し3時間攪拌して透明なポリマ溶液を得た。
この溶液を水にて再沈しさらにアセトンにて洗浄、乾燥
した後、この再沈ポリマ0.8k9とN−メチルピロリ
ドン9.2k9を80℃にて加熱攪拌゛し再び透明なポ
リマ溶液を得た。得られたポリマの構成は下記のようて
ある。また固有粘度を測定したところ2.8d1/yで
あつた。
このドープを口金からエンドレスベルト上に350μ厚
みに均一に流延し150′Cにて1紛間乾燥させた後ベ
ルトから剥離した。
続いて流延方向(RO)に1.2倍に延伸後320゜C
にて5分間乾燥しつつ流延方向と直角(゛m)に1.4
倍に延伸し15μの均一透明フィルムを得た。このフィ
ルムの流延方向およびそれと直角方向の250′Cにお
ける熱収縮率はいずれも1.5%であつた。また延伸を
MDl.4倍、TDには280′Cにて1.7倍行なつ
たフィルムは■乃.7%,′IT)9.0%の熱収縮率
を示した。また、MD,n)方向のフィルムの強度はそ
れぞれ32kg/I,3Ok9/I,弾性率はそれぞれ
1100k9/D,95Ok9/Trlltであつた。
なお、このフィルム中のイオン性無機化合物は数十Pp
m以下で定量不可能であり、揮発分はフィルム熱分解時
のガスクロマトグラフィー測定で0.1%であつた。さ
らにこのフィルムを20〜300′C,O〜90%/R
Hの環境下にさらしてもほとんどカールするようなこと
はなかつた。以上の実施例および比較実施例により得ら
れたフィルムの物性・性状を一覧表として表1に挙げる
比較実施例4 乾燥したN−メチルピロリドン800mLに2−クロロ
ーp−フェニレンジアミン34.2y,メタフェニレン
ジアミン17.3yを攪拌溶解させ10゜Cに冷却後、
この中へテレフタル酸クロリド81.2yを添加し3時
間攪拌後、水酸化カルシウム29.6yを添加し、1時
間室温で攪拌して中和を行ない透明なポリマ溶液を得た
このポリマの固有粘度は3.0dl/fであり、ポリマ
の構成は下記のようである。これを実施例1と同様に製
膜し、フィルムストレッチャーで同時2軸で80℃で1
.4倍延伸し、その後300℃定長下で5分加熱してフ
ィルムを得た。
このフィルムの弾性率は80k9/WrlLl強度は3
0k9/Tlltとすぐれたものであつたが、熱収縮率
は0.04%と非常に小さかつた。比較実施例5 乾燥したN−メチルピロリドン800m1に2−クロロ
ーp−フェニレンジアミン34.2f,2−ブロムーm
−フェニレンジアミン29.9Vを攪拌溶解させ、10
℃に冷却後、この中へテレフタル酸クロリド81.2y
を添加し3時間攪拌後、水酸化カルシウム29.6I1
を添加し、1時間室温て攪拌して中和を行ない、透明な
ポリマ溶液を得た。
このポリマ構成は下記のようであり、固有粘度は2.9
dt/yであつた。これを実施例1と同様に製膜し、フ
ィルムストレッチャーで同時2軸て80℃て1.4倍延
伸し、その後300′C定長下て5分加熱してフィルム
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、m、nは0〜3の整数で、かつn≧1である
    )で示される基本構成単位を50%以上70モル%未満
    含み、下記構成単位▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、m′、pは0〜3の整数) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、q、n′は0〜3の整数) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、p、qは0〜3の整数) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Xは−O−、−S−、−SO_2−、−CH
    _2−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼から選ばれ、rは0〜3の整
    数、Xおよびアミド基は芳香核にメタ位あるいはバラ位
    に結合)から選ばれる少なくとも一種以上を30モル%
    以上50モル%未満含む(ここでm′+n′+p+q+
    r≧1)重合体を構成成分とし、固有粘度0.5以上6
    .0以下であり、かつ残存イオン性無機化合物含量が0
    .1重量%未満であり、少なくとも一方向の250°C
    における熱収縮率が0.1%以上10%未満であること
    を特徴とする芳香族ポリアミドフィルム。
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