JPS61236825A - 芳香族ポリアミドフイルム - Google Patents

芳香族ポリアミドフイルム

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JPS61236825A
JPS61236825A JP7840285A JP7840285A JPS61236825A JP S61236825 A JPS61236825 A JP S61236825A JP 7840285 A JP7840285 A JP 7840285A JP 7840285 A JP7840285 A JP 7840285A JP S61236825 A JPS61236825 A JP S61236825A
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JP
Japan
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film
pref
acid chloride
density
formula
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JP7840285A
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Hiroaki Kobayashi
弘明 小林
Masanori Mizouchi
溝内 正規
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は耐熱性、湿度特性および機械的特性とくに引裂
き抵抗に優れた芳香族ポリアミドフィルムに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来から芳香族ポリアミドフィルムはその優れた耐熱性
から電気電子用途、記録材料用途、情報関連用途などに
大きな可能性を有すると言われている。しかし芳香族ポ
リアミドフィルムのうちでもパラ結合を多く含む構造の
ものは耐熱性1寸法安定性などの特性は非常に優れてお
り、また破断強度、ヤング率なども他種フィルムを大き
く上回る値を示すものの破断伸度は小さく、特に引裂き
伝播抵抗が小さい、すなわちフィルムとしての柔軟性、
靭性に大きな欠点があり各種のノ・ノドリング中の切断
、各用途での使用中の破れなど問題となっている。
一方、メタ結合を主成分とする構造の芳香族ポリアミド
フィルムは伸度、引裂き伝播抵抗はほぼ満足できるレベ
ルにあるものの耐熱フイルムトシて最も重要な特性の1
つである高温での寸法安定性(熱収縮)が悪く、また、
記録情報材料用途などで最も致命的な欠陥とされる大き
な吸温率、湿度膨張係数を有するフィルムしか提供され
ていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記のような欠点を解消せしめ9機械
特性、耐熱性、低吸湿性のいずれにも優れた特性を有し
、電気機器、電子材料用途、記録材料用途に有用な芳香
族ポリアミドフィルムを提供せんとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成するため次の構成、す○ CE
   O 表わされる構成成分を70モルチ以上含む(ここでYは
−c +、 −0H2−、−0−を表わし、またSは1
〜3の整数を表わす)全芳香族系のポリアミドフィルム
であシ、そのフィルムは密度が16310ないし1.3
65であることを特徴とするものである。
本発明の基本構成単位を構成する単量体としては酸クロ
リドとジアミンのポリマ合成を例にとると、酸クロリド
側は、2−クロルテレフタル酸クロリド、2,5ジクロ
ルテレフタル酸クロリド。
2.6ジクロルテレフタル酸クロリド、2−クロルイソ
フタル酸クロリド、2,6ジクロルイソフタル酸クロリ
ド等、また、アミン側は、 4.4/ジアミノジフエニ
ルメタン、 5,4/ジアミノジフエニルメタン、 3
,3/ジアミノジフエニルメタン、 4,4/ジアミノ
ジフエニルエーテル、 3.3’ジアミノジフエニルエ
ーテル、 4,4/ジアミノジフエニルケトン、 3,
3/ジアミノジフエニルケトン等である。もちろん酸ク
ロリドとアミンの反応でなく酸クロリド、カルボン酸と
アミン、インシアネートとの組合わせでもよいが、一般
的には酸クロリドとアミンが好適である。
また、これら酸クロリドとアミンの組合わせの中では酸
クロリド側は2−クロルテレフタル酸クロリドを、アミ
ン側は4,4′ジアミノジフエニルメタンが本発明の目
的を達成する上に特に好ましいが、もちろんこの組合わ
せ以外のものでも本発明の目的を満足するものである。
上記一般式で表わされる構成単位は70モルチ以上含む
ことが必要である。共重合成分は特に限定されるもので
はないが例を挙げると1例えば。
酸クロリド成分としてはテレフタル酸クロリド。
インフタル酸クロリドなど、アミン成分としてはパラフ
ェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、2−クロ
ルパラフェニレンジアミン、2−クロルメタフェニレン
ジアミン、2.5ジクロルパラフエニレンジアミン、2
−メチルパラフェニレンジアミンなどが挙げられる。共
重合成分は本発明の目的を達成するものであればこれら
の他にも脂肪族系の成分、ヒドラジンやイミド結合など
アミド以外の成分を共存させることも障げない。しかし
これら共重合成分が30モルチを越えると生成ポリマの
溶解性が悪いため完全に均質溶液とならなかったシして
、十分な機械特性を有するフィルムを形成することが不
可能であったシ、また溶解性が十分な場合でも引裂き伝
播抵抗、低吸湿性。
耐熱性のいずれも同時に兼ね備えたフィルムを得ること
はできなくなシ本発明の目的を達成することはできない
また本発明において、そのフィルム密度は1.310な
いし1.365であることが必要である。フィルム密度
がこれ以下の場合は本発明の特徴である高温での寸法安
定性、熱収縮特性さらに吸湿特性を満足することができ
ない。また密度が高すぎると引裂き伝播抵抗、破断伸度
などの機械的特性を満足できない。
すなわち9本発明のポリマ構造と密度を満足することに
よって電気機器、電子材料あるいは記録材料用途に適し
たバランスのとれた物性とすることができ、具体的には
、吸湿率4%以下(下限は特に限定されないが0.5%
程度である)、250℃の熱収縮率−2〜5%、引裂き
伝播抵抗100  ・〜500 g / anという種
々の特性を備えた芳香族ポリアミドフィルムを提供する
ことができるわけである。
また本発明のフィルムには物性を損なわない程度に、滑
剤、静電防止剤などの添加物や、他のポリマがブレンド
されていてもさしつかえない。また特に該フィルムの電
気抵抗を下げたり、熱伝導率を上げるなどを目的として
カーボンブラック。
アルミナなどの公知の微粒子を1〜40 wt%添加ス
ルことは感熱転写用基材や一部の電気絶縁材料などの用
−途には特に有用である。なお、前述の。
イルム密度はこのような添加物を除外して測定されるべ
きものであることは言うまでもない。また。
カーボンブラック、アルミナの含有量は、フィルムを焼
やした後に残存する灰分を定量するととくより行なうこ
とができる。
なお、特に高い強度をもつフィルムを得るためのポリマ
としては固有粘度(ポリマ0.5gを臭化リチウム2.
5 wt%を含むN−メチルピロリドンで100 ml
の溶液として50℃で測定した値)は0.5〜3.0が
好ましく、このようなポリマを使用した場合、製膜原液
中のポリマ濃度は5〜40wt%程度になる。ポリマ粘
度を上記の範囲とすることにより、破断強度を7鴇/皿
以上、好ましくは10〜50襠/an 、伸度を10チ
以上、好ましくは15〜100チとすることが可能にな
る。
次に本発明のフィルムの製造方法について説明する。ま
ず、ポリマはN−メチルピロリドン、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチルホルムア
ミド、テトラ、メチル尿素。
γ−ブチロラクトンなどの有機溶媒中に2種の単量体を
添加、混合して低温溶液重合したシ、水系媒体を使用す
る界面重合によって製造することができる。有機溶媒中
で重合されたポリマ溶液をそのまま製膜原液として使用
する場合9.単量体として酸クロリドとジアミンを使用
するとノーロゲン化水素が発生するので、これを水酸化
カルシウム。
炭酸’)チウム、炭酸カルシウムなどの無機塩基あるい
はそれらの水和物、アンモニア、さらにはエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、またはトリエチルアミ
ン、ジェタノールアミンなどの有機塩基で中和して、そ
の後の製膜工程でノーロゲン化水素が悪影響を及ぼさな
いようにすることが必要である。この中和によって生成
した中和塩はポリマの溶解助剤として働き、ポリマの溶
解性を高めるが、さらに別途に塩化リチウム、臭化リチ
ウム、塩化カルシウムなどのアルカリあるいはアルカリ
土類金属のハロゲン化物などを添加することもある。添
加量はポリマのアミド基に対し50モルチ以下、すなわ
ち中和塩と合わせると150モル多以下が適当である。
また基本構成単位の種類や共重合成分の種類によっては
溶解助剤は不必要であったシ、あるいは溶解助剤が中和
塩量より少なくても安定した溶液が得られ、場合によっ
てはその方が製膜性が良好な場合もあるので、その際は
単離されたポリマを溶媒に再溶解するなどしてポリマと
溶解助剤の量を適宜コントロールすることが可能である
単離されたポリマは製膜によって得られたフィルムがそ
れに該当するが、有機溶媒中で重合したポリマ溶液を水
中などに投入して再沈したシ、また界面重合で生成した
ポリマを洗浄乾燥することによっても得ることができる
上記のように調製された製膜原液は、中和で生成した塩
や溶解助剤としての無機塩が含有されている場合には湿
式法あるいは乾湿式法で製膜するのが好ましい。湿式法
で製膜する場合には該原液を口金から直接製膜用浴中に
押し出すか、または一旦ドラム等の支持体上に押し出し
、支持体ごと湿式浴中に導入するフィルムの形成方法が
採用される。この浴は一般に水系媒体からなるもの°で
あり、水の他に有機溶媒や無機塩等を含有していてもよ
い。しかし一般には水分量は30 wt%以上。
好ましくは50 wt%以上含有されているものであシ
、該浴温度は通常O〜100℃で使用され、フィルム中
に含有された塩類および有機溶媒の抽出が行なわれる。
乾湿式法で製膜する場合は該原液を口金から適当なドラ
ム、エンドレスベルト等の支持体上に押し出して薄膜と
し1次いで乾式1程に供給する。
そして、かかる薄膜層から溶媒を飛散させ薄膜が自己支
持性をもつまで乾燥する。この際フィルム表面から急激
に溶媒が飛散しないように調節する必要があシ、一般に
室温〜300℃、60分以内の範囲で乾燥される。場合
によっては300℃以上の短時間加熱で結晶化度を向上
させることもできる。上記の乾式1程を終えたフィルム
は支持体から剥離されて湿式1程に導入され、ここでフ
ィルム中に含有される塩類および有機溶媒が抽出される
基本構成単位の量または共重合単位の分布割合によって
はボ、リマが無機塩なしで有機溶媒に溶解することがあ
るが、その際には乾式法で製膜することが可能である。
もちろん上記のように湿式法。
乾湿式法で製膜してもよい。乾式法で製膜する場合には
製膜原液を口金からドラム、エンドレスベルト等の支持
体上に押し出して薄膜とし、自己支持性をもつまで乾燥
後支持体から剥離し、さらに一般には残存揮発分(後で
の吸湿分を除いて)を度が本発明の範囲となるように、
延伸、あるいは。
熱処理を施す。具体的には、延伸倍率は1面倍率で0.
9〜9倍(面倍率とは延伸後のフィルム面積を延伸前の
フィルム面積で除した値で定義する。
なお1以下は収縮を意味する)、また、熱処理は緊張下
にて250〜65o′C,o、1秒〜1分の間。
ならびに、上記の延伸、熱処理の組合わせによって所定
の密度とすることが可能である。
なお、カニボンブラック、アルミナなどの微粒子を含有
したフィルムを製造する場合は、これらをあらかじめ有
機溶媒中で十分にスラリー化した後、これを重合用溶媒
または希釈用溶媒として使用する方法や製膜原液を調製
した後に直接添加する方法などがある。いずれの方法で
もフィルム中の微粒子が均一に存在するよう十分な攪拌
が行なわれることが重要であり、原液の一部に微粒子が
偏在して製造され、フィルムの電気伝導率などが場所に
よって変わらないようにすることが必要である。また、
これら微粒子を1〜40 wt%を含有するフィルムの
製造方法において延伸面倍率は0.9〜3.0の範囲内
とすることが、伝導率を向上させ、かつ機械的特性を維
持するために好ましい。
〔本発明の作用・効果〕
かくして得られた本発明の芳香族ポリアミドフィルムは
、吸湿率は4チ以下、250℃の熱収縮率は5%以下、
引裂き伝播抵抗は1〜100g/anという優れた特性
を有するものである。
なお、これらの特性は特にフィルム中に添加物を多量に
混合した場合はこの範囲から逸脱するケースもあるが、
同じ添加物を同量混合した他の芳香族ポリアミドフィル
ムと比較した場合、特に引裂き伝播抵抗に関しその優位
性は変わらない。
とのような特性を有するフィルムのポリマ構造OC1!
で表わされる構造が本発明に好ましいわけであるが、特
にy=−cH−、S=1である 構造は本効果を発現するのに有用である。
本発明のフィルムの優れた耐熱性1寸法安定性。
機械特性、さらには難燃性などを生がして2本フィルム
は電気絶縁材料、フレキシブルプリント配線板、感熱記
録用転写体基材、コンデンサーなどの用途に有用である
。特に1.5〜20μの厚さの本フィルムの上に厚さ1
〜10μの色材層(公知の感熱転写用インキ層)を塗布
し熱印加によシ色材を紙の上に転写する記録方式に用い
られる感熱記録用転写体゛には有用である。これは転写
時にサーマルヘッドなどから微小部分に高速かつ十分な
エネルギーの熱を伝える時、転写体基材の耐熱性。
寸法安定性が必要であること、さらにハンドリング時や
保管時に破れにくいことと湿度に対して安定なことが必
要なため本発明フィルムのような特性をバランスよく合
わせ持つことが特に重要であるためである。熱転写の方
式としては色材が溶融するものと、昇華するものがあシ
、また色材への熱の伝達も直接熱伝導によるものや、基
材に電流を通し、その抵抗熱を利用するものなど種々あ
るが1本発明のフィルムはそのいずれにも有用でちる。
また本発明フィルムがカーボンブラック、アルミナなど
の電気伝導性や熱伝導性の高い微粒子を1〜40 wt
%含有している場合は、耐熱性1寸法安定性1機械特性
、難燃性などの特性を有し、かつ電気伝導性、熱伝導性
をも有するフィルムとして電線被覆1面状発熱体、アー
ク防止用、イkla。
静電遮蔽フィルム、車輛用モータ)熱記録用転写体など
の用途に有用である。本発明フィルムの組成はこれら微
粒子との適合性に優れているため比較的少ない添加量で
機械的特性を損なうことなく熱伝導度や電気伝導度を上
げることができる。
これらの用途に有用で、かつ機械的特性をも実用上維持
しうる電気伝導性は体積抵抗で102〜1013XΩ・
口である。実用上有効な機械特性としては破断伸度が1
0%以上、好ましくは15%以上、破断強度が7 kg
l/mm”以上、好ましくは10 kg/mm2以上と
するのが好ましい。
本発明におけるフィルム物性の測定方法は下記の通りで
ある。
(1)引張シ強さ・引張シ伸度:テンシロン引張シ試験
機タイプUTM−1[+型を用い、J工5Z−1702
およびASTMD882−67に準じて測定した。
(2)  引裂き伝播抵抗:軽荷重引裂き試験器(東洋
精機製)を用いJ工5F−8116に準じて測定した。
(3)  熱収縮率:フィルムを幅10mm、長さ25
0rrmに切りと91両端から25mmの位置に印をつ
け、所定温度において10分間加熱してから、試験片を
取シ出し放冷後、下記の計算式によシ算出した。
(4)吸湿率:絶乾した試験片を75%RHの恒温恒湿
槽に48時間放置した時の重量変化から下記式によシ求
めた。
(5)  密度:有機溶媒または無機塩水溶液を用いて
測定される密度勾配管によるものである。本発明では四
塩化炭素/トルエンからなる有機溶媒系で25℃での密
度勾配管によシ測定した値で示した。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。ただし、こ
れに限定されるものではない。
実施例1 4.4′−ジアミノジフェニルメタン0,2モル(39
,654g)と、N−メチル−2−ピロリドン(N M
 P ) 2 [] Omlを絶乾した5 00 ml
!の四ツロフラスコに仕込み、窒素気流下で攪拌して溶
解させる。この液を水浴によ910℃以下に冷却させた
後、クロルテレフタル酸ジクロリド0.2モル(47,
49g )を滴下ロートによシ内温が30℃以上に上昇
しない程度の速さでフラスコ内に滴下する。滴下終了後
36 mlのNMPで滴下ロートに付着した2−クロル
−テレフタル酸クロリドを洗浄しフラスコ内に滴下した
2−クロル−テレフタル酸りロリド添加約1時間後溶液
はきわめて粘調となった。さらに30分攪拌して重合反
応を完結させた。
重合終了後9発生したHotを水酸化カルシウムで中和
させて最終ドープを得た。 このドープはpH=6.2
.  ポリマ濃度=20%、溶液粘度:11000ポイ
ズ/ 30 c 、固有粘度(ηLoh) ”1.18
であシ、きわめて透明なものであった。
このドープの〒部を厚さ3an、  300anx 3
00mmのガラス板上に均一に流延し、120℃の熱風
オープン中で15分間加熱・脱溶媒した。ガラス板より
剥離したフィルムを直ちに流水中に入れ10分間脱塩・
脱溶媒し、さらに300℃のオーブンによシ緊張下に6
分間熱固定した。
得られたフィルムは厚みが10μ、密度は1.669で
あった。このフィルムは600℃、250℃の熱収縮率
がそれぞれ2%、0.2%、吸湿率(75%RH48’
hr後)2.5 % 、引裂き伝播抵抗320 g/工
1強度25鞄/12101 +伸度85チと。
熱特性、湿度特性1機械特性ともにきわめて優れ   
゛たフィルムであった。なおこのフィルムの体積抵抗率
は10 濱Ω・口以上であった。
実施例2 4.4′−ジアミノジフェニルメタン0.25モル(4
9,57g )をN M P 250 mJに溶解させ
1oc以下に冷却後、実施例1と同様に2−クロル−テ
レフタル酸りロ!Jド0.125モル(29,68g)
を滴下した。2−クロル−テレフタル酸クロリド添加終
了後、2.5−ジクロルテレフタル酸クロリド0.12
5モル(53,99g )を固体のまま添加した。2.
5−ジクロルテレフタル酸りロリド添加1時間後溶液は
きわめて粘調となり、さらに1時間攪拌し重合を完結し
た。
この後発生したHotを生石灰0.253モル(14,
14g)によシ中和し最終ドープを得た。このドープは
、ポリマ濃度:192チ、溶液粘度9800ポイズ/6
0℃、固有粘度: 1.07であった。
このドープの一部をアプリケータを用いてガラス板上に
均一に流延し、150℃の熱風オーブン中で10分間加
熱乾燥し、ガラス板上より剥離し水中で10分間脱塩・
脱溶媒した。その後280℃の熱風オープン中で緊張下
に5分間熱固定した。
得られたフィルムの厚みは9μ、密度が1.355であ
った。このフィルムは300℃、250℃の熟眠がそれ
ぞれ4.2%、0.5%、吸湿率(75チRH48時間
後)2.8%、引裂き強度360 g/m9強度27襠
/HXn 、伸度75チと熱特性、湿度特性9機械特性
ともに非常に優れたフィルムであった。
比較例1 パラフェニレンジアミン0.05モル(5407g)と
NMP130m/を300 ml!四ツロフラスコに仕
込み、窒素気流下で溶解させ、2−クロル−テレフタル
酸クロリド0.05モル(11,8735g)を低温下
で実施例1の処法と同様重合した。
15分後系内の粘度の上昇とともにドープは不均一(ポ
リマの析出)となった。この系にNMPを加えて、ポリ
マの溶解性を上げたが均−系にはならなかった。このド
ープよシ得られたフィルムは不透明でかつ非常にもろい
ものであった。
比較例2 4.4′−ジアミノジフェニルメタンをメタフェニレン
ジアミンに代えた他は実施例1と全く同じ処法で重合・
中和・製膜し13μのフィルムを得た。
得られたフィルムは300℃、250℃の熟眠はそれぞ
れ17チ、7チ、吸湿率(75チRH4B時間)5.2
%、強度23 kg/an 、伸度80チであす9機械
特性は良いものの熱特性、湿度特性の非常に悪いもので
あった。
比較例3 メタフェニレンジアミン0.13モル(14059g)
をNMP1’28mJに溶解し、窒素気流下に溶解させ
、水浴によシ10℃に冷却し、テレフタル酸0.16モ
ル(25393g)を固体で添加した。添加終了10分
後浴液は急激に不透明となり、さらに2分後系全体が塊
状となち攪拌不能となった。この系にNMPを加え溶解
させたが均一にはならなかった。
実施例3 た。このドープの一部をガラス板上にアプリケータで均
一に流延し、120℃のオーブン中で8分間乾燥した。
ガラス板より剥離後、流水中で10分間脱塩・脱溶媒後
さらに300℃のオープン中フィルムの体積固有抵抗は
106Ω・何 と非常に小さくカーボンブラックは均一
に分散されていた。
またこのフイ゛ルムは強度16 kg/mm 、伸度3
0チとカーボンブラック無添加のフィルムと比較して若
干の低下はあるものの実用上なんら問題のないものであ
った。
比較例4 実施例1で得られたドープを用いて、厚さ3−9500
mmx 500mmのガラス板上に均一に流延し。
150℃の熱風オープン中で10分間加熱・脱溶媒した
。ガラス板よシ剥離したフィルムを直ちに流水中に入れ
10分間脱塩・脱溶媒した後、180℃の熱風オープン
中で減圧下2時間脱溶媒した。
得られたフィルムの厚みは10μであった。このフィル
ムは密度が1.3−08であり、引裂き伝播抵抗450
g/mm、伸度120チと優れているものの9強度12
 kg/mm 、 300℃、 25 o、cノ熟眠が
それぞれ60%、1′5%、吸湿率(75%RH48時
間) 4.8 %と熱・湿度特性の非常に悪いフィルム
であった。
比較例5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼で表 わされる構成成分を70モル%以上含み(ここでYは▲
    数式、化学式、表等があります▼、−CH_2−、−O
    −のいずれかを表わし、またsは1〜3までの整数)、
    密度が1.310ないし1.365であることを特徴と
    する芳香族ポリアミドフィルム。
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