JPS6044555A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS6044555A
JPS6044555A JP58151929A JP15192983A JPS6044555A JP S6044555 A JPS6044555 A JP S6044555A JP 58151929 A JP58151929 A JP 58151929A JP 15192983 A JP15192983 A JP 15192983A JP S6044555 A JPS6044555 A JP S6044555A
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Japan
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ring
resin
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recording medium
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JP58151929A
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Noriyoshi Nanba
憲良 南波
Shigeru Asami
浅見 茂
Toshiki Aoi
利樹 青井
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Akihiko Kuroiwa
黒岩 顕彦
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
■ 発明の前足 技術分野 本発明は、光記録媒体、特にヒートモードの光記録媒体
に関する。 先 イ丁 技 体j 光記録媒体は、媒体と書き込みないし読み出しへ7 F
が非接触であるので、記録媒体が痒耗劣化しないという
特徴をもち、このfめ、種々の光記録媒体の開発研究が
行われている。 このような光記録媒体のうち、暗室による画像処理が不
要である等の点で、ヒートモード光記録媒体の開発が活
発になっている。 このヒートモートの光記録媒体は、記録光を熱として利
用する光記録媒体であり、その1例として、レーザー等
の記録光で媒体の一部を融解、除去等して、ピットと称
される小穴を形成して書き込みを行い、このピットによ
り情報を記録し、このピットを読み出し光で検出して読
み出しを行うものがある。 そして、このようなピント形成型の媒体の1例として、
基体」二に、光吸収色素からなる記録層を設層して、色
素を融解してピットを形成するものや、ニトロセルロー
ス等の自己酸化性の樹脂と光吸収色素とを含む記録層を
設層し、ニトロセルロース等を分解させてピットを形成
するものや、熱可塑性樹脂と光吸収色素とからなる記録
層を塗設し、樹脂および色素を融解してピットを形成す
るものなどが知られている。 ところで、光吸収色素の1つとして、シアニン色素か知
られている。 しかし、シアニン色素を用いて記録層を形成するときに
は、書き込み後の読み出しの際の読み出し光のくりかえ
し照射によって、色素が脱色し、読み出しのS/N比が
劣化してしまうという、いわゆる再生劣化が大きく、実
用に耐えないという欠点かある。 II 発明のし1的 本発明の主たる1」的は、再生劣化が改善された、シア
ニン色素を含む記録層を有する光記録媒体を提供するこ
とにある。 このような勺的は、下記の本発明によって達成される。 すなわち本発明は、 シアニン色素またはシアニン色素および樹脂を含み、さ
らに下記一般式〔1)または〔II〕で示される化合物
を含む記録層を基体」二に有することを特徴とする光記
録媒体である。 一般式CI) ・般式(II ) (上記一般式〔■〕および(II )において、R1、
R2、i(3およびR11は、それぞれ、水素原子また
は1価の基を表わすが、 R1とR2,R2とR:3.
R,3とR4は、1Lいに結合して6員環を形成しても
よい。 また、R5およびR6は、水素原子またはl廁の基を表
わす。 さらに、Mは、晶移金属原子を表わす。)■ 発明の具
体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。 本発明の光記録媒体の記録層中には、シアニン色素が含
有される。 シアニン色素のなかでは、ド記式(III)で示される
ものが好ましい。 式(III) Φ−L−ψ (X−)m 上記式(m)において、Φおよび!は、芳香族環、例え
はベンゼン環、ナフタレン環、フェナントレン環!::
f示縮合してもよいインドール環、チアゾール環、オキ
サソール環、セレナソール環、イミダゾール環、ピリジ
ン環等をあられす。 これらΦおよび!は、同一でも異なっていてもよいが、
通常は同一のものであり、これらの環には、種々の置換
基が結合していてもよい。 なお、Φは、環中の窒素原子が十電荷をもち、重は、環
中の窒素原子が中性のものである。 これらのΦおよびψの骨格環としては、下記式〔Φ工〕
〜〔Φ双〕で示されるものであることが好ましい。 なお、下記においては、構造はΦの形で示される。 1 (114)q 〔ΦII[) (R4)Q 1 〔Φ■〕 1 R1 1 1 1 1 このような各種卵において、環中の窒素原子イミダゾー
ル環では2個−の窒素原子)に結合る基R1(Rt 、
Rt ′)は、置換または置換のアルキル基またはアリ
ール基である。 このような環中の、窒素原子に結合する基1、R1′の
炭素原子数には、特に制限はな。 また、この基がさら
に置−換基を有するもである場合、置換基としては、ス
ルホン酸、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルアト
基、アルキルスルホンアミド基、アルキルアミノ基、ア
ルキルアミノ基、アルキルルハモイル基、アルキルスル
ファモイル基、酸基、カルボキシ基、ハロゲン原子等い
ずれあってもよい。 なお、後述のmか0である場合、Φ中の窒素子に結合す
る基R1は、置換アルキルまたはリール基であり、かつ
−電荷をもつ。 さらに、Φおよび平の環が、縮合ないし非縮合のインド
ール環(式〔ΦI〕〜〔ΦIV))である場合、その3
位には、2つの置換基R2。 R3か結合することが好ましい。 この場合、3位に結
合する2つの置換基R2,R3としては、アルキル基ま
たはアリール基であることが好ましい。 そして、これ
らのうちでは、炭素原イ数1または2、特にlの非置換
アルキル基であることが好ましい。 一力、Φおよびψで表わされる環中の所定の位置には、
さらに他の1δ換基R4が結合していてもよい。 この
ような置換基としては、アルキルノA、アリール基、複
素環残ノ^、ハロケン原子、アルコキシJ人、アルキル
チオ オキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、カ
ルホン酸基等種々の置換基であってよい。 そして、これらの置換基の数(P.q.T。 s,t)は、通當、Oまたは1〜4程瓜とされる。 な
お、p.q,r.s,tが2以上であるとき、複数のR
4は互いに異なるものであってよい。 なお、これらのうちでは、式〔Φ工〕〜〔ΦIV )の
縮合ないし非縮合のインドール環を有するものが好まし
い。 これらは、塗膜性、安定性にすぐれ、きわめて高
い反射率を示し、読み出しのC/N比がきわめて高くな
るからである。 他方、Lは、モノ、シ、トリまたはテトラカルホシアニ
ン色素を形成するだめの連結J.l?を表わすが、特に
式(Ll)〜〔L■〕のいずれかであることか好ましい
。 式(LI) CH= CH− CH= CH− C−CH− CH=
 CH− CH式(Lll) CH=CH−CH=C,
CH=CH−CH式(LII+) 式(LV) ζ 式(LVIII) C)I−C=C)l−CHここに、
Yは、水素原子または1価の基を表わす, この場合、
1価の基としてit、メチル基等の低級アルキル基、メ
トキシノルク9の低級アルコキシ基、ジメチルア、ミノ
ノk、・ノフエニルアミノ基、メチルフェニルアミノ基
、モルホ1ツノ帖 イミダゾリンンへ、エトキシ力Jレ
ポニλレピペラジン基なとのジ置換アミン基、アセトキ
シ法等のアルキルカルボニルオキシ基、メチルチオ基等
のアルキルチオ基、シアノJ.l?、ニトロリ.(、B
r,C文等の)\ロゲン原子などであることが好ましい
。 また、R8およびRgiよ、それぞれ水素原:′f−ま
たはメチル基等の低級アルキlし基を表わす。 そして、父は、0またはlである。 なお、これら式(LI)〜〔L■〕の
【(1では、トリ
カルボンアニン連結)^、!ll側番式〔LII )、
(Lm)が好ましl,Xo さらに、X−は陰イオンであり、その&−Fましい例と
しては、I −、B r−、C文Q4−、B R4 −
。 を挙げることができる。 なお、mはOまたはlであるが、mがOであるときには
、通常、ΦのR1が一電荷をもち、分子内塩となる。 次に、本発明のシアニン色素の具体例を挙げるが、本発
明はこれらのみに限定されるものではない。 L末に 免工y lL工1上 k工JユDI (ΦI)
 CH3CH3 D2 (ΦI) CH3’ CH3 D3 (ΦI’l C2H40HCT(3D4 (Φr
) l: 旧3;妻8;二、。 CH2F)5 (Φl
I) CH3CH3 D6 (OIll) (3C旧(λ N8犬二N8゜C
H3 D7 (Om) CH2CH20HCH3D8 〔ΦI
II) (CH2)2 0(:;OCH3CH3D 9
 (OrII) (CH2)2 0COC’H’3 C
)(3DIO(’Dm) CH3Cf(3 011(Φm ) CH3CH3 D12 〔Φ工〕 Cl8H37CH3D13 〔ΦI
) C4H9CH3 D14 (ΦI) C3H160COCH5CH3R1
”−−ヱー −入一 一 〔LII〕、 H■ −(LII)、 HC交04 − (Lm) HBr −、(Lll) H− (Lll) HC,CH4 −(Lll) H− −(Ill) H0文04 − (LII) HBr −(LrI[) −N(C8H5)2 0文04− (
LII) HCす04 − (LrII) −N (C6R5)2 0文04−
 (Lll) HI −(Lll) HC交04 (Lm) N (COR5)2 C文04D15 (Φ
I) C7H14CH20HCH3018CΦII) 
C8H17CH3 018(9m ) c e Hl? CH3D19〔Φ
m〕C7H14C00C2H5CH3D20 〔Φ■〕
 C4H9CH3 018〔Φ■〕 Cl8H3□ CH3018〔Φ1m
) C,H9CH3 018〔ΦI :] CHCOOCH3CH3734 D24 〔ΦI ) CHOCOCH3CH316 D25 〔Φr) C8H,7C2H5D2B 〔ΦI
) C7H15C2H3D27 〔ΦII) CHCO
OCH3CH3734 D28 〔ΦIT ) CHCHOCOCH3CH38
I6 2 D29 〔ΦII) C17H35CH3−(LrTI
) H’I −(LII) H0党04 − (LII) H− −(LIT) HBF4 − (Lm) −N(CaHs)2 0文04− (L
ll) HC交04 −(LII) HC又04 − (LH) H1 (Lm) −N (C8H5)2 I −(Lll) HI −I:LII) H1 −(LTI) HCQO4 D30 〔Φ■〕 C7H14C00CH3C2H3D
31 〔Φ■〕 C7゛H14CH20HCH3018
(4)m) C7H,CH,,0COC2H5CH30
18〔9m) CHCO,OC2H5CH3734 D34 〔Φrn) c 17”35 CH3D35 
〔9m ) C7Ht5C2H5D36 (ΦIV) 
CH3CH3 D37 (ΦIV) CH3CH3 018〔ΦIT ) C4H9CH3 D3G 〔Φ■’) (CH2)2 0COCH3,C
11D42 〔ΦV) C2H54−CH D41 (ΦV)CH34−C11 D42 〔ΦVl) C2H5− D43 〔ΦVl) C2H55−CID44 〔ΦV
I) C2H55−0(−(Lll) H0文04 − (LII) H0文04 − (LII)■1r (Lm) −N(C6H5)2. 1 − (LIV) HI −(LII) HI −(Lll) HI −(Lll) HC又04 − (LII) H0文04 − (Lll) HI [3−(Lll) HI [3−(Lll) HI −(LII) HBr (LIII) N (C6H5) 2 B r:H3−
(Lll) HCH3fl:6H5SO3D46 〔Φ
■〕 C2H3 D47 〔Φ■〕 C2H3 D48 〔Φ■〕 C2H3 D48 〔Φ■〕 C2H3 D50 〔Φ■〕 C2H3 D51 〔ΦVl) (、H5 D52 〔ΦVl :] C2H5 D53 〔Φ■) (CH) OCOCH33 D54 〔ΦVT:l’ CH2CH20H5−CI 
−D55 〔Φ■:l C2H3 D56 〔ΦIX) C,、H5 D57 〔Φ■〕 C2H3 D58 〔Φ■〕 C2H3 D59 (ΦX ’] C2H5 D80 (ΦXI) C)12CH20HD81 (Φ
■) C2)15 (L■) B r (LIT) HBr (LI) HBr (LTI) CH3Br (LV) HBr (LV) HB r (LVI) B r (Lm) −N(C6H5)2 C)13C6)15S
O3〔Lll)HCH3C6H5S03 (Lll) HBr (Lll) HBr (L ■) OCH3I (L II ) HI (LII) HBr (L II ) HI D62 〔Φ■〕 (CH2)30COCH3D63 
〔Φ双) C2H5− D64 〔Φに〕 CH2CH2CH25O3HD85
 (Φ刺) C,、H5− D6G 〔Φ茗〕 C2H5− D67 〔Φ店〕 C2H3 D68 〔ΦV[) C8H,74−CH5D69 〔
Φ■〕 C180゜□ − D70 〔ΦV[) C8H17− D?+ (OVI) C8H175−CID72 (4
)Vl) C,8H3□5−CMD73 〔Φ■〕 C
8H17(5−ocH3−0CH3 D74 〔ΦV[) C8H175−0CH3D75 
(OVI) C3H1□5−Cf1D76 〔ΦVl 
) C1BH375−c xD77 〔ΦVl) C8
H,。 − −(LIT) H”I −(Lm) −N (Co H5)2 CICl04(
L −N(Cal(5)2 I −CLII) HBr −(LTI) HBr −(LTI)’ Hr (LIIT) −N (C6H5) 2 Br−[:L
ll)’ HClO4 −(Lm) −N (Co H5)2 ClO4−(L
II) H’ r −(Lrl) H1 −(LrV) −I −(LIII) −N(C8H5)2 Br(LIII
) −N (C6H5) 2 BrD78 〔Φ■〕 
C8H17 □−□ D79 〔Φ■〕 Cl8H375−C見 −D80 
〔ΦVl) C,8H375−C交 −D81 〔Φ■
〕 C3H17 D82 〔ΦVT) C8H,。 D83 〔Φ■〕 C3H17 D84 〔Φ■〕 C3H17 D85 〔Φ■〕CI8’37 D86 〔Φ■〕C13H27 D87 〔Φ■〕 C13H2□ D88 〔Φ■〕 C3H1□ D89 〔Φ■〕 C3H17 D90 〔Φ■〕Cl8H37 D91 〔Φ■〕 C3H17 DBP 〔Φ■〕Cl8H37 D93 (OXI) C8H。 (L II ) HI 〔LII)CH3C6H5S03 (L II ) 0文C6H5503 (LV) H1 (L、VI) HBr (LVt[) I (LTII) −N (C6H5) 2 Br(L I
I ) HC11306)15So3(Llr) HB
r (Lll) HBr (Llll) OCH3r 〔LI■〕HCH3C6H5503 (L Ti ) H’ C)13C6)15SO3(L
m) −N (Ca Hs ) 2 (:1)I3C6
H5SO3(LII)’ HBr D94 〔Φ■〕 C8H17− D95 〔Φ刈〕 C3H1□ − D96 〔Φ刈〕 C13H275−C9゜D97 〔
Φ■〕 C8H17− D98 〔Φ刈〕 Cl8H37− D98 〔Φm〕 C8H17− of−on (Φ双〕 C8H17− 0101(Φ■〕 C3H1□ r)102 (Φ■〕 C3H17 DI03 (Φに〕 C3H17 D104(ΦI) CHCH0COCHCH32 DI05 CΦ■〕 CH2CH20HC■■3pro
s CΦrT[) CH3C)T 3− (LII) 
Hr −(LII) HI (L[rl) N(C6H5)2 Br(Lm) −N
 (Ca Hs ) 2 Br−(LII) HBr −(LTI) HBr −(LII) HBr −(LII) HBr −(LIT) HBr −(Lll) HC文04 (Lll) HBr −(LVI) Br 、 CQO+ このような色素は、大有機化学(朝食書店)含窒素複素
環化合物工432ページ等の成書に記載された方法に準
じて容易に合成することができる。 すなわち、まず対応するΦ′−CH3(Φ′は前記Φに
対応する環を表わす。)を、過剰のR,I (R,はア
ルキル基またはアリール基)とともに加熱して、R1を
Φ′中の窒素原子に導入してΦ−CH5I−を得る。 
次いで、これを不飽和ジアルデヒドまたは不飽和ヒドロ
キシアルデヒドとアルカリ触媒を用いて脱水縮合すれば
よい。 さらに、このような色素は、通常、単量体の形で記録層
中に含有させられるが、必要に応じ、重合体の形で含有
させられてもよい。 この場合、重合体は、色素の2分子以上を有するもので
あって、これら色素の縮合物であってもよい。 例えば、−OH、−COOH、−503H等の官能基の
1種以上を、1個または2個以上有する上記色素の単独
ないし共縮合物、 あるいはこれら−と、ジアルコール、ジカルボン酸ない
しその塩化物、ジアミン、ジないしトリイソシアナート
、ジェポキシ化合物、酸無水物、ジヒドラジド、ジイミ
ノカルボナート等の共縮合成分や他の色素との共縮合物
がある。 あるいは、上記の官能基を有する色素を、単独で、ある
いはスペーサー成分や他の色素とともに、金属系架橋剤
で架橋したものであってもよい。 この場合、金属系架橋剤としては、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のアルコキシド、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のキレート(例えば
、β−ジケトン、ケトエステル、ヒドロキシカルボン酸
ないしそのエステル、ケトアルコール、アミノアルコー
ル、エノール性活性水素化合物等を配位子とするもの)
、チタン、ジルコン、アルミニウム等のアシレートなど
がある。 さらには、−OH基、−0COR基 および−COOH
基(ここに、Rは、置換ないし非置換のアルキル基ない
しアリール基である)のうちの少なくとも1つを有する
色素の1種または2種以上、あるいはこれと他のスペー
サー成分ないし他の色素とをエステル交換反応によって
、−COO−基によって結合したものも使用【1丁能で
ある。 この場合、エステル交換反応は、チタン、ジルコン、ア
ルミニウム等のアルコキシドを触媒とすることが好まし
い。 加えて、上記の色素は、樹脂と結合したものであっても
よい。 このような場合には、所定の基を有する樹脂を用い、上
記の重合体の場合に準じ、樹脂の側鎖に、縮合反応やエ
ステル交換反応によったり、架橋によったりして、必要
に応じスペーサー成分等を介し、色素を連結する。 さらには、記録層中には、樹脂が含まれていてもよい。 用いる樹脂としては、自己酸化性、解重合性ないし熱可
塑性樹脂が好適である。 これらのうち、特に好適に用いることができる熱可塑性
樹脂には、以下のようなものがある。 1)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテ
ン−1など。 11)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1八重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレンプロピレンターポリマー(EPT)など。 この場合、コモノマーの重合比は任意のものとすること
ができる。 1ii)塩化ビニル共重合体 例えば、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−無水マレイン
酸共重合体、アクリル酸エステルないしメタアクリル酸
エステルと塩化ビニルとの共′重合体、アクリロニトリ
ル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニルエーテル共重合体
、エチレンないしプロピレン−塩化ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト重
合したものなど。 この場合、共重合比は任意のものとすることができる。 iv)塩化ビニリデン共重合体 塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン
−塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニリ
デン−ブタジェン−ハロゲン化ビニル共重合体など。 この場合、共重合比は、任意のものとすることができる
。 マ)ポリスチレン マ1)スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹
脂)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体(ABS樹脂)、スチレン−無水マレイン酪共重合体
(SMA樹脂)、スチレン−アクリル酸エステル−アク
リルアミド共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体(
SBR)、スチレン−塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン−メチルメタアクリレート共重合体など。 この場合、共重合比は任意のものとすることができる。 マii)スチレン型重合体 例えば、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2
,5−ジクロルスチレン、α。 β−ビニルナフタレン、α−ビニルピリジン、アセナフ
テン、ビニルアントラセンなど、あるいはこれらの共重
合体、例えば、α−メチルスチレ二/とメタクリル酸エ
ステルとの共重合体。 viii)クマロン−インデン樹脂 クマロン−インデン−スチレンの共重合体。 ix)テルペン樹脂ないしピコライト 例えば、α−ピネンから得られるリモネンの重合体であ
るテルペン樹脂や、β−ピネンから得られるピコライト
。 X)アクリル樹脂 特に下記式で示される原子団を含むものが好ましい。 式 RIn CH−C− −0R20 1 」−2式において、R10は、水素原子またはアルキル
基を表わし、R2Qは、置換または非置換のアルキル基
を表わす。 この場合、上記式において、R10は、水
素原子または炭素原子数1〜4の低級アルキル基、特に
水素原子またはメチル基であることが好ましい。 マタ、R20は、置換、非置換いずれのアルキル基であ
ってもよいが、アルキル基の炭素原子数は1〜8である
ことが好ましく、また、R2[lが置換アルキル基であ
るときには、アルキル基を置換する置換基は、水酸基、
ハロゲン原子またはアミノ基(特に、ジアルキルアミ7
基)であることが好ましい。 このような上記式で示される原F団は、他のくりかえし
原子団とともに、共重合体を形成して各種アクリル樹脂
を構成してもよいが、通常は、上記式で示される原子団
の1種または2種以上をくりかえし単位とする単独重合
体または共重合体を形成してアクリル樹脂を構成するこ
とになる。 xi)ポリアクリロニトリル xii)アクリロニトリル共重合体 例えば、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン共ffi合体、アクリロニトリル−塩化ビニ
リデン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリジン共
重合体、アクリロニトリル−メタクリル酸メチル共重合
体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、アクリロ
ニトリル−アクリル酸ブチル共重合体など。 この場合、共重合比は任意のものとすることができる。 xiii)タイアセトンアクリルアミドポリマーアクリ
ロニトリルにアセトンを作用させたダイア七トンアクリ
ルアミドポリマー。 xiv)ポリ酢酸ビニル 0)酢酸ビニル共重合体 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテル、エチレ
ン、塩化ビニル等との共重合体など。 共重合比は任意のものであってよい。 xvi)ポリビニルエーテル 例えば、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリビニルブチルエーテルなど。 xvii)ポリアミド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
6−6、ナイロン6−10、ナイロン6−12.ナイロ
ン9、ナイロンll、ナイロン12、ナイロン13等の
通常のホモナイロンの他、ナイロン67ロー676−1
0.、ナイロン6/6−6712、ナイロン6/6−6
/l 1等の重合体や、場合によっては変性ナイロンで
あってもよい。 xviii)ポリエステル 例えば、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、七へステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイソフタ
ル酸、テレフタル酸などの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等のグリコール類との
縮合物や、共縮合物が好適である。 そして、これらのうちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリ
コール類との縮合物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸
との共縮合物は、特に好適である。 さらに、例えば、無水フタル酸とグリセリンとの縮合物
であるグリプタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステ
ル化変性した変性グリプタル樹脂等も好適に使用される
。 xlりポリビニルアセタール系樹脂 ポリビニルアルコールを、アセタール化して1′?られ
るポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール系樹脂
はいずれも好適に使用される。 この場合、ポリビニルアセタール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。 xx)ポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂。 特に、グリコール類とジイソシアナート類との縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂、とりわけ、アルキレン
グリコールとアルキレンジイソシアナートとの縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂が好適である。 xxi)ポリエーテル スチレンホルマリン樹脂、環状アセタールの開環重合物
、ポリエチレンオキサイドおよびグリコール、ポリプロ
ピレンオキサイドおよびグリコール、プロピレンオキサ
イド−エチレンオキサイド共重合体、ポリフェニレンオ
キサイドなど。 xxii)セルロース誘導体 例えば、ニトロセルロース、アセチルセルロース、エチ
ルセルロース、アヤチルブチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースな
ど、セルロースの各種エステル、エーテルないしこれら
の混合体。 xxiii)ポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメタンカーボネート、
ジオキシジフェニルプロパンカーボネート等の各種ポリ
カーボネート。 xxiv)アイオノマー メタクリル酸、アクリル酸などのNa。 Li、Zn、Mg塩など。 xxv)ケトン樹脂 例えば、シクロへギサノンやアセトフェノン等の環状ケ
トンとホルムアルデヒドとの縮合物。 xxvi)キシレン樹脂 例えば1m−キシレンまたはメシチレンとホルマリンと
の縮合物、あるいはその変性体。 Bvii)石油樹脂 C5系・C9系、C5−C9共重合系、ジシクロペンタ
ジェン系、あるいは、これらの共重合体ないし変性体な
ど。 xxviii)上記 i) 〜xxvii)の2種以上
のブレンド体、またはその他の熱可塑性樹脂とのブレン
ド体。 なお、自己酸化性、熱可塑性等の樹脂の分子借等は、種
々のものであってよい。 このような樹脂と、jjh記の色素とは、通常、重量比
で1対0.1〜100の広範な量比にて設層される。 このような記録層中には、上記一般式CI)または(I
I )で示される化合物の1種以上が、クエンチャ−と
して含有される。 これにより、読み出し光のくりかえし照射によるS/、
N比の再生劣化が減少する。 また、明室保存による耐
光性が向上する。 上記一般式(I)および(II )において、R】〜R
4は、互いに同一・であっても、異なっていてもよいが
、それぞれ、水素原子または1価の基を表わす。 この場合、1価の基としては、ハロゲン、シアノ基、ま
たは、それぞれ直接もしくは2価の連結基を介して、ベ
ンゼン環上の炭素原子に間接的に結合するアルキル基、
アリール基、シクロアルキル基、ヘテロ環残基が好適で
ある。 そして、アルキル基としては、炭素原子数l−19の鎖
状のもの、 また、アリール基としては、炭素原子数6〜14のもの
、 シクロアルキル基としては、5〜6員環のもの(例えば
、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル
など)が好適であり、さらにヘテロ環残基としては、5
〜6員環のもの(例えば、フリル、ヒ1ミロフリル、チ
ェニル、ピローリル、ピロリジル、ピリジル、イミダゾ
リル、ピラゾリル、キノリル、インドリル、オキサシリ
ル、リアシリルなと)が好適である。 これらアルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヘ
テロ環残基等が間接的にベンゼン環に結合する場合、2
価の連結基としては、オキシ基、チオ基、アミノ基、オ
キシカルボニル基、カルボニル基、カルボニルオキシノ
ホニルアミノ基、カルバモイル基、スルファモイル基.
(、スルホニル基等が好適である。 そして、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、
ヘテロ環残基が結合した2価の連結基の例としては、以
下のようなものが挙げられる。 すなわち、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ア
シル基、アシルオキシ基,アルキルアミノ基、アルキル
カルバモイル基、アルキルスルファモイル基、スルホニ
ルアミン基、スルホニル基、アシルアミノ基,アシルオ
キシ基、アリールカルバモイル基、アリールスルファモ
イル基、アリールスルホニルアミノ基、アリールスルホ
ニル基、シクロへキシルオキシ基、シクロへキシルカル
ボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基、シクロ
ヘキシルアミノ基、シクロへキセニルカルボニル基、シ
クロへキシルオキシ基、アリーロキシ基、アリーロキシ
カルボニル基、アシル基、アこリノ基等である。 なお、これらアルキル基、アリール基、シクロアルキル
基、ヘテロ環残基は、以下のような置換基によって置換
されていてもよい。 すなわち、ハロゲン、シアノ基、アルキル基、アリール
基、アラルキル基、アシルオキシ基、アルコキシ基、ア
リーロキシ基、アルコキシカルボニル基、アリーロキシ
カルボニル基、アシルA(、アシルアミノ基、アニリノ
基、アルキルアミノ基、カルバモイル基、スルファモイ
ル基、スルホニルアミノ基、スルホニル基、あるいはこ
れらの1種以上がこれらのうちの他の基を置換したもの
等である。 さらに、R1とR2、R2とR3、R3とR4は、互い
に結合して6員環を形成してもよいが、この6#1環は
置換基を有してもよく、また、他の環が縮合していても
よい。 例えば、ベンゼン、ナフタレン、インベンゾチオフェン
、イソベンゾフラン、イソインドリン等である。 他方、R58よひR6は、互いに同一でも、異なってい
てもよいが、それぞれ、水素原子または1価の基を表わ
す。 この場合、1価の基としては、アルキル基、アリール基
、アシルノフ、アルコキシ力ルポニルノ人、アリーロキ
シカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基等が好適である。 そして、これらのうちでは特に、 水素原子、 炭素原子数1〜20のアルキル基、 (例えば、メチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基
、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基
、ヘプタデシル基、オクタデシル基など) 炭素原子数6〜14のアリール基 (例えば、フェニル基、トリル基、ナフチル基など)、 上記のアルキル基またはアリール基を有するアシル基、
アルコキシカルボニル基、アリーロキシカルボニル基、
アルキルスルホニル基、アリールスルホニルノル等が好
ましい。 なお、これら各1価の基は、ハロゲン、シアノ基、アル
キル基、アリール基、アルコキシ基人、アリーロキシ基
、アラルキール基、カルボニル基、アリーロキシカルボ
ニル基、アシル基、アシルオキシ基、アシルアミツノ人
、アルキルアミ7基、カルバモイル基、スルファモイル
基、スルホニルアミツノ、(、スルホニル基等で置換さ
れていてもよい。 なお、Mは、遷移金属原子を表わすが、特にNi、Co
、Cu、Pd、Ptが好適である。 これら一般式〔■〕および(II )で示される化合物
は、 A、L、Ba1ch、et al、、J、A、Ill:
、S、87 2301 (1985)、A、L、Ba1
ch、 et al、、 1bid、 885201 
(1988) 。 E、1.5tiefel、et al、、1bid、8
7 301B (1985)、R,H,Ho1m、et
 al、、 1bid、 89281(8(19B?)
、等に従い合成される。 以下に、一般式CI)および(II )で示される(ヒ
合物の具体例を挙げる。 なお、下記において、φ′は、R2とR3が互いに縮合
して、縮合ベンゼン環(非置換)を形成していることを
表わす。 −IcVJc”l 寸 の ■ ト Cl01O1σ σ σ σ −−−− −・−:j O”lj −522222υ 
o>h 11+111111 0:′:r4 エ エ エ エ エ エ 工工 工 工
 エ 工 = 工 = 工 U 平 。 1 − エ エ エ 0 0 工 。 エ エ エ エ エ エ エ エ エ エ エ エ エ エ I Cocn−−−−−−− σ σ σ σ Ol σ σ CjClこれら一般式
CI)で示されるクエンチャ−は、色24 iモルあた
り0.01−12モル、特に0.1〜1.2モル程度含
有される。 なお、クエンチャ−の極大吸収波長は、用いる色素の極
大吸収波長以上であることが好ましい。 これにより、再生劣化はきわめて小さくなる。 この場合、両者の差はOか、350nm以下であること
が好ましい。 このような記録層を設層するには、一般に常法に従い塗
設すればよい。 そして、記録層の厚さは、通°畠、0.03〜10座m
程度とされる。 なお、このような記録層には、この他、他の色人や、他
のポリマーないしオリ」マー、各種44f塑剤、界面活
性剤、帯電防止剤、滑剤、難燃剤、安定剤、分散剤、酸
化防止剤、そして架橋剤等が含有されていてもよい。 このような記録層を設層するには、基体上に所定の溶媒
を用いて塗布、乾燥すればよい。 なお、塗布に用いる溶媒としては、例えばメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトールア
セテート、ブチルカルピト−ルアセテート等のエステル
系、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のエーテル
系、ないしトルエン、キシレン等の芳香族系。 ジクロロエタン等のハロゲン化アルキル系、アルコール
系などを用いればよい。 このような記録層を設層する基体の材質には特に制限は
なく、各種樹脂、ガラス、セラミックス、金属等いずれ
であってもよい。 また、その形状は使用用途に応じ、テープ。 トラム、ベルト等いずれであってもよい。 なお、基体は1通1贋、トラッキング用の溝をイ1する
。 また、必要に応じ、反射層等の下地層や蓄熱層や光
吸収層などを有するものであってもよい。 また、基体用の樹脂材質としては、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーホネー
ト樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン
、メチルペンテンポリマー等の、みそ付きないしみそな
し基体が好適である。 これらの基体には、耐溶剤性、ぬれ性、表面張力、熱伝
導度等を改善するために、基体上にプライマーをコーテ
ィングすることもできる。 プライマーとしては、例えば、チタン系、シラン系、ア
ルミ系のカップリング剤や、各種感光性樹脂等を用いる
ことができる。 また、記録層」二には、必要に応し、透明基体を用いる
ときに裏面として機能する反射層や、各種最上層保護層
、ハーフミラ一層などを設けることもできる。 本発明の媒体は、このような基体の一面上に上記の記録
層を有するものであってもよく、その両面に記録層を有
するものであってもよい。 また、基体の一面上に記録層を塗設したものを2つ用い
、それらを記録層が向かいあうようにして、所定の間隙
をもって対向させ、それを冨閉したりして、ホコリやキ
ズがつかないようにすることもできる。 ■ 発明の具体的作用 本発明の媒体は、走行ないし回転下において、記録光を
パルス状に照射する。 このとき記録層中の色素の発熱
により、色素が融解し、ピントが形成される。 このように形成されたピットは、やはり媒体の走行ない
し回転下、読み出し光の反射光ないし透過光、特に反射
光を検出することにより読み出ごれる。 この場合、記録および読み出しは、基体側から行っても
、記録層側から行ってもよい。 そして、L’−+fl! M層に形成したピントを光な
いし熱で消去し、再書き込みを行うこともできる。 なお、記録ないし読み出し光としては、半導体レーザー
、He−Neレーザー、Ar+z−ザー、He−Cdレ
ーザー等を用いることができる。 ■ 発明の具体的効果 本発明によれば、読み出し光による再生劣化かきわめて
小さくなる。 そして、耐光性も向上し、明室保存による特性劣化が少
ない。 そして、消去および再書き込みを行うようなときにも特
性の劣化か少ない。 ■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。 実施例1 下記表1に示される色素り、樹脂R、クエンチャ−Qと
を用い、表1に示される割合にて所定の溶媒中に溶解し
、直径15cmのアクリルディスク基板上に、0.07
gmの厚さに塗布設層して、各種媒体をえた。 この場合、表1において、NCは、窒素金子11.5〜
12.2%、JIS K f(703ニもとづくP I
IF 8.0秒のニトロセルロースである。 さらに、用いた色素は、上記にて例示した陽、のちのを
用いた。 加えて、用いたクエンチャ−は、上記にて例)J\した
ものの陽、で示される。 このようにして作成した各媒体につき、これを180 
Orpmで回転させながら、 AMGaAs−GaAs
半導体レーザー記録光(830nm)を1μmφに集光
し (集光部出力 1OfflllI)、所定周波数で
、パルス列状に照射した。 各媒体につき、書き込み光のパルスIIJを変更して照
射し、消光比1.4が得られるパルスIIを測定し、そ
の逆数をとって、書き込み感度とした。 結果を表1に
示す。 この場合、消光比は、後述の読み出し光の媒体表面の反
射率のピット部における減衰度である。 これとは別に、パルス1[Jを1oonsecとして占
き込みを行った。 この後、1mWの半導体レーザー(830na+)読み
出し光を1ルsec’ll、3 KHzのパルスとして
照射して、ディスク表面におけるピーク−ピーク間の当
初のSZN比と、5分間照射後の基体裏面側からの反射
率の変化(%)とを測定した。 これらの結果を表1に示す。 なお、比較用クエンチャ−Ql’およびQ2′は、下記
のものである。 Ql′ (2,2′−チオビス(4−t−オクチルフェ
ノラート)〕−〕n−ブチルアミンニッケル II ) 〔サイアソーブ U V −1084日本サイアナミン
ト(株)社製〕 Q2′ ニッケルビス(オクチルフェニル)サルファイ
ド C7xOAM−101D&7!tff有機化学(株)社
製〕 また、DPは、D 7 トD I05とを、ジ−ミープ
ロポキシ−ビス(アセチルアセトナート)チタンによっ
て架橋したもの、 D−Rは、PMMA (数平均分子量 1万)に、D8
をエステル変換によって連結したものである。 表1に示される結果から、本発明の効果があきらかであ
る。 実施例2゜ 実施例1の媒体 崩、4,5,6,7,8゜9.10を
用い、実施例1と同様に書き込みを行ったのち、赤外線
ヒーターを用い、媒体を150°C,15秒間加熱して
消去を行ったところ、各媒体とも、くりかえし何回もの
消去、再書き込みが良好にできることが確認された。 出願人 ティーディーケイ株式会社 代理人 ゴf理士 石 井 陽 − 第1頁の続き 0発 明 者 高 橋 −夫 東京都中央し大会社内 0発 明 者 黒 岩 顕 彦 東京都中央し大会社内 448−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 シアニン色素またはシアニン色素および樹脂を含
    み、さらに下記一般式(1) または(I+ )で示さ
    れる化合物を含む記録層を基体上に有することを特徴と
    する光記録媒体。 一般式CI) 一般式(11) (上記一般式(1,)および(rr )において、R1
    、R2、R3およびR4は、それぞれ、水素原子または
    1価の基を表わすが、 R1と1(2,R2とl(3,
    1’(3とR4は、互いに結合して6員環を形成しても
    よい。 また、R5およびR6は、水素原子または1価の基を表
    わす。 さらに、Mは、遷移金属原子を表わす。)2、 シアニ
    ン色末が、下記7一般式(m)で示される化合物である
    特許請求の範囲第1項に記載の光記録媒体。 一般式(m) Φ−L=v (X−) コ (上記一般式(m)において、 Φおよびψは、それぞれ、芳香族環が縮合してもよいイ
    ンドール環、チアツール環、オキサソール環、セレナン
    ール環、イミダゾール環またはピリジン環を表わし、 Lは、モノ、ジ、トリまたはテトラカルボシアニン色素
    を形成するための連結基を表・わし、X−は、アニオン
    を表わし、 田は、0またはlである。) 3、 Φおよび市が、芳香族環が縮合してもよいイア1
    ・−ル環である特許請求の範囲第2項に記載の光記録媒
    体。 4、 シアニン色素が、記録層中に、単量体の形で含ま
    れるか、重合体の形で含まれるか、あるいは樹脂と結合
    した形で含まれている特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれかに記載の光記録媒体。
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