JPS6042351A - 芳香族酢酸誘導体の製造方法 - Google Patents
芳香族酢酸誘導体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6042351A JPS6042351A JP15116783A JP15116783A JPS6042351A JP S6042351 A JPS6042351 A JP S6042351A JP 15116783 A JP15116783 A JP 15116783A JP 15116783 A JP15116783 A JP 15116783A JP S6042351 A JPS6042351 A JP S6042351A
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- JP
- Japan
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- acetic acid
- group
- acid derivative
- iodine
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(1)
%式%(1)
(式中、Arは芳香族基を示し、R1は水素原子、アル
キル基あるいは芳香族基を示し、凡2はアルキル基を示
す。) で表わされる芳香族酢#銹導体を製造する方法に関する
ものである。
キル基あるいは芳香族基を示し、凡2はアルキル基を示
す。) で表わされる芳香族酢#銹導体を製造する方法に関する
ものである。
式(I)で表わされる本発明の化合物を加水分解して得
られる対応するカルボン酸は消炎・鎮痛・解熱作用を有
する医薬品として、わるいはその中間体として有用であ
る。たとえば、Arが6−メドキシー2−ナフチル基で
かつR1がメチル基であるカルボンばは「ナプロキセン
」として市販されている消炎・鎮痛・解熱剤である。ま
た、その他抗生物質の修飾剤あるいは層系中間体として
も有用である。
られる対応するカルボン酸は消炎・鎮痛・解熱作用を有
する医薬品として、わるいはその中間体として有用であ
る。たとえば、Arが6−メドキシー2−ナフチル基で
かつR1がメチル基であるカルボンばは「ナプロキセン
」として市販されている消炎・鎮痛・解熱剤である。ま
た、その他抗生物質の修飾剤あるいは層系中間体として
も有用である。
式(1)で表わされる化合物を製造するために、対応す
る一般式(I[) 1 A r CC0zR2(II) R3 (式中、Ar +几’およびR2は一般式(I)で定義
した意味を有し、几3はアルキル基を示す。)で表わさ
れるα−チオ芳香族酢酸誘導体を還元脱硫する方法は知
られている。たとえば、%開昭57−118554号公
報によれば、(1)ラネーニッケルによる方法、(2)
亜鉛と酢酸の組合せによる方法、(3)チオラートアニ
オンによる方法などが囲示されている。しかしながら、
これらの従来方法には下表に示すように独々の欠点があ
シ、これらの欠点のない式(1)の化合物の製造方法を
開発することが強く要望されていた。
る一般式(I[) 1 A r CC0zR2(II) R3 (式中、Ar +几’およびR2は一般式(I)で定義
した意味を有し、几3はアルキル基を示す。)で表わさ
れるα−チオ芳香族酢酸誘導体を還元脱硫する方法は知
られている。たとえば、%開昭57−118554号公
報によれば、(1)ラネーニッケルによる方法、(2)
亜鉛と酢酸の組合せによる方法、(3)チオラートアニ
オンによる方法などが囲示されている。しかしながら、
これらの従来方法には下表に示すように独々の欠点があ
シ、これらの欠点のない式(1)の化合物の製造方法を
開発することが強く要望されていた。
還元脱硫剤 欠 点
う坏−ニッケル 高価2発火危険性
亜鉛−酢酸 亜鉛末の沈降性・不均一性金属メルカプチ
ド 悪臭 本光明者らはこのような欠点を克服し、工業的かつ経済
的に実施するのに好ましい還元脱硫法を開発する1こめ
情死した結果、ヨウ素および水の存在下、M磯酸中で前
記化合物(II)を赤リンで処理して前記化合物(1)
を得るという全く新しい方法を見出した。本発明の方法
では赤リンが反応時に均一スラリー化するため亜鉛−酢
酸方法に比べ反応の操作性が非常に良くなる。“また金
属メルカプチドのような慾臭も無く、またラネーニッケ
ルのような高価およびう6火危険性といった問題もない
。
ド 悪臭 本光明者らはこのような欠点を克服し、工業的かつ経済
的に実施するのに好ましい還元脱硫法を開発する1こめ
情死した結果、ヨウ素および水の存在下、M磯酸中で前
記化合物(II)を赤リンで処理して前記化合物(1)
を得るという全く新しい方法を見出した。本発明の方法
では赤リンが反応時に均一スラリー化するため亜鉛−酢
酸方法に比べ反応の操作性が非常に良くなる。“また金
属メルカプチドのような慾臭も無く、またラネーニッケ
ルのような高価およびう6火危険性といった問題もない
。
次に本発1jJJの方7去について詳しく説明する。
本発明において使用する赤リンは前記化合物(II)に
対して0ろないし3倍モル使用する。水の使用層は赤リ
ン以外の反応成分が均質に溶解する限りはItIIJ限
をれないが、収率の点で前記化合物(n)に対して01
ないし5倍モル使用することが好ましい。ヨウ系は触媒
としてM動量用いられるもので、少ないと反応が遅く、
多いと速くなる。通常は化合物(11)に対して01な
いし0.5倍モルを用いる。有機酸は溶媒として使用さ
れ、酢酸、プロピオン酸、酪酸などが例示できる。
対して0ろないし3倍モル使用する。水の使用層は赤リ
ン以外の反応成分が均質に溶解する限りはItIIJ限
をれないが、収率の点で前記化合物(n)に対して01
ないし5倍モル使用することが好ましい。ヨウ系は触媒
としてM動量用いられるもので、少ないと反応が遅く、
多いと速くなる。通常は化合物(11)に対して01な
いし0.5倍モルを用いる。有機酸は溶媒として使用さ
れ、酢酸、プロピオン酸、酪酸などが例示できる。
反応温度は50℃ないし還流温度であり、反応時間はヨ
ウ素量、基質、反応温度などによって変化するが、通常
0.5ないし5時間で上記反応が十分に進むまで反応す
る。
ウ素量、基質、反応温度などによって変化するが、通常
0.5ないし5時間で上記反応が十分に進むまで反応す
る。
次に本発明の方法を実施例によシさらに詳細に説明する
。
。
実施例1. 2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロ
ピオンVエチルの合成 次式: で表わされる2−エチルチオ−2−(6−メドキシー2
−ナフチル)プロピオン酸・エチル1o、or(純度5
6%、 17m mole)、赤りy 0.45 f
(14,5m mole)、水0.349 (18,9
m mole)、ヨウ素0.562(2,8m mol
e)を酢@15tn1.に加え、110℃で1時間加熱
還流した後室温に戻し、トルエン5 、Otnls水5
0tnlを加え良く攪拌した。セライト濾過によ)残っ
た赤リンを除き、分液した後、トルエン層を5チの亜硫
酸ナトリウム水溶液および水で洗浄し減圧濃縮し905
2の赤色油状物を得た。この肌生成物の一部を薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲル、アセトン−ヘキサン)で
分析して純度45%であることを確認した。この薄層ク
ロマトグラフィーで得た分析試料をNMR,IH、八1
Sなどで分析して生成物が次式: で表わされる2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロ
ピオン葭エチルであることを確認した。収率91チ。
ピオンVエチルの合成 次式: で表わされる2−エチルチオ−2−(6−メドキシー2
−ナフチル)プロピオン酸・エチル1o、or(純度5
6%、 17m mole)、赤りy 0.45 f
(14,5m mole)、水0.349 (18,9
m mole)、ヨウ素0.562(2,8m mol
e)を酢@15tn1.に加え、110℃で1時間加熱
還流した後室温に戻し、トルエン5 、Otnls水5
0tnlを加え良く攪拌した。セライト濾過によ)残っ
た赤リンを除き、分液した後、トルエン層を5チの亜硫
酸ナトリウム水溶液および水で洗浄し減圧濃縮し905
2の赤色油状物を得た。この肌生成物の一部を薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲル、アセトン−ヘキサン)で
分析して純度45%であることを確認した。この薄層ク
ロマトグラフィーで得た分析試料をNMR,IH、八1
Sなどで分析して生成物が次式: で表わされる2−(6−メドキシー2−ナフチル)プロ
ピオン葭エチルであることを確認した。収率91チ。
無色結晶、融点50〜52℃、沸点149℃102■H
gθ NMR(CDCIs);δt19(51−i、t、7)
(z)、t5s(5H,d、7Hz)、5.85(IH
,q、7Hz)、3.88(3H,s)、4.12(2
1−f、q、71fz)、6、q〜7.8(6H,m)
・ IR(KBr):2955,1722,1600,11
83゜1 1160.1050,860,823,480mM5
(rn/e):M =258.1291(計算値016
H1803=258.1256)、258(100)、
1B6(22)。
gθ NMR(CDCIs);δt19(51−i、t、7)
(z)、t5s(5H,d、7Hz)、5.85(IH
,q、7Hz)、3.88(3H,s)、4.12(2
1−f、q、71fz)、6、q〜7.8(6H,m)
・ IR(KBr):2955,1722,1600,11
83゜1 1160.1050,860,823,480mM5
(rn/e):M =258.1291(計算値016
H1803=258.1256)、258(100)、
1B6(22)。
185(76)・
実施例2−10
実施例1と同様にして次表に示す式(n)の化合物を出
発物質として式(1)で表わされる化合物を合成した。
発物質として式(1)で表わされる化合物を合成した。
いずれの場合も溶媒は匪酸を用いた。
実施例11
次式:
で表わされる出発化合物から、実施例1と同様にして次
式: で表わされる化合物を合成した。
式: で表わされる化合物を合成した。
分析値 Ni8(1■1/e):224(M 、77)
、192(100)。
、192(100)。
165(53)、L55(86)
実施例12
次式:
%式%113
で妖わされる出発化合物から、実施例1と同様にして次
式: で表わされる化合物を合成しfc。
式: で表わされる化合物を合成しfc。
分析値 NMR(CDCl2) :δ1.25 (t
、 5H)、t40 (d 、 3H)、。
、 5H)、t40 (d 、 3H)、。
3.45 (bs 、 214) 、 a、5s (q
t iH) + 4.02(q、 2H) t6、!y
−7.0 (AABB 、 4H) 、MS (m/e
) : 193 (hl、2s L120(100) 実施例13 溶媒を酢酸からプロピオン酸に変更し、実施例4と同様
に反応させ、2−<4−メトキシフェニル)プロピオン
酸エチル144mfを得た。収率81%。
t iH) + 4.02(q、 2H) t6、!y
−7.0 (AABB 、 4H) 、MS (m/e
) : 193 (hl、2s L120(100) 実施例13 溶媒を酢酸からプロピオン酸に変更し、実施例4と同様
に反応させ、2−<4−メトキシフェニル)プロピオン
酸エチル144mfを得た。収率81%。
特許出願人
北興化学工業株式会社
日腫化学工業株式会社
Claims (1)
- (1) ヨウ素および水の存在下、有機酸中で一般式(
[) (式中、Arは芳香族基を示し、1(1は水素原子、ア
ルキル基あるいは芳香族基を示し、R2およびR3は互
いに独立してアルキル基金示す。)で衣わされるα−チ
オ芳芳香族酸誘導体を赤リンで処理することを特徴とす
る一般式(1)%式%(1) (式中、Ar、H!およびR2は一般式(It)で定義
した;億味を有する。) で表わされる芳香族酢酸誘導体を製造する方法。 (21Arで示される芳香族基が、次式:〔式中、Xは
水素原子、ハロゲン原子あるいはアルコキシカルボニル
基を示し、Yは−N几42基または−(JR5基(基中
、l(4およびR5は水素原子あるいはアルキル基を示
す。)を示す。〕 で表わされる置換フェニル基、次式: (式中、Xlは水素原子あるいは)・ロゲン原子を示し
、几6は水素原子あるいはアルキル基を示す。) で茨わされる2−ナフチル基、あるいは2−チェニル基
である特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15116783A JPS6042351A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 芳香族酢酸誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15116783A JPS6042351A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 芳香族酢酸誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042351A true JPS6042351A (ja) | 1985-03-06 |
Family
ID=15512781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15116783A Pending JPS6042351A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 芳香族酢酸誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62162768A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-18 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射弁 |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP15116783A patent/JPS6042351A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62162768A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-18 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射弁 |
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