JPS6041750Y2 - 電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造 - Google Patents

電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造

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JPS6041750Y2
JPS6041750Y2 JP14189780U JP14189780U JPS6041750Y2 JP S6041750 Y2 JPS6041750 Y2 JP S6041750Y2 JP 14189780 U JP14189780 U JP 14189780U JP 14189780 U JP14189780 U JP 14189780U JP S6041750 Y2 JPS6041750 Y2 JP S6041750Y2
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JP
Japan
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opening
closing lid
tip
partition plate
elastic tongue
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Expired
Application number
JP14189780U
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JPS5764193U (ja
Inventor
弘志 中井
Original Assignee
東亜特殊電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気機器ケースの一部に設けた開口に開閉
蓋を取付ける構造に関する。
従来、ケースの一部に開口を設けて凹所を形成し、この
凹所の対向する側壁に軸受孔を設け、この軸受孔に開閉
蓋の裏面両端部に設けた円柱状の軸を回転自在に挿入す
るようにした蓋開閉装置があった(例えば、実開昭54
−23017号公報)。
ところが、開蓋状態で機器のケース外に突出した開閉蓋
には外力が加わり易く、特に合成樹脂製の開閉蓋では回
転連結部において十分な機械的強度を得るのが困難であ
り、無理な外力が加わった際に回転軸と軸受が簡単に破
損してしまうという欠点があった。
また、電気機器ケースと開閉蓋とを双方に共通の軸で連
結した蝶番構造のものがあったが、軸部品が別に必要で
あるし構成が複雑になってコスト高についていた。
さらに、機器ケースと開閉蓋とを連結部が肉薄になるよ
う合成樹脂で一体形成したものもあったが、十分な強度
を得るのが困難で何度も開閉しているうちに連結部が破
損したりすることがあった。
この考案は上述の難点に鑑みてなされたもので、以下図
面に示す実施例に基づいてこの考案を具体的に説明する
第1図は、この考案を実施した電気機器の裏面図で開閉
蓋を取外した状態を示し、箱形の機器ケース1には上面
板2にバンドル3、底面板4に脚5が取付けられ、ケー
ス1の一面例えば裏面板6の下部に電池とか付属品など
の部品収納ポケット7が設けられ、このポケット7の開
口8の一辺例えば下部に3個の軸受9が設けられ、これ
と向き合う上部に2個の保合孔10が設けられている。
開口8とほぼ同じ大きさの開閉蓋11は、軸受9にはま
り合う2個の弾性爪13を上部にそなえている。
第2図は、軸受9と回転軸12の構成を示す斜視図であ
り、軸受9は、外側の仕切板例えば底面板4とポケット
7の内側の仕切板14が2層に連続腰底面板4に先端が
内側の仕切板14に向けてほぼ直角に折れ曲がった弾性
舌片15が設けられ、内側の仕切板14には弾性舌片1
5に対応する部分が切欠かれた切欠き16と、底面板4
に向けて延ひる受止片17と、弾性舌片15の両側の切
込み18とをそなえている。
開閉illは、弾性舌片15と受止片17との間に断面
積の半分以上を挾み込まれて保持される円柱部19と、
この両端を開閉蓋11に弾性舌片15の厚みd以上離し
て連結し切込み18にそって移動する支持片20とをそ
なえている。
支持片20の先端21は開閉蓋11を直角以上間いたと
き、切込み18の先端22に当たって開閉角を規制する
構成になっている。
第3図は第2図のA−A線断面図で軸受9と回転軸12
を結合した状態を示し、第4図は第2図のB−B線断面
図で開閉illを90度以上開けた状態を示している。
回転軸12を軸受9に上方から押し込むと、開閉蓋11
と機器ケース1が連結され、上方に引っ張ると分離され
る。
第4図の状態で、さらに開閉illを開けるa方向の力
が加わると、切込み18の先端22と支持片20の先端
21との当接点を支点として回転軸12が軸受9から離
脱するb方向の力が作用し、開閉蓋11が外れることに
より軸受9と回転軸12の損傷が防がれる。
また、第3図に示すように、開閉蓋11と回転軸12と
の間にスペースeがあり仕切板14と底面板4との間隔
Cは左方向に拡がっていて、仕切板14と弾性舌片15
との間にスペースfがあるから、開閉蓋11と回転軸1
2、底面板4と仕切板14と軸受9は左右の二方向に抜
く簡単な構成の金型で例えば合成樹脂で容易に一体形成
される。
なお、弾性舌片15と受止片17の向き合う面は、円柱
部19の表面にそう曲面となっていて、開閉蓋は滑らか
に開閉される。
また、弾性舌片15は、裏面板6からとび出していても
構わないが、第2図のようにとび出していない方が、外
力に対する保護のうえから望ましい。
上述のように、この考案によれば特に合成樹脂製の開閉
蓋で回転連結部に十分大きな機械的強度を得るのが困難
な場合であっても開閉蓋を規制角以上に開ける無理な力
が加わったときに回転軸と軸受の折損を防ぐことができ
、開閉蓋の着脱は簡単に行うことができるし、簡単な構
成の金型で合成樹脂一体戊形による安価で丈夫な開閉蓋
の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した電気機器の裏面図、第2図
は軸受と回転軸の斜視図、第3図は第2図のA−A線断
面図、第4図は第2図のB−B線断面図である。 1・・・・・・機器ケース、4・・・・・・底面板、6
・・・・・・裏面板、7・・・・・・部品収納ポケット
、訃・・・・・開口、9・・・・・・軸受、11・・・
・・・開閉蓋、12・・・・・・回転軸、14・・・・
・・仕切板、15・・・・・・弾性舌片、16・・・・
・・切欠き、17・・・・・・受止片、18・・曲切込
み、19・・・・・・円柱部、20・・・・・・支持片
、21,22・・・・・・先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1の一面に設けた開口8と、この開口8の一辺に
    設けた軸受9と開口8とほぼ同じ大きさの開閉M11と
    、この開閉蓋11に軸受9に対応して設けた回転軸12
    とをそなえ、軸受9は内側と外側の連続する2層の仕切
    板14,4と、この外側の仕切板4に設けられ先端が前
    シ己内側の仕切板14に向けてほぼ直角に折れ曲がった
    弾性舌片15と内側の仕切板14に弾性舌片15に対応
    する部分を切欠いて設けた外側の仕切板に向けて伸びる
    受止片17と、外側の仕切板4に設けた弾性舌片15の
    両側の切込み18とをそなえ、開閉蓋11は弾性舌片1
    5と受止片17との間に断面積の半分以上を挾み込まれ
    て保持される円柱部19と、この円柱部19の両端を開
    閉illに弾性舌片15の厚み以上離して連結し切込み
    18にそって移動する支持片20とをそなえ、開閉il
    lを開けたとき支持片20の先端21が切込み18の先
    端22に当たって開蓋角度が所定値に保持され、かつ、
    さらに開蓋角度を拡げようとする力に対して支持片20
    の先端21と前記切込み18の先端22との当接点を支
    点として回転軸12が軸受9から離脱する方向の力を受
    けるようにしてなる電気機器ケースの開閉蓋取付構造。
JP14189780U 1980-10-03 1980-10-03 電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造 Expired JPS6041750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14189780U JPS6041750Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造

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JP14189780U JPS6041750Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5764193U JPS5764193U (ja) 1982-04-16
JPS6041750Y2 true JPS6041750Y2 (ja) 1985-12-19

Family

ID=29501726

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JP14189780U Expired JPS6041750Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 電気機器ケ−スの開閉蓋取付構造

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JPS5764193U (ja) 1982-04-16

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