JPS5839011Y2 - 電池収納ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器又は充電器における電池収納ケースに
関するものである。

乾電池使用機器や充電器（特に単−型などの大型電池使
用の場合）では誤って落した場合、電池端子に接触する
弾性接片に衝撃が加わって弾性を失い、接触不良になる
おそれがあった。

本考案はこのような問題を解消することを目的とするも
ので、以下その実施例について説明する。

第１図は機器の電池収納部を示し、１は電池２の収納凹
所、３，４は電池の正負端子と夫々接触する剛性接片及
び弾性接片、５は前記凹所１を施蓋する蓋体で、基端の
肉薄ヒンジ６により開閉自在とし且自由端の鉤片７によ
り係止される。

８は蓋体５の内面に突設したストッパーリブである。

電池収納時は第２図ａに示すように弾性接片４をたわま
せて電池を入れるが、蓋体５を閉めて使用する時には、
第２図すに示すようにストッパーリブ８が電池底面に近
接した状態となるので、機器を落した場合電池２にか・
る矢印方向の衝撃力はストッパーリブ８で制限され、弾
性接片４に過度な力、が加わるのを防止することができ
る。

又第３図及び第４図は充電器に利用した場合を示し、蓋
体５の口縁に設けたストッパーリブ８が前記の場合と同
様の機能を果す。

上述の如く本考案によれば電池収納凹所を施蓋する蓋体
の内面にストッパーリブを突設し、閉蓋時このストッパ
ーリブが弾性接片と接触する電池底面に近接するように
したので、電池収納時何ら邪魔になることなく、シかも
使用時は落下時の衝撃によって弾性接片に過度な力が加
わるのを防止し、弾性接片のへたりによる接触不良を皆
無とすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案電池収納ケースの断面図、第２図ａ、ｌ
）は同上の電池収納時及び閉蓋時の状態を示す図、第３
図、第４図は他実施例を示し、第３図は外観斜面図、第
４図は断面図である。 １・・・・・・収納凹所、２・・・・・・電池、３・・
・・・・剛性接片、４・・・・・・弾性接片、５・・・
・・・蓋体、８・・・・・・ストッパーリブ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 電池収納凹所の対向壁に、電池の正負端子と夫々接触す
   る剛性接片と弾性接片とを有し、前記凹所を施蓋する蓋
   体の内面に、閉蓋時前記弾性接片側の電池端子に近接す
   るよう、ストッパーリブを突設してなる電池収納ケース
   。