JPS6041235B2 - 水力機械における給排気および排水装置 - Google Patents
水力機械における給排気および排水装置Info
- Publication number
- JPS6041235B2 JPS6041235B2 JP51097132A JP9713276A JPS6041235B2 JP S6041235 B2 JPS6041235 B2 JP S6041235B2 JP 51097132 A JP51097132 A JP 51097132A JP 9713276 A JP9713276 A JP 9713276A JP S6041235 B2 JPS6041235 B2 JP S6041235B2
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- JP
- Japan
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- space
- water
- runner
- exhaust
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は水車やポンプ水車の水力機械における運転状
態に応じた給排気および排水装置に関するもので、ラン
ナや吸出し管に生ずる振動を低減させ、ランナの回転抵
抗や温度上昇を低減させ、さらには水圧上昇や水圧脈動
を押さえるようにしたものである。
態に応じた給排気および排水装置に関するもので、ラン
ナや吸出し管に生ずる振動を低減させ、ランナの回転抵
抗や温度上昇を低減させ、さらには水圧上昇や水圧脈動
を押さえるようにしたものである。
水車やポンプ水車等の水力機械には、水車の軽負荷ある
いは極端な過負荷において、ランナおよび吸出し管に振
動が発生し易い。
いは極端な過負荷において、ランナおよび吸出し管に振
動が発生し易い。
そこで従来、吸出し管内に発生するこれらの振動低減方
法として、周知の吸出し管内へ直接空気を吸入する方法
がとられている。また、調相運転あるいはポンプの空中
起動中に、ガイドべ−ンからの漏水により、ランナの回
転抵抗が増大し、あるいはランナとガイドベーン出口の
空間内（以下空間内という）の温度上昇をきたす。
法として、周知の吸出し管内へ直接空気を吸入する方法
がとられている。また、調相運転あるいはポンプの空中
起動中に、ガイドべ−ンからの漏水により、ランナの回
転抵抗が増大し、あるいはランナとガイドベーン出口の
空間内（以下空間内という）の温度上昇をきたす。
したがって、漏水がランナに到達するのを極力少なくす
るために空間内の下側に排水孔を設けて排水しているが
、効果は必ずしも十分でない。一方、ポンプ起動時、空
間内の排気を行なう排気孔が設けられているが、機械の
構造上の制約から排気孔をより効果的位置に設けること
ができず、空間の排気に時間を要し、ブラィミング確立
までの所要時間が長い。
るために空間内の下側に排水孔を設けて排水しているが
、効果は必ずしも十分でない。一方、ポンプ起動時、空
間内の排気を行なう排気孔が設けられているが、機械の
構造上の制約から排気孔をより効果的位置に設けること
ができず、空間の排気に時間を要し、ブラィミング確立
までの所要時間が長い。
また、水車の負荷しや断時、あるいはポンプの入力しや
断時には空間内における水圧上昇が大きく、水圧脈動が
生じ、またランナの藤スラスト上昇が大きくなるがこれ
ら、空間内の排気および排水孔は、調相運転あるいはポ
ンプの空中起動のためのもので、水車の負荷しや断、あ
るいはポンプの入力しや断時における空間内の水圧上昇
を抑制するためには使用されていない。
断時には空間内における水圧上昇が大きく、水圧脈動が
生じ、またランナの藤スラスト上昇が大きくなるがこれ
ら、空間内の排気および排水孔は、調相運転あるいはポ
ンプの空中起動のためのもので、水車の負荷しや断、あ
るいはポンプの入力しや断時における空間内の水圧上昇
を抑制するためには使用されていない。
この発明は、上記の点に鑑み、水力機械において、｛ィ
’水車の軽負荷および過負過時のランナおよび吸出し管
の振動防止、‘。
’水車の軽負荷および過負過時のランナおよび吸出し管
の振動防止、‘。
’ポンプ空中起動中のガイドベーンからの漏水処理、し
一ポンプ起動時における空中起動後負荷運転に移行する
時間の短縮、Ｗ水車の負荷しや断時あるいはポンプの入
力しや断時の水圧上昇と脈動防止という議題を、ランナ
外周とガイドベーンとの間の空間の給気、排気および排
水で制御しているそれぞれの装置を１本の管材で集約し
、その空間内の関口を空間内で移動可能に、しかもその
開口の方向を可変にして対応させたものである。以下こ
の発明を実施例を示す第１図について説明すると、１は
水車またはポンプ水車のランナであって、上カバー２と
下カバー３の間に回転自在に設けられており、図示しな
い上部貯水池からの水流によって回転力を生ずるもので
ある。
一ポンプ起動時における空中起動後負荷運転に移行する
時間の短縮、Ｗ水車の負荷しや断時あるいはポンプの入
力しや断時の水圧上昇と脈動防止という議題を、ランナ
外周とガイドベーンとの間の空間の給気、排気および排
水で制御しているそれぞれの装置を１本の管材で集約し
、その空間内の関口を空間内で移動可能に、しかもその
開口の方向を可変にして対応させたものである。以下こ
の発明を実施例を示す第１図について説明すると、１は
水車またはポンプ水車のランナであって、上カバー２と
下カバー３の間に回転自在に設けられており、図示しな
い上部貯水池からの水流によって回転力を生ずるもので
ある。
４はケーシングであり、５はガイドベーンである。
下カバー３には縦方向の貫通孔６が設けられており、こ
の貫通孔６には管体７が後述する機構によって回動自在
に、また昇降自在に挿入されている。そしてこの管体７
の上端は、ラソナ１とガイドベーン５の間に形成される
空間８内に臨ませて横に向けて閉口している。管体７の
下端には管９が接続されており、下部貯水池１０１こ開
□している。
の貫通孔６には管体７が後述する機構によって回動自在
に、また昇降自在に挿入されている。そしてこの管体７
の上端は、ラソナ１とガイドベーン５の間に形成される
空間８内に臨ませて横に向けて閉口している。管体７の
下端には管９が接続されており、下部貯水池１０１こ開
□している。
１１‘ま電磁弁であって、必要に応じて管体７と下部貯
水池１０の間の管路を閉ざすものである。
水池１０の間の管路を閉ざすものである。
なお、第１図の実施例では管体７を下カバー３にのみ挿
入してあるが、これとは逆に上カバー２から下方に管体
７を垂下させてもよく、さらに上カバ−２、下カバー３
の双方に管体７を設けてもよいものである。
入してあるが、これとは逆に上カバー２から下方に管体
７を垂下させてもよく、さらに上カバ−２、下カバー３
の双方に管体７を設けてもよいものである。
第２図は管体７の駆動装置の一例を示すもので、駆動装
置の本体１２の下部には上端と下端にそれぞれ圧油給排
管１３，１４を有するシリンダ１５が取り付けられてい
る。
置の本体１２の下部には上端と下端にそれぞれ圧油給排
管１３，１４を有するシリンダ１５が取り付けられてい
る。
そしてこのシリンダー５の内部に舷装されたピストン１
６のピストンロッド１７が、本体１２内に設けてあるブ
ラケツト１８を上下方向に駆動するようになっている。
ブラケット１８には、管体７の途中に固定されたフラン
ジ１９が回動できるように鼓合しており、これによって
管体７はブラケツト１８に対して、回動はできるが相対
に昇降はできないようになっている。ブラケツト１８に
は、さらにモーター２０が取り付けられており、このモ
ーター２０の出力軸に取り付けるれたウオームギャ２１
は、管体７に一体に取り付けてあるウオームホイール２
２に噛み合っている。このように構成されたこの駆動装
置は、圧油給費Ｅ管１３，１４のいずれか一方に圧油を
供給し、他方から排出させることによってピストン１６
を上下方向に駆動させれば管体７は昇降し、またモータ
ー２０１こ通電すれば、その極性によって管体７を左右
いずれの方向にも回動させることができる。
６のピストンロッド１７が、本体１２内に設けてあるブ
ラケツト１８を上下方向に駆動するようになっている。
ブラケット１８には、管体７の途中に固定されたフラン
ジ１９が回動できるように鼓合しており、これによって
管体７はブラケツト１８に対して、回動はできるが相対
に昇降はできないようになっている。ブラケツト１８に
は、さらにモーター２０が取り付けられており、このモ
ーター２０の出力軸に取り付けるれたウオームギャ２１
は、管体７に一体に取り付けてあるウオームホイール２
２に噛み合っている。このように構成されたこの駆動装
置は、圧油給費Ｅ管１３，１４のいずれか一方に圧油を
供給し、他方から排出させることによってピストン１６
を上下方向に駆動させれば管体７は昇降し、またモータ
ー２０１こ通電すれば、その極性によって管体７を左右
いずれの方向にも回動させることができる。
まず、水車が軽負荷あるいは極端な過負荷状態で運転す
るときには、管体７は先端部のみを空間８に挿入し、そ
の関口部をガイドベーン５からの流れの後流に向けるこ
とにより、勤圧による圧力降下を利用することができ、
これによって給気がし易くなる。
るときには、管体７は先端部のみを空間８に挿入し、そ
の関口部をガイドベーン５からの流れの後流に向けるこ
とにより、勤圧による圧力降下を利用することができ、
これによって給気がし易くなる。
そしてそごく少量、たとえば水車流量の０．１なし、し
２．０％程度の空気を空間８内に供給することにより、
その空気はランナ１を通り吸出し管へと流れ込むと同時
に空気の吸振作用によりランナーおよび吸出し管に発生
する振動を低減させることができる。次に謎相運転、あ
るいはポンプの空中起動には、管体７の先端部を空間８
の下部にくるように挿入し、その関口部をランナ１の回
転方向に対向させる。
２．０％程度の空気を空間８内に供給することにより、
その空気はランナ１を通り吸出し管へと流れ込むと同時
に空気の吸振作用によりランナーおよび吸出し管に発生
する振動を低減させることができる。次に謎相運転、あ
るいはポンプの空中起動には、管体７の先端部を空間８
の下部にくるように挿入し、その関口部をランナ１の回
転方向に対向させる。
一方ガイドベーン５からの漏水は回転しているランナ１
により空間内の外周方向へ飛ばされ、その漏水を開□部
がランナ１の回転方向に対向させなおかつ空間下側に少
し突出してある管体７により効果的に排水し、ランナ１
の回転抵抗および空間８内の温度上昇を減少させること
ができる。ポンプ起動時には、管体７の先端が空間８の
上部にくるようにしてその開□部をランナ川の回転方向
に対向させることにより、ブラィミング確立に至るまで
の排気を効果的に行なうことができる。
により空間内の外周方向へ飛ばされ、その漏水を開□部
がランナ１の回転方向に対向させなおかつ空間下側に少
し突出してある管体７により効果的に排水し、ランナ１
の回転抵抗および空間８内の温度上昇を減少させること
ができる。ポンプ起動時には、管体７の先端が空間８の
上部にくるようにしてその開□部をランナ川の回転方向
に対向させることにより、ブラィミング確立に至るまで
の排気を効果的に行なうことができる。
また排気開始からプラィミング確立までの所要時間を短
縮し、温度上昇を防ぐこともできる。水車の負荷しや断
時、あるいはポンプの入力しや断と同時に、管体７の先
端のみを空間８‘こ急速に挿入し、その関口部をガイド
ベーン５からの流れの後流に向けて給気することにより
、水圧上昇を少なくし、水圧脈動やランナ１の藤スラス
ト上昇を減らして過度時の異常現象を緩和し、これによ
って主機へおよぼす悪影響を少なくすることができる。
水車からポンプに、あるいは水車から調相運転に切り換
える場合、いまだ水車方向で流水し、回転しているとき
に水車方向の流水の背圧を利用して管体７より給気を行
なえば、この空気圧で水面を押し下げることができるの
で、切換え時間の短縮を計ることができる。
縮し、温度上昇を防ぐこともできる。水車の負荷しや断
時、あるいはポンプの入力しや断と同時に、管体７の先
端のみを空間８‘こ急速に挿入し、その関口部をガイド
ベーン５からの流れの後流に向けて給気することにより
、水圧上昇を少なくし、水圧脈動やランナ１の藤スラス
ト上昇を減らして過度時の異常現象を緩和し、これによ
って主機へおよぼす悪影響を少なくすることができる。
水車からポンプに、あるいは水車から調相運転に切り換
える場合、いまだ水車方向で流水し、回転しているとき
に水車方向の流水の背圧を利用して管体７より給気を行
なえば、この空気圧で水面を押し下げることができるの
で、切換え時間の短縮を計ることができる。
この発明は、従釆空間内の給排気および排水はそれぞれ
別に設けられていた装置によって行なわれてし、たがラ
ンナ１とガイドベーン５との間の空間８に池端が大気に
開□している管体７の一端を臨ませ、この管体７を上下
方向に移動可能でしかも管体７自体を回転可能とし、管
体７の空間８に臨ませた端部に横向きの閉口を設け、水
力機械の運転状態に応じて管体７を介して給気、排気、
ないし排水する如く成したものであるから、上述したよ
うに水力機械運転上の各種の課題に適合させることがで
き、それぞれ詳述したような効果を得ることができる。
別に設けられていた装置によって行なわれてし、たがラ
ンナ１とガイドベーン５との間の空間８に池端が大気に
開□している管体７の一端を臨ませ、この管体７を上下
方向に移動可能でしかも管体７自体を回転可能とし、管
体７の空間８に臨ませた端部に横向きの閉口を設け、水
力機械の運転状態に応じて管体７を介して給気、排気、
ないし排水する如く成したものであるから、上述したよ
うに水力機械運転上の各種の課題に適合させることがで
き、それぞれ詳述したような効果を得ることができる。
図面の簡単な説明第１図はこの発明に基づく水力機械に
おける給排気および排水装置の一実施例の要部を示す縦
断面図、第２図は管体の駆動装置の一例を示す縦断面図
である。
おける給排気および排水装置の一実施例の要部を示す縦
断面図、第２図は管体の駆動装置の一例を示す縦断面図
である。
１…ランナ、５…ガイドベーン、７…管体、８・・・空
間、１２・・・駆動装置の本体。
間、１２・・・駆動装置の本体。
第１図
第２図
Claims (1)
- １ 一端がランナの外周とガイドベーンとの間の空間に
臨み他端が大気に開口している管体を、前記空間に対し
て上下方向に移動可能にかつそれ自体回転可能に設け、
該管体の空間側端に横向きの開口を設け、水力機械の運
転状態に応じて前記管体を介して給気、排気、ないし排
水する如く成したことを特徴とする水力機械における給
排気および排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51097132A JPS6041235B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 水力機械における給排気および排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51097132A JPS6041235B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 水力機械における給排気および排水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5322932A JPS5322932A (en) | 1978-03-02 |
| JPS6041235B2 true JPS6041235B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=14184030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51097132A Expired JPS6041235B2 (ja) | 1976-08-16 | 1976-08-16 | 水力機械における給排気および排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041235B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518273Y2 (ja) * | 1987-03-06 | 1993-05-14 | ||
| JPH0544128Y2 (ja) * | 1990-03-12 | 1993-11-09 | ||
| JPH0768383B2 (ja) * | 1988-02-26 | 1995-07-26 | 日本化薬株式会社 | 導電性フィルム又はシート |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531266Y2 (ja) * | 1992-03-02 | 1997-04-02 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | レールガス圧接機における加圧用シリンダの取付構造 |
-
1976
- 1976-08-16 JP JP51097132A patent/JPS6041235B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518273Y2 (ja) * | 1987-03-06 | 1993-05-14 | ||
| JPH0768383B2 (ja) * | 1988-02-26 | 1995-07-26 | 日本化薬株式会社 | 導電性フィルム又はシート |
| JPH0544128Y2 (ja) * | 1990-03-12 | 1993-11-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5322932A (en) | 1978-03-02 |
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