JPH0824481A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0824481A
JPH0824481A JP6161788A JP16178894A JPH0824481A JP H0824481 A JPH0824481 A JP H0824481A JP 6161788 A JP6161788 A JP 6161788A JP 16178894 A JP16178894 A JP 16178894A JP H0824481 A JPH0824481 A JP H0824481A
Authority
JP
Japan
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water
pump
rotary pump
self
priming
Prior art date
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Pending
Application number
JP6161788A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Nagano
洋介 永野
Soichi Fukuzawa
宗一 福沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Taga Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Priority to JP6161788A priority Critical patent/JPH0824481A/ja
Publication of JPH0824481A publication Critical patent/JPH0824481A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】回転ポンプ21の吸込み口に対向するように水
道水を噴出するノズル29を設け、ノズル29の上流側
に浴槽内と連通する吸水ホースを接続する。噴流に抵抗
を与えるようにして回転ポンプ21の入口部に水を充満
させ、大気とノズル29の上流側を遮断する。そして、
噴流表面の粘性に基づく剪断応力で吸水ホース内の空気
を充満水の中に引きずり込み、同ホース内の空気を排除
する。ホース内の水位が回転ポンプ21に到達すると揚
水作用をはじめるが、そのときのケーシング内の圧力か
ポンプモータ22の動力の変化を検知して水道水の供給
を停止する。 【効果】きわめて短時間に自吸が完了する。水道水を無
駄にすることがない。また、大量の風呂水を短時間に洗
濯槽内に供給することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂水利用ポンプを有す
る洗濯機に係り、特に、洗濯機本体に内蔵して短時間に
自吸し、揚水運転が可能なポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】風呂水利用のポンプは通常、投げ込み型
の水中ポンプを利用してその吐出口を洗濯機に接続する
方法が一般的であるが、その都度重いポンプ本体を浴槽
内に設置せねばならず、使い勝手上きわめて不便であっ
た。一方、特開昭57−119791号公報のように回転ポンプ
の出口側にジェットポンプを接続したものがある。これ
は水道水によって回転ポンプ,ジェットポンプ内を充満
した上、回転ポンプを回動してその吐出水をジェットポ
ンプの駆動源として吸水ホースの空気を排除するもので
ある。本構成では吐出圧が低く自吸に時間がかかるう
え、しかも、回転ポンプに運転移行後、その吐出口は開
口面積の小さいジェットポンプのノズルと共用すること
になるため、充分な揚水量を得ることができない。ま
た、自吸前水道水を呼び水として必要とするほか、自吸
中は洗濯槽への給水はできず、さらに、自吸用呼び水の
循環用配管が複雑化するなどの問題点があった。
【0003】その他、水道水を駆動源としたジェットポ
ンプ単体を洗濯機本体に内蔵して風呂水を吸水する技術
があるが、水道水1に対して吸水は0.3 程度と揚水能
力が低く結果的には風呂水よりも水道水の方が多く供給
されてしまう結果となっていた。
【0004】さらに、回転ポンプ単体を内蔵するように
したものもあるが、吸水ホース内の空気を除去する自吸
能力はきわめて低く、揚水開始までにかなりの時間を必
要とした。このため、回転ポンプの上流側に吸水ホース
の内容積よりも大きい容積を有する水タンクを設けて、
同タンク内の水の移動によって吸水ホース内の空気を引
き寄せ、自吸時間を短縮する方法が採用されているが、
かなり大きな水タンクが必要となるとともに、自吸前同
タンク内に給水してから運転をはじめなければならない
他、洗濯後の排水,残水の凍結などさまざまな問題点を
有した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した各技
術の問題点を改善することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はジェットポンプ
を自吸のみに使用し、自吸終了後は回転ポンプ内の圧力
変化や、ポンプモータの動力の増加などを検知して水道
水の供給を直ちに停止し、以後回転ポンプのみの揚水運
転に切り替えて上記の問題点を改善しようとしたもので
ある。
【0007】
【作用】回転ポンプの上流側に設けたジェットポンプの
ノズルから回転ポンプの羽根車に向けて水道水を噴射
し、給水ホース内の空気を排除する。つまり、回転ポン
プの羽根部材等によって噴流の流れを阻害し、ノズルと
回転ポンプ間を水で充満させた上、大気とジェットポン
プの上流側とを遮断する。この状態で高速で噴出する噴
流表面の粘性による剪断応力によって空気を充満水の中
に引きずり込み、吸水ホース内の空気を混合水とともに
洗濯槽内に排除して自吸作用を実行する。自吸が終了し
て吸水ホース内の水位が回転ポンプ内に達すると回転ポ
ンプは揚水を開始し、ポンプケーシング内の圧力が上昇
すると共にポンプモータの動力が増大する。この変化を
センサで検知して水道水の供給を停止し、回転ポンプの
みの揚水に切り替えて洗濯槽内に風呂水を供給する。ま
た、水道水を直接給水する場合は自吸時、回転ポンプの
羽根車を停止させ噴流が羽根車内をスムーズに流れるよ
うにして自吸作用を停止し、洗濯槽内に水道水を供給す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的に示した実施例につい
て説明する。図1は本発明の実施例の洗濯機を示す縦断
面図である。図において、1は洗濯槽2と外槽8の間に
洗濯物が落下するのを防止するカバー、3は脱水時、洗
濯槽2の回転を円滑に行わせるバランサ、4は回転して
洗濯物に機械力を付与しながら洗浄を行うパルセータで
ある。5はばね6を介して外槽8を外枠9に懸垂する釣
棒、7は洗濯槽2の壁面に設けた脱水孔で、脱水時、洗
濯槽2の高速回転によって洗濯物から離脱した水を外槽
8内に排出する。10は洗濯槽2の内壁面に設けてパル
セータ4の裏羽根40から吐出される洗濯水をネット1
1に導く水通路で、同ネット11により洗濯水中の糸く
ずを捕集する。12はモータで運転中フアン13で冷却
され、モータプーリ14,ベルト15,従動プーリ1
6,減速クラッチ部17を介してパルセータ4に動力を
供給する。18,18′は外枠9の下部に設けた脚部で
洗濯機全体を支承する。19は排水ホースで、排水弁2
0を開くことによって洗濯槽2,外槽8内の洗濯水を外
部に排水する。21は本発明の要部の一部をなす風呂水
吸水用のポンプで、ポンプモータ22によって駆動され
る。23は吸気部を構成するジェットポンプ、24は吸
気用ジェットポンプ23内のノズルに水道水を供給した
り、停止する電磁弁、25は一端を水道の蛇口等に接続
した給水ホース(図示していない)の他端を取り付ける
継ぎ手である。26は吸気用ジェットポンプ23の吸込
み側に連通したパイプ28(図2)の入口部に設け、か
つ、浴槽内に投入した吸入ホースの他端を接続する継手
である。
【0009】これらの構成を図2以下においてさらに詳
しく説明する。ポンプモータ22の駆動軸41にはシー
ル42を介してボス32,延長部44をもつ羽根34を
有する羽根車33が取り付けられている。吸気用ジェッ
トポンプ23の内部には電磁弁24に接続したノズル2
9,混合部30,拡大部31、及び逆止弁43が設けら
れている(逆止弁43はなくてもよい)、ポンプ21の
ケーシング45には圧力センサ35があり、同ケーシン
グ内の圧力を検知して電磁弁24の開閉を行う。また、
ケーシング45の一部には吐出口27があり、洗濯槽2
内に開口している。36はポンプモータ22のリード
線、37はポンプモータ22の取付け脚、38は水道水
の噴流、39は取付けねじである。
【0010】このような構成で、水道管に連通した給水
ホース(図示せず)を継手25に接続し、更に浴槽内に
開口する吸水ホース(図示せず)の他端を継手26に接
続して、洗濯機の「風呂水給水コース」を選択すると、
図示していない内蔵マイクロコンピュータの指令により
電磁弁24を開くとともに、ポンプモータ22を回動す
る。これによりノズル29から水道水が噴出し、羽根車
34が回転する。水道水の噴流38はポンプ入口部まで
延長した羽根44の回転によって羽根車33内への流入
を阻害されるからその上流側に充満し、更にその上流側
に逆流しようとする。しかし、噴流38によって押し戻
され図4に示すような流れの状態になる。このため、回
転ポンプ21の下流側の大気と吸水ホース内が遮断さ
れ、高速で噴出する噴流表面の粘性による剪断応力によ
って吸入ホース内の空気が充満水の中に引きずり込まれ
混入する。混入した空気は白濁して水とともに吐出口2
7から洗濯槽2内に排出され自吸が進行する。自吸の進
行に伴って吸水ホース内の水位は上昇し、遂にはポンプ
21内に到達する。この時点で同回転ポンプ21は正常
な揚水を開始する。このため、急激に同ポンプ21のケ
ーシング45内の圧力が高まるとともに、ポンプモータ
22の動力が増加する。これらの変化をセンサ35等で
検知し、直ちに電磁弁24を閉じる。このため、水道水
の供給は停止され、逆止弁43が開き多量の風呂水のみ
が洗濯槽2内に供給される。
【0011】一方、風呂水給水を選択せず水道水のみの
給水を選択した場合は、図示していない内蔵マイクロコ
ンピュータがポンプモータ22を停止のまま、電磁弁2
4のみを開く。このため、水道水はノズル29より噴出
するが、羽根車33は停止したままであるから、噴流は
羽根36の延長部44にその流入を阻害されることなく
図3のようにボス32に沿って羽根車33内に流入す
る。このため、ポンプ入口部に水は充満せず、大気と吸
水ホース内が連通して自吸作用は発生しない。水道水の
みがポンプケーシング45を経由して洗濯槽2内に供給
される(この場合、風呂水吸入用ホースの接続の有無は
関係ない)。
【0012】また、他の実施例として、水道水専用の給
水経路を別個に設置する方法がある。この場合は水道水
のみの給水を選択すれば水道水専用の電磁弁が開成して
洗濯槽内に給水し、風呂水給水を選択すれば吸気用ジェ
ットポンプのノズルに連通した電磁弁が開成して水道水
がノズル29から噴出し、前述した自吸作用を実行す
る。そして、自吸終了後は回転ポンプ21により洗濯槽
2,外槽8内への風呂水の給水が行われる。本構成では
「風呂水吸水」「水道水のみの給水」をそれぞれ切り替
える必要がないから、羽根車の回転,停止はせず、図5
のように羽根車33のボス32を平坦にしておけば良
い。これにより噴流に対する抵抗が増加してポンプ21
の入口部に水が充満する。このため、羽根34をポンプ
入口まで延長する必要がなく、より効率の良い羽根の設
計が可能になる。また、本別置式の場合のポンプは遠心
型に限らずどのようなタイプのポンプでも対応可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】風呂水吸水の場合、水道水を供給しなが
ら自吸ができるので、自吸中使用者に不安感を与えな
い。しかも、高圧の水道水圧で駆動するため自吸時間が
きわめて早く、短時間に回転ポンプの揚水運転に移行で
きる。揚水運転移行後は水道水の供給を直ちに停止する
ので、水道水を無駄にすることがなく、しかも大量の風
呂水を短時間で洗濯槽内に供給可能である。また、風呂
水を使用しないときは羽根車の回転を停止するだけで簡
単に水道水の供給に切り替えることが可能であり、コス
トの上でも有利であるほか、従来用いられていた自吸用
のタンクも不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る洗濯機を示す断面図。
【図2】本発明の要部であるポンプ部の説明図。
【図3】本発明の作動状況を示す説明図。
【図4】本発明の他の作動状況を示す説明図。
【図5】本発明の他の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
21…回転ボンプ、22…ポンプ用モータ、23…吸気
用ジェットポンプ、24…電磁弁、25…継手、26…
風呂水用継手、27…吐出口、28…吸水管、29…ノ
ズル、30…混合部、31…拡大部、32…ボス部、3
3…羽根車、34…羽根、35…圧力センサ、41…駆
動軸、43…逆止弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ポンプの上流側にジェットポンプを設
    け、同ジェットポンプの駆動側を水道管に、また、吸入
    側を浴槽内に開口する吸入ホースを接続したものにおい
    て、水道水の噴出によるジェットポンプ作用により、前
    記吸入ホース内の空気を連れだして自吸作用を行い、自
    吸が完了して前記回転ポンプが運転を開始後、前記水道
    水の供給を停止して前記回転ポンプのみの運転で前記浴
    槽内の水を洗濯槽に供給するようにしたことを特徴とす
    る洗濯機。
JP6161788A 1994-07-14 1994-07-14 洗濯機 Pending JPH0824481A (ja)

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JP6161788A JPH0824481A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 洗濯機

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ID=15741924

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JP6161788A Pending JPH0824481A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 洗濯機

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JP (1) JPH0824481A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109423849A (zh) * 2017-09-04 2019-03-05 无锡小天鹅股份有限公司 进水机构和洗衣机
CN112647237A (zh) * 2019-09-26 2021-04-13 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109423849A (zh) * 2017-09-04 2019-03-05 无锡小天鹅股份有限公司 进水机构和洗衣机
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