JP2903453B2 - モータ駆動式先行待機運転ポンプの駆動方法 - Google Patents

モータ駆動式先行待機運転ポンプの駆動方法

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JP2903453B2
JP2903453B2 JP17039393A JP17039393A JP2903453B2 JP 2903453 B2 JP2903453 B2 JP 2903453B2 JP 17039393 A JP17039393 A JP 17039393A JP 17039393 A JP17039393 A JP 17039393A JP 2903453 B2 JP2903453 B2 JP 2903453B2
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motor
standby operation
valve
driven
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一幸 末廣
雅彦 秋山
圭司 大村
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動式先行待機
運転ポンプの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ駆動式先行待機運転ポンプ
は、たとえば図2に示すように構成されている。すなわ
ち、吸水井1に設置した立軸斜流ポンプ2の羽根車室3
に主軸4の下端部に固着された羽根車5が収容されてい
る。羽根車室3の上部(下流)に揚水管(吐出管)6が
接続され、この揚水管6の下流に吐出エルボ7および吐
出弁8が直列に接続され、吐出弁8の下流側に吐出配管
9が水平に接続されている。そして、吐出配管9の下流
端部は吐出水槽10に挿入され、その開口部9Aに逆流
防止弁11が設けられている。
【0003】一方、主軸4は、吐出エルボ7を水密かつ
回転自在に貫通して外部に延出され、カップリング12
を介してモータ13の出力回転軸13Aに連結されてい
る。また、羽根車室3に連通して吸気管14が設けら
れ、この吸気管14に吸気弁15が介設されている。
【0004】前記構成のモータ駆動式先行待機運転ポン
プにおいて、吐出弁8を閉じ、モータ13を停めたポン
プ2の運転停止時には、吐出配管9の開口部9Aと逆流
防止弁11との僅かな隙間から、吐出水槽10の水が吐
出配管9内に流入し、吐出配管9の内部に留水Wしてい
る状態になっている。このような状態で、先行待機運転
を行うために吐出弁8を開き、モータ13を起動する
と、吐出弁8を開いた時点で吐出配管9内部の留水Wが
揚水管6内に流れ込むために、羽根車5、主軸4および
モータ13に負荷が掛かった揚水遮断運転状態になり、
気中運転を行うことができない。したがって、先行待機
運転時の消費電力が気中運転状態よりも多くなる問題を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、先行待機運転が羽根車、主軸およびモータに負荷
の掛かった揚水遮断運転状態になるため、消費電力が気
中運転状態よりも多くなる点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽根車を固着
した主軸がモータによって駆動されるとともに、羽根車
室の下流に接続された吐出の下流側に吐出弁を介して
接続した吐出配管の下流端部を吐出水槽内に挿入しその
開口部に逆流防止弁が設けられたモータ駆動式先行待機
運転ポンプにおいて、前記吐出弁下流の吐出配管から
水井にかけて排水弁介設された排水系を分岐形成し、
先行待機運転開始前に前記排水弁を開いて前記排水系か
ら前記吐出配管内の留水を排水したのちに、前記吐出弁
を開いてモータを起動して先行待機運転を行うことを特
徴とし、先行待機運転時の消費電力を低減する目的を達
成した。
【0007】
【作用】本発明によれば、先行待機運転開始前に排水系
の排水弁を開く。これにより、運転停止時に吐出水槽か
ら吐出配管内に流入して該吐出配管内部に溜まった留水
が排水系を通って吸水井に排水される。このように、
出配管内の留水が排水されたのちに吐出弁を開き、モー
タを起動することにより、揚水管内に留水が流れ込むこ
とはない。つまり、先行待機運転を最も負荷の小さい気
中運転状態で行うことができる。その結果、先行待機運
転時の消費電力を低減することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す縦断面図である。
なお、前記図2の従来例と同一もしくは相当部分には同
一符号を付して説明する。図1において、吸水井1に設
置した立軸斜流ポンプ2の羽根車室3に主軸4の下端部
に固着された羽根車5が収容されている。羽根車室3の
上部(下流)に揚水管(吐出管)6が接続され、この揚
水管6の下流に吐出エルボ7および吐出弁8が直列に接
続され、吐出弁8の下流側に吐出配管9が水平に接続
れている。吐出配管9の下流端部は吐出水槽10に挿入
され、その開口部9Aに逆流防止弁11が設けられてい
る。
【0009】一方、主軸4は、吐出エルボ7を水密かつ
回転自在に貫通して外部に延出され、カップリング12
を介してモータ13の出力回転軸13Aに連結されてい
る。また、羽根車室3に連通して吸気管14が設けら
れ、この吸気管14に吸気弁15が介設されている。
【0010】他方、吐出配管9から排水系16が分岐形
成されている。排水系16は吐出配管9から吸水井1に
かけて分岐配管された排水管16Aと、この排水管16
Aに介設された排水弁16Bによって構成され、排水弁
16Bは電動弁もしくは電磁弁によってなる。
【0011】このような構成であれば、先行待機運転開
始前に排水弁16Bを開く。これにより、吐出配管9内
の留水Wが排水管16Aを通って吸水井1に排水され
る。このように、吐出配管9内の留水Wが排水されたの
ちに吐出弁8を開き、モータ13を起動することにより
先行待機運転とするが、このとき、揚水管6内に留水W
が流れ込まないので、羽根車5、主軸4およびモータ1
に大きい負荷が掛からない。つまり、先行待機運転を
負荷の小さい気中運転状態で行うことができる。その結
果、先行待機運転時の消費電力を低減することが可能に
なる。
【0012】なお、本発明は、前記実施例で使用した立
軸斜流ポンプ2のみに限らず、他のポンプにおいて実施
可能であることはいうまでもない。また、排水弁16B
は手動弁であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転停止時に吐出水槽から吐出配管内に流入して該吐出
配管内部に溜まった留水を排水系によって排水したのち
に、吐出弁を開き、モータを起動して先行待機運転する
ことができるので、先行待機運転を負荷の小さい気中運
転状態で行うことができる。その結果、先行待機運転時
の消費電力を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 ポンプ 4 主軸 5 主軸 8 吐出弁 9 吐出配管10 吐出水槽 11 逆流防止弁 13 モータ 16 排水系 16B 排水弁 W 留水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−148098(JP,A) 実開 平2−1492(JP,U) 実開 昭62−66270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車を固着した主軸がモータによって
    駆動されるとともに、羽根車室の下流に接続された吐出
    の下流側に吐出弁を介して接続した吐出配管の下流端
    部を吐出水槽内に挿入しその開口部に逆流防止弁が設け
    られたモータ駆動式先行待機運転ポンプにおいて、前記
    吐出弁下流の吐出配管から吸水井にかけて排水弁介設
    された排水系を分岐形成し、先行待機運転開始前に前記
    排水弁を開いて前記排水系から前記吐出配管内の留水を
    排水したのちに、前記吐出弁を開いてモータを起動して
    先行待機運転を行うことを特徴とするモータ駆動式先行
    待機運転ポンプの駆動方法。
JP17039393A 1993-07-09 1993-07-09 モータ駆動式先行待機運転ポンプの駆動方法 Expired - Lifetime JP2903453B2 (ja)

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