JPS60408Y2 - パネル連結装置 - Google Patents

パネル連結装置

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JPS60408Y2
JPS60408Y2 JP11264479U JP11264479U JPS60408Y2 JP S60408 Y2 JPS60408 Y2 JP S60408Y2 JP 11264479 U JP11264479 U JP 11264479U JP 11264479 U JP11264479 U JP 11264479U JP S60408 Y2 JPS60408 Y2 JP S60408Y2
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JP
Japan
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panels
arm
operating
panel
hole
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JP11264479U
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JPS5629104U (ja
Inventor
薫 延原
Original Assignee
佐伯金属株式会社
昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば組立式冷蔵庫その他の組立式家具の
側壁パネルや間仕切パネル等のパネルを連結すためのパ
ネル連結装置に関するもので、その目的は、構造が簡単
で容易に製作できると共に、パネル表面に連結腕等の操
作用孔を設ける必要をなくして、パネルの美観を向上さ
せ、しかも簡単な操作で大きな締付力が得られ、パネル
同志をガタッキが生じることなく強固に連結できるパネ
ル装置を得ることにある。
本考案は、互いに連結される一対のパネルの相対向する
突き合わせ面のうち、一方の中央部に凹溝を設けるとと
もに、他方の中央部に該凹溝に係合する凸部を設け、該
凹溝と凸部に相対向する凹孔を設け、一方のパネルの凹
孔内に被連結部を設け、他方のパネルの凹孔内に、操作
腕の基端部を回転可能に支持すると共に、操作腕の基端
部に偏心カムを介して連結腕の基端部を連動連結一連結
腕の先端に前記被連結部に係合可能な係合部を設け、前
記両パネルの突き合わせ部において、前記凹溝に凸部の
先端を係合させることにより、凸部の裾部両側において
両パネルの突き合わせ面間に隙間を形成すると共に、該
隙間の底部で前記凸部の裾部に、前記凹孔内の操作腕を
回転操作する操作具の挿入用孔を設け、該隙間にシール
材を着脱自在に挿入して前記操作具挿入用孔を隠蔽した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図によって説明する。
1.2はパネルで、たとえば発泡樹脂にて底形し、その
表裏両面にアルミ板、銅板等の金属板(図示せず)を貼
着して形成する。
一方のパネル1の端面には上下に連続する凹溝11を設
け、他方のパネル2の端面には上下に連続する凸部21
を設ける。
12,22はケースで、外方に開口する扁平筐状に形成
腰パネル1,2の発泡成形時に、該パネル1,2の端面
において上下1乃至数箇所に一体に埋込む。
この場合、一方のケース12内には予め被連結部として
ピン3を設けておき、他方のケース22内には予め操作
腕4、連結腕5等を装備しておく。
操作腕4は、その一端に回転中心となる突出軸41.4
1と、該軸41,41に対して偏心させたカム42を一
体に設けてあり、該軸41,41をケース22に設けた
軸孔24に挿入して、操作腕4をケース22内に回転可
能に枢支する。
操作腕4は同腕4と別体の軸にて枢支してもよい。
連結腕5は、その枢支部側の端部にカム孔51を有し、
このカム孔51に上記偏心カム42を圧入することによ
り、両者51,42間に適度の摩擦力が働くようにして
連結腕5を操作腕4に連結する。
該連結腕5の先端には上記被連結ピン3に係合可能なフ
ック状の係合部52を設ける。
53は内側係合面、54はストッパー片、6は連結腕5
の抜は止め板、61,62は孔、63は同板6の止めね
じ、43はそのねじ孔、64,65はスペーサである。
こうして予め内部にピン3を設けたケース12を一方の
パネル1の端面に埋設し、また、予め内部に操作腕4、
連結腕5等を装備したケース22を他方のパネル2の端
面に埋設する。
この場合、各ケース12,22が各パネル1,2の端面
から突出しないように構成すると共に、各腕4,5も連
結前の状態でケース22およびパネル2の端面から突出
しないように構成する。
こうすることによりパネル1,2の運搬時に各腕が損傷
することを防止できる。
12,23は矢尻状の抜は止め片である。
なお、パネル1,2の連結時において、端面中央部の凹
溝11と凸部21を互いに係合して突き合わせた状態で
、その前後両側辺部に隙間10゜10を形成し、該隙間
10から操作腕4を操作できるように、凸部21の裾部
とケース22の開口部近くの側壁部分に、前記隙間10
に連通する上下に長い操作具挿入用窓孔25.25およ
び26.26を設け、該窓孔に対応する部分に操作腕4
の先端を臨ませておく。
該窓孔25,25および26,26の代りに切欠を設け
てもよい。
而して、パネル1,2を連結するときは、上記の如く、
凹溝11に凸部21を係合して端面同志を突き合わせ、
この凸部21の前後両側辺部に生じた隙間10,10の
うち一方の隙間10から前記窓孔25,25を経てケー
ス22内にバー等の操作具7を挿入し、この操作具7に
て操作腕4を回転させることにより、操作腕4が軸41
,41を中心に回転し、この操作腕4の遍心カム42に
圧着された連結腕5が該カム42とカム孔51の摩擦力
によって操作腕4と一体に回転し、連結腕5の先端係合
部52がケース22から突出して他方のケース12内に
突入すると共に、同ケース12内の被連結ピン3に係合
する。
こうして連結腕5の先端係止部52が被連結ピン3に係
合すると、連結腕5の回転が阻止され、これに伴ってカ
ム42とカム孔51の摩擦抵抗により操作腕4の回転も
一旦停止される。
然る後、操作腕4を該摩擦抵抗に抗してさらに強制的に
回転させるとカム42とカム孔51の間でスリップしな
がらカム42が操作腕4と一体に回転し、このカム42
の遍心により連結腕5に引張力が働き、被連結ピン3を
ケース22側に引きつけ、この引張力によって両パネル
1,2の端面同志を互いに強制的に密着(圧着)させな
がら締付けて連結することになる。
このように操作腕4を回転させるだけで、連結腕5を同
方向に回転させてその先端係止部52をピン3に係合さ
せ、次いで、該連結腕5をケース2側に引込み、両パネ
ル1,2の凹溝11と凸部21を互いに圧着させて連結
できるので、その連結のための操作が頗る簡単であり、
かつ、カムの働きにより、パネル1,2を強固に連結で
きるのである。
なお、この連結時において、連結腕5の先端係合部52
を一般的なフックのように円弧状に形成してもよいが、
図示の如く、係合部52の内側係合面53を、その回転
前方から後方に向って回転半径が次第に小さくなるよう
に傾斜させておけば、この傾斜と上記カムの遍心との二
重締付作用により一層強固に連結できることになる。
上記連結後は、カム42とカム孔51の摩擦抵抗によっ
て操作腕4と連結腕5の廻り止めをなし、従って、連結
腕5の先端係合部52とピン3との係合、締付けが不測
に緩むおそれはなく、その連結姿勢を確固と保持できる
この場合、カム42とカム孔51との間の摩擦抵抗を少
なくし、軸41と軸孔24との間の摩擦抵抗を大きくし
て廻り止めを行なうようにしてもよい。
また、上記係合面53の内側端部に切欠状の凹部(図示
せず)を設け、この凹部にピン3を係合させるようにす
れは、上記連結姿勢をより確実に保持できる。
さらに、上記連結装置をパネル1,2の突き合わせ部の
上下数箇所に設けるときは、各連結装置の連結腕の向き
を交互に上下あるいは左右逆向きにする等によって、両
パネル1,2を一層効率よく連結できる。
連結後において、パネル1,2を分離するときは、前述
したバー等の操作具7により前記摩擦抵抗に抗して操作
腕4を連結時と逆方向に回転させることにより、連結時
と逆の動きで連結腕5の引張力を緩めた後、連結腕5の
先端係合部52をピン3から離脱させ、パネル1,2の
連結を解除できる。
なお、この実施例において、上記連結および分離のため
の、操作腕4の回転操作は、パネル1゜2の突き合わせ
部に生じた隙間10および窓孔25.26からバー等の
操作具7を挿入して、容易に行なうことができるので、
パネル1,2の表面に改めて操作用の孔を設ける必要が
なく、かつ、前記隙間10等はパネル連結後に一般に用
いられるコムまたはプラスチック等の弾性材料からなる
シール材8にて容易に隠蔽できるので、非常に体裁よく
用いることがてきる。
ところで本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、次のようにして実施することもできる。
パネル1,2は発泡樹脂製に限らず、ベニヤ合板、パー
ティクルホード等の木製、あるいは鋼板製てあってもよ
い。
またパネルの構造によってはケース12,22を省略し
ても差支えない。
本考案のパネル連結装置は、パネル1,2を同一平面上
に配置して連結する場合に限らず、L形、T形、その他
所型の角度で交差させて連結する場合にも利用できる。
このほか、各駒の形状、配置および各連結部等の具体
的な構造は、図例に限定されず、本考案の要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜設計変更し得るところである。
以上説明したように、本考案によれば、パネル同志の突
き合わせ部において、一方のパネルに設けた凸部の裾部
に、連結腕に偏心カムを介して運動連結した操作腕を回
転操作する操作具の挿入用孔を設けであるので、パネル
表面に操作用孔を設ける必要がなく、パネル自身の美観
を損うことなく、パネルの商品価値を高めることができ
る。
また、パネル表面にアルミ板や鋼板等を貼設したもので
あっても、該表面板に関係なく、かつ、前記突き合わせ
部の数箇所に当該連結装置を内臓する場合であっても、
凸部の裾部に簡単に操作具挿入用孔を設けることができ
、製作を容易にしてコストダウンを図ることができる。
しかも、パネル連結時には、連結腕の回転中心部で回転
操作するのではなく、前記凸部の裾部に設けた操作具挿
入用孔から操作具を挿入して操作腕の先端を操作部その
操作力を操作腕の基端部において偏心カムにより連結腕
に伝達して連結するので、小さな回転操作力で操作腕お
よび連結腕に犬きな回転トルクを付与でき、パネル連結
時の作業性を向上してパネル同志を強固に連結できる。
さらに、連結後は、パネル同志の突き合わせ部において
、凸部の両側に形成された隙間にシール材を挿入するこ
とにより、該凸部の裾部に設けた操作部材挿入用孔を完
全に隠蔽でき、かつ、このシール材が突き合せ部にある
のでパネル自身の美観を損うことなく、非常に体裁よく
用いることができる等の実用性に富むすぐれた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は各駒の分解
斜視図、第2図は各腕等をパネルに組込んだ状態を示す
縦断正面図、第3図および第4図はパネルの連結過程を
示す縦断正面図、第5図は第3図の■−■線断面図、第
6図は同VI−VI線断面図である。 1.2・・・パネル、3・・・被連結ピン、4・・・操
作腕、5・・・連結腕、12,22・・・ケース、41
・・・軸、42・・・遍心カム、51・・・カム孔、5
2・・・先端係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに連結される一対のパネルの相対向する突き合わせ
    面のうち、一方の中央部に凹溝を設けるとともに、他方
    の中央部に該凹溝に係合する凸部を設け、該凹溝と凸部
    に相対向する凹孔′を設け、一方のパネルの凹孔内に被
    連結部を設け、他方のパネルの凹孔内に、操作腕の基端
    部を回転可能に支持すると共に、操作腕の基端部に偏心
    カムを介して連結腕の基端部を連動連結し、連結腕の先
    端に前記被連結部に係合可能な係合部を設け、前記両パ
    ネルの突き合わせ部において、前記凹溝に凸部の先端を
    係合させることにより、凸部の裾部両側において両パネ
    ルの突き合わせ面間に隙間を形成するとともに、該隙間
    の底部で前記凸部の裾部に、前記凹孔内の操作腕を回転
    操作する操作具の挿入用孔を設け、該隙間にシール材を
    着脱自在に挿入して前記操作具挿入用孔を隠蔽したこと
    を特徴とするパネル連結装置。
JP11264479U 1979-08-15 1979-08-15 パネル連結装置 Expired JPS60408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11264479U JPS60408Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 パネル連結装置

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JP11264479U JPS60408Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 パネル連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS5629104U JPS5629104U (ja) 1981-03-19
JPS60408Y2 true JPS60408Y2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=29345007

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JP11264479U Expired JPS60408Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 パネル連結装置

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JPS5629104U (ja) 1981-03-19

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