JP3208366B2 - 開口部装置 - Google Patents
開口部装置Info
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- JP3208366B2 JP3208366B2 JP27961497A JP27961497A JP3208366B2 JP 3208366 B2 JP3208366 B2 JP 3208366B2 JP 27961497 A JP27961497 A JP 27961497A JP 27961497 A JP27961497 A JP 27961497A JP 3208366 B2 JP3208366 B2 JP 3208366B2
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- Japan
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- frame
- door
- fixing
- screw
- fitted
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- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部装置に係
り、特に枠体の接合構造を改良して組立性の向上を図っ
た開口部装置に関する。
り、特に枠体の接合構造を改良して組立性の向上を図っ
た開口部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の躯体の開口部に設けられ
るドア、引戸等の開口部装置は、戸体と、この戸体を開
閉可能に支持する枠体とを具備し、この枠体は枠材を接
合して構成されている。そして、枠材同士を接合するた
めに、種々の接合方法ないし接合構造が提案されている
(例えば、実開昭60−138989号公報、実開平3
−40479号公報、登録実用新案第3024543号
公報等参照)。
るドア、引戸等の開口部装置は、戸体と、この戸体を開
閉可能に支持する枠体とを具備し、この枠体は枠材を接
合して構成されている。そして、枠材同士を接合するた
めに、種々の接合方法ないし接合構造が提案されている
(例えば、実開昭60−138989号公報、実開平3
−40479号公報、登録実用新案第3024543号
公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
開口部装置においては、枠体を構成する枠材の接合構造
が複雑であり、組立性および剛性に劣っていた。
開口部装置においては、枠体を構成する枠材の接合構造
が複雑であり、組立性および剛性に劣っていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、組立性および剛
性の向上が図れる開口部装置を提供することにある。
性の向上が図れる開口部装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る開口部装置は、戸体と、この戸体を開閉
可能に支持する枠体とを具備し、この枠体は枠材を接合
して構成され、その接合すべき一方の枠材には接合面よ
り突出する突出部を形成する胴部と、この胴部の先端に
設けられた固定部とを有する結合部材を設け、前記固定
部は結合部材の回転防止のために上下両面が略偏平に形
成されており、他方の枠材には上記突出部に嵌合する凹
部を設け、上記突出部と凹部を嵌合させて他方の枠材側
から一方の枠材の結合部材に固定具を捩じ込みもしくは
打ち込みにより挿入して枠材同士を接合してなることを
特徴としている。
に本発明に係る開口部装置は、戸体と、この戸体を開閉
可能に支持する枠体とを具備し、この枠体は枠材を接合
して構成され、その接合すべき一方の枠材には接合面よ
り突出する突出部を形成する胴部と、この胴部の先端に
設けられた固定部とを有する結合部材を設け、前記固定
部は結合部材の回転防止のために上下両面が略偏平に形
成されており、他方の枠材には上記突出部に嵌合する凹
部を設け、上記突出部と凹部を嵌合させて他方の枠材側
から一方の枠材の結合部材に固定具を捩じ込みもしくは
打ち込みにより挿入して枠材同士を接合してなることを
特徴としている。
【0006】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明をドアに適用した実
施の形態を示す正面図、図2は図1のドアの枠体を構成
する枠材の接合に用いられる結合部材を示す図で、
(a)は斜視図、(b)は先端側から見た正面図、図3
は固定具の側面図、図4は接合すべき一方の枠材と他方
の枠材の断面構造を示す要部断面図である。
に基づいて詳述する。図1は本発明をドアに適用した実
施の形態を示す正面図、図2は図1のドアの枠体を構成
する枠材の接合に用いられる結合部材を示す図で、
(a)は斜視図、(b)は先端側から見た正面図、図3
は固定具の側面図、図4は接合すべき一方の枠材と他方
の枠材の断面構造を示す要部断面図である。
【0007】図1において、1は建物の躯体の開口部に
設けられる開口部装置の一例であるドアである。このド
ア1は、建物の躯体の開口に設けられる方形枠状の枠体
2と、この枠体2内に丁番(ヒンジ)3を介して開閉可
能に支持された戸体(ドア本体)4とから主に構成され
ている。上記枠体2は、上下左右の枠材、すなわち上下
の横枠材(上枠材と下枠材)2a,2bおよび左右両側
の縦枠材2c,2dを接合して組立てられている。
設けられる開口部装置の一例であるドアである。このド
ア1は、建物の躯体の開口に設けられる方形枠状の枠体
2と、この枠体2内に丁番(ヒンジ)3を介して開閉可
能に支持された戸体(ドア本体)4とから主に構成され
ている。上記枠体2は、上下左右の枠材、すなわち上下
の横枠材(上枠材と下枠材)2a,2bおよび左右両側
の縦枠材2c,2dを接合して組立てられている。
【0008】上記枠材2a〜2dは、木、MDF等の木
材からなっていることが好ましい。なお、枠体2として
は、場合によって、下枠材2bを有していないものもあ
る。上記戸体4の一側である吊り元側(基部側)が、こ
れと対応する吊り元側の縦枠2cに丁番3を介して取り
付けられている。5は、戸体4を開閉する取っ手であ
る。
材からなっていることが好ましい。なお、枠体2として
は、場合によって、下枠材2bを有していないものもあ
る。上記戸体4の一側である吊り元側(基部側)が、こ
れと対応する吊り元側の縦枠2cに丁番3を介して取り
付けられている。5は、戸体4を開閉する取っ手であ
る。
【0009】次に、上記枠体2を構成する枠材2a〜2
dの接合構造について説明する。これら枠材2a〜2d
の接合部は、四隅の4箇所であるが、これらは同じ構造
であるため、上枠材2aと一方の縦枠材2cの1箇所の
接合部のみについて説明し、他の接合部は省略する。な
お、図示例の枠体2は、縦枠材2c,2dの側面に横枠
材2a,2bの端部を当接させた縦通しの組立方法が採
用されているが、横枠材2a,2bの側面に縦枠材2
c,2dの端部を当接させた横通しの組立方法であって
もよい。
dの接合構造について説明する。これら枠材2a〜2d
の接合部は、四隅の4箇所であるが、これらは同じ構造
であるため、上枠材2aと一方の縦枠材2cの1箇所の
接合部のみについて説明し、他の接合部は省略する。な
お、図示例の枠体2は、縦枠材2c,2dの側面に横枠
材2a,2bの端部を当接させた縦通しの組立方法が採
用されているが、横枠材2a,2bの側面に縦枠材2
c,2dの端部を当接させた横通しの組立方法であって
もよい。
【0010】接合すべき一方の枠材(この場合、端部が
接合面となる上枠材)2aには、図4にも示すように、
接合面6より突出する突出部7を有する結合部材8が設
けられ、他方の枠材(この場合、側面が接合面となる縦
枠材)2cには、上記突出部7に嵌合する凹部9が設け
られている。そして、上記突出部7と凹部9を嵌合させ
て他方の枠材2c側から一方の枠材2aの結合部材8に
固定具であるネジ10(ノックピンともいう)を捩じ込
みもしくは打ち込みにより挿入して枠材2a,2c同士
が接合されるようになっている。
接合面となる上枠材)2aには、図4にも示すように、
接合面6より突出する突出部7を有する結合部材8が設
けられ、他方の枠材(この場合、側面が接合面となる縦
枠材)2cには、上記突出部7に嵌合する凹部9が設け
られている。そして、上記突出部7と凹部9を嵌合させ
て他方の枠材2c側から一方の枠材2aの結合部材8に
固定具であるネジ10(ノックピンともいう)を捩じ込
みもしくは打ち込みにより挿入して枠材2a,2c同士
が接合されるようになっている。
【0011】上記結合部材8は、合成樹脂例えばポリア
セタールにより形成されていることが好ましい。この結
合部材は、図2の(a)ないし(b)に示すように、胴
部11と、この胴部11の一端(先端)に一体成型等に
より一体的に設けられ、結合部材8を一方の枠材2aに
固定するための固定部12とから主に構成されている。
胴部11の形状としては、円柱状が好ましいが、楕円柱
状、角柱状等であってもよい。上記胴部11には、その
軸心に沿って上記ネジ10の捩じ込みおよび打ち込みの
両方が可能な孔13が貫通して形成されている。この孔
13には、雌ネジは形成されていない。孔13は、ネジ
10の捩じ込みおよび打ち込みが可能なように、ネジ1
0の直径例えば4mmよりも小さい内径例えば3.8m
mとされている。
セタールにより形成されていることが好ましい。この結
合部材は、図2の(a)ないし(b)に示すように、胴
部11と、この胴部11の一端(先端)に一体成型等に
より一体的に設けられ、結合部材8を一方の枠材2aに
固定するための固定部12とから主に構成されている。
胴部11の形状としては、円柱状が好ましいが、楕円柱
状、角柱状等であってもよい。上記胴部11には、その
軸心に沿って上記ネジ10の捩じ込みおよび打ち込みの
両方が可能な孔13が貫通して形成されている。この孔
13には、雌ネジは形成されていない。孔13は、ネジ
10の捩じ込みおよび打ち込みが可能なように、ネジ1
0の直径例えば4mmよりも小さい内径例えば3.8m
mとされている。
【0012】上記固定部12は、結合部材8の回転防止
のために上下両面が略偏平(フラット)に形成されてい
ることが好ましい。固定部12の両側部には、結合部材
8の抜け止め等のための楔状の歯14が複数段(図示例
では3段)形成されている。歯14を含む固定部12の
外径は、胴部11のそれと同じか少し小さめに形成され
ていることが好ましい。
のために上下両面が略偏平(フラット)に形成されてい
ることが好ましい。固定部12の両側部には、結合部材
8の抜け止め等のための楔状の歯14が複数段(図示例
では3段)形成されている。歯14を含む固定部12の
外径は、胴部11のそれと同じか少し小さめに形成され
ていることが好ましい。
【0013】上記固定部12には、これを二又状にすべ
く軸心に沿ってスリット15が形成されている。このス
リット15は、上記孔13と連通されている。スリット
15の幅は、孔13の内径よりも小さく、スリット15
の対向壁には、孔13と同一軸線上で且つ孔13とほぼ
同じ内径のガイド溝25が形成されていることが好まし
い。上記結合部材8の孔13にネジ10を捩じ込みもし
くは打ち込みにより挿入すると、ネジ10の先端側が二
又状の一対の固定部12間のスリット15内にスリット
15の幅を押し広げながらガイド溝25に沿って進入
し、これにより固定部12が両側外方へ拡径され、固定
部12の両側の歯14が枠材2aに形成した嵌合穴20
の内壁に食い込み、結合部材8が枠材2aに固定される
ようになっている。
く軸心に沿ってスリット15が形成されている。このス
リット15は、上記孔13と連通されている。スリット
15の幅は、孔13の内径よりも小さく、スリット15
の対向壁には、孔13と同一軸線上で且つ孔13とほぼ
同じ内径のガイド溝25が形成されていることが好まし
い。上記結合部材8の孔13にネジ10を捩じ込みもし
くは打ち込みにより挿入すると、ネジ10の先端側が二
又状の一対の固定部12間のスリット15内にスリット
15の幅を押し広げながらガイド溝25に沿って進入
し、これにより固定部12が両側外方へ拡径され、固定
部12の両側の歯14が枠材2aに形成した嵌合穴20
の内壁に食い込み、結合部材8が枠材2aに固定される
ようになっている。
【0014】上記ネジ10は、打ち込みがしやすいよう
に、図3に示すように、軸16にテーパー状の雄ネジ部
17を形成している。ネジ10の頭部18には、ネジ回
し工具(ドライバー)を係合させるための係合溝19が
設けられている。上記一方の枠材2aの端部には、上記
結合部材8の固定部12および胴部11の先端側略半分
が嵌合する、これらの形状と対応した形状の嵌合穴2
0,21が設けられている。上記結合部材8は、一方の
枠材2aの端部に開口された嵌合穴20,21に先端側
から挿入されることにより、胴部11の後端側略半分が
接合面6より外部に突出部7として突出した状態に取り
付けられる。
に、図3に示すように、軸16にテーパー状の雄ネジ部
17を形成している。ネジ10の頭部18には、ネジ回
し工具(ドライバー)を係合させるための係合溝19が
設けられている。上記一方の枠材2aの端部には、上記
結合部材8の固定部12および胴部11の先端側略半分
が嵌合する、これらの形状と対応した形状の嵌合穴2
0,21が設けられている。上記結合部材8は、一方の
枠材2aの端部に開口された嵌合穴20,21に先端側
から挿入されることにより、胴部11の後端側略半分が
接合面6より外部に突出部7として突出した状態に取り
付けられる。
【0015】上記他方の枠材2aの接合面22には、上
記突出部7が嵌合する、突出部7の形状と対応した形状
の凹部9が設けられている。また、他方の枠材2cに
は、ネジ10を挿入するためのガイド孔23が上記凹部
9と連通させて設けられている。また、他方の枠材2c
の外面には、ネジ10の頭部18の突出を防止するため
に、その頭部18を収容する窪み部24が形成されいる
ことが好ましい。
記突出部7が嵌合する、突出部7の形状と対応した形状
の凹部9が設けられている。また、他方の枠材2cに
は、ネジ10を挿入するためのガイド孔23が上記凹部
9と連通させて設けられている。また、他方の枠材2c
の外面には、ネジ10の頭部18の突出を防止するため
に、その頭部18を収容する窪み部24が形成されいる
ことが好ましい。
【0016】上記枠体2を組立てる場合には、先ず、一
方の枠材2aの端部に予め加工されている嵌合穴20,
21に結合部材8を先端側から挿入して嵌合させ、胴部
11の後端側略半分が接合面6より外部に突出部7とし
て突出した状態に取り付ける。次に、他方の枠材2cの
接合面22に予め加工されている凹部9を上記結合部材
8の突出部7に嵌合させ、接合面6,22同士を当接さ
せる。上記突出部7と凹部9の嵌合により、枠材2a,
2c同士を容易に位置決めすることができると共に、枠
材2a,2c同士を仮止め状態とすることができる。
方の枠材2aの端部に予め加工されている嵌合穴20,
21に結合部材8を先端側から挿入して嵌合させ、胴部
11の後端側略半分が接合面6より外部に突出部7とし
て突出した状態に取り付ける。次に、他方の枠材2cの
接合面22に予め加工されている凹部9を上記結合部材
8の突出部7に嵌合させ、接合面6,22同士を当接さ
せる。上記突出部7と凹部9の嵌合により、枠材2a,
2c同士を容易に位置決めすることができると共に、枠
材2a,2c同士を仮止め状態とすることができる。
【0017】次に、他方の枠材2cに予め加工されてい
るガイド孔23から固定具であるネジ10を挿入し、こ
のネジ10をネジ回し工具で捩じ込むか、あるいはハン
マーで打ち込むことにより、ネジ10を一方の枠材2a
における結合部材8の孔13に挿入する。ネジ10を結
合部材8の孔13に挿入すると、ネジ10の先端側が二
又状の一対の固定部12間のスリット15内にこれを押
し広げながら進入し、これにより固定部12が両側方へ
拡径されるため、固定部12の歯14が枠材2aの嵌合
穴20の内壁に食い込み、結合部材8を枠材2aに確実
に固定することができる。
るガイド孔23から固定具であるネジ10を挿入し、こ
のネジ10をネジ回し工具で捩じ込むか、あるいはハン
マーで打ち込むことにより、ネジ10を一方の枠材2a
における結合部材8の孔13に挿入する。ネジ10を結
合部材8の孔13に挿入すると、ネジ10の先端側が二
又状の一対の固定部12間のスリット15内にこれを押
し広げながら進入し、これにより固定部12が両側方へ
拡径されるため、固定部12の歯14が枠材2aの嵌合
穴20の内壁に食い込み、結合部材8を枠材2aに確実
に固定することができる。
【0018】このようにネジ10の捩じ込みおよび打ち
込みの何れか任意の挿入方法により、枠材2a,2c同
士を容易に且つ確実に接合することができ、枠体2を容
易に且つ迅速に組立てることができる。また、上記結合
部材8の固定部12は、上下両面が略偏平に形成されて
いると共に、一方の枠材2aに加工された嵌合穴20に
嵌合されてその内壁に歯14を食い込ませているため、
ネジ10を結合部材8に捩じ込んで挿入する場合に、結
合部材8の共回り(空転)を防止することができ、増し
締めも確実に行うことができる。また、結合部材8は、
枠材2a,2cの双方に跨がって嵌合された状態で結合
されるため、特に接合面方向の力(せん断力)に強く、
剛性の向上が図れる。
込みの何れか任意の挿入方法により、枠材2a,2c同
士を容易に且つ確実に接合することができ、枠体2を容
易に且つ迅速に組立てることができる。また、上記結合
部材8の固定部12は、上下両面が略偏平に形成されて
いると共に、一方の枠材2aに加工された嵌合穴20に
嵌合されてその内壁に歯14を食い込ませているため、
ネジ10を結合部材8に捩じ込んで挿入する場合に、結
合部材8の共回り(空転)を防止することができ、増し
締めも確実に行うことができる。また、結合部材8は、
枠材2a,2cの双方に跨がって嵌合された状態で結合
されるため、特に接合面方向の力(せん断力)に強く、
剛性の向上が図れる。
【0019】このように上記ドア1によれば、戸体4
と、この戸体4を開閉可能に支持する枠体2とを具備
し、この枠体2は枠材2a〜2dを接合して構成され、
その接合すべき一方の枠材2aには接合面6より突出す
る突出部7を有する結合部材8を設け、他方の枠材2c
には上記突出部7に嵌合する凹部9を設け、上記突出部
7と凹部9を嵌合させて他方の枠材2c側から一方の枠
材2aの結合部材8に固定具であるネジ10を捩じ込み
もしくは打ち込みにより挿入して枠材2a,2c同士を
接合してなるため、簡単な構造で、接合すべき枠材2
a,2c同士を容易に位置決めすることができると共
に、他方の枠材2c側から一方の枠材2aの結合部材8
に固定具であるネジ10を捩じ込むかもしくは打ち込む
ことにより枠材2a,2c同士を容易に且つ強固に接合
することができ、組立性および剛性の向上が図れる。
と、この戸体4を開閉可能に支持する枠体2とを具備
し、この枠体2は枠材2a〜2dを接合して構成され、
その接合すべき一方の枠材2aには接合面6より突出す
る突出部7を有する結合部材8を設け、他方の枠材2c
には上記突出部7に嵌合する凹部9を設け、上記突出部
7と凹部9を嵌合させて他方の枠材2c側から一方の枠
材2aの結合部材8に固定具であるネジ10を捩じ込み
もしくは打ち込みにより挿入して枠材2a,2c同士を
接合してなるため、簡単な構造で、接合すべき枠材2
a,2c同士を容易に位置決めすることができると共
に、他方の枠材2c側から一方の枠材2aの結合部材8
に固定具であるネジ10を捩じ込むかもしくは打ち込む
ことにより枠材2a,2c同士を容易に且つ強固に接合
することができ、組立性および剛性の向上が図れる。
【0020】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。本発明は、建物の躯体の開口
部に設けられるもの例えば建具の全てに適用可能であ
り、ドア以外にも、例えば引戸、窓等にも適用可能であ
る。
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。本発明は、建物の躯体の開口
部に設けられるもの例えば建具の全てに適用可能であ
り、ドア以外にも、例えば引戸、窓等にも適用可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上要するに本発明に係る開口部装置に
よれば、戸体と、この戸体を開閉可能に支持する枠体と
を具備し、この枠体は枠材を接合して構成され、その接
合すべき一方の枠材には接合面より突出する突出部を形
成する胴部と、この胴部の先端に設けられた固定部とを
有する結合部材を設け、前記固定部は結合部材の回転防
止のために上下両面が略偏平に形成されており、他方の
枠材には上記突出部に嵌合する凹部を設け、上記突出部
と凹部を嵌合させて他方の枠材側から一方の枠材の結合
部材に固定具を捩じ込みもしくは打ち込みにより挿入し
て枠材同士を接合してなるため、簡単な構成で、接合す
べき枠材同士を容易に位置決めすることができると共
に、他方の枠材側から一方の枠材の結合部材に固定具を
捩じ込むかもしくは打ち込むことにより枠材同士を容易
に且つ強固に接合することができ、特に、結合部材の固
定部の上下両面が略偏平に形成されていることにより固
定具を捩じ込んで挿入する場合に結合部材の共回り(空
転)を防止することができ、組立性および剛性の向上が
図れる。
よれば、戸体と、この戸体を開閉可能に支持する枠体と
を具備し、この枠体は枠材を接合して構成され、その接
合すべき一方の枠材には接合面より突出する突出部を形
成する胴部と、この胴部の先端に設けられた固定部とを
有する結合部材を設け、前記固定部は結合部材の回転防
止のために上下両面が略偏平に形成されており、他方の
枠材には上記突出部に嵌合する凹部を設け、上記突出部
と凹部を嵌合させて他方の枠材側から一方の枠材の結合
部材に固定具を捩じ込みもしくは打ち込みにより挿入し
て枠材同士を接合してなるため、簡単な構成で、接合す
べき枠材同士を容易に位置決めすることができると共
に、他方の枠材側から一方の枠材の結合部材に固定具を
捩じ込むかもしくは打ち込むことにより枠材同士を容易
に且つ強固に接合することができ、特に、結合部材の固
定部の上下両面が略偏平に形成されていることにより固
定具を捩じ込んで挿入する場合に結合部材の共回り(空
転)を防止することができ、組立性および剛性の向上が
図れる。
【図1】本発明をドアに適用したの実施の形態を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1のドアの枠体を構成する枠材の接合に用い
られる結合部材を示す図で、(a)は斜視図、(b)は
先端側から見た正面図である。
られる結合部材を示す図で、(a)は斜視図、(b)は
先端側から見た正面図である。
【図3】固定具の側面図である。
【図4】接合すべき一方の枠材と他方の枠材の断面構造
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
2 枠体 2a〜2d 枠材 4 戸体 6 接合面 7 突出部 8 結合部材 9 凹部 10 ネジ(固定具)
Claims (1)
- 【請求項1】 戸体と、この戸体を開閉可能に支持する
枠体とを具備し、この枠体は枠材を接合して構成され、
その接合すべき一方の枠材には接合面より突出する突出
部を形成する胴部と、この胴部の先端に設けられた固定
部とを有する結合部材を設け、前記固定部は結合部材の
回転防止のために上下両面が略偏平に形成されており、
他方の枠材には上記突出部に嵌合する凹部を設け、上記
突出部と凹部を嵌合させて他方の枠材側から一方の枠材
の結合部材に固定具を捩じ込みもしくは打ち込みにより
挿入して枠材同士を接合してなることを特徴とする開口
部装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27961497A JP3208366B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 開口部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27961497A JP3208366B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 開口部装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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