JPS6038338A - ベンズアントロンの製造方法 - Google Patents

ベンズアントロンの製造方法

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JPS6038338A
JPS6038338A JP59143392A JP14339284A JPS6038338A JP S6038338 A JPS6038338 A JP S6038338A JP 59143392 A JP59143392 A JP 59143392A JP 14339284 A JP14339284 A JP 14339284A JP S6038338 A JPS6038338 A JP S6038338A
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JP
Japan
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anthrone
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anthraquinone
glycerin
benzanthrone
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JP59143392A
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マルテイン ビユーリ
ジヤツクス ベルジエール
エリツク プラツトナー
ハンス‐ウルリツク ヘルマン
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B3/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more carbocyclic rings
    • C09B3/02Benzathrones
    • C09B3/04Preparation by synthesis of the nucleus

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアントラキノン、グリセリンおよびアントロン
からのベンズアントロンの製造方法に関する。
ベンズアントロンは建染染料の製造の為の重要な中間物
である。従来この化合物は重金属或はその塩の存在下に
アシトラキノンとグリセリンの反応によって製造されて
いたが、什」二げ作業の際、それによって稀薄になった
金属溶液を生じ、その心配を無くすることが問題となっ
ている。
例えば鉄、亜鉛又は銅などの金属は濃硫酸中でアントラ
キノンからセミキノン型への還元的移行に利用される。
この様な方法は中でも米国特許1.896.147 (
還元剤鉄粉)、米国特許2.034.485およびソ連
特許401、130 (還元剤鉄或は銅粉)、エイ・エ
ム・ラヒン(んに1ahin )ジュル、アブスケイキ
ム、 (Zhur、 0bschei Khim、) 
1B、308(1948)、ケミカルアフ゛ストラクト
誌44.1079b(還元剤亜鉛、アルミニウム、硫酸
銅)参照、および米国特許]、 791゜309(還元
剤亜鉛又はアルミニウムの銅との組合せの場合)に記載
されている。これらの還元剤の内、鉄は還元剤として大
きな実用的意味を得ている。然し乍ら鉄を還元剤として
使用することは大きな経済上のおよび環境汚染上の不利
を伴っている。何故ならば1モルのアントラキノンに対
し少なくとも2モルの鉄を仕込まなければならないから
である。
このことは例えば1モルのベンズアントロンにつき2.
0モルの硫酸鉄を、或は1000グラムのベンズアント
ロンは少なくとも1320グラムの硫酸鉄を副生物とし
て生ずることを前提としている。之に対し、別の方法と
して電気化学的方法によるベンズアントロンの製造方法
が提案されている。それは欧州特許出願EP−0010
525およびEP−0022062に記載されている。
しかしこの電気化学的方法は特殊な非常に高価な装置を
用いなければならず、加えて、その方法は明らかに複雑
である。
それ故に課題は、ベンズアントロンの製造方法において
操業が簡単で一切の特殊な装置を必要としない方法を開
発することであり、その際できるだけ電気化学的方法と
同様円滑に操業でき、それによって前述の公知の方法の
不利な点を持つでいないことである。
との課題の解決はアントラキノンとグリセリン及び/又
はアクロレインを還元的条件のとアントロンの合計量に
関連づけられ、好ましくけ過剰量をもって操業される。
勿論さきに述べた電気化学的方法と比較すれば遥かに少
量のグリセリンで充分である。好寸しくは1モルのアン
トラキノン/アントロン混合物に対し1.1乃至1.5
モル特に好ましくは1.3モルのグリセリンが使用され
る。
グリセリンは好ましくはアントロンと同時にアントラキ
ノンに添加される。濃硫酸中で反応が実施されるので、
その目的の為に80乃至90パーセントの濃度の硫酸を
使用する。
グリセリンはアクロレインへと脱水するので、グリセリ
ンの一部又は全部をもアクロレインに置換えることがで
きる。
本発明に従った方法によるベンズアントロンの合成は、
100°乃至200℃殊に120°乃至160℃の温度
で有利に遂行される。100℃以下の温度は避けるべき
である。さもないと出発物質が蓄積する可能性があり、
それは或時間経つと激しいガスと泡を発生しながら反応
し制御できなくなるからである。
FI!%基のないアントラキノンの他に出発物質として
1個又は多数の置換基を持っているアントラキノンも議
論の対象となる。置換基としては例えば、メチル又はエ
チル基の様な低級アルキル或はメトキシ、エトキシ、n
−又はイソ−プロポキシ基又はブトキシ基の様な低級ア
ルコキシ;更にフッ素、塩素又は臭素などのハロゲン、
フェニル基或はヒドロキシル基などが考えられる。でき
る限り単一の最終製品を希望するならばアントラキノン
誘導体の使用に際しては、対応する置換基をもつアント
ロンを仕込むべきである。
本発明に従った方法は例えば次の様に遂行される。アン
トラキノンを約85パーセントの硫酸に懸濁させ、この
懸濁物を約120゜乃至160℃の温度に加熱する。高
温の懸濁物に引続いてグリセリンと好寸しくは溶融した
アントロンを同時に例時間もかけてゆつ〈(7) り添加する。溶融したアントロンは酸化に敏感であるか
ら、目的に適した方法で不溶性ガス雰囲気(例えば窒素
又はアルゴン)の下で操作する。
反応が次第に弱まったなら反応物を約120℃に冷やし
同量又は倍量の水を注ぐ。その除水の温度は冷媒によっ
て500乃至80℃に保持される。沈殿したベンズアン
トロンを沢別し熱水で中性になる迄水洗する。続いて粗
ベンズアントロンは力性ソーダと共に煮沸して精製され
る。この方法により97チ以上の成分を有する非常に純
度のよい製品をアントラキノンとアントロンの合計量に
対し約90チの得率で得られる。蒸留又は昇華による製
品の一層の精製−技術の状態から知られている方法の範
囲内でしばしば必要とされるーは前述の場合には不要で
ある。ベンズアントロンの分離の後に残存する稀薄な硫
酸は例えば薄膜蒸発器によって濃縮され、次回の添加剤
として再使用される。
(8) 本発明は次の実施例により説明される。部とは重量部を
、パーセントは重量パーセントを意味する。
実施例 1 攪拌機と計量滴下漏斗を備えだ反応缶に2100部の8
5c$濃度の硫酸を仕込む。滴下漏斗と反応缶は加熱可
能であり、始めに窒素で洗浄する。硫酸には攪拌下に1
31.6部のアントラキノンを仕込み、反応缶内容物を
130°乃至140℃の温度に寸で加熱を開始する。同
時に滴下漏斗に194部のアントロンを満たし続いて窒
素雰囲気下に溶融する。
滴下漏斗の加熱ジャケット内の熱媒温度は215乃至2
20℃に調節する。反応缶内温が130℃に昇ったら窒
素の供給を止めアントロンとグリセリンの添加をはじめ
る。次に9.8部のグリセリンを急速に流し込んだ後ゆ
つくりと□入時間。間に18.6部。グIJ tリンと
液状のアントロンを滴下漏斗から熱いアントラキノン懸
濁物中に等速で仕込む。更に1時間反応させた後反応物
の温度を130゜乃至140℃(反応温度)から120
℃に下げる。
仕上げ作業として反応混合物を、冷媒によって50°乃
至70Cの温度に保たれた1143部の水中に注ぐ。沈
殿したベンズアントロンをr別により分離し、フィルタ
ーケーキを中性迄洗浄し、引続いて製品を乾燥する。約
90係の純度をもつ粗ベンズアントロンは精製の為にオ
ートクレーブ中で稀薄な力性ソーダの中で140°乃至
145℃の温度で2時間煮沸される。次に70℃で沢別
により分離し吸引漏斗上の製品は水で中性まで洗浄する
。乾燥後97乃至98%の純度をもつベンズアントロン
347部を得る。アントラキノンとアントロンの合計量
に対する得率は92チで、融点は174℃である。
実施例 2 攪拌機と計量滴下漏斗を備えた反応缶に126部のアン
トラキノンを仕込む。滴下漏斗と反応缶は加熱可能であ
り始めに窒素で洗浄する。アントラキノンに898部の
98%硫酸と引続き102部の水を加える。滴下漏斗に
は194部のアントロンが計量され溶融される。反応缶
内容物は130℃に加熱され次にアントロンとグリセリ
ンを同時に仕込み始める。次に9,5部のグリセリンを
急速に流180、2部のグリセリンと溶融アントロンを
高温のアントラキノンと硫酸の懸濁物に仕込む。更に1
時間反応させた後反応溶液の温度を135乃至140℃
の反応温度から120℃に下げる。仕上げ作業として反
応混合物を、冷媒によって50°乃至70℃の温度に保
たれた500部の水中に注ぐ。沈殿したベンズアントロ
ンをr割分離しフィルターケーキを中性迄洗浄する。約
90%(乾燥成分)の純度をもつ粗ベンズア、ントロン
は精製の為に、オートクレーブ中で稀薄な力性ソーダの
中で140°乃至145℃の温度で2時間煮沸される。
次に70℃で沢割分離し吸引漏斗上の製品は水で中性迄
洗浄する。乾燥後97乃至98−の純度をもつベンズア
ントロン333部を得る。アントラキノンとアントロン
の合計量に対する収率は89チで、融点は174℃であ
る。
実施例 3 攪拌機と計量滴下漏斗を備えた反応缶に129、3部の
アントラキノンを仕込む。滴下漏斗と反応缶は加熱可能
であり始めに窒素で洗浄する。アントラキノンに898
部の98チ硫酸を加え、続いて102部の水を加える。
滴下漏斗には186.9部のアシトロンが計量され溶融
される。反応缶内容物は130℃に加熱され次にアント
ロンとグリセリンを同時に仕込み始める。次に10部の
グリセリンを急速に流し込んだ後ゆっくりと3時間の間
に166部のグリセリンと溶融アシトロンを高温のアン
トラキノンと硫酸の懸濁物に仕込む。
更に1時間反応させた後反応溶液の温度を135乃至1
40℃から120℃に下げる。
仕上げ作業として反応混合物を、冷媒によって50乃至
80℃の温度に保たれた500部の水中に注ぐ。沈殿し
たベンズアントロンを70℃でr割分離しフィルターケ
ーキを中性迄洗浄する。
然し乍ら反応混合物を50乃至80℃で流し込む為に先
づ水の半量だけを準備しておき次に残りの水を添加する
こともできる。この方法により更にf過性の良い反応物
を得られる。
50%(乾燥成分)の純度をもつ粗ベンズアントロンは
精製の為に、オートクレーブ中で稀薄な力性ソーダの中
で140乃至145℃の温度で2時間煮沸される。次に
70℃でr割分離し吸引漏斗上の製品は水で中性迄洗浄
する。乾燥後97乃至98チの成分をもつベンズアント
ロン333部を得る。アントラキノンとアシトロンの合
計量に対する収率は92チで、融点は174℃である。
実施例 4 攪拌機つきのガラス反応器[88%硫酸477部を仕込
む。そこへ52.1部のメチル−アントロン(β−メチ
ルアントロンが主成分)を加える。温度は20乃至25
℃に保ち溶液になる迄攪拌する。次に16,8部の水を
滴下し、この@液に49.9部のグリセリンを滴下する
攪拌機つきの反応缶に34.7部のアントラキノンを仕
込む。そこへ1.00部の85係硫酸を加える。反応缶
内容物を135乃至1.40℃に加熱し、1時間にわた
ってメチル−アントロン−グリセリン−硫酸混合物を添
加する。
温度はその際135乃至14.0℃に保つ。次に30分
間135℃で攪拌を継続する。
仕」−げ作業として反応混合物を120℃に冷却し30
分以内に50乃至80℃に保たれている2 76.5部
の水に移す。次に80℃で更に276.5部の水を添加
する。反応混合物を冷却しr割分離し中性進水で洗浄す
る。湿潤な相製品(乾燥成分47.5%)は888部の
クロロホルム中に攪拌しながら入れる。瀝過後e液は3
回500部の3%力性ソーダで抽出する。次に有機物の
相を中性迄水洗いし、塩化カルシウム」二で乾燥した後
溶融を蒸散させる。乾燥後ベンズアントロンとメチルベ
ンズアントロンの混合製品が得られ、その純度は約70
チであり、これは115℃の温度で焼結し150℃で溶
融を開始する。
出願人 ; チバ − ガイギ アクチェンゲゼルシャフト =26]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 反応媒体としての濃硫酸中で還元剤の存在下に、
    アントラキノンのグリセリン及び/又はアクロレインと
    の反応によりハζンズアントロンを製造する方法におい
    て、還元剤としてアントロンを用いることを特徴とする
    製造方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の製造方法において、ア
    ントラキノンに対して過剰のアントロンを用いて反応す
    ることを特徴とする製造方法。 3、特許請求の範囲第2項記載の製造方法において、ア
    ントロンのアントラキノンに対するモル比が1.2乃至
    2.3の価になることを特徴とする製造方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の製造方法において、ア
    ントラキノンとアントロンの混合物1モル当り1.1乃
    至1.5モルのグリセリンを用いることを特徴とする製
    造方法。 5、特許請求の範囲第1項記載の製造方法において、反
    応を100°乃至200℃特に120°乃至160℃の
    温度で行なうことを特徴とする製造方法。 6、特許請求の範囲第1項記載の製造方法において、ア
    ントラキノンを硫酸中に存在させグリセリンとアントロ
    ンを同時に仕込むことを特徴とする製造方法。
JP59143392A 1983-07-12 1984-07-12 ベンズアントロンの製造方法 Granted JPS6038338A (ja)

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CH3820/83-2 1983-07-12

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JPH0475902B2 JPH0475902B2 (ja) 1992-12-02

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KR (1) KR930002215B1 (ja)
AR (1) AR240793A1 (ja)
BR (1) BR8403455A (ja)
CA (1) CA1231095A (ja)
CS (1) CS243492B2 (ja)
DE (1) DE3463667D1 (ja)
IN (1) IN161366B (ja)
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PL (1) PL142374B1 (ja)
ZA (1) ZA845338B (ja)

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PL142374B1 (en) 1987-10-31
IN161366B (ja) 1987-11-14
US4559176A (en) 1985-12-17
AR240793A2 (es) 1991-02-28
EP0134753A1 (de) 1985-03-20
AR240793A1 (es) 1991-02-28
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CA1231095A (en) 1988-01-05
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