JPS603820Y2 - オ−バ−ロツクミシン - Google Patents
オ−バ−ロツクミシンInfo
- Publication number
- JPS603820Y2 JPS603820Y2 JP9397880U JP9397880U JPS603820Y2 JP S603820 Y2 JPS603820 Y2 JP S603820Y2 JP 9397880 U JP9397880 U JP 9397880U JP 9397880 U JP9397880 U JP 9397880U JP S603820 Y2 JPS603820 Y2 JP S603820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- looper
- claw
- sewing machine
- main body
- overlock sewing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は針と下ルーパと上ルーパとによって一本釘三
本糸の縁かS゛り縫いを行うオーバーロックミシンにお
いて、上記上ルーパを爪ルーパの切替操作により、かぎ
ルーパに変え一本釘二本糸の縁かS゛り縫いをも行える
ようにしたオーバーロックミシンに係るものである。
本糸の縁かS゛り縫いを行うオーバーロックミシンにお
いて、上記上ルーパを爪ルーパの切替操作により、かぎ
ルーパに変え一本釘二本糸の縁かS゛り縫いをも行える
ようにしたオーバーロックミシンに係るものである。
この種、オーバーロックミシンは既にいくつか提案され
ているが、いづれも概して切替装置の構造が複雑で切替
操作の面倒なものが多く、しかも爪ルーパは上ルーパと
は別の箇所に設けられ、−木釘三本糸の縁かS゛り縫い
を行う際には、その先端を上ルーパより離間させた状態
で上ルーパとともに上下動するようになっているため、
その分だけスペースが余分に必要となるほかこれによっ
て、ことに振動の原因となったり、縫製中或いは停止中
に針板上に上昇した爪ルーパが作業の障害となる幣害を
生ずる難点がある。
ているが、いづれも概して切替装置の構造が複雑で切替
操作の面倒なものが多く、しかも爪ルーパは上ルーパと
は別の箇所に設けられ、−木釘三本糸の縁かS゛り縫い
を行う際には、その先端を上ルーパより離間させた状態
で上ルーパとともに上下動するようになっているため、
その分だけスペースが余分に必要となるほかこれによっ
て、ことに振動の原因となったり、縫製中或いは停止中
に針板上に上昇した爪ルーパが作業の障害となる幣害を
生ずる難点がある。
この考案の目的は上記従来装置の欠点を解消せんとする
もので上ルーパを上ルーパ本体と該本体に軸着されて枢
動可能に添設される爪ルーパとで構成し、−木釘二本糸
の縁かS゛り縫い時には、爪ルーパを上記本体より僅か
に枢動させて、かぎルーパを形成するようにしたオーバ
ーロックミシンを提供することにある。
もので上ルーパを上ルーパ本体と該本体に軸着されて枢
動可能に添設される爪ルーパとで構成し、−木釘二本糸
の縁かS゛り縫い時には、爪ルーパを上記本体より僅か
に枢動させて、かぎルーパを形成するようにしたオーバ
ーロックミシンを提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図は一本釘三本糸の縁かS゛り縫いを行うオーバーロ
ックミシンにおける縫目形成機構の要部を示すもので、
1は下ルーパ、2は上ルーパであり、それぞれ図示しな
い下軸によって揺動運動、並びに上下運動を行い、図示
しない針と協動して一本釘三本糸の縁かS゛り縫いを行
うようになっている。
1図は一本釘三本糸の縁かS゛り縫いを行うオーバーロ
ックミシンにおける縫目形成機構の要部を示すもので、
1は下ルーパ、2は上ルーパであり、それぞれ図示しな
い下軸によって揺動運動、並びに上下運動を行い、図示
しない針と協動して一本釘三本糸の縁かS゛り縫いを行
うようになっている。
上ルーパ2は第2図に示すように、−側面の後述の爪ル
ーパが嵌合係止する段部31を形成した上ルーパ本体3
と該本体に段付ネジ4により軸着されて枢動可能に添設
され、少くとも糸が係合する部分を該本体と同一形状に
した爪ルーパ5とより構成され、爪ルーパ5は、その基
部を屈曲形成して本体基部を爪ルーパが必要量枢動しう
るように遊びを設けて包囲し、該包囲部51には、本体
3に穿設の2個の小孔32に嵌合係止し、爪ルーパの位
置決め並びに保持を行うノツチ52を形威している。
ーパが嵌合係止する段部31を形成した上ルーパ本体3
と該本体に段付ネジ4により軸着されて枢動可能に添設
され、少くとも糸が係合する部分を該本体と同一形状に
した爪ルーパ5とより構成され、爪ルーパ5は、その基
部を屈曲形成して本体基部を爪ルーパが必要量枢動しう
るように遊びを設けて包囲し、該包囲部51には、本体
3に穿設の2個の小孔32に嵌合係止し、爪ルーパの位
置決め並びに保持を行うノツチ52を形威している。
しかして、ノツチ52が一方の小孔32に嵌合係止して
いる状態では爪ルーパ5は第1図の実線位置にあって、
上ルーパ本体3とともに上ルーパ2を樹皮し、第3A〜
F図に示す如く、針6と下ルーパ1と上ルーパ2との協
動作業によりJISB9070に規定する一本釘三本糸
の縁かS゛り縫いを形成する。
いる状態では爪ルーパ5は第1図の実線位置にあって、
上ルーパ本体3とともに上ルーパ2を樹皮し、第3A〜
F図に示す如く、針6と下ルーパ1と上ルーパ2との協
動作業によりJISB9070に規定する一本釘三本糸
の縁かS゛り縫いを形成する。
また上記爪ルーパの包囲部端面を押えて爪ルーパを第1
図の時計方向に枢動し、ノツチ52を他方の小孔32に
嵌合係止させると、爪ルーパ先端部が上ルーパ本体より
第1図の破線位置に突き出し、かぎルーパを形成する。
図の時計方向に枢動し、ノツチ52を他方の小孔32に
嵌合係止させると、爪ルーパ先端部が上ルーパ本体より
第1図の破線位置に突き出し、かぎルーパを形成する。
そして、針6と下ルーパ1との協動作業によって第4A
−F図に示すようにJIS B2O33に規定する一本
釘二本糸の縁かS゛り縫いを行う。
−F図に示すようにJIS B2O33に規定する一本
釘二本糸の縁かS゛り縫いを行う。
第5図は、爪ルーパ基部に二叉部55を形威し上ルーバ
本体に回動可能に軸支した偏心ピン7に上記二叉部を嵌
合させ、偏心ピン7の本体3よりの突出部にダイヤル状
摘み8若くは操作杆状把手9を取着してなるもので、摘
み8若くは把手9を掴んで一方向に回動することにより
爪ルーパ3を枢動させるようになっている。
本体に回動可能に軸支した偏心ピン7に上記二叉部を嵌
合させ、偏心ピン7の本体3よりの突出部にダイヤル状
摘み8若くは操作杆状把手9を取着してなるもので、摘
み8若くは把手9を掴んで一方向に回動することにより
爪ルーパ3を枢動させるようになっている。
こ)で偏心ピンは爪ルーパ基部に形成の二叉部に嵌合す
るようになっているが、爪ルーパ側端面に弾接させるよ
うに構威してもよい。
るようになっているが、爪ルーパ側端面に弾接させるよ
うに構威してもよい。
本考案のオーバーロックミシンは以上のように、上ルー
パを本体と該本体に枢動可能に軸着される爪ルーパとで
構威し、該爪ルーパを所要量枢動させることによって上
ルーパを、かぎルーパに変えられるようになっており、
爪ルーパの回動操作によって一本釘三本糸の縁かS゛り
縫いと同二本糸の縁かS゛り縫いの切替が行われるもの
で、爪ルーバが上ルーパ本体に軸着されて添設されてい
るだけの構造であるため既知のこの種ミシンにおけるも
のと比べて構造が簡単であること、爪ルーパの手動によ
る一操作で行われるため操作が簡単であること、三本糸
の縁かS゛り縫い時には爪ルーパは上ルーパを構威し、
上ルーパ本体より突出して離間しているものではないた
め通常のミシンと同様であり、作業の邪魔となることは
なく、またとくに振動の原因となることもない等の利点
を有する。
パを本体と該本体に枢動可能に軸着される爪ルーパとで
構威し、該爪ルーパを所要量枢動させることによって上
ルーパを、かぎルーパに変えられるようになっており、
爪ルーパの回動操作によって一本釘三本糸の縁かS゛り
縫いと同二本糸の縁かS゛り縫いの切替が行われるもの
で、爪ルーバが上ルーパ本体に軸着されて添設されてい
るだけの構造であるため既知のこの種ミシンにおけるも
のと比べて構造が簡単であること、爪ルーパの手動によ
る一操作で行われるため操作が簡単であること、三本糸
の縁かS゛り縫い時には爪ルーパは上ルーパを構威し、
上ルーパ本体より突出して離間しているものではないた
め通常のミシンと同様であり、作業の邪魔となることは
なく、またとくに振動の原因となることもない等の利点
を有する。
なお、上記実施例では上ルーパ本体側面に爪ルーパを添
設させているが、本体上端面に段部を設けて、爪ルーパ
の先端部若くは全体を嵌合させるなどして本体上側に添
設させるようにしても上記実施例と同一の効果を得るこ
とができる。
設させているが、本体上端面に段部を設けて、爪ルーパ
の先端部若くは全体を嵌合させるなどして本体上側に添
設させるようにしても上記実施例と同一の効果を得るこ
とができる。
第1図は下ルーパと上ルーパを有する縫目形成機構要部
の正面図、第2図は上ルーパの分解斜視図、第3A−F
図は一本釘三本糸の縁かS゛り縫いの形成順序を示す説
明図、第4A−F図は同二本糸の縁かS゛り縫いの形成
順序を示す説明図、第5図は第2図に示す上ルーパの変
形態様の分解斜視図である。 1◆・…・下ルーパ、2・・・・・・上ルーパ、3・・
・・・・上ルーパ本体、5・・・・・・爪ルーパ、6・
・・・・・針、7・・・・・・偏心ピン、8・・・・・
・摘み、9・・・・・・把手。
の正面図、第2図は上ルーパの分解斜視図、第3A−F
図は一本釘三本糸の縁かS゛り縫いの形成順序を示す説
明図、第4A−F図は同二本糸の縁かS゛り縫いの形成
順序を示す説明図、第5図は第2図に示す上ルーパの変
形態様の分解斜視図である。 1◆・…・下ルーパ、2・・・・・・上ルーパ、3・・
・・・・上ルーパ本体、5・・・・・・爪ルーパ、6・
・・・・・針、7・・・・・・偏心ピン、8・・・・・
・摘み、9・・・・・・把手。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 針6と下ルーパ1と上ルーパ2との協動作業により
一本釘三本糸の縁かS゛り縫いを行うオーバーロックミ
シンにおいて、上記ルーパ2を上ルーパ本体3と該本体
に枢動可能に軸着される爪ルーパ5とで構成し、該爪ル
ーパを枢動させることによって上ルーパ本体と爪ルーパ
とでかぎルーパを形成し、−木釘二本糸の縁かS゛り縫
いを行えるようにしたオーバーロックミシン。 2 爪ルーパは本体の一側面に添設される登録請求の範
囲第1項記載のオーバーロックミシン。 3 爪ルーパは本体の上側に添設される登録請求の範囲
第1項記載のオーバーロックミシン。 4 爪ルーパの枢動は該爪ルーパを一方向に押すことに
よって行われる登録請求の範囲第1項記載のオーバーロ
ックミシン。 5 爪ルーパの枢動は、爪ルーパに接触するカムの回転
操作によって行われる登録請求の範囲第1項記載のオー
バーロックミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9397880U JPS603820Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | オ−バ−ロツクミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9397880U JPS603820Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | オ−バ−ロツクミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5715386U JPS5715386U (ja) | 1982-01-26 |
JPS603820Y2 true JPS603820Y2 (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=29455914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9397880U Expired JPS603820Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | オ−バ−ロツクミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603820Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT8422761V0 (it) * | 1984-07-31 | 1984-07-31 | Rockwell Rimoldi Spa | Crochet superiore forato per punto sopraggitto a tre fili in macchine per cucire. |
IT8422763V0 (it) * | 1984-07-31 | 1984-07-31 | Rockwell Rimoldi Spa | Struttura di crochet superiore forato per macchine per cucire realizzanti il punto sopraggitto. |
-
1980
- 1980-07-02 JP JP9397880U patent/JPS603820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5715386U (ja) | 1982-01-26 |
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