JPS6037883B2 - 移動体の位置検知装置 - Google Patents

移動体の位置検知装置

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JPS6037883B2
JPS6037883B2 JP7282277A JP7282277A JPS6037883B2 JP S6037883 B2 JPS6037883 B2 JP S6037883B2 JP 7282277 A JP7282277 A JP 7282277A JP 7282277 A JP7282277 A JP 7282277A JP S6037883 B2 JPS6037883 B2 JP S6037883B2
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JP
Japan
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frequency
phase
moving object
output
code
Prior art date
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JP7282277A
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English (en)
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JPS547966A (en
Inventor
孝男 癸生川
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 一定走行路上を移動するクレーンなどの移動体を自動化
システムによって走行制御を行う場合には移動体の現在
位置を常時監視できることが必要である。
本発明はこのような場合に移動体の位置を地上固定側で
検知するための、位置検知装置に関する。従来の位置検
知装置としては移動体の走行車輪またはこれに係合させ
た回転軸にその回転に伴ってパルスを発生するパルス発
生器を連結し、移動体の移動により発生するパルスの数
を計数して一定基準位置からの距離を常時算出するもの
があるが、この装置では起動時に基準位置から現在位置
までの情報(パルス数)を入力しなければならぬこと、
また移動中算出結果を記憶する必要があること等の煩わ
しごがあり、装置の電源が停電すると記憶が消滅するか
ら復旧後に現在位置情報を入力してやるか停電対策を施
しておくことが必要である。
さらに回転パルス発生器に係合する走行車輪の滑りのた
めの誤差が発生し易いなどの欠点がある。本発明は上記
のような欠点を除いたもので、移動体側より2周波数の
信号を送出し、この信号を誘導受信するため移動体走行
路に沿って辰張した誘導線、(アンテナ)とこれら誘導
線の一端に設けた固体設備(検知器)によって、固定側
で移動体の絶対位置(その位置に対して与えられている
2進符号で表わした番地)として検知できることが特長
で、以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明装置の構成原理図である。
図中の記号1は平行2線式誘導線で、走行路に沿った位
置の区分区間A,B,C,Dの区分点毎に交叉を施して
ある。3れはその終端抵抗、4は結合器、2は移動体位
置検知器、5および6は移動体に戦層する設備で、6は
送信用アンテナまたはアンテナコイル、5は2周波信号
発振器(送信機)である。
aは移動体の移動に伴うアンテナ6の進行方向を示し、
アンテナ6は誘導線1の面に常時結合度がは)、同一に
保たれるように移動するものとする。送信機5よりの信
号出力はアンテナ6から放射され誘導線1に誘起電圧を
発生させるが、この位相は交叉点毎に反転し、A,C区
間に移動体がある場合とB,D区間に移動体がある場合
とでは結合器4に伝達される誘起電圧′または電流の位
相が180o異つている。次に各部について更に詳しく
説明する。
まず移動体側の設備であるが、送信機5には2つの周波
数f,およびf2の発振器と増幅器が含まれ、アンテナ
6からはf,およびらの2周波が放射される。ただしが
,=f2という周波数関係が保たれているものとする。
図2は位置検知器(図1の2)の構成例ブロック図、図
3はその動作説明のためめの各部信号波形図である。
図2において21,27は帯域渡波器(BPF)でそれ
ぞれ移動体からの送出信号波のうち周波数f,およびら
の誘導成分を選択抽出する。22,28はそれぞれ周波
数f,およびf2の増幅器A、23,29は振幅制限器
L、24は2倍の周波数薄情器X、25は位相弁別器P
D、26は方形波コンバータDCである。
なお24はf,波のゼロ位相に同期した2逓倍信号を出
力する。さらにBPF、増幅器、振幅制限器それぞれ固
有の位相回転量は予測できないものがあるので、PDの
入力が最適となるように最初位相補正を行うための手動
調整の移相器が設けてある。さて図1の送信アンテナ6
からの送出信号は各区間の相対位相を持って結合器4を
経て位置検知器2に入力し図2のようにf,とりま分離
されて処理されるが、区間毎の処理は図3を用いて説明
する。図3は図2の位置検知器の動作説明のための各部
信号波形図で、図の左端の記号は図2中の記号に対応し
ている。まずcは移動体アンテナがa線上を移動したと
きのf,波の振幅制限器23出力における位相変化(実
線)で、dは同様にら波の振幅制限器29出力における
位相変化(実線)である。図のc,d波形のように移動
路の各区分点ではいずれも位相が反転する。なおc.d
に破線で示した包絡線はc,d出力の振幅特性性で交叉
点ででは議起電圧はゼロになっている。c出力は逓倍器
24で2,の周波数となるからその出力は図3eのよう
になり位相の変化はcと異り連続となる。次にdとeの
2つの出力は位相弁別器PD25において位相差が検出
され、図のgに示すようにPD25の出力ゼロとなる交
叉点を境にしてたとえば同相の場合十E、逆相の場合−
Eの出力を発生する。なおPD25の出力ゼoは誘導線
の誘起電圧ゼロ(交叉点における位相相殺)のdとeの
入力時にも一致している。このgの出力ゼロ点はPDの
出力が与えられその波形を方形波に変換する方形波変換
器DC26の出力の高低レベル(日,Lレベル)の変換
点にもなっているか、DC26の出力は図3のhに示す
ようにgの十EはHレベルに、−EはLレベルに変換さ
れ、かつそのレベル変化点は区分点に正しく一致する。
この日,Lレベル出力は2進符号の1,0または0,1
に変換し適当な表示器(図示せず)に表示させることが
できるが、図1のように誘導線が1個では区間毎に割当
てた2進符号による番地の1ビットの符号を表わすこと
ができるに過ぎない。
従って区間数が2n(たとえば8区間ならぞ)ならnビ
ットの番地符号を用いることが必要なのでn個の譲導線
を互に平行に敷設し、移動体アンテナはこのすべての誘
導線にほぼ等しく結合するように1個〜複数個とする。
またn個の誘導線はその区間に与えられた番地の符号に
合わせて交叉を行うが、この場合番地に与える符号は区
間が次々と移る毎に符号の1ビットのみが変化する公知
のグレィ(Gray)コードを用いるので、譲導線相互
間で交叉部が重複せずn個の誘導線のいずれか1個の交
叉部のみが移動路の区分点と一致するように交叉部を設
定することが必要で、n個の譲導線アンテナのそれぞれ
についてその一端に設けた図2のような位置検知器で2
周波間の位相検知を行うそとによりこ 2nの2値符号
の各ビットがその各方形波変換器の出力hとして検知さ
れるから、それを適当な表示器でたとえばIG隼符号の
番地として表示することもできる。なお図4には4ビッ
トのグレィコ−ド‘こよる譲導線の交叉状況を示してあ
る。上記のように番地にグレィコードを用いる理由は区
分点においてレベル反転のビットが2つ以上あるとその
反転時期には一般に多少のずれがあるので誤った検出を
するおそれがあるためである。以上のように本発明によ
る位置検知装魔は1誘導線で位置の1ビット情報が検知
でき絶対アドレスが高精度で検知できるが、それに加え
て誘導線を用いる方式の装置中所要誘導線の数が多く、
各譲導線は交叉の数や交叉区間の長さについては位置符
号に従う以外には制約はなく構成も簡単であるなどの利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明装置の構成原理図、図2は図1中の位置検
知器の構成例ブロック図、図3は位置検知器の動作説明
のための波形例図、図4は番地コ一日こ対する誘導線の
交叉例図である。 1・・・誘導線、2・・・移動体位置検知器、3・・・
終端抵抗、4・・・結合器、5・・・2波発振器、6・
・・送信アンテナ、21,27・・・帯城猿波器、22
,28・..増幅器、23,29・・・振幅リミタ、2
4・・・倍周回路、25・・・位相(差)弁別器、26
・・・方形波コンバータ。 図 I 図 2 図4 図 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移動体の走行路を分割し、その各区分毎にグレイコ
    ードによる位置番号を与え、そのグレイコードのビツト
    数に等しい数の平行2線式誘導線を走行路に沿つて展張
    すると共に、各誘導線には上記コードによる位置番号に
    合せて上記区分点において交叉を施し、移動体には一方
    が他の2倍の周波数を有する2周波信号発生器とそのの
    出力信号を上記各誘導線に誘導結合させる送信アンテナ
    を設け、更にそれぞれの誘導線に誘起した上記2周波信
    号を各周波毎に分離増幅して一定振幅に制限しその2信
    号中低い周波数成分のみを2倍の周波数に変換した後2
    周波信号間の位相差を弁別しその結果が同相か逆相かに
    よつて2値信号として出力するように構成した位置検知
    器を各誘導線の一端にそれぞれ接続したことを特徴とす
    る移動体の位置検知装置。
JP7282277A 1977-06-21 1977-06-21 移動体の位置検知装置 Expired JPS6037883B2 (ja)

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JP7282277A JPS6037883B2 (ja) 1977-06-21 1977-06-21 移動体の位置検知装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS547966A JPS547966A (en) 1979-01-20
JPS6037883B2 true JPS6037883B2 (ja) 1985-08-29

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