JPH0143274B2 - - Google Patents

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JPH0143274B2
JPH0143274B2 JP3038684A JP3038684A JPH0143274B2 JP H0143274 B2 JPH0143274 B2 JP H0143274B2 JP 3038684 A JP3038684 A JP 3038684A JP 3038684 A JP3038684 A JP 3038684A JP H0143274 B2 JPH0143274 B2 JP H0143274B2
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Takao Kibukawa
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S1/00Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の属する技術分野) 本発明は一定走行路に沿つて展張施設された誘
導線路に沿つて移動するクレーン、台車などの移
動体の現在位置を移動体側において自己検知する
装置に関するものである。 (従来の技術とその問題点) 移動体の走行路を任意数の区間に分割して各区
間に2進符号による絶対番地を与え、その番地コ
ードに合わせて走行路に沿つて展張した一般に複
数の誘導線に交叉パターンを形成させるいわゆる
誘導線方式の移動体位置検知方法または装置につ
いては、これまで種々なものが提案されている。
しかしこれまでのものは番地コードを構成するビ
ツト当たり少なくとも1個以上の誘導線が必要で
あつた。 最初に移動体の位置を検知する方法の基本原理
を説明する。ただしこれは誘導線を1個のみ用い
た場合で図1は従来の位置検知装置の構成原理図
である。図1において記号1は並行2線式誘導線
で、走行路に沿つた分割区間A、B、C、Dの区
分点毎に交叉を施してある。3はその終端抵抗、
4は結合器、2は2周波信号送信機で、以上の1
〜4は地上側設備である。次に5と6は移動体に
載置する設備で、5は位置検知器、6は受信用ア
ンテナまたはアンテナコイルである。また図中の
aは移動体の移動に伴うアンテナ6の移動方向を
示すもので、アンテナ6は誘導線1の面(展張
面)との結合度がほぼ同一に保たれて移動するも
のとする。送信機2よりの信号出力は結合器4を
経て誘導線1に供給される、誘導線電流はAと
C、BとDとの各区間ではそれぞれ同位相である
がA、C区間とB、D区間の間には各区間の境界
で2線の交叉が施されているため180°の位相差が
ある。また地上側2周波送信機2には2つの周波
数f1とf2の各発振器とその増幅器が含まれ、かつ
2f1=f2の関係が成立するものとする。次に移動
体側アンテナ6は誘導線1と結合して各区間にお
いてその区間の電流に比例する電流出力を位置検
知器5に送出するが区間が異なる度に電流の位相
は180゜変化する。 次に移動体の位置検知器5の構成例ブロツク図
を図2に、またその各部信号波形図を図3にそれ
ぞれ示してある。図2において21,27は帯域
波器(BPF)で、誘導線よりのf1波およびf2
の信号成分をそれぞれ選択抽出する。22,28
はそれぞれ周波数f1およびf2の増幅器(A)、23,
29は振幅制限器(以下リミツタという、L)、
24は周波数2逓倍器(X)、25は席弁別器
(PD)、26は方形波コンバータ(DC)である。
なお24(X)はf1波のゼロ位相に同期した2f1
波を出力する。さらにBPF、増幅器およびリミ
ツタのそれぞれ固有の位相回転量は予測できない
ものがあるが、PD25の入力が最適となるよう
に最初位相補正を行つておくための手動調整位相
器が、例えばPD25の入力側などに設けてある。 さて図1の2周波送信機2からの送信信号は誘
導線各区間の相対位相をもつて受信アンテナ6よ
り位置検知器5に入力し、図2のようにf1成分と
f2成分は分離して処理されるが、区間毎の処理を
図3の波形図によつて説明する。図3の左端の記
号は図2中の記号に対応する。まずcは移動体ア
ンテナがa線上を移動したときのf1波のリミツタ
23出力の位相変化(実線)、dは同様にf2波の
リミツタ29出力の位相変化(実線)でこれらの
波形に示すように各区分点でいずれも位相が反転
している。なおc,dに破線で示した包絡線は出
力の振幅特性であつて、誘導線の交叉点では誘起
電圧はゼロである。c出力は逓倍器24で周波数
が2f1のe波形となりその位相の変化はcと異な
り連続的である。次に2つの出力dとeはPD2
5において位相差が検出され、g波形に示すよう
にPD25の出力がゼロとなる交叉点を境にして
たとえば同相の場+E、逆相の場合−Eの出力を
発生する。なおPD25の出力ゼロは誘導線の誘
導電圧ゼロ(交叉点における相殺)のdとeの入
力時にも一致している。このgの出力ゼロ点は
PD25の出力波形を方形波に変換する方形波変
換器(DC)26の出力の高、低(H、L)レベ
ルの変換点でもあるから、DC26の出力はh波
形のようになり、gの+EはHレベル、−EはL
レベルに変換されてレベル変換点は区分点に一致
している。 上記のH、Lレベルは明らかに2進符号として
そのまま表示させることができるが、図1のよう
に誘導線が1個では区間毎に割当てた番地コード
の1ビツトを表わすことができるに過ぎない。い
ま分割区間数を2n(8区間なら23)とすればnビ
ツトの番地コードを用いることが必要であるが、
これに対して従来はn個の誘導線を互いに並行に
敷設し、各誘導線はその区間の番地コードの各ビ
ツトコードに合わせて交叉を行うか否かを定めて
いた。しかしこの方法は誘導線の費用が高くつく
ことが欠点である。 (発明の目的) 本発明の目的は、上述のような欠点を解決し、
所要誘導線を減らし、検知設備の経済化を図つた
移動体の自己位置検知装置を提供することにあ
る。 (発明の構成と動作) 図4は本発明を実施した移動体自己位置検知装
置の一例の構成図で、1つの誘導線でも移動体の
アンテナの数を増加して(この例では2アンテ
ナ)交叉一区間当たり複数の番地コードが得られ
ることが特徴である。 図4において、1は長さLごとに交叉が施され
た並行2線式誘導線、3は終端抵抗、4は結合
器、2−10は4周波送信機であり、以上は地上
側の設備である。4周波送信機2−10は、2台
の2周波送信機2−1及び2−2を備え、2−1
は周波数f1とf2の2周波で2×f1=f2の関係の2
周波送信機であり、2−2は周波数f1′とf2′の2
周波で2×f1′=f2′の関係の2周波送信機である。
この4周波f1、f2、f1′、f2′はBPFでそれぞれ容易
に分離できるように選ばれる。 4周波送信機2−10から結合器4を介して誘
導線1に送出された4周波信号のうち、2周波送
信機2−1からのf1、f2の信号は移動体に設置さ
れた受信アンテナ6−1によつて受信され位置検
知器5−1によつて検知出力h1を得る。同様に、
2周波送信機2−2からのf1′、f2′の信号は移動
体の受信アンテナ6−2で受信され、位置検知器
5−2によつて検知出力h2を得る。位置検知器5
−1および5−2は図2に示した回路を具備す
る。 アンテナ6−1と6−2のa線に沿つた間隔l
は誘導線1の交叉点間隔Lの1/2以下に設定する。 地上側の4周波送信機2−10の中の2周波送
信機2−1及び2−2からのそれぞれf1とf2及び
f1とf2′の2周波電流は結合器4を経て誘導線1に
供給され、それぞれA、B、C、Dの各区間の電
流の位相並びに移動体の位置検知供給5−1,5
−2の出力h1,h2は図2及び図3に示した通りで
ある。 さて、lL/2だけ離れた2個のアンテナ6
−1,6−2を有する移動体がa線に沿つて移動
したとき、検知器5−1,5−2の出力h1,h2
図5のようになる。ただしこの横軸はアンテナ6
−1,6−2の中間点zの位置を示している。 図5において、まず、点zがA区間の中央にあ
るときはアンテナ6−1,6−2は共にA区間内
にあるからh1、h2両出力は共に“1”である。次
に、点zがA、Bの区分点からl/2だけA区間
寄りの位置にあればアンテナ6−1はA区間にあ
るので検知器5−1の出力h1は“1”、アンテナ
6−2はA、B区分点にあるので検知器5−2の
出力h2は“1”と“0”の変換点であるためいず
れかになる。次に、z点がA区間内にあるがA、
B区分点からl/2以下の範囲にあればアンテナ
6−2はB区間内にあるので5−2の出力h2
“0”となり、6−1はA区間内にあるから5−
1の出力h1は“1”になる。この状態はz点がB
区間に進んでA、B区分点からl/2以内にある
までは続くことが図5から明らかである。次に、
z点がl/2だけB区間に進むと出力h1は“1”
と“0”の変換点であり出力h2は“0”である。
次に、z点がA、B区分点からl/2以上離れか
つB、C区分点からl/2以上手前のB区間にあ
ればh1、h2両出力は共に“0”である。同様にし
てz点がB、C区分点からl/2以下のB区間ま
たはB、C区分点からl/2以下のC区間にある
ときには出力h1は“0”、出力h2は“1”になる。
このようにz点の位置により検知器5−1,5−
2の出力は変化するから、そのh1、h2両出力を組
合わせれば図5のY波形のように“11”、“01”、
“00”、“10”の4つのコードが2区間1サイクル
または2交叉点1サイクル毎に得られる。 さらに、上述の動作に基づいて位置識別のコー
ドを増すために、移動体のアンテナを等間隔の3
個とし、それに対応して2周波送信機を3個、位
置検知器を3個使用すれば、2交叉点1サイクル
を“111”、“011”、“001”、“000”、“100”、“1
10”
の6個のコードで識別出来る出力が得られる。す
なわち、一般にアンテナ数をMとしたとき2M個
のコードが得られる。しかし、実際には物理的制
約があつて実装するアンテナの数には限度がある
ので、複数のアンテナと複数の誘導線の組合わせ
を用いることが実用的である。次に、その例を図
6及び図7によつて説明する。 図6は誘導線3個とアンテナ2個を用いた場合
の本発明による移動体の自己位置検知装置の構成
例図である。図において、1−1,1−2,1−
3はいずれも平行2線式誘導線でその交叉位置に
ついては図7によつて後に説明する。4−1,4
−2,4−3は各誘導線と信号送信機2−11,
2−21,2−31との結合器である。2−1
1,2−21,2−31は各誘導線毎に異なる4
周波の電流を供給する4周波送信機であり、それ
ぞれ図4で説明した4周波送信機2−10と同様
に2周波送信機が2個ずつ内蔵されており、移動
体側の2個の受信アンテナ6−1,6−2を経て
位置検知器5−11と5−12,5−21と5−
22,5−31と5−32とでそれぞれ検知され
合成された出力Y2 3,Y2 2,Y2 1は、図5のY形式
の出力波形が得られる。 すなわち、誘導線1−1について具体的に説明
すると、4周波送信機2−11に内蔵される2個
の2周波送信機の周波数は、f1とf2、f1′とf2′であ
り、互いに2f1=f2、2f1′=f2′の関係にある。f1
よびf2の送信信号は、受信アンテナ6−1を経て
検知供給5−11で検知出力が得られ、f1′と
f2′の送信信号は受信アンテナ6−2を経て検知
器5−12で検知出力が得られる。そしてこの両
検知出力を合成して出力Y2 3が得られることとな
り図5のY波形で示す2ビツトで4通りのコード
が得られることがわかる。 同様にして、他の誘導線1−2,1−3につい
てもそれぞれ2ビツトで4通りのコードが得ら
れ、これらを組合わせることにより6ビツトで4
×4=24=16個のコードが得られる。この場合、
合計12周波数が用いられるが、その周波数の関係
は、内蔵する各2周波送信機の2周波は1対2の
関係を保ちながら使用する12周波はすべて異なり
移動体側検知器のBPFで容易に分離できる間隔
にあるものとする。 このようにして得られた検知出力Y2 3,Y2 2
Y2 1は、それぞれ各誘導線1−1,1−2,1−
3の交叉位置情報を与えることになる。 図7は、誘導線1−1,1−2,1−3の交叉
位置と、図6のように構成された本発明の自己位
置検知装置の動作説明図である。 図において、21,22,23は図6の誘導線1
−1,1−2,1−3と同じ3個の並列誘導線を
表わし、走行路に沿つた各誘導線の交叉位置は図
の太い縦線のように誘導線毎にずらせて等間隔L
に配置されている。また、移動体の2つのアンテ
ナの間隔lはL/2に選んである。なお、図の最
上段の数字#0〜#15は分割された16区間を示し
てある。各誘導線の交叉点の位置は、誘導線23
では7と15の各区間の中央、23では3と11の各
区間の中央、21では1、5、9、13の各区間の
中央に設けてあり、かつ、これら交叉点は移動体
の走行路に沿つて重複することなく等間隔Lに配
置されている。次に、2つのアンテナの中間点を
図5と同じくzとし、アンテナと各誘導線との結
合度はほぼ等しく一定に保たれるとすれば、誘導
線23による組合わせた出力Y2 3はz点が0〜6区
間にあるときはY2 3波形図に示すように“11”を
出力し、z点が7区間にあるときは“01”を、同
じく8〜14区間にあるときは“00”を、15区間に
あるときは“10”をそれぞれ出力する。また誘導
線22検知器出力Y2 2はz点が0〜2区間および12
〜15区間にあれば“11”、3区間にあれば“01”、
4〜10区間にあれば“00”、11区間にあれば“10”
をそれぞれ出力する。さらに誘導線21検知器出力
Y2 1はz点が0区間、6〜8区間、14〜15区間に
あれば“11”、1と9区間にあれば“01”、2〜4
区間および10〜12区間にあれば“00”、5と13区
間では“10”をそれぞれ出力する。従つてこれら
のY2 3、Y2 2、Y2 1各波形を組合わせるとX波形の
ように16通りのレベル変化またはコードが得られ
る。 このように従来移動体アンテナが1個の場合23
個のコードしか得られなかつたが、本発明ではア
ンテナ2個をl間隔で用いることによつて24個の
番地コードが得られる。 図6の例では2進6ビツトコードであるが、通
常の番地コードで表わすには符号変換を用いてこ
れを2進4ビツトコード(24=16)に変換して出
力すればよい。 なお、上記の説明では走行路に沿つた誘導線の
交叉間隔をすべて等長とし誘導線21では4区間
(=2L)、誘導線22および23では8区間(=4L)
毎に交叉を施したが、交叉間隔をL以上の任意の
長さにすることは自由である。ただし、交叉間隔
Lの最小値はL=2lである。 さて、上記のように複数の誘導線と複数のアン
テナの組合わせにより得られる番地の数CNOは、
αをアンテナ数、nを平行2線式誘導線の数とす
ると、 CNO=α・2n で表わされる。表1はこの式から求めた一例であ
る。例えば、等長区間30個に番地表示を与えるに
は、アンテナ1個の場合、5個の誘導線が必要で
あるが、8個のアンテナを用いれば誘導線は2個
でよいことがわかる。(CNOが与えられれば実際に
はCNOα・2nのように選ぶことは当然である。)
【表】 なお、図6の説明のように移動側検知器で互い
に分離できる周波数を割当てる周波数分割多重形
式では、例えば、8個のような多数の受信アンテ
ナを用いると誘導線費より多周波送信機、位置検
知器の周波数分離抽出波器などの費用が高価に
なることもある。このような場合には、信号送信
機の送周波数をf1およびf2の1組として後で図8
に示す他の実施例の時分割多重方式によつて地上
側送信機から2周波を循環送出する方法を用いて
総合的に低価格にすればよい。 次に、他の実施例として、図8の構成は、周波
数を2波のみ用いる時分割形式であつて、図中の
2はf1とf2の2周波送信機、41は2周波送信機
2の出力の各誘導線1−1,1−2,1−3への
分配器であつて、一定速度で各誘導線に2周波出
力を循環的に切換出力する。42はアンテナ6−
1,6−2の出力切換器で、地上側の分配器41
の循環分配速度の2倍に同期している。5は図
2、図3同様の位置検知器、43は出力切替器4
2の切替速度に同期した検知出力分配器である。
このように移動体側を構成すれば各誘導線毎に2
つのアンテナによるその誘導受信出力は切換えら
れて位置検知器5から出力Yが得られ、さらに分
配器43によつて2つのアンテナを経て検知され
た出力Yを組合わせて各誘導線によるY2 3、Y2 2
Y2 1の各出力が得られる。また、図8の各誘導線
の交叉が図7と同様に施されているものとすれば
同様のY2 3、Y2 2、Y2 1の検知が行われる。ただ
し、図7では各検出出力が連続波形となつている
が、図8の構成では、番地コードの各ビツトコー
ドの直列符号として出力させることになる。そこ
で適当なメモリを付加すれば、図7と同じ連続並
列コード出力とすることもできる。さらに、図7
からも明らかなように誘導線の交叉配置間隔L、
使用アンテナ数α、アンテナ間隔lの関係をl=
L/αとすれば位置検知区分点は誘導線相互間で
重複しないので誤り番地コードを発生しない。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、移動体の移動距離
および分割区間数が共に大きく、割当番地数が例
えば250必要であるような場合には、従来の方法
では誘導線は8個(28=256)となりその施設費
は著しく高価になる。さらに、最小区間長が数10
cmのように短いときは区分点の精度も高いものが
要求される。しかも誘導線の交叉間隔を小さくす
ると複数区間の干渉が生じて見掛上結合損失が増
大した結果となり区分点誤差が大きくなるなど、
要求精度を満足できないことが多かつた。これに
対して本発明によれば、複数のアンテナ(250番
地に対しては表1からアンテナ数8として誘導線
は5個となる)を用いることによつて、同じ誘導
線の交叉間隔を大きくできるため区分点誤差も最
小に維持することができ、誘導線数も減小される
など実用上の効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の移動体位置検知装置の構成原理
図、図2は位置検知器の構成例ブロツク図、図3
はその各部波形例図、図4は本発明の移動体の自
己位置検知装置の一例の構成図、図5は図4の動
作説明図、図6は本発明の他の実施例の構成図、
図7は図6の動作説明図、図8は本発明の他の実
施例を示す時分割形式による構成例図である。 1,1−1,1−2,1−3……誘導線、2,
2−1,2−2……2周波送信機、2−10,2
−11,2−21,2−31……4周波送信機、
3……終端抵抗、4,4−1,4−2,4−3…
…結合器、5,5−1,5−2,5−11,5−
12,5−21,5−22,5−31,5−32
……位置検知器、6,6−1,6−2……受信用
アンテナ、21,27……帯域波器、22,2
8……増幅器、23,29……振幅制限器、24
……周波数2逓倍器、25……位相弁別器、26
……方形波コンバータ、41,43……出力(切
替)分配器、42……アンテナ切替器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動体が自己の現在位置を自己検知するため
    に、 移動体の走行路に沿つて展張しこれを任意数C
    の区間に分割しその各区間に2進符号の番地を割
    当て、これに合わせて交差を施したn個(nは1
    以上の整数)の平行2線式誘導線と、 その各誘導線の片端に接続されそれぞれ周波数
    の異なる2対1の周波数比をもつ2周波の2組よ
    りなる4周波信号を供給する4周波送信機と、 前記移動体に載置され前記各誘導線と誘導結合
    し、かつ、該誘導線に沿つて前記交差間隔の1/2
    以下の間に等間隔配置されたα個(αは2以上の
    整数)の受信アンテナと、 該α個の受信アンテナにそれぞれ接続され前記
    4周波信号中の前記2周波信号を入力とする複数
    の位置検知器とを備え、 前記n、C及びαはα×2n=Cの条件を満たす
    ように選ばれ、 前記各位置検知器は前記2周波信号入力の各周
    波数成分をそれぞれ抽出増幅して一定振幅に制限
    し、該2周波信号の低い周波数成分を2倍の周波
    数に変換したのち該2周波信号の位相差を弁別し
    て2値符号化出力とする回路を備え、これら各位
    置検知器の出力を前記4周波信号に対応する組み
    合わせによつて移動体の自己位置を移動体側で検
    知することを特徴とする移動体の自己位置検知装
    置。
JP3038684A 1984-02-22 1984-02-22 移動体の自己位置検知装置 Granted JPS59224578A (ja)

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