JP2001219849A - 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置 - Google Patents

軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置

Info

Publication number
JP2001219849A
JP2001219849A JP2000033875A JP2000033875A JP2001219849A JP 2001219849 A JP2001219849 A JP 2001219849A JP 2000033875 A JP2000033875 A JP 2000033875A JP 2000033875 A JP2000033875 A JP 2000033875A JP 2001219849 A JP2001219849 A JP 2001219849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
terrestrial
modulation signal
code modulation
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000033875A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Wada
貴志 和田
Hirokazu Tsuboshima
宏和 坪島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2000033875A priority Critical patent/JP2001219849A/ja
Publication of JP2001219849A publication Critical patent/JP2001219849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軌道回路を通して受信された多情報を含む信号
を、確実に解読し得、しかも、軌道回路を通して供給さ
れる信号の判定を、安定に実行し得る地上受信装置を提
供する。 【解決手段】地上受信装置62は、軌道回路2Tに接続
されて用いられる。地上受信装置62は、2種の周波数
信号F21、F20を2種の符号に対応させた符号変調
信号S2が入力される。更に、地上受信装置62は、符
号変調信号S2の電圧レベルEiを判定し、次に、符号
変調信号S2に含まれる2種の符号を解読する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道回路用地上送
信装置、地上受信装置及び地上送受信装置に関する。本
発明に係る装置は、例えば、車両検知または地上におけ
る現示信号伝送等に用い得る。
【0002】
【従来の技術】軌道回路を用いて車両検知を行う場合、
一般には、車両の走行する軌道に、間隔を隔てて、地上
送信装置及び地上受信装置を接続し、地上送信装置から
軌道に車両検知信号を送信する。地上受信装置は、軌道
によって構成される軌道回路を通して伝送されてくる車
両検知信号のレベル(電圧値)より、車両の有無を判定
する。
【0003】地上受信装置は、車両の有無を判定するし
きい値(電圧値)を有している。地上送信装置と地上受
信装置との間の軌道回路に車両が存在しない場合、地上
受信装置において受信される車両検知信号のレベルはし
きい値よりも高い。これに対して、地上送信装置と地上
受信装置との間の軌道回路に車両が進入すると、軌道間
が車両の車軸によって短絡されるので、地上受信装置に
おいて受信される車両検知信号のレベルがしきい値より
も低くなる。従って、車両検知信号のレベルから車両の
有無を検知することができる。
【0004】しかしながら、地上送信装置からは、車両
検知に適した一種の車両検知信号が送信されるだけであ
って、他の情報、例えば、信号現示情報を車両検知信号
に含ませて送信することはできない。即ち、多情報を伝
送することができない。
【0005】しかも、受信端における車両検知信号のレ
ベルは、軌道回路条件の変化、天候の変化または地上送
信装置の出力変動によって変化する。地上受信装置のし
きい値が変動した場合も同様である。従来は、このよう
な不安定要素を含む車両検知信号について、レベル判定
によってのみ、車両の有無を判定していため、車両の有
無の判定動作が不安定になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軌道
回路に対し、多情報を含む信号を送信し得る地上送信装
置を提供することである。
【0007】本発明のもう一つの課題は、軌道回路を通
して受信された多情報を含む信号を、確実に解読し得る
地上受信装置を提供することである。
【0008】本発明の更にもう一つの課題は、軌道回路
を通して供給される信号の判定を、安定に実行し得る地
上受信装置を提供することである。
【0009】本発明の更にもう一つの課題は、上述した
地上送信装置及び地上受信装置を組み合わせた地上送受
信装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る地上送信装置は、地上受信装置に対
し、軌道回路を介して、信号を送信するために用いられ
るものであって、2種の周波数信号を2種の符号に対応
させた符号変調信号を出力する。
【0011】2種の周波数信号を2種の符号に対応させ
た符号変調信号の代表例は、FSK(Frequency Shift K
eying)変調信号であり、2種の周波数信号を、2種の符
号である論理値「1」、「0」に対応させる。この符号
変調方式を用いることにより、一種の情報のみならず、
多情報を、デジタル信号として同時に伝送することがで
きる。例えば、車両検知信号のみならず、信号現示情報
等も伝送することができる。多情報伝送に当たっては、
例えば、伝送すべき情報毎に、キャリア周波数を変えた
複数種の符号変調信号を用意すればよい。FSK変調の
範疇に入るMSK(Minimum Shift Keying)変調方式も適
用可能である。
【0012】本発明に係る地上受信装置は、軌道回路に
接続され、軌道回路を介して、上述した地上送信装置と
結合される。本発明に係る地上受信装置には、地上送信
装置から送信された符号変調信号が入力される。地上受
信装置は、入力された符号変調信号に含まれる2種の符
号を解読する。軌道回路を通して受信された符号変調信
号が多情報を含む場合であっても、地上受信装置は、デ
ジタル処理技術により、符号変調信号から多情報を確実
に解読し得る。
【0013】好ましい地上受信装置では、信号判定とし
て、レベル判定と符号判定との両方を実行する。具体的
には、符号変調信号の電圧レベルを判定するとともに、
符号変調信号に含まれる2種の符号を判定する。このた
め、変動要素を多く含むレベルの判定にのみ依拠してい
た従来方式と異なって、軌道回路を通して供給される信
号の判定を、安定に実行し得る。
【0014】更に好ましい地上受信装置では、2種の符
号を解読するための電圧しきい値は、符号変調信号の電
圧レベルを判定するための電圧しきい値よりも低い値に
設定する。この場合、更に安定した信号判定動作を確保
できる。
【0015】本発明の適用される軌道回路には、有絶縁
軌道回路及び無絶縁軌道回路の両者が含まれる。そのう
ちでも、無絶縁軌道回路への適用が特に有効である。有
絶縁軌道回路の場合、絶縁された軌道回路境界が車両検
出位置となり、車両検出位置が明確である。これに対
し、無絶縁軌道回路の場合、天候の変化や地上送信装置
の出力変動によって、車軸短絡位置と受信レベルとの関
係が変化し、車両検出位置が変動してしまう。本発明を
無絶縁軌道回路に適用した場合は、安定した信号判定動
作により、無絶縁軌道回路の上記問題点を解決し、車両
検出位置の変動を小さくすることができる。
【0016】本発明に係る地上送信装置、及び、地上受
信装置の代表的な用途は車両検知である。この他、本発
明は、その特徴である多情報伝送性に基づき、現示信号
伝送手段として用いることもできる。
【0017】本発明に係る地上送受信装置は、上述した
本発明に係る地上送信装置及び地上受信装置の組み合わ
せによって構成される。
【0018】本発明の他の特徴及びそれによる作用効果
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面
は単なる一例を示すに過ぎない。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る地上送信装置
82及び地上受信装置62を組み合わせた地上送受信装
置の構成を示す図である。図は、車両検知に適用される
地上送受信装置の例を示している。図において、参照符
号11、12は、一対の軌道である。一対の軌道11、
12は、複数の軌道回路1bT、2T、3Tに順次に区
画されている。実施例の軌道回路1bT、2T、3Tは
無絶縁軌道回路であるが、有絶縁軌道回路であってもよ
い。隣り合う軌道回路の境界(1bT、2T)、(2
T、3T)を、それぞれ、参照符号2K、3Kで示す。
【0020】地上送信装置82は、地上受信装置62に
対し、軌道回路2Tを介して、符号変調信号S2を送信
する。図示の地上送信装置82は軌道回路2Tの境界3
Kに接続されている。地上送信装置82から出力された
符号変調信号S2は、境界3Kを通して軌道回路2Tに
供給され、軌道回路2T上を流れる。
【0021】地上送信装置82には、送信情報U20が
供給される。送信情報U20としては、信号現示情報、
機器故障情報、閉塞区間情報などがあげられる。地上送
信装置82は、供給された送信情報U20を2種の符号
に変換し、これらの符号に対応させた符号変調信号S2
を出力する。
【0022】地上送信装置82から出力された段階の符
号変調信号S2の波形図を図2に示す。図2の横軸は時
間軸である。図示のように、符号変調信号S2は、2種
の周波数信号F21、F20を2種の符号に対応させた
信号である。実施例では、2種の符号として2種の論理
値「1」、「0」を用いている。具体的には、周波数信
号F21を論理値「1」に対応させ、周波数信号F20
を論理値「0」に対応させてある。本明細書では、2種
の論理値「1」、「0」を順次に並べたものをコードと
呼ぶ。図2に示した符号変調信号S2は、コード「01
10100」に対応している。
【0023】符号変調信号S2は、FSK(Frequency S
hift Keying)変調信号である。図2に示すように、地上
送信装置82から出力された段階の符号変調信号S2
は、一定の電圧レベル(電圧振幅)Eoを有する。
【0024】地上受信装置62は、軌道回路2Tに接続
され、軌道回路2Tを介して、上述の地上送信装置82
と結合され、地上送信装置82から送信された符号変調
信号S2が入力される。具体的には、地上受信装置62
は、軌道回路2Tの境界2Kに接続されており、境界2
Kに達した符号変調信号S2が地上受信装置62に入力
される。地上受信装置62に入力された段階の符号変調
信号S2の波形図を図3に示す。図3の横軸は時間軸で
ある。地上受信装置62は、入力された符号変調信号S
2に含まれる2種の符号を解読する。地上受信装置62
は、符号解読結果に基づいて、受信情報U21を出力す
る。
【0025】実施例において、地上受信装置62は、入
力された符号変調信号S2の電圧レベルEiを判定す
る。更に、地上受信装置62は、入力された符号変調信
号S2に含まれる2種の符号を判定する。地上受信装置
62は、上述の電圧レベル判定結果及び符号判定結果に
基づいて、軌道回路2T内の車両の有無を検知する。
【0026】上述したように、本発明の地上送信装置8
2は、2種の周波数信号F21、F20を2種の符号に
対応させた符号変調信号S2を出力する。車両検知を行
っていない期間は、地上送信装置82から軌道回路を経
由して伝送されてくる符号変調信号S2を地上受信装置
62で受信し、解読することができる。符号変調方式に
よれば、一種の情報のみならず、多種の情報を、デジタ
ル信号として同時に伝送することができる。例えば、車
両検知信号のみならず、信号現示情報等も伝送すること
ができる。
【0027】符号変調信号S2は、軌道回路2Tを介し
て、地上受信装置62に入力される。地上受信装置62
は、入力された符号変調信号S2の電圧レベルEiを判
定し、次に、符号変調信号S2を解読する。軌道回路2
Tを通して受信された符号変調信号S2が多情報を含む
場合であっても、地上受信装置62は、デジタル処理技
術により、符号変調信号S2から多情報を確実に解読し
得る。
【0028】実施例の地上受信装置62では、信号判定
として、電圧レベル判定と符号判定との両方を実行す
る。具体的には、符号変調信号S2の電圧レベルEiを
判定するとともに、符号変調信号S2に含まれる2種の
符号を判定する。このため、変動要素を多く含むレベル
の判定にのみ依拠していた従来方式と異なって、軌道回
路2Tを通して供給される信号の判定を、安定に実行し
得る。
【0029】本発明の適用される軌道回路には、有絶縁
軌道回路及び無絶縁軌道回路の両者が含まれる。そのう
ちでも、無絶縁軌道回路への適用が特に有効である。有
絶縁軌道回路の場合、絶縁された軌道回路境界が車両検
出位置となり、車両検出位置が明確である。これに対
し、無絶縁軌道回路の場合、天候の変化や地上送信装置
の出力変動によって、車軸短絡位置と受信レベルとの関
係が変化し、車両検出位置が変動してしまう。本発明を
無絶縁軌道回路に適用した場合は、安定した信号判定動
作により、無絶縁軌道回路の上記問題点を解決し、車両
検出位置の変動を小さくすることができる。
【0030】図4は図1に示した地上送信装置の構成例
を示す図である。地上送信装置82は、FSK信号送信
用として、既に製品化され販売されている専用LSIを
用いて構成することができる。FSK信号送信用専用L
SI自体の構成は一種のブラックボックスとなってお
り、その回路構成は外部から窺うことができない。図4
は、単に、地上送信装置82の機能の理解のために、専
用LSIに含まれるべき機能または処理プロセス等をブ
ロック化して示すもので、本発明に係る地上送信装置8
2の構成を限定するものではないことに留意されたい。
【0031】図5は、図4に示した地上送信装置におけ
る各部の信号の波形図である。図5におけるそれぞれの
横軸は、時間軸であり、共通である。
【0032】図4に示すように、地上送信装置82は、
変換回路12と、発振器150、151と、変調器16
0、161と、反転回路14とを有する。
【0033】前述したように、地上送信装置82には送
信情報U20が供給される。この送信情報U20は、変
換回路12に入力される。変換回路12は、送信情報U
20を2種の論理値「1」、「0」に変換して論理信号
S23を出力する。論理信号S23の波形図を図5
(b)に示す。変換回路12は、一定期間Tごとに、論
理値「1」の論理信号S23または論理値「0」の論理
信号S23を出力する。図示の論理信号S23は、コー
ド「0110100」に対応している。
【0034】発振器151は、周波数f21で発振して
周波数信号F21を出力する。周波数信号F21の波形
図を図5(a)に示す。周波数信号F21は、周波数f
21の正弦波であり、一定の電圧レベル(電圧振幅)E
8を有する。
【0035】変調器161は、上述の変換回路12から
論理信号S23が入力され、発振器151から周波数信
号F21が入力される。そして、変調器161は、周波
数信号F21を論理信号S23により断続変調して信号
波S21を出力する。信号波S21の波形図を図5
(c)に示す。
【0036】変換回路12から出力された論理信号S2
3は、変調器161に入力されるのみならず、反転回路
14にも入力される。反転回路14は、入力された論理
信号S23の論理値を反転し、論理信号S22として出
力する。論理信号S22の波形図を図5(e)に示す。
図5(b)、(e)に示すように、反転回路14は、論
理値「1」の論理信号S23が入力されたとき、論理値
「0」の論理信号S22を出力し、論理値「0」の論理
信号S23が入力されたとき、論理値「1」の論理信号
S22を出力する。
【0037】発振器150は、周波数f20で発振して
周波数信号F20を出力する。周波数信号F20の波形
図を図5(d)に示す。周波数信号F20は、周波数f
20の正弦波であり、一定の電圧レベル(電圧振幅)E
7を有する。周波数信号F20の電圧レベルE7は、上
述の周波数信号F21の電圧レベルE8とほぼ等しい。
【0038】変調器160は、上述の反転回路14から
論理信号S22が入力され、発振器150から周波数信
号F20が入力される。そして、変調器160は、周波
数信号F20を論理信号S22により断続変調して信号
波S20を出力する。信号波S20の波形図を図5
(f)に示す。
【0039】2つの信号波S21、S20は、重畳点1
8において互いに重畳され、符号変調信号S2となる。
この符号変調信号S2が地上送信装置82から出力され
る。地上送信装置82から出力された段階の符号変調信
号S2の波形図を図5(g)に示す。出力された段階の
符号変調信号S2は、前述のように、一定の電圧レベル
Eoを有する。
【0040】次に、上述の周波数信号F21の周波数f
21及び周波数信号F20の周波数f20について説明
する。周波数f21と周波数f20とは、周波数軸上に
おいて、互いに適当な間隔を隔てて設定される。例え
ば、周波数f21、f20は、次の式で与えられる。 f21=fc2−△f f20=fc2+△f 但し、fc2は搬送中心周波数、△fは偏移周波数であ
る。
【0041】一例をあげれば、搬送中心周波数fc2を
2280Hzとし、偏移周波数△fを16Hzとした場
合、周波数f21は2264Hzに、周波数f20は2
296Hzになる。
【0042】図6は、図1に示した地上受信装置の構成
例を示す図である。但し、図示の構成は、単なる一例で
あって、本発明に係る地上受信装置の構成を限定するも
のではない。図7は、図6に示した構成の地上受信装置
における各部の信号の波形図である。図7におけるそれ
ぞれの横軸は、時間軸であり、共通である。
【0043】図6に示すように、地上受信装置62は、
帯域フィルタ31と、レベル判定回路32と、復調回路
35と、符号解読回路36と、AND回路38とを有す
る。
【0044】符号変調信号S2は、帯域フィルタ31に
供給される。帯域フィルタ31は、供給された符号変調
信号S2を通過させる。具体的には、帯域フィルタ31
は、符号変調信号S2に含まれる周波数信号F21、F
20を通過させる通過帯域を有する。帯域フィルタ31
を通過した符号変調信号S2は、レベル判定回路32に
供給されるとともに、リミッタ34を通して復調回路3
5に供給される。
【0045】レベル判定回路32は、供給される符号変
調信号S2の電圧レベルEiを判定する。レベル判定回
路32に供給される符号変調信号S2の波形図を図7
(a)に示す。図示のように、レベル判定回路32には
第1のしきい値E1が設定されている。レベル判定回路
32は、符号変調信号S2の電圧レベルEiが第1のし
きい値E1より高いとき、判定出力信号Y21をAND
回路38に出力する。レベル判定回路32は、符号変調
信号S2の電圧レベルEiが第1のしきい値E1より低
いとき、AND回路38への判定出力信号Y21の出力
を停止し、車両有り信号N21を出力する。
【0046】地上受信装置62は、符号変調信号S2に
含まれる2種の符号を解読する。地上受信装置62で
は、具体的な符号解読手段として、復調回路35と、符
号解読回路36とを備えている。
【0047】復調回路35は、供給された符号変調信号
S2を復調して符号信号S25を符号解読回路36に出
力する。符号信号S25の波形図を図7(b)に示す。
【0048】符号解読回路36は、入力される符号信号
S25が正当か否かを判定する。具体的には、符号解読
回路36は、符号信号S25の誤り率を求める。そし
て、符号解読回路36は、符号信号S25の誤り率が規
定誤り率より低いとき、符号信号S25が正当であると
判定し、解読出力信号Y22をAND回路38に出力す
る。このとき、符号解読回路36は、正当であると判定
した符号信号S25に基づき、受信情報U21を出力す
る。
【0049】また、符号解読回路36は、符号信号S2
5の誤り率が規定誤り率より高いとき、符号信号S25
が正当でないと判定し、解読出力信号Y22の出力を停
止し、車両有り信号N22を出力する。このとき、符号
解読回路36は、受信情報U21の出力を停止する。
【0050】一般に、符号変調信号S2の電圧レベルE
iが低下するにつれて、その符号変調信号S2の(S/
N)比は低下していき、符号変調信号S2を復調した符
号信号S25の誤り率が上昇する。符号信号S25の誤
り率が規定誤り率と等しいときにおける符号変調信号S
2の電圧レベルEiを第2のしきい値E2とする。
【0051】詳しく説明すれば、入力される符号変調信
号S2の電圧レベルEiが第2のしきい値E2より高い
場合、符号変調信号S2を復調した符号信号S25の誤
り率は規定誤り率より低い。これとは逆に、符号変調信
号S2の電圧レベルEiが第2のしきい値E2より低く
なった場合、符号信号S25の誤り率は規定誤り率より
高くなる。実施例の地上受信装置62では、第2のしき
い値E2が第1のしきい値E1より低くなるように、符
号解読回路36の規定誤り率を設定してある。
【0052】AND回路38は、レベル判定回路32か
ら判定出力信号Y21が入力され、かつ、符号解読回路
36から解読出力信号Y22が入力されるときのみ、車
両無し信号Y2を出力する。
【0053】次に、図6に示した地上受信装置62の動
作について、図1に示すように、軌道回路1bT上に在
る車両2が境界2Kに接近する場合について説明する。
図8は、図6に示した構成の地上受信装置の動作を説明
する図である。図8において、それぞれの横軸は、車両
2の位置(車両位置Xと称する)を示しており、共通で
ある。図8(a)は、車両位置Xと、地上受信装置62
に入力される符号変調信号S2の電圧レベルEiとの関
係を示す図である。
【0054】まず、車両位置Xが軌道回路1bT上にあ
り、境界2Kから離れている場合は、一対の軌道11−
12間を実質的に開放したのと同様の状態となる。従っ
て、地上受信装置62に入力される符号変調信号S2の
電圧レベルEiは、開放レベルに略等しい高いレベルE
4となる。
【0055】次に、車両位置Xが境界2Kに接近した場
合、地上受信装置62に入力される符号変調信号S2の
電圧レベルEiが低下する。符号変調信号S2の電圧レ
ベルEiが第1のしきい値E1と等しくなったときの車
両位置XをX1、符号変調信号S2の電圧レベルEiが
第2のしきい値E2と等しくなったときの車両位置Xを
X2で表す。車両位置Xが境界2Kに達した場合、地上
受信装置62に入力される符号変調信号S2の電圧レベ
ルEiは略ゼロとなる。
【0056】図8(b)は、車両位置Xと、レベル判定
回路32から出力される判定出力信号Y21との関係を
示す図であり、図8(c)は、車両位置Xと、符号解読
回路36から出力される解読出力信号Y22との関係を
示す図であり、図8(d)は、車両位置Xと、AND回
路38から出力される車両無し信号Y2との関係を示す
図である。これらの図において、「1」は、信号が出力
される状態を示しており、「0」は、信号の出力が停止
した状態を示している。
【0057】上述したように、レベル判定回路32は、
供給される符号変調信号S2の電圧レベルEiを判定す
る。符号変調信号S2の電圧レベルEiが第1のしきい
値E1より高いとき、レベル判定回路32は、判定出力
信号Y21をAND回路38に出力する(図8(b)参
照)。
【0058】符号解読回路36は、符号変調信号S2を
復調した符号信号S25が正当か否かを判定する。ここ
では、符号信号S25の誤り率が規定誤り率より低く、
符号信号S25が正当であるとする。このとき、符号解
読回路36は、解読出力信号Y22をAND回路38に
出力する(図8(c)参照)。更に、符号解読回路36
は、符号信号S25に基づき受信情報U21を出力す
る。
【0059】AND回路38は、レベル判定回路32か
ら判定出力信号Y21が入力され、かつ、符号解読回路
36から解読出力信号Y22が入力されるので、車両無
し信号Y2を出力する(図8(d)参照)。
【0060】次に、符号変調信号S2の電圧レベルEi
が低下して第1のしきい値E1より低くなったときを説
明する。このとき、レベル判定回路32は、AND回路
38への判定出力信号Y21の出力を停止し(図8
(b)参照)、車両有り信号N21を出力する。
【0061】AND回路38は、レベル判定回路32か
らの判定出力信号Y21の入力が停止するので、車両無
し信号Y2の出力を停止する(図8(d)参照)。
【0062】上述のように、実施例の地上受信装置62
では、信号判定として、レベル判定と符号解読との両方
を実行する。具体的には、符号変調信号S2の電圧レベ
ルEiを判定するとともに、符号変調信号S2に含まれ
る2種の符号を判定する。このため、レベルの判定にの
み依拠していた従来方式と異なって、軌道回路2Tを通
して供給される信号の判定を、安定に実行し得る。
【0063】例えば、地上受信装置62に入力される符
号変調信号S2の電圧レベルEiが、何らかの原因で高
いままである場合を考える。この場合でも、符号変調信
号S2を復調した符号信号S25の誤り率は上昇してい
く。符号信号S25の誤り率が規定誤り率より高くなる
と、符号解読回路36は、符号信号S25が正当でない
と判定し、解読出力信号Y22の出力を停止し、車両有
り信号N22を出力する。
【0064】上述した実施例と異なり、符号判定に関す
る第2のしきい値を、第1のしきい値E1より高い値E
3に設定した場合(図8(a)参照)、符号解読回路3
6は、第2のしきい値E3に対応した車両位置X3で、
解読出力信号Y22の出力を停止する(図8(c)の破
線を参照)。解読出力信号Y22の出力が停止すると、
AND回路38は、車両無し信号Y2の出力を停止する
(図8(d)の破線を参照)。即ち、地上受信装置62
は、第2のしきい値E3に対応した車両位置X3で車両
2を検知する。この結果、符号変調信号S2の受信判定
が不安定となり、軌道回路の短絡感度や、車両検出の境
界特性などに影響を与えてしまう。
【0065】これに対し、本実施例の地上受信装置62
では、第2のしきい値E2は第1のしきい値E1より低
く設定してある。従って、地上受信装置62は、第1の
しきい値E1に対応した車両位置X1で車両2を検知す
る。この車両位置X1は、符号変調信号S2の電圧レベ
ルEiの判定に基づく、安定した車両検出位置である。
【0066】図9は、図1に示した地上受信装置の別の
構成例を示す図である。図9において、図6に図示され
た構成部分と同一の構成部分については同一の参照符号
を付してある。図6に示した構成例と比較して、図9に
示した構成例では、符号解読回路36がレベル判定回路
32の後段に接続されている。
【0067】前述したように、地上受信装置62には符
号変調信号S2が入力される。この符号変調信号S2
は、帯域フィルタ31に供給され、帯域フィルタ31を
通過する。帯域フィルタ31を通過した符号変調信号S
2は、レベル判定回路32に供給される。
【0068】レベル判定回路32は、供給される符号変
調信号S2の電圧レベルEiを判定する。レベル判定回
路32には第1のしきい値E1が設定されている。レベ
ル判定回路32は、符号変調信号S2の電圧レベルEi
が第1のしきい値E1より高いとき、符号変調信号S2
を復調回路35に供給する。レベル判定回路32は、符
号変調信号S2の電圧レベルEiが第1のしきい値E1
より低いとき、復調回路35への符号変調信号S2の供
給を停止し、車両有り信号N21を出力する。
【0069】前述したように、地上受信装置62は、符
号変調信号S2に含まれる2種の符号を解読する。地上
受信装置62では、具体的な符号解読手段として、復調
回路35と、符号解読回路36とを備えている。
【0070】復調回路35は、レベル判定回路32から
符号変調信号S2が供給されたとき、その符号変調信号
S2を復調して、符号信号S25を符号解読回路36に
出力する。
【0071】符号解読回路36は、符号信号S25が入
力されたとき、その符号信号S25が正当か否かを判定
する。具体的には、符号解読回路36は、符号信号S2
5の誤り率を求める。そして、符号解読回路36は、符
号信号S25の誤り率が規定誤り率より低いとき、符号
信号S25が正当であると判定し、車両無し信号Y2を
出力する。更に、符号解読回路36は、正当であると判
定した符号信号S25に基づき、受信情報U21を出力
する。
【0072】また、符号解読回路36は、符号信号S2
5の誤り率が規定誤り率より高いとき、符号信号S25
が正当でないと判定し、車両無し信号Y2の出力を停止
し、車両有り信号N22を出力する。このとき、符号解
読回路36は、受信情報U21の出力を停止する。
【0073】前述したように、符号信号S25の誤り率
が規定誤り率と等しいときにおける符号変調信号S2の
電圧レベルEiを第2のしきい値E2とする。図9に示
した構成の地上受信装置62においても、第2のしきい
値E2が第1のしきい値E1より低くなるように、符号
解読回路36の規定誤り率を設定してある。
【0074】次に、図9に示した地上受信装置62の動
作について、軌道回路1bT上に在る車両2が境界2K
に接近する場合(図1参照)を例にとって説明する。
【0075】まず、符号変調信号S2の電圧レベルEi
が第1のしきい値E1より高いとき、レベル判定回路3
2は、符号変調信号S2を復調回路35に供給する。復
調回路35は、レベル判定回路32から供給された符号
変調信号S2を復調して、符号信号S25を符号解読回
路36に出力する。
【0076】符号解読回路36は、入力された符号信号
S25が正当か否かを判定する。符号信号S25の誤り
率が規定誤り率より低く、符号信号S25が正当である
のとき、符号解読回路36は、車両無し信号Y2を出力
し、更に、符号信号S25に基づき受信情報U21を出
力する。
【0077】次に、符号変調信号S2の電圧レベルEi
が低下して第1のしきい値E1より低くなったとき、レ
ベル判定回路32は、復調回路35への符号変調信号S
2の供給を停止し、車両有り信号N21を出力する。符
号変調信号S2の電圧レベルEiが更に低下して第2の
しきい値E2より小さくなったときも、車両有り信号N
21の出力を継続する。
【0078】図10は、本発明に係る地上送受信装置の
別の実施例を示す図である。図10において、図1に図
示された構成部分と同一の構成部分については同一の参
照符号を付してある。図10に示した地上送受信装置
は、地上送信装置82、81と、地上受信装置62、6
1とを含む。図示において、参照符号73〜71はそれ
ぞれ信号制御装置であり、53、52、51b、51a
はそれぞれ整合器である。
【0079】信号制御装置73は、送信情報U20を地
上送信装置82に出力する。地上送信装置82は、入力
された送信情報U20を2種の符号に変換し、これらの
符号に対応させた符号変調信号S2を出力する。この符
号変調信号S2は、整合器53を通して境界3Kに供給
され、軌道回路2T上を流れる。
【0080】境界2Kに達した符号変調信号S2は、整
合器52を通して地上受信装置62に入力される。地上
受信装置62は、入力された符号変調信号S2の符号を
解読して受信情報U21を出力する。この受信情報U2
1は、信号制御装置72に供給される。
【0081】信号制御装置72は、送信情報U10を地
上送信装置81に出力する。地上送信装置81は、入力
された送信情報U10を2種の符号に変換し、これらの
符号に対応させた符号変調信号S1bを出力する。この
符号変調信号S1bは、整合器52を通して境界3Kに
供給され、軌道回路2T上を流れる。
【0082】境界1bKに達した符号変調信号S1b
は、整合器51bを通して中継器41に入力される。中
継器41は、入力された符号変調信号S1bを再生して
符号変調信号S1aを出力する。この符号変調信号S1
aは、整合器51bを通して境界1bKに供給され、軌
道回路1aT上を流れる。
【0083】境界1aKに達した符号変調信号S1a
は、整合器51aを通して地上受信装置61に入力され
る。地上受信装置61は、入力された符号変調信号S1
aの符号を解読して受信情報U11を出力する。この受
信情報U11は、信号制御装置71に供給される。
【0084】上述した地上送受信装置において、車両検
知を行っていない期間は、地上送信装置82から軌道回
路を経由して伝送されてくる符号変調信号S2を地上受
信装置62で受信することができる。即ち、符号変調信
号S2を用いた多情報伝送をおこうなうことができる。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)軌道回路に対し、多情報を含む信号を送信し得る
地上送信装置を提供することができる。 (b)軌道回路を通して受信された多情報を含む信号
を、確実に解読し得る地上受信装置を提供することがで
きる。 (c)軌道回路を通して供給される信号の判定を、安定
に実行し得る地上受信装置を提供することができる。 (d)上述した地上送信装置及び地上受信装置を組み合
わせた地上送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地上送信装置及び地上受信装置を
組み合わせた地上送受信装置の構成を示す図である。
【図2】地上送信装置から出力された段階の符号変調信
号の波形図である。
【図3】地上受信装置に入力された段階の符号変調信号
の波形図である。
【図4】図1に示した地上送信装置の構成例を示す図で
ある。
【図5】図4に示した構成の地上送信装置における各部
の信号の波形図である。
【図6】図1に示した地上受信装置の構成例を示す図で
ある。
【図7】図6に示した構成の地上受信装置における各部
の信号の波形図である。
【図8】図6に示した構成の地上受信装置の動作を説明
する図である。
【図9】図1に示した地上受信装置の別の構成例を示す
図である。
【図10】本発明に係る地上送受信装置の別の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
82 地上送信装置 62 地上受信装置 S2 符号変調信号 F21、F20 周波数信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上受信装置に対し、軌道回路を介し
    て、信号を送信する地上送信装置であって、 2種の周波数信号を2種の符号に対応させた符号変調信
    号を出力する地上送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された地上送信装置であ
    って、 前記符号変調信号は、FSK変調信号である地上送信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載された
    地上送信装置であって、 前記軌道回路は、無絶縁軌道回路である地上送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載された地
    上送信装置であって、車両検知に用いられる地上送信装
    置。
  5. 【請求項5】 軌道回路に接続されて用いられる地上受
    信装置であって、 2種の周波数信号を2種の符号に対応させた符号変調信
    号が入力され、 前記符号変調信号に含まれる2種の符号を解読する地上
    受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された地上受信装置であ
    って、 前記符号変調信号の電圧レベルを判定し、 前記符号変調信号に含まれる2種の符号を判定する地上
    受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された地上受信装置であ
    って、 前記2種の符号を判定するための電圧しきい値は、前記
    符号変調信号の電圧レベルを判定するための電圧しきい
    値よりも低い地上受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7の何れかに記載された地
    上受信装置であって、 前記符号変調信号は、FSK変調信号である地上受信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8の何れかに記載された地
    上受信装置であって、 前記軌道回路は、無絶縁軌道回路である地上受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9の何れかに記載された
    地上受信装置であって、車両検知に用いられる地上受信
    装置。
  11. 【請求項11】 地上送信装置と、地上受信装置とを含
    み、軌道回路に接続して用いられる地上送受信装置であ
    って、 前記地上送信装置は、請求項1乃至4の何れかに記載さ
    れたものであり、 前記地上受信装置は、請求項5乃至10の何れかに記載
    されたものでなる地上送受信装置。
JP2000033875A 2000-02-10 2000-02-10 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置 Pending JP2001219849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033875A JP2001219849A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033875A JP2001219849A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001219849A true JP2001219849A (ja) 2001-08-14

Family

ID=18558296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000033875A Pending JP2001219849A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001219849A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337686A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 East Japan Railway Co 有絶縁軌道回路用地上受信装置及び列車制御装置
JP2011087343A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 列車制御信号の構造と地上・車上間情報伝送装置及び列車制御信号の切替方法
JP2011173486A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Railway Technical Research Institute 軌道回路装置
JP2011246088A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Kyosan Electric Mfg Co Ltd デジアナ信号軌道回路装置
CN106585668A (zh) * 2016-12-09 2017-04-26 交控科技股份有限公司 一种轨道电路模糊区的轨道码保持方法及装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337686A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 East Japan Railway Co 有絶縁軌道回路用地上受信装置及び列車制御装置
JP2011087343A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 列車制御信号の構造と地上・車上間情報伝送装置及び列車制御信号の切替方法
JP2011173486A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Railway Technical Research Institute 軌道回路装置
JP2011246088A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Kyosan Electric Mfg Co Ltd デジアナ信号軌道回路装置
CN106585668A (zh) * 2016-12-09 2017-04-26 交控科技股份有限公司 一种轨道电路模糊区的轨道码保持方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6434194B1 (en) Combined OOK-FSK/PPM modulation and communication protocol scheme providing low cost, low power consumption short range radio link
JP2982567B2 (ja) 受信装置
US8437439B2 (en) Signal processing apparatus, signal transmitting system, and signal processing method
SE460326B (sv) Digitalradiokommunikationssystem som anvaender sig av kvadraturmodulerade baervaagor
JP3087459B2 (ja) Fskデータ復調器
EP0709993B1 (en) Phase demodulation method by measuring the time between zero-crossings
JP2001219849A (ja) 軌道回路用地上送信装置、地上受信装置及び地上送受信装置
CN111492533A (zh) 相位同步装置
US20020035505A1 (en) Mobile communication method and apparatus using backscattering of carrier
JP2000134269A5 (ja)
JP3003982B2 (ja) 無線ディジタル・ネットワーク及びディジタル搬送波を検出するための方法及び装置
TWI226172B (en) Non-coherent FSK demodulator
US20060255156A1 (en) Pll circuit, demodulator circuit, ic card, and ic card processing apparatus
JP2000134269A (ja) 車載lanシステムおよびデータ送受信装置
JP2002368829A (ja) 変調方式識別装置および受信機
US7362827B2 (en) System and method for the demodulation of IFF signals
US5333151A (en) High speed frequency-shift keying decoder
JPH09292454A (ja) ビーコン受信装置
JP3003981B2 (ja) ディジタル高周波信号における搬送波ドリフトを補償するための方法及び装置
JP6947593B2 (ja) 列車制御システム
JP2000013451A (ja) 光デ−タの受信装置
JPH0267850A (ja) 干渉信号出力付受信装置
KR19990055487A (ko) 큐피에스케이 시스템에서 폴스 록 검출장치
JP3232919B2 (ja) タイムダイバーシチ受信装置
US6765521B2 (en) Decoding device and smart card having such a decoding device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090701