JPS6037108B2 - 無水フタル酸の製造方法 - Google Patents

無水フタル酸の製造方法

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JPS6037108B2 JP56155658A JP15565881A JPS6037108B2 JP S6037108 B2 JPS6037108 B2 JP S6037108B2 JP 56155658 A JP56155658 A JP 56155658A JP 15565881 A JP15565881 A JP 15565881A JP S6037108 B2 JPS6037108 B2 JP S6037108B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無水フタル酸の製造方法に関するものである。
詳しく述べると、分子状酸素含有ガスによりナフタリン
またはオルソキシレンを気相で後触酸化して無水フタル
酸の製造する方法に関するものである。周知のように、
無水フタル酸は、工業的には触媒を充填した多管式反応
器にナフタリンまたはオルソキシレン分子状酸素含有ガ
スとよりなる混合ガスを高温で通過させて接触酸化する
ことにより製造されている。
該方法に使用される触媒としては、、例えば非多孔性不
活性担体に五酸化バナジウム1〜15重量%および二酸
化チタン99〜85重量%を含有する触媒物質を0.2
〜2側の層厚にかつ触媒全体に対する五酸化バナジウム
の含有率0.05〜3重量%になるように被覆してなる
ものである(特公昭46一39844号)。また、前記
触媒において担持される触媒物質にリン化合物を配合す
る方法も提案されている(特公昭51一1127ぴ号)
。しかしながら、このような公知方法いおいては副性物
の生成量、触媒寿命および無水フタル酸収率等のまだ不
満足なものであった。特に、原料としてナフタリンを使
用する場合このような問題点が増大する。また、このよ
うな問題点は、供給ガス中のナフタリンまたはオルソキ
シレンの濃度が大きくなるほど増大する。しかし、経済
的には前記ナフタliンまたはオルソキシレンの濃度が
爆発下限を越えるような高濃度にすることが望ましい。
一方、副生物の生成は、例えば高い温度、より少ないガ
ス導適量(より長い滞留時間)またはより低いナフタリ
ンまたはオルソキシレン濃度で酸化を行うことにより抑
制できる。しかし、このような条件下では無水フタル酸
の生産性が低下する。このような欠点を解決するために
、原料ガス混合物の流れ方向に対して上流側に、活性物
質中に二酸化チタンに対し0.01〜0.3重量%のル
ビジウムを含有するリンを含有しない五酸化バナジウム
および二酸化チタンを含有する触媒活性物質を坦持した
第1触媒と、下流側に活性物質中に二酸化チタンに対し
0.02〜0.紅重量%のリンを含有するがルビジウム
を含有しない五酸化バナジウムおよび二酸化チタンを含
有する触媒活性物質を担持した第2触媒とを用いてナフ
タリンまたはオルソキシレンを気相酸化する方法が提案
されている(特公昭52−51337号)。
しかしながら、このような方法でも、全体として無水フ
タル酸の収率が末だ不充分であり、特に原料としてナフ
タリンを使用する場合にはその問題を増大する。本発明
は、前記のごとき従来法の諸欠点を解消するためになさ
れたもので、原料ガス混合物の流通方向に対して、上流
側に二酸化チタン90〜6り重量%、五酸化バナジウム
9〜3の重量%およびルビジウム化合物0.7〜3重量
%(Rb2S04として計算)よりなる触媒活性成分を
非多孔性の不活性迫体に担持させてなる第1触媒と、下
流側に二酸化チタン94〜6り重量%、五酸化バナジウ
ム5〜3の重量%および錫化合物0.1〜1重量%(S
n02として計算)および/またはリン化合物0.5〜
3重量%(P2Qとして計算)よりなる触媒活性成分を
非多孔性の不宿性担体に坦持させてなる第2触媒とより
なる触媒層にナフタリンまたはオルソキシレンおよび分
子状酸素含有ガスよりなるガス混合物を接触させて酸化
することを特徴とする無水フタル酸の製造方法により達
成される。
まず、本発明において原料ガス混合物の流通方向に対し
て上流側に充填して使用される第1触媒は、非多孔性の
不活性担体上に二酸化チタン90〜67重量%、好まし
くは70〜85重量%、五酸化バナ化バナジウム9〜3
の重量%、好ましくは15〜25重量%およびルビジウ
ム化合物0.7〜3重量%、好ましくは1.2〜2.3
重量%(Rb2S04として計算)よりなる触媒活性成
分を、前記担体1夕当り20〜200g、好ましくは4
0〜15雌担持させてなるものである。
なお、前記触媒活性成分中には錫化合物およびリン化合
物は実質的に含有されていない。しかしながら、K,C
s,Fe等の化合物を少量含有することは差し支えない
。この触媒は、例えば常法により製造される。すなわち
、五酸化バナジウムまたは加熱により五酸化バナジウム
に変化し得るバナジウム化合物、例えばバナジン酸アン
モニウム、あるいはバナジウムの硫酸塩、シュウ酸塩ギ
酸塩、酢酸塩、酒石酸塩等を水またはアルコール等の有
機溶媒と水との混合溶媒に溶解し、これに適当なルビジ
ウム化合物を添加し、微粒子状二酸化チタンと混合し、
得れるスラリー状混合物を不活性担体に噴霧するかある
いは該スラリー状混合物中に不活性担体を浸潰したのち
所定の温度に加熱するか、あるいは所定の温度に加熱さ
れた担体上に前記スリラー状混合物を噴霧することによ
り製造される。好適なルビジウム化合物としては的例え
ば、硫酸ルビジウム、酸化ルビジウム、炭酸ルビジウム
酢酸ルビジウム、硝酸ルビジウム等があり、好ましくは
硫酸ルビジウムである。硫酸ルビジウムを除いてこれら
の化合物は比較的高い温度において酸化物に変化する。
触媒中ではルビジウムは、硫酸ルビジウム、酸化ルビジ
ウム、バナジン酸ルビジウム等として存在する硫酸ルビ
ジウムまたはピロ硫酸ルビジウム等の硫酸のオキシ酸塩
の形が最も好ましい。原料ガス混合物の流通方向に対し
て下流側に充填して使用される第2触媒は、非多孔性の
不活性担体上に二酸化チタン94〜60重量%、好まし
くは70〜85重量%、五酸化バナジウム5〜30重量
%、好ましくは15〜25重量%および錫化合物0.1
〜1重量%、好ましくは0.2〜0.6重量%(Sn0
2として計算)よび/またはリン化合物0.5〜3重量
%、好ましくは1〜2重量%(P205として計算)よ
りなる触媒活性成分を、前記担体1夕当り20〜200
g、好ましくは40〜150g坦持させてなるものであ
る。
なお、前記触媒活性成分中には、ルビジウム等のアルカ
リ金属化合物は実質的に含まれない。しかしながら、F
e,Cr,Mo,W等の化合物を少量含有することは差
し支えない。この触媒は、例えば常法により製造される
すなわち、五酸化バナジウムまたは前記のごとき加熱に
より五酸化バナジウムに変化し得るバナジウム化合物を
、水または前記のごとき有機溶媒に溶解し、これに適当
な錫化合物またリン化合物のいずれかまたは両者を添加
し、微粒子状二酸化チタンと混合し、得られるスラリ−
状混合を不活性担体に贋霧するかあるいは該スラリ−状
混合物中に不活性担体にを浸潰したのち所定の温度に加
熱するか、あるいは所定の温度に加熱された損体上に前
記スラリー状混合物を贋霧することにより製造される。
好適な錫化合物としては、例えば酸化錫、塩化第二錫、
酢酸錫等があり、これらは焼成時に酸化錫となる、好適
なリン化合物としては、リン酸アンモニウム、リン酸、
亜リン酸、リン酸ェステル等がある。
なお、本明細書中に示した触媒活性成分の化学名は計算
するための便宣上のものであって、周知のとおり実際の
触媒中ではバナジウムは、例えばV○k(x=1〜5)
、バナジン酸塩等の形で存在し、ルビジウム、硫酸ルビ
ジウム、ピロ硫酸ルビジウム等の形で存在する。
また錫Sn0×、スズ酸塩等の形で存在し、リンはPO
X、リン酸等の形で存在する。本発明において使用され
る触媒における二酸化チタン源としては、アナターゼ型
二酸化チタン、二酸化チタン水和物等がある。
また、本発明において使用される触媒の非多孔性の不活
‘性担体には、糠結または溶融されたケイ酸塩、ステァ
タィト、磁器、アルミナ、炭化ケイ素等がある。
前記担体の形状は、球状、円柱状、リング状等があり、
その相当直径は約3〜12柵、好ましくは約6〜1仇ゆ
である。また、円柱状、リング状のものについては、そ
の高さは約3〜10側、好ましくは約4〜8側であり、
より好ましくは相当直径の約70〜80%の高さである
。これらの内、リング状のものが好ましく、特に特鹿昭
55−56228号に開示されているようなレッシング
リング状のものが圧力損失を小さくし、かつ高濃度酸化
を可能とするので好ましい。リング状の担体とした場合
、内蓬は2〜1仇松、好ましくは約4〜8肌であり、レ
ッシングリング状のものについては、ほぼ中央に仕切壁
を設け、0.5〜2柳好ましくは0.6〜1肌の壁厚と
することが適当である。触媒活性物質を担持させたのち
、これを加熱して触媒とする。加熱は300〜600o
o、好ましくは酸素雰囲気中で4〜10時間加熱分解し
て行なわれる。前記のごとき2種類の触媒は、通常第1
触媒と第2触媒との容量比が第1触媒100容量部に対
し30〜30舷容量部であり、好ましくは60〜15舷
容量部である。
これらは、多管式反応器の下層として第2触媒を所定の
層高に充填したのち上層として第1触媒を充填し、上方
よりナフタリンまたはオルソキシレンと分子状酸素含有
ガス、例えば空気との混合ガスを流通させて接触酸化を
行なう。反応温度は300〜400午0(ナイター温度
)好ましくは330〜38ぴ○であり、ナフタリンまた
はオルソキシレン濃度は30〜8咳/で−空気、好まし
くは40〜6雌/従一空気であり、また空間速度は10
00〜800血r‐1、好ましくは2000〜500h
rlである。本発明は、前記のように、第1触媒により
比較的低い活性かつ高い選択率で酸化して添加したナフ
タリンまたはオルソキシレンは極力無水フタル酸を選択
的に得るとともに、第2触媒により選択率は犠牲にして
も高い活性で酸化して未反応の炭化水素を極力減らせる
ので、全体として創生物の生成が小さくかつ高収率で無
水フタル酸を得ることができる。つぎに、実施例を挙げ
て本発明をさらに詳細に説明する。
なお、下記実施例における「%」は、特にことわらない
限り全て重量%である。実施例 1 ■ 第1触媒の調製 粉末状二酸化チタン(アナターゼ型含有)、メタバナジ
ン酸アンモニウムおよび硫酸ルビジウムを水に加え十分
額洋および乳化して水溶性化合物は溶解せしめ、二酸化
チタン粉末は乳化または懸濁させ、スラリー状の液とし
た。
回転炉中に、直径8脚、高さ6肌磁製しッシングリング
状迫体を挿入し、200〜250oCに予熱しておき、
回転炉を回転させながら担体上に上記スラリー液を噴露
して、挺体1そ当り触媒成分8雌担持するよう触媒成分
を担持させた。次いで、空気を流通させながら550℃
にて6時間焼成して触媒とした。得られた触媒の組成は
、触媒活性成分中のV2Q18%、Rb夕040.5〜
2%,Ti02残余となるようにした。
{B’ 第2触媒の調製 第1触媒と同様に粉末状二酸化チタン、メタバナジン酸
アンモニウム塩化スズまたはリン酸アンモニウムを脱イ
オン水に加え、鯛拝および乳化してスラリー状の触媒液
とした。
この触媒液を第1段触媒の調製と同機にしてレッシング
リング状担体に贋霧して、担体1そ当り触媒成分80g
となるよう担持させた。次いで、空気を流通させながら
550℃にて6時間焼成して触媒とした。得られた触媒
の組成は、触媒活性成分中のV20520%,Sn02
またはP205,0.3〜2.5%,Ti02残余とな
るようにした。{C)無水フタル酸の製造 ナイター俗に浸した内系25側の反応管に、上から下へ
第1触媒層および第2触媒層を充填し、ナフタリンと空
気の混合ガスを通した。
ナフタリンの濃度は5雌/Nm3、空間速度300皿r
‐1であり、ナイター温度は340〜360午0の最適
温度とした。
結果を第1表に示す。第1表 比較例 第1触媒の製造においてRQS04の添加量を、第2触
媒の製造においてP2QまたはSn02の添加量を変え
た以外実施例1と同様にして、触媒を製造した。
この触媒を用いて実施例1と同様にしてナフタリンの酸
化を行った。その結果を第2表に示す。第2表 * 1触媒単独反Lb 実施例 2 実施例1と同様にして、第1触媒および第2触煤を調製
し、ナフタリンを酸化反応を行った。
実験番号1および実験番号2は、第2触媒の触媒活性成
分中のV205をそれぞれ10%および30%としたも
のであり、実験番号3および実験番号4は反応条件にお
いて、ナフタリン濃度を40g/Nでおよび60g/N
〆としたものである。結果を第3表に示す。第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原料ガス混合物の流通方向に対して、上流側に二酸
    化チタン90〜67重量%、五酸化バナジウム9〜30
    重量%およびルビジウム化合物0.7〜3重量%(Rb
    _2SO_4として計算)よりなる触媒活性成分を非多
    孔性の不活性担体に担持させてなる第1触媒と、下流側
    に二酸化チタン94〜67重量%、五酸化バナジウム5
    〜30重量%および錫化合物0.1〜1重量%(SnO
    _2として計算)および/またはリン化合物0.5〜3
    重量%(P_2O_5として計算)よりなる触媒活性成
    分を非多孔性の不活性担体に担持させてなる第2触媒と
    よりなる触媒層にナフタリンまたはオルソキシレンおよ
    び分子状酸素含有ガスよりなるガス混合物を接触させて
    酸化することを特徴とする無水フタル酸の製造方法。 2 非多孔性の不活性担体の形状がレツシングリング状
    である特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
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