JPS6036173B2 - 色相の改良された樹脂組成物 - Google Patents
色相の改良された樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6036173B2 JPS6036173B2 JP55023265A JP2326580A JPS6036173B2 JP S6036173 B2 JPS6036173 B2 JP S6036173B2 JP 55023265 A JP55023265 A JP 55023265A JP 2326580 A JP2326580 A JP 2326580A JP S6036173 B2 JPS6036173 B2 JP S6036173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- tert
- butyl
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/09—Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K13/00—Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
- C08K13/02—Organic and inorganic ingredients
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、色相の改良された無機微細粉末含有樹脂組成
物に関するものである。
物に関するものである。
本発明の組成物を成形して得たフィルムは、色相の要求
度の高い印刷用フィルムとして特に有用である。オレフ
ィン系樹脂に炭酸カルシウム等の無機微細粉末を配合し
た組成物を成膜化し、この膜を延伸することによって印
刷性、筆記性のすぐれたフィルムが得られることは知ら
れている。
度の高い印刷用フィルムとして特に有用である。オレフ
ィン系樹脂に炭酸カルシウム等の無機微細粉末を配合し
た組成物を成膜化し、この膜を延伸することによって印
刷性、筆記性のすぐれたフィルムが得られることは知ら
れている。
(特公昭46一467&46−3489046−407
94、48−3902号等の公報参照)。
94、48−3902号等の公報参照)。
この種の無機微細粉末としては、安価で白色度が高く、
安定供給されている炭酸カルシウムを用いることが好ま
しいが、酸化防止剤、紫外線吸収剤、分散剤、滑剤等も
併用して用いる場合、成形されたフィルムが、熱あるい
は有害ガスによって黄色、紅色に変色し、フィルムの価
値が大中に低下する欠点があることが判明した。
安定供給されている炭酸カルシウムを用いることが好ま
しいが、酸化防止剤、紫外線吸収剤、分散剤、滑剤等も
併用して用いる場合、成形されたフィルムが、熱あるい
は有害ガスによって黄色、紅色に変色し、フィルムの価
値が大中に低下する欠点があることが判明した。
例えば、無機微細粉末として炭酸カルシウムを用い、酸
化防止剤として、ICI社の“トパノールCA’〔商品
名:トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第3ブ
チルフェニル)ブタン〕とシェル化学■の“アイオノッ
クス33ぴ〔商品名:1,3,5ートリメチル−2,4
,6−トリス(3.5−ジー第3ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン〕の混合物をポリプロピレンに配
合して成膜化したフィルムは熱により、または室内に長
く放置することにより黄変する欠点がある。
化防止剤として、ICI社の“トパノールCA’〔商品
名:トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第3ブ
チルフェニル)ブタン〕とシェル化学■の“アイオノッ
クス33ぴ〔商品名:1,3,5ートリメチル−2,4
,6−トリス(3.5−ジー第3ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン〕の混合物をポリプロピレンに配
合して成膜化したフィルムは熱により、または室内に長
く放置することにより黄変する欠点がある。
また、上記組成物に、得られるフィルムの白色度を増加
させるため、体質顔料である酸化チタンを配合した組成
物を成膜して得られるフィルムは、より黄変しやすい。
本発明者等は、無機微細粉末として炭酸カルシウムを用
いたとき、成膜化して得られるフィルムが黄変、紅変の
ない酸化防止剤、分散剤を種々検討したところ、特定の
フェノール系の酸化防止剤を2種以上とリン系酸化防止
剤とを組合せて用い、且つ、分散剤として特定の脂肪酸
を用いるときのみ、黄変、紅変が極めて改善されること
を見出し、本発明を完成した。
させるため、体質顔料である酸化チタンを配合した組成
物を成膜して得られるフィルムは、より黄変しやすい。
本発明者等は、無機微細粉末として炭酸カルシウムを用
いたとき、成膜化して得られるフィルムが黄変、紅変の
ない酸化防止剤、分散剤を種々検討したところ、特定の
フェノール系の酸化防止剤を2種以上とリン系酸化防止
剤とを組合せて用い、且つ、分散剤として特定の脂肪酸
を用いるときのみ、黄変、紅変が極めて改善されること
を見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、オレフィン系樹脂10の重量部に対し
、炭酸カルシウム微細粉末が3〜300重量部、炭着数
が1沙〆上の脂肪酸0.05〜5重量部、および次記(
aー乃至【c}の3種以上の酸化防止剤が下記の割合で
配合されていることを特徴とする色相の改良された樹脂
組成物を提供するものである。
、炭酸カルシウム微細粉末が3〜300重量部、炭着数
が1沙〆上の脂肪酸0.05〜5重量部、および次記(
aー乃至【c}の3種以上の酸化防止剤が下記の割合で
配合されていることを特徴とする色相の改良された樹脂
組成物を提供するものである。
酸化防止剤:(a’2,6−ジ第3ブチルパラクレゾー
ル0.05〜1重量部{b’トリ(モノまたは/および
ジ・ノニルフエニル)ホスフアイト、ジステアリルベン
タエリスリトールジホスフアィトから選ばれた酸化防止
剤 0.05〜1重量部【c} ト
リス3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアヌレート、オクタデシル−3−(3,5ージ第
3ブチル−4−ヒドロキシフェニール)−プロピオネー
トより選ばれた酸化防止剤 0.05
〜1重量部本発明において、上記オレフイン系樹脂とし
ては、エチレン、プ。
ル0.05〜1重量部{b’トリ(モノまたは/および
ジ・ノニルフエニル)ホスフアイト、ジステアリルベン
タエリスリトールジホスフアィトから選ばれた酸化防止
剤 0.05〜1重量部【c} ト
リス3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアヌレート、オクタデシル−3−(3,5ージ第
3ブチル−4−ヒドロキシフェニール)−プロピオネー
トより選ばれた酸化防止剤 0.05
〜1重量部本発明において、上記オレフイン系樹脂とし
ては、エチレン、プ。
ピレン、ブテン−1等のオレフインのホモ重合体、これ
らオレフィンの2種以上の共重合体、エチレン・酢酸べ
ニル共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体等
が挙げられる。これらの中でも、強度の面からはポリプ
ロピレン、高密度ポリエチレンが好ましい。これらは単
独で、または2種以上併用して用いられる。
らオレフィンの2種以上の共重合体、エチレン・酢酸べ
ニル共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体等
が挙げられる。これらの中でも、強度の面からはポリプ
ロピレン、高密度ポリエチレンが好ましい。これらは単
独で、または2種以上併用して用いられる。
次に、オレフイン系樹脂に配合される炭酸カルシウム粉
末としては平均粒径が0.1〜5仏のものが好ましい。
この炭酸カルシウムはオレフィン系樹脂10の重量部に
対し3〜300重量部、好ましくは25〜10の重量部
の割合で配合される。3重量部未満では「得られるフィ
ルムの印刷性、筆記性が十分でない。
末としては平均粒径が0.1〜5仏のものが好ましい。
この炭酸カルシウムはオレフィン系樹脂10の重量部に
対し3〜300重量部、好ましくは25〜10の重量部
の割合で配合される。3重量部未満では「得られるフィ
ルムの印刷性、筆記性が十分でない。
25重量部以上配合したものは印刷性、筆記性がとくに
すぐれ、従来のパルプ紙と同等のものになる。
すぐれ、従来のパルプ紙と同等のものになる。
また^300重量部を越えると得られるフィルムの強度
が著しく低下するとともに成膜化が困難となる。
が著しく低下するとともに成膜化が困難となる。
また、無機微細粉末がフィルム表面から脱落しやすくな
るので好ましくない。100重量部以下であれば強度は
十分であり、成形性も良く、延伸成形中にフィルムが切
断することもなく、また、無機微細粉末同志の凝集も少
し、グラビア印刷性の優れたフィルムが得られる。
るので好ましくない。100重量部以下であれば強度は
十分であり、成形性も良く、延伸成形中にフィルムが切
断することもなく、また、無機微細粉末同志の凝集も少
し、グラビア印刷性の優れたフィルムが得られる。
この炭酸カルシウムの一部を酸化チタン微細粉末におき
かえてもよい。
かえてもよい。
この場合、酸化チタンはオレフィン系樹脂10の重量部
に対し、5〜60重量部の割合で用いられる。酸化チタ
ンを配合して得られるフィルムは白度、不透明度、耐優
性がより向上する。この炭酸カルシウムと酸化チタンを
併用した場合、通常の酸化防止剤ではフィルムは極めて
変色しやすいが、本発明の酸化防止剤の組合せを用いる
と変色はほとんど起らない。本発明において、炭素数が
1沙〆上の脂肪酸としては、オレィン酸、ステアリン酸
、パルミチン酸等、好ましくはオレィン酸が挙げられ、
これらは、オレフィン系樹脂100重量部に対し、0.
05〜5重量部の割合で配合される。
に対し、5〜60重量部の割合で用いられる。酸化チタ
ンを配合して得られるフィルムは白度、不透明度、耐優
性がより向上する。この炭酸カルシウムと酸化チタンを
併用した場合、通常の酸化防止剤ではフィルムは極めて
変色しやすいが、本発明の酸化防止剤の組合せを用いる
と変色はほとんど起らない。本発明において、炭素数が
1沙〆上の脂肪酸としては、オレィン酸、ステアリン酸
、パルミチン酸等、好ましくはオレィン酸が挙げられ、
これらは、オレフィン系樹脂100重量部に対し、0.
05〜5重量部の割合で配合される。
この脂肪酸は無機微細粉末の分散を良好にし、このもの
を配合した組成物の色相は更に改良される。更に、これ
ら組成物にビス(2,2,6,6ーテトラメチルー4ー
ピベリジン)セバケートを0.05〜5重量部配合した
組成物は、耐光性に優れ、かつ、色性の良好なフィルム
材料として有用である。
を配合した組成物の色相は更に改良される。更に、これ
ら組成物にビス(2,2,6,6ーテトラメチルー4ー
ピベリジン)セバケートを0.05〜5重量部配合した
組成物は、耐光性に優れ、かつ、色性の良好なフィルム
材料として有用である。
これら組成物は、押出機を用いて溶融糧練され、インフ
レーション法、T−ダィ法等により成膜される。
レーション法、T−ダィ法等により成膜される。
成膜されたフィルムは、印刷性、強度を向上させるため
、或いはパルプ紙の風合を備える様なぞどの目的のため
、少なくとも1軸方向に、オレフィン系樹脂の融点より
も低い温度で延伸される。延伸倍率は、1軸延伸フィル
ムのときは、少なくとも1.3倍以上、好ましくは2.
5〜1N苦、2軸延伸フィルムのときは、延伸面積比が
5〜5の音となるように延伸する。
、或いはパルプ紙の風合を備える様なぞどの目的のため
、少なくとも1軸方向に、オレフィン系樹脂の融点より
も低い温度で延伸される。延伸倍率は、1軸延伸フィル
ムのときは、少なくとも1.3倍以上、好ましくは2.
5〜1N苦、2軸延伸フィルムのときは、延伸面積比が
5〜5の音となるように延伸する。
このようにして得られた延伸フィルムは印刷性、筆詑性
が良好であり、長期間保存しても、長時間高い温度にお
かれても変色がなく、白色度の高いパルプ紙の風合を有
するフィルムである。
が良好であり、長期間保存しても、長時間高い温度にお
かれても変色がなく、白色度の高いパルプ紙の風合を有
するフィルムである。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。なお実
施例中の配合の部はすべて重量基準である。実施例1〜
11、比較例1〜6 三菱油化■製ポリプロピレン“ノーブレンMA一6”(
商品名)9碇部、三菱油化■製高密度ポリエチレン“ュ
カロンハードEY−40’’(商品名)10部、白石カ
ルシウム■製ホヮィトン(商品名:炭酸カルシウム)1
碇郡、酸化防止剤として吉富製薬■製“ヨシノックスB
HT”(商品名)、アデカアーガス化学■製“マーク−
329’(商品名)及びチバ・ガィキ−■製“ィルガノ
ツクス−1076’’(商品名)をそれぞれ0.1重量
部および分散剤として花王石鹸■“ルナック’’(商品
名)0.1重量部よりなる組成物を押出機を用いて熔融
、濠練したのち、ダィより200ご○の温度でシート状
に押出し、約50oo迄、該シートを冷却した。
施例中の配合の部はすべて重量基準である。実施例1〜
11、比較例1〜6 三菱油化■製ポリプロピレン“ノーブレンMA一6”(
商品名)9碇部、三菱油化■製高密度ポリエチレン“ュ
カロンハードEY−40’’(商品名)10部、白石カ
ルシウム■製ホヮィトン(商品名:炭酸カルシウム)1
碇郡、酸化防止剤として吉富製薬■製“ヨシノックスB
HT”(商品名)、アデカアーガス化学■製“マーク−
329’(商品名)及びチバ・ガィキ−■製“ィルガノ
ツクス−1076’’(商品名)をそれぞれ0.1重量
部および分散剤として花王石鹸■“ルナック’’(商品
名)0.1重量部よりなる組成物を押出機を用いて熔融
、濠練したのち、ダィより200ご○の温度でシート状
に押出し、約50oo迄、該シートを冷却した。
次いでこのシートを約135q0に加熱した後、ロール
群の周速差を利用して縦方向に5倍延伸した。別に、表
1に示すオレフィン系樹脂、無機微細粉末、酸化防止剤
、分散剤、その他添加剤を同表に示す割合で配合した組
成物を別の2台の押出機を用いて溶融混練し、ダイスよ
り20000の温度でシート状に前記縦軸延伸されたシ
ートの両側面にラミネートし、一旦、室温より20oo
高い温度まで冷却後、約150ooに再加熱し、テンタ
ーを用いて横方向に8倍延伸し、次いで16000のオ
ーブン中を通過させて熱セットして、中間層の2軸延伸
フィルムの肉厚が50〃、表裏層の1軸延伸フィルムの
肉厚が各々25仏の三層構造の印刷、筆記性のすぐれた
フィルムを得た。
群の周速差を利用して縦方向に5倍延伸した。別に、表
1に示すオレフィン系樹脂、無機微細粉末、酸化防止剤
、分散剤、その他添加剤を同表に示す割合で配合した組
成物を別の2台の押出機を用いて溶融混練し、ダイスよ
り20000の温度でシート状に前記縦軸延伸されたシ
ートの両側面にラミネートし、一旦、室温より20oo
高い温度まで冷却後、約150ooに再加熱し、テンタ
ーを用いて横方向に8倍延伸し、次いで16000のオ
ーブン中を通過させて熱セットして、中間層の2軸延伸
フィルムの肉厚が50〃、表裏層の1軸延伸フィルムの
肉厚が各々25仏の三層構造の印刷、筆記性のすぐれた
フィルムを得た。
このようにして得られたフィルムの白色度、色相の変化
状態、を評価した。
状態、を評価した。
結果を同表に示す。なお、表裏両層に用いた樹脂、無機
微細粉末、その他添加剤は次の通りである。樹脂: 「ポリプロピレン」“ノーブレンMA−6”「高密度ポ
リエチレン」“ュカロンハードEY−40”無機微細粉
末: 「CaC03」白石カルシウム製ホワィトン「Ti02
一石原産業製のルチル型酸化チタン酸化防止剤:‘i’
グッドリッチ製“グッドライト311rトリス(3,5
−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レート側 アデカアーガス製“マーク329’’トリ(
モノノニルフエニル)ホスフアイトとトリ(ジノニルフ
ェニル)ホスフアイトとの混合物{iii} 吉富製薬
製“ヨシノックスBHT”2,6ージ第3ブチルパラク
レゾールM チバ・ガィキ製“ィルガノックス1010
’’テトラキス〔3−(4′−ヒドロキシー3,5−ジ
第3ブチル)プロピオニルオキシメチル〕メタンM チ
バ・ガィギー製“ィルガノックス1076’’オクタデ
シルー3−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフ
エニル)ープロピオネート凧 ボーグワーナー製“ウェ
ストン618’’ジステアリルベンタエリスリトールジ
ホスフアイト〜範 に1製“トパノールCA’’ トリス(2ーメチル−4ーヒドロキシ−5一第3ブチル
フェニル)ブタン風 シェル化学製“アィオノックス3
0y1,3,5ートリメチル−2,4,6ートリス(3
,5−第3ブチルー4ーヒドロキシベンジル)ベンゼン
分散剤: ‘i}オレィン酸 花王石鹸製“ルナックOA’’または丸菱油化製“デノ
ン1578”(ii’ステアリン酸 花王石鹸製“ルナックS−9び 紫外線劣化改良剤: {i} 三共製“サノール山一770’’ビス(2,2
,6,6ーテトラメチルー4−ピベリジル)セバケート
{ii} チバ・ガィキー製“チヌビン326’’2(
2′ーヒドロキシー3−第3ブチル−5′メチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾ一′レ測定法 白色度:JIS L−1074 (スガ試験機製 側色色差計を使用) 色相の変化: ‘iー 熱変化 120ooのオープン中にフィルムを10畑時間放置し
た後のフィルムの白色度の変化を測定(ii’ガス変化 亜硝酸ソーダとリン酸との反応により生成するガス雰囲
気中にフィルムを24時間放置した後のフィルムの白色
度の変化を測定雌 紬 鍵 Q 船 実施例 12 三菱油化■製ポリプロピレン“ノーブレンMA−6”(
商品名)10碇都、白色カルシウム■製ホワィトン(商
品名:炭酸カルシウム)2碇部、吉富製薬■製ョシノッ
クスBHT(商品名:2,6ージ第3ブチル−4ーメチ
ルフェノール)0.1部、アデカ・アーガス化学■製“
マーク329’(商品名:トリ(モノおよびジノニルフ
エニル)ホスフアイト0.1部、チバ・ガィギー■製“
ィルガノツクス1010’’0.1部および丸菱油化■
製“デノン1578’’(商品名:オレイン酸)0.3
部からなる組成物を押出機を用いて熔融、混練したのち
、シート状に押出し冷却した。
微細粉末、その他添加剤は次の通りである。樹脂: 「ポリプロピレン」“ノーブレンMA−6”「高密度ポ
リエチレン」“ュカロンハードEY−40”無機微細粉
末: 「CaC03」白石カルシウム製ホワィトン「Ti02
一石原産業製のルチル型酸化チタン酸化防止剤:‘i’
グッドリッチ製“グッドライト311rトリス(3,5
−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レート側 アデカアーガス製“マーク329’’トリ(
モノノニルフエニル)ホスフアイトとトリ(ジノニルフ
ェニル)ホスフアイトとの混合物{iii} 吉富製薬
製“ヨシノックスBHT”2,6ージ第3ブチルパラク
レゾールM チバ・ガィキ製“ィルガノックス1010
’’テトラキス〔3−(4′−ヒドロキシー3,5−ジ
第3ブチル)プロピオニルオキシメチル〕メタンM チ
バ・ガィギー製“ィルガノックス1076’’オクタデ
シルー3−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフ
エニル)ープロピオネート凧 ボーグワーナー製“ウェ
ストン618’’ジステアリルベンタエリスリトールジ
ホスフアイト〜範 に1製“トパノールCA’’ トリス(2ーメチル−4ーヒドロキシ−5一第3ブチル
フェニル)ブタン風 シェル化学製“アィオノックス3
0y1,3,5ートリメチル−2,4,6ートリス(3
,5−第3ブチルー4ーヒドロキシベンジル)ベンゼン
分散剤: ‘i}オレィン酸 花王石鹸製“ルナックOA’’または丸菱油化製“デノ
ン1578”(ii’ステアリン酸 花王石鹸製“ルナックS−9び 紫外線劣化改良剤: {i} 三共製“サノール山一770’’ビス(2,2
,6,6ーテトラメチルー4−ピベリジル)セバケート
{ii} チバ・ガィキー製“チヌビン326’’2(
2′ーヒドロキシー3−第3ブチル−5′メチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾ一′レ測定法 白色度:JIS L−1074 (スガ試験機製 側色色差計を使用) 色相の変化: ‘iー 熱変化 120ooのオープン中にフィルムを10畑時間放置し
た後のフィルムの白色度の変化を測定(ii’ガス変化 亜硝酸ソーダとリン酸との反応により生成するガス雰囲
気中にフィルムを24時間放置した後のフィルムの白色
度の変化を測定雌 紬 鍵 Q 船 実施例 12 三菱油化■製ポリプロピレン“ノーブレンMA−6”(
商品名)10碇都、白色カルシウム■製ホワィトン(商
品名:炭酸カルシウム)2碇部、吉富製薬■製ョシノッ
クスBHT(商品名:2,6ージ第3ブチル−4ーメチ
ルフェノール)0.1部、アデカ・アーガス化学■製“
マーク329’(商品名:トリ(モノおよびジノニルフ
エニル)ホスフアイト0.1部、チバ・ガィギー■製“
ィルガノツクス1010’’0.1部および丸菱油化■
製“デノン1578’’(商品名:オレイン酸)0.3
部からなる組成物を押出機を用いて熔融、混練したのち
、シート状に押出し冷却した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オレフイン系樹脂100重量部に対し、炭酸カルシ
ウム微細粉末が3〜300重量部、炭素数が12以上の
脂肪酸0.05〜5重量部、および次記(a)乃至(c
)の3種以上の酸化防止剤が下記の割合で配合されてい
ることを特徴とする色相の改良された樹脂組成物。 酸化防止剤: (a)2,6−ジ第3ブチルパラクレゾール0.05〜
1重量部(b)トリ(モノまたは/およびジ・ノニルフ
エニル)ホスフアイト、ジステアリルペンタエリスリト
ールジホスフアイトから選ばれた酸化防止剤0.05〜
1重量部(c)トリス(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)イソシアヌレート、オクタデシル−
3−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフエニー
ル)−プロピオネートより選ばれた酸化防止剤0.05
〜1重量部2 オレフイン系樹脂100重量部に対し、
炭酸カルシウム微細粉末が3〜300重量部、炭着数が
12以上の脂肪酸0.05〜5重量部、ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート0
.05〜5重量部および次記(a)乃至(c)の3種以
上の酸化防止剤が下記の割合で配合されていることを特
徴とする色相の改良された樹脂組成物。 酸化防止剤:(a)2,6−ジ第3ブチルパラクレゾー
ル0.05〜1重量部(b)トリ(モノまたは/および
ジ・ノニルフエニル)ホスフアイト、ジステアリルペン
タエリスリトールジホスフアイトから選ばれた酸化防止
剤0.05〜1重量部(c)トリス3,5−ジ第3ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、オク
タデシル−3−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキ
シフエニール)−プロピオネートより選ばれた酸化防止
剤0.05〜1重量部
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55023265A JPS6036173B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 色相の改良された樹脂組成物 |
US06/236,303 US4341880A (en) | 1980-02-26 | 1981-02-20 | Resin compositions of improved hue |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55023265A JPS6036173B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 色相の改良された樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56118437A JPS56118437A (en) | 1981-09-17 |
JPS6036173B2 true JPS6036173B2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=12105762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55023265A Expired JPS6036173B2 (ja) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | 色相の改良された樹脂組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4341880A (ja) |
JP (1) | JPS6036173B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145931A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Univ Nihon | 合成紙のケミカルリサイクル法 |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57149363A (en) * | 1981-03-12 | 1982-09-14 | Oji Yuka Gouseishi Kk | Coating agent and thermoplastic resin film coated therewith |
US4474914A (en) * | 1981-08-31 | 1984-10-02 | Ciba-Geigy Corporation | Ortho-alkylated phenyl phosphonites and stabilized organic compositions |
US4402858A (en) * | 1982-04-14 | 1983-09-06 | Uniroyal, Inc. | Hydrolytically stable antioxidant composition |
JPS5925829A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-09 | Chisso Corp | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
US4495320A (en) * | 1983-05-27 | 1985-01-22 | The B. F. Goodrich Company | 3,6-Di-t-butyl-2-naphthyl catechol phosphite and compositions thereof |
JPS613748A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | 王子油化合成紙株式会社 | 高光沢の印刷が可能な合成紙 |
IT1183626B (it) * | 1985-05-14 | 1987-10-22 | Vamp Srl | Prodotti polimerici autoestinguenti a base di poliolefine |
GB8621094D0 (en) * | 1986-09-01 | 1986-10-08 | Ici Plc | Loading of polymer additives |
US5000917A (en) * | 1988-02-29 | 1991-03-19 | Phillips Petroleum Company | Corrosion inhibition of polymethylphenthene |
US4968736A (en) * | 1988-02-29 | 1990-11-06 | Willcox Kenneth W | Corrosion inhibition of polymethylpentene |
US4793972A (en) * | 1988-02-29 | 1988-12-27 | Phillips Petroleum Company | Corrosion inhibition of polymethylpentene |
US5066460A (en) * | 1988-02-29 | 1991-11-19 | Phillips Petroleum Company | Corrosion inhibition of polymethylpentene |
JPH07103277B2 (ja) * | 1991-09-04 | 1995-11-08 | オカモト株式会社 | ポリオレフィン樹脂組成物及びその組成物よりなるシートの製造方法 |
DE69302703T2 (de) * | 1992-01-21 | 1996-11-14 | Oji Yuka Goseishi Kk | Fluggepäckanhänger |
GB9219656D0 (en) * | 1992-09-17 | 1992-10-28 | Du Pont Canada | Paper-like film and method and compositions for making it |
JP3299826B2 (ja) * | 1993-10-05 | 2002-07-08 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 印刷性の優れた白色樹脂フィルム |
US6033600A (en) * | 1994-10-07 | 2000-03-07 | General Electric Company | Reduced dust stabilizer blends compact and a method for making thereof |
JP3568672B2 (ja) * | 1996-01-23 | 2004-09-22 | 株式会社ユポ・コーポレーション | 熱可塑性ポリエステル樹脂延伸フィルム |
US6086987A (en) * | 1997-01-23 | 2000-07-11 | Oji-Yuka Synthetic Paper Co., Ltd. | Synthetic paper and inkjet recording paper with the use of the same |
US6156421A (en) * | 1997-04-02 | 2000-12-05 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Stretched-filled microporous films and methods of making the same |
CN1105636C (zh) * | 1998-03-25 | 2003-04-16 | 香港商龙盟环保纸(集团)有限公司 | 环保纸的制造方法 |
EP1116745A4 (en) * | 1998-09-25 | 2005-04-13 | Yupo Corp | THERMOPLASTIC RESIN FILM AND LABEL SHEET COMPRISING SAID FILM |
US6613823B1 (en) * | 1998-10-21 | 2003-09-02 | Phillips Petroleum Company | Phosphite additives in polyolefins |
US6344310B1 (en) | 1998-11-20 | 2002-02-05 | Eastman Kodak Company | Thin durable photographic element |
CN1133535C (zh) * | 1999-07-28 | 2004-01-07 | 南亚塑胶工业股份有限公司 | 聚丙烯珠光合成纸的改良制法 |
WO2001088618A1 (fr) | 2000-05-15 | 2001-11-22 | Yupo Corporation | Feuille d'impression pour l'electrophotographie et papier pour etiquette |
JP2002316351A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-10-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 多層発泡シートの製造方法 |
US8211507B2 (en) | 2002-02-27 | 2012-07-03 | Yupo Corporation | Method for producing thermoplastic resin film |
DE60319070T2 (de) | 2002-03-20 | 2009-02-05 | Yupo Corp. | Aufzeichnungspapier und etikettenpapier, bei dem dieses verwendet wird |
US20030203231A1 (en) * | 2002-04-30 | 2003-10-30 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | UV stabilization of synthetic paper |
US6846859B2 (en) * | 2002-05-31 | 2005-01-25 | Fina Technology, Inc. | Polyolefin composition having reduced color bodies |
US7157511B2 (en) * | 2003-11-21 | 2007-01-02 | Chevron Phillipschemical Company Lp | Phosphite additives in polyolefins |
DE202004005474U1 (de) * | 2004-04-02 | 2004-07-08 | Felix Schoeller Jr. Foto- Und Spezialpapiere Gmbh & Co. Kg | Kunststoffkonzentrat zur Herstellung von Beschichtungsmassen |
US9302418B2 (en) | 2005-08-23 | 2016-04-05 | Yupo Corporation | Resin film and method for producing same, printed matter, label and resin molded article |
BRPI0701443B1 (pt) * | 2007-04-16 | 2017-04-04 | Empresa Brasileira De Filmes Flexíveis Ltda - Ebff | composições para papéis sintéticos e filmes ecológicos para escrita e impressão, papéis sintéticos e filmes obtidos a partir dessas composições e uso dos mesmos |
ES2546196T3 (es) | 2010-11-15 | 2015-09-21 | Nan-Ya Plastics Corporation | Dispositivo y método para la fabricación de una estructura estampada sobre un papel sintético perla realizado con un polipropileno orientado biaxial de co-extrusión de 3 capas |
US9061451B2 (en) | 2012-09-13 | 2015-06-23 | Nan Ya Plastics Corporation | Quick-drying print and environmental-friendly biaxially orientated polypropylene synthetic paper |
ES2663076T3 (es) | 2012-09-24 | 2018-04-11 | Nan-Ya Plastics Corporation | Papel sintético de polipropileno orientado biaxialmente, de secado rápido de la impresión e inocuo para el medio ambiente |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA731236A (en) | 1966-03-29 | General Electric Company | Calcium carbonate filled polyethylene | |
US3882061A (en) * | 1970-07-03 | 1975-05-06 | Ucb Sa | Method of manufacturing an artificial paper |
US4120844A (en) * | 1977-03-09 | 1978-10-17 | Ford Motor Company | Molded calcium carbonate filled propylene resin composites |
JPS5473842A (en) * | 1977-11-25 | 1979-06-13 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Polyolefin resin composition |
-
1980
- 1980-02-26 JP JP55023265A patent/JPS6036173B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-02-20 US US06/236,303 patent/US4341880A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145931A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Univ Nihon | 合成紙のケミカルリサイクル法 |
JP4639394B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2011-02-23 | 学校法人日本大学 | 合成紙のケミカルリサイクル法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4341880A (en) | 1982-07-27 |
JPS56118437A (en) | 1981-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6036173B2 (ja) | 色相の改良された樹脂組成物 | |
US4379876A (en) | Methyl methacrylate-butadiene-styrene impact modifier polymers, polyvinyl chloride, compositions and methods | |
JPS58129036A (ja) | プロピレン重合体組成物 | |
JPS5922944A (ja) | 押出成形用樹脂組成物 | |
JPS6235412B2 (ja) | ||
US5075355A (en) | Stabilizer concentrate | |
JPH02163143A (ja) | ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
JPH08183889A (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物およびその組成物からなる容器 | |
JPH02258852A (ja) | ポリプロピレンフイルム | |
US4877821A (en) | Stabilizer concentrate | |
JP4056307B2 (ja) | ジャケット層用樹脂組成物、及びそれからなるジャケット層を持つ電線・ケーブル | |
JP3765651B2 (ja) | 難燃性壁装材 | |
JPS6259668B2 (ja) | ||
GB2353038A (en) | Polyolefin composition comprising non-migrating optical brightener | |
JP4390258B2 (ja) | 表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルム | |
JPH0273838A (ja) | 難熱性ポリオレフィン組成物 | |
US4804698A (en) | Flame retardant polypropylene based formulations | |
CN103535215A (zh) | 农业用多层膜 | |
JPS6142739B2 (ja) | ||
JPS62104854A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
KR900008727B1 (ko) | 개량 안정화제 농축물 | |
JP4186419B2 (ja) | ポリオレフィン樹脂組成物、二軸延伸フィルムおよび包装材 | |
JPS62273246A (ja) | 遮光性フイルム | |
JPH02158640A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JPH05339446A (ja) | ポリプロピレンフィルム |