JPS6033862B2 - 熱螢光性複合酸化物螢光体 - Google Patents
熱螢光性複合酸化物螢光体Info
- Publication number
- JPS6033862B2 JPS6033862B2 JP14099175A JP14099175A JPS6033862B2 JP S6033862 B2 JPS6033862 B2 JP S6033862B2 JP 14099175 A JP14099175 A JP 14099175A JP 14099175 A JP14099175 A JP 14099175A JP S6033862 B2 JPS6033862 B2 JP S6033862B2
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- Japan
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- composite oxide
- crab
- thermal
- curve
- oxide
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な熱讃光性笛光体、更に詳しくは剛酸リチ
ウム(Li20・斑203)を主成分とした熱蟹光性複
合酸化物蟹光体に関する。
ウム(Li20・斑203)を主成分とした熱蟹光性複
合酸化物蟹光体に関する。
従来から知られている熱蟹光線量計用熱笛光性蜜光体の
1つに、マンガン付活棚酸リチウム蟹光体(Li20・
波203:Mn)がある。
1つに、マンガン付活棚酸リチウム蟹光体(Li20・
波203:Mn)がある。
この蟹光体はフッ化リチウム麓光体(Lip)や酸化ベ
リリウム後光体(氏○)と同様にその構成元素の原子番
号が低く生体の実効原子番号に近いため放射線吸収特性
が生体のそれに近似しており、生体組織の吸収線量測定
が容易であるという特長を有する反面、熱蟹光効率がき
わめて悪く、従って放射線の検出感度が低いという欠点
をもっていた。一方、特公昭47−13484号に開示
されているようにLi20・2も03をMnで活性化す
る代わりに、ツリウム(Tm)、ジスプ。
リリウム後光体(氏○)と同様にその構成元素の原子番
号が低く生体の実効原子番号に近いため放射線吸収特性
が生体のそれに近似しており、生体組織の吸収線量測定
が容易であるという特長を有する反面、熱蟹光効率がき
わめて悪く、従って放射線の検出感度が低いという欠点
をもっていた。一方、特公昭47−13484号に開示
されているようにLi20・2も03をMnで活性化す
る代わりに、ツリウム(Tm)、ジスプ。
シウム(Dy)、サマリウム(Sm)、プラセオジム(
Pr)、ユーロピウム(Eu)およびランタン(La)
のうちの少くとも1つである希士類元素で活性化するこ
とによって熱蟹光の現われる温度を高くし、放射線エネ
ルギーの保存性を改良することも試みられている。しか
しながらこの希士類付活棚酸リチウム蟹光体も放射線に
対する感度は上述のLi201波203:Mnと大差は
ない。本発明は、Lj20・波203の実効原子番号が
生体組織のそれに近く、放射線吸収特性も人体軟組織の
それと比較的類似している上に、従来公知のMnで付宿
したLi20・2も03蟹光体に比較して、熱蟹光効率
の高い熱鞍光性鞍光体を提供することを目的とするもの
である。
Pr)、ユーロピウム(Eu)およびランタン(La)
のうちの少くとも1つである希士類元素で活性化するこ
とによって熱蟹光の現われる温度を高くし、放射線エネ
ルギーの保存性を改良することも試みられている。しか
しながらこの希士類付活棚酸リチウム蟹光体も放射線に
対する感度は上述のLi201波203:Mnと大差は
ない。本発明は、Lj20・波203の実効原子番号が
生体組織のそれに近く、放射線吸収特性も人体軟組織の
それと比較的類似している上に、従来公知のMnで付宿
したLi20・2も03蟹光体に比較して、熱蟹光効率
の高い熱鞍光性鞍光体を提供することを目的とするもの
である。
本発明者等の研究によれば、Lj20・2B203にさ
らに酸化カルシウム(Ca○)酸化マグネシウム(Mg
0)および酸化アルミニウム(AI203)のうちの少
くとも1つである酸化物を適当量圏落させてこれを母体
とし、この母体を適当量のマンガン(Mn)、鉛(Pb
)、セリウム(Ce)およびテルビウム(Tb)のうち
の少くとも1つで活性化すれば、上述の本発明の目的を
達成する熱姿光性蚤光体が得られることが判明した。
らに酸化カルシウム(Ca○)酸化マグネシウム(Mg
0)および酸化アルミニウム(AI203)のうちの少
くとも1つである酸化物を適当量圏落させてこれを母体
とし、この母体を適当量のマンガン(Mn)、鉛(Pb
)、セリウム(Ce)およびテルビウム(Tb)のうち
の少くとも1つで活性化すれば、上述の本発明の目的を
達成する熱姿光性蚤光体が得られることが判明した。
すなわち本発明は組成式がLj20・波203・泌・y
Y(但しXはCao、MgoおよびM203のうちの少
なくとも1つ、YはMn○、Pb○、Ce203および
Tb203のうちの少なくとも1つであり、xおよびy
はそれぞれ0.01ミxSO.5および0.0001≦
y≦0.01なる条件を満たす数である)で表わされる
熱蟹光性複合酸化物蟹光体を提供するものである。
Y(但しXはCao、MgoおよびM203のうちの少
なくとも1つ、YはMn○、Pb○、Ce203および
Tb203のうちの少なくとも1つであり、xおよびy
はそれぞれ0.01ミxSO.5および0.0001≦
y≦0.01なる条件を満たす数である)で表わされる
熱蟹光性複合酸化物蟹光体を提供するものである。
本発明の熱蟹光性複合酸化物蟹光体の製造方法を以下に
述べる。
述べる。
母体構成成分であるLi20、&03およびCa○、M
g○およびAI203のうちの少くとも1つと、付加剤
であるMn○、Pbo、Ce203およびTb203の
うちの少なくとも1つの原料はいずれも酸化物でもよい
し、あるいは炭酸塩、塩化物、硝酸塩等の高温で容易に
酸化物に変わりうる化合物でもよい。各原料はすべて酸
化物に換算した時の混合酸化物の組成式がLi2〇・2
毛〇3・XX・yY (但しX,Y,xおよびyは前記と同じ定義を有する)
となるような割合で混合される。
g○およびAI203のうちの少くとも1つと、付加剤
であるMn○、Pbo、Ce203およびTb203の
うちの少なくとも1つの原料はいずれも酸化物でもよい
し、あるいは炭酸塩、塩化物、硝酸塩等の高温で容易に
酸化物に変わりうる化合物でもよい。各原料はすべて酸
化物に換算した時の混合酸化物の組成式がLi2〇・2
毛〇3・XX・yY (但しX,Y,xおよびyは前記と同じ定義を有する)
となるような割合で混合される。
すなわち各原料はLi201モルに対して&03が2モ
ル、Ca○,Mg○およびAI203のうちの少なくと
も1つXが0.01モル乃至0.5モル、Mn○,Pb
0,Ce203およびTb203のうちの少なくとも1
つYが0.0001モル乃至0.01モルとなる割合で
混合される。Xのモル数がLi201モルに対して0.
01モルより少ない場合には熱後光効率の高い後光体は
得られない。またXのモル数がLj201モルに対して
0.5モルより多い場合には、得られる後光体の実効原
子番号が生体組織のそれよりもはるかに大きくなるので
好ましくない。Yのモル数がLi201モルに対して0
.0001モル乃至0.01モルの範囲外にある場合に
も、熱蟹光効率の高い蚤光体は得られない。特にYのモ
ル数がLj201モルに対して0.01モルよりも多く
なると、得られる蟹光体は熱蟹光効率が低下するに加え
て実効原子番号が生体組織のそれよりもはるかに大きく
なるので好ましくない。各原料は乳鉢等を用いて充分混
合された後白金ルッボ、アルミナルッボ、石英ルッボ等
の耐熱性容器に充填され焼成される。焼成は以下に述べ
る2通りの方法で行なわれる。1つは空気中で750℃
乃至850ooの温度で30分乃至3時間焼成した後急
冷する方法であり、もう1つは空気中で950℃乃至1
000oCの温度で3び分乃至2時間焼成して一度熔融
し、これをステンレス皿上に取り出して急冷する方法で
ある。
ル、Ca○,Mg○およびAI203のうちの少なくと
も1つXが0.01モル乃至0.5モル、Mn○,Pb
0,Ce203およびTb203のうちの少なくとも1
つYが0.0001モル乃至0.01モルとなる割合で
混合される。Xのモル数がLi201モルに対して0.
01モルより少ない場合には熱後光効率の高い後光体は
得られない。またXのモル数がLj201モルに対して
0.5モルより多い場合には、得られる後光体の実効原
子番号が生体組織のそれよりもはるかに大きくなるので
好ましくない。Yのモル数がLi201モルに対して0
.0001モル乃至0.01モルの範囲外にある場合に
も、熱蟹光効率の高い蚤光体は得られない。特にYのモ
ル数がLj201モルに対して0.01モルよりも多く
なると、得られる蟹光体は熱蟹光効率が低下するに加え
て実効原子番号が生体組織のそれよりもはるかに大きく
なるので好ましくない。各原料は乳鉢等を用いて充分混
合された後白金ルッボ、アルミナルッボ、石英ルッボ等
の耐熱性容器に充填され焼成される。焼成は以下に述べ
る2通りの方法で行なわれる。1つは空気中で750℃
乃至850ooの温度で30分乃至3時間焼成した後急
冷する方法であり、もう1つは空気中で950℃乃至1
000oCの温度で3び分乃至2時間焼成して一度熔融
し、これをステンレス皿上に取り出して急冷する方法で
ある。
後者の方法の場合には、得られる焼成物がガラス状であ
るのでボールミル、ミキサーミル等によって粉砕する必
要がある。前記2通りの方法のいずれを採用してもよい
が、前者の方法による方が良い結果が得られる。なお、
一度焼成したものをアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気
中で再焼成すればさらによい結果が得られる。この場合
焼成温度および焼成時間は75000乃至850℃で3
0分乃至3時間が適当である。上述の焼成の後、焼成物
は洗浄されふるいにかけられて粒子径のそろった粉末蟹
光体とされる。上述の製造方法によって得られる、組成
式がLi2〇・2も〇3・XX・yY(但しX,Y,x
およびyは上記と同じ定義を有する)で表わされる複合
酸化物蟹光体は、いずれも従来公知のLi20・波20
3:Mnに比較してピーク値でおよそ2乃至8倍の熱蟹
光強度を示すことが確認された。
るのでボールミル、ミキサーミル等によって粉砕する必
要がある。前記2通りの方法のいずれを採用してもよい
が、前者の方法による方が良い結果が得られる。なお、
一度焼成したものをアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気
中で再焼成すればさらによい結果が得られる。この場合
焼成温度および焼成時間は75000乃至850℃で3
0分乃至3時間が適当である。上述の焼成の後、焼成物
は洗浄されふるいにかけられて粒子径のそろった粉末蟹
光体とされる。上述の製造方法によって得られる、組成
式がLi2〇・2も〇3・XX・yY(但しX,Y,x
およびyは上記と同じ定義を有する)で表わされる複合
酸化物蟹光体は、いずれも従来公知のLi20・波20
3:Mnに比較してピーク値でおよそ2乃至8倍の熱蟹
光強度を示すことが確認された。
上記組成式で表わされる本発明の複合酸化物蟹光体のう
ちでも特にLi20・2も03・幻Mg0・yTb20
3、Li20・波203・xむa01yPb0およびL
j20・波2Q・xCa0・丈e203において熱賛光
強度の向上が著しく、これを熱蟹光線量計として用いた
場合、ほぼ仰 nR以上の積算線量を測定することが可
能となる。次に実施例により本発明を詳述する。
ちでも特にLi20・2も03・幻Mg0・yTb20
3、Li20・波203・xむa01yPb0およびL
j20・波2Q・xCa0・丈e203において熱賛光
強度の向上が著しく、これを熱蟹光線量計として用いた
場合、ほぼ仰 nR以上の積算線量を測定することが可
能となる。次に実施例により本発明を詳述する。
実施例1.
炭酸リチウム Li2C03 1 8レ四
棚酸ァンモこゥム(NH4)2B407 1 8レ
酸化マグネシウム M略0 03 もし
酸化テレビウム Tb203 0.0002
5もし上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、アルミ
ナッボに詰め高温電気炉に入れて空気中で800℃で2
時間半焼成し、炉外に取り出して急冷した。
棚酸ァンモこゥム(NH4)2B407 1 8レ
酸化マグネシウム M略0 03 もし
酸化テレビウム Tb203 0.0002
5もし上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、アルミ
ナッボに詰め高温電気炉に入れて空気中で800℃で2
時間半焼成し、炉外に取り出して急冷した。
得られた焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて粒
子径が100〜500山のものを取り出した。このよう
にして組成式がLi20・姫2Q・0.3いg0・0.
00025Tb203で表わされる熱登光性複合酸化物
後光体を得た。この蟹光体にCo6oのy線を照射した
後、蟹光体を3℃′sec.の昇温速度で加熱した時の
熱蟹光曲線(グロ−曲線)を第1図曲線1に示す。この
蟹光体はそのグロ−曲線が第1 図曲線 5 で示され
るLi20・2も03・0.00029Mn0に比較し
て、ピーク値でおよそ8倍の熱蟹光強度を示した。実施
例2. 炭酸リチウム Li2C○3 1 8レ邸
豚ァ托ニウム(NH4)2B407 1 8レ炭酸
カルシウム CaC○3 0.1 8レ硝
酸 鉛 Pb(N03)2 0.0004
8レ上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、アルミナ
ルッボに詰め高温電気炉に入れて空気中で80000で
2時間半焼成し、炉外に取り出して急冷した。
子径が100〜500山のものを取り出した。このよう
にして組成式がLi20・姫2Q・0.3いg0・0.
00025Tb203で表わされる熱登光性複合酸化物
後光体を得た。この蟹光体にCo6oのy線を照射した
後、蟹光体を3℃′sec.の昇温速度で加熱した時の
熱蟹光曲線(グロ−曲線)を第1図曲線1に示す。この
蟹光体はそのグロ−曲線が第1 図曲線 5 で示され
るLi20・2も03・0.00029Mn0に比較し
て、ピーク値でおよそ8倍の熱蟹光強度を示した。実施
例2. 炭酸リチウム Li2C○3 1 8レ邸
豚ァ托ニウム(NH4)2B407 1 8レ炭酸
カルシウム CaC○3 0.1 8レ硝
酸 鉛 Pb(N03)2 0.0004
8レ上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、アルミナ
ルッボに詰め高温電気炉に入れて空気中で80000で
2時間半焼成し、炉外に取り出して急冷した。
得られた焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて粒
子径が100〜500仏のものを取り出した。このよう
にして組成式がLi20・波203・0.1Ca○・0
.0004Pb○で表わされる熱蟹光性複合酸化物蚤光
体を得た。この釜光体にCo6oのy線を照射した後、
蟹光体を3℃/sec.の昇温速度で加熱した時のグロ
ー曲線を第1図曲線2に示す。この蟹光体はそのグロー
曲線が第1図曲線5で示される。Li20・28203
・0.0002肌n0に比較して、ピーク値でおよそ5
倍の熱蟹光強度を示した。
子径が100〜500仏のものを取り出した。このよう
にして組成式がLi20・波203・0.1Ca○・0
.0004Pb○で表わされる熱蟹光性複合酸化物蚤光
体を得た。この釜光体にCo6oのy線を照射した後、
蟹光体を3℃/sec.の昇温速度で加熱した時のグロ
ー曲線を第1図曲線2に示す。この蟹光体はそのグロー
曲線が第1図曲線5で示される。Li20・28203
・0.0002肌n0に比較して、ピーク値でおよそ5
倍の熱蟹光強度を示した。
実施例3.
炭酸リチウム Li2C03 1 モル酸化棚素
B203 2 モル炭酸カルシウム CaC0
3 0.1モルの混合物に硝酸セリウム Ce(N
03)3・母日20 0.0008モノレを水20のと
に溶解したものを加え乾燥後乳鉢を用いて充分混合した
。
B203 2 モル炭酸カルシウム CaC0
3 0.1モルの混合物に硝酸セリウム Ce(N
03)3・母日20 0.0008モノレを水20のと
に溶解したものを加え乾燥後乳鉢を用いて充分混合した
。
これをアルミナッボに詰め高温電気炉に入れて空気中で
80000で2時間焼成し、炉外に取り出して急冷した
。得られた焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて
粒子径が100〜500〆のものを取り出した。このよ
うにして組成式がLi20・2キ03・0.1Ca○・
0.0004Ce203で表わされる熱蚤光性複合酸化
物蟹光体を得た。この蟹光体にCo6oのy線を照射し
た後、蟹光体を3℃/sec.の昇温速度で加熱した時
のグロー曲線を第1図曲線3に示す。この蟹光体はその
グロー曲線が第1図曲線5で示されるLi20・2も0
3・0.00029Mn0に比較して、ピーク値でおよ
そ3倍の熱蟹光強度を示した。実施例4. 炭酸リチウム Li2C03 1 もし
棚 酸 日3B03 4 もし水
酸化アルミニウム AZ(OH)3 0.1 8レ
塩化マンガン MhC多2 0.00025
8レ上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、白金ルツ
ボに詰め高温電気炉に入れて空気中で980℃で1時間
焼成して熔融した後、炉外に取り出してステンレス皿に
すばやく注いで急冷した後粉砕した。
80000で2時間焼成し、炉外に取り出して急冷した
。得られた焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて
粒子径が100〜500〆のものを取り出した。このよ
うにして組成式がLi20・2キ03・0.1Ca○・
0.0004Ce203で表わされる熱蚤光性複合酸化
物蟹光体を得た。この蟹光体にCo6oのy線を照射し
た後、蟹光体を3℃/sec.の昇温速度で加熱した時
のグロー曲線を第1図曲線3に示す。この蟹光体はその
グロー曲線が第1図曲線5で示されるLi20・2も0
3・0.00029Mn0に比較して、ピーク値でおよ
そ3倍の熱蟹光強度を示した。実施例4. 炭酸リチウム Li2C03 1 もし
棚 酸 日3B03 4 もし水
酸化アルミニウム AZ(OH)3 0.1 8レ
塩化マンガン MhC多2 0.00025
8レ上記原料を乳鉢を用いて充分混合した後、白金ルツ
ボに詰め高温電気炉に入れて空気中で980℃で1時間
焼成して熔融した後、炉外に取り出してステンレス皿に
すばやく注いで急冷した後粉砕した。
得られた焼成物を再び石英チューブに入れアルゴンガス
を流入しながら800qoで1時間焼成した。得られた
焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて粒子径が1
00〜500ムのものを取り出した。このようにして組
成式がLi20・波203・0.1AI203・0.0
0029Mn○で表わされる熱蟹光性複合酸化物蚤光体
を得た。この蜜光体にCo6oのy線を照射した後、蟹
光体を3℃/sec.の昇塩速度で加熱した時のグロー
曲線を第1図曲線4に示す。この蟹光体はそのグロー曲
線が第1図曲線5で示されるLi20・班203・0.
00029Mn0に比較して、ピーク値でおよそ2.5
倍の熱蟹光強度を示した。
を流入しながら800qoで1時間焼成した。得られた
焼成物を熱水で洗浄し乾燥後ふるいにかけて粒子径が1
00〜500ムのものを取り出した。このようにして組
成式がLi20・波203・0.1AI203・0.0
0029Mn○で表わされる熱蟹光性複合酸化物蚤光体
を得た。この蜜光体にCo6oのy線を照射した後、蟹
光体を3℃/sec.の昇塩速度で加熱した時のグロー
曲線を第1図曲線4に示す。この蟹光体はそのグロー曲
線が第1図曲線5で示されるLi20・班203・0.
00029Mn0に比較して、ピーク値でおよそ2.5
倍の熱蟹光強度を示した。
図面は本発明の熱蚤光性複合酸化物蟹光体および従来公
知のL;20・2毛03:Mnのグロー曲線を示すもの
である。 曲線1・・・・・・本発明のLi20・波203・0.
9Mざ0・0.00025TQ03のグ。
知のL;20・2毛03:Mnのグロー曲線を示すもの
である。 曲線1・・・・・・本発明のLi20・波203・0.
9Mざ0・0.00025TQ03のグ。
Claims (1)
- 1 組成式が、Li_2O・2B_2O_3・xX・y
Y(但しXはCaO、MgOおよびAl_2O_3のう
ちの少なくとも1つ、YはMnO、PbO、Ce_2O
_3およびTb_2O_3のうちの少なくとも1つであ
り、xおよびyはそれぞれ0.01≦x≦0.5および
0.0001≦y≦0.01なる条件を満たす数である
)で表わされる熱螢光性複合酸化物螢光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14099175A JPS6033862B2 (ja) | 1975-11-25 | 1975-11-25 | 熱螢光性複合酸化物螢光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14099175A JPS6033862B2 (ja) | 1975-11-25 | 1975-11-25 | 熱螢光性複合酸化物螢光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5265186A JPS5265186A (en) | 1977-05-30 |
JPS6033862B2 true JPS6033862B2 (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=15281595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14099175A Expired JPS6033862B2 (ja) | 1975-11-25 | 1975-11-25 | 熱螢光性複合酸化物螢光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033862B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63151748U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-05 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3029389C2 (de) * | 1979-08-03 | 1986-04-24 | Kasei Optonix, Ltd., Tokio/Tokyo | Borat-Leuchtstoff |
US8704182B2 (en) | 2008-12-01 | 2014-04-22 | Rikkyo Gakuin | Thermoluminescent layered product, thermoluminescent plate, method of producing thermoluminescent layered product, method of producing thermoluminescent plate and method of acquiring three-dimensional dose distribution of radiation |
JP4457219B1 (ja) * | 2009-10-23 | 2010-04-28 | 学校法人立教学院 | 熱蛍光積層体、熱蛍光板状体、熱蛍光積層体の製造方法、熱蛍光板状体の製造方法、及び放射線の3次元線量分布の取得方法 |
JP4431701B1 (ja) * | 2009-09-04 | 2010-03-17 | 学校法人立教学院 | 熱蛍光板状体の製造方法、熱蛍光積層体の製造方法、熱蛍光板状体、及び熱蛍光積層体 |
-
1975
- 1975-11-25 JP JP14099175A patent/JPS6033862B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63151748U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5265186A (en) | 1977-05-30 |
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