JPS6033669B2 - 無機質複合板 - Google Patents

無機質複合板

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JPS6033669B2
JPS6033669B2 JP10328483A JP10328483A JPS6033669B2 JP S6033669 B2 JPS6033669 B2 JP S6033669B2 JP 10328483 A JP10328483 A JP 10328483A JP 10328483 A JP10328483 A JP 10328483A JP S6033669 B2 JPS6033669 B2 JP S6033669B2
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inorganic
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sheet
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尭 石川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複合板、殊に無機材層とこの種無機材層との
接着材に欠ける成形された金属薄板からなる表面材との
一体化を、表面材の形状と合成樹脂発泡シート、および
シート状物によるサンドイッチ構造などの相乗的効果に
より行った無機質複合板に関する。
一般に、不燃パネルは成形された金属板で石膏板、発泡
コンクリートからなる成形体を挟持したり、金属板と成
形体とを接着剤で一体化した構成になっていた。
しかし、この種構成のパネルにおいては、下記するよう
な欠点があった。すなわち、■生産性が悪い、所謂、型
で芯材となる成形体を製造し、次にこれを用途に応じた
寸法に切断する必要があった。■成形体と金属板の一体
化には、高価な接着剤が不可欠であった。■成形体が金
属板によって機械的に挟持されたパネルにおいては、金
属板が熱によって伸縮するため、成形体が脱落する。■
成形体は重いので、これを芯材とするパネルも非常に重
く、しかも衝撃によって容易に破壊する。■不燃パネル
は成形体と金属板を一体に形成した構成のため、強度に
欠ける。■硬質同士の接触のため金属板裏面に結露が生
じやすいものであった。本発明はこのような欠点を除去
するため、表面材に型をも兼ねさせ、かつ無機材層と表
面材の一体化に表面材自体の形状を無機材層が離脱し‘
こくい断面とすると共に、表面材の裏面に合成樹脂発泡
シートを接着剤を介して一体に固着し、無機材層と表面
材間の空隙の形成を排除すると共に、両部材間のクッシ
ョン材および無機材層のくし、付村として機能させ、し
かも無機材層の全重量を低減し、さらに表面材と裏面材
間に無機材層をサンドィッチした構造として一体化を図
ることによって機械強度を改善し、その上、表面材、無
機材層を連続して製造できる無機質複合体を提案するも
のである。
以下に、図面を用いて本発明に係る無機質複合板(以下
、単にボードという)の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図は上記ボードの代表的な一例を示す斜視図でであ
り、1は表面材で金属薄板を所定形状に成形したもので
ある。すなわち、表面材1は化粧面2とその両側緑を内
方に屈曲して側壁3,4とからなる断面凹状の主体部5
と、側壁3の下端を内方にコ字状に屈曲し、侠持用突起
3aを形成し、その下縁を外方へ突出した差込縁6を有
する雄型連結部7と、側壁4の下端を内方に屈曲してコ
字状の差込溝8と、その下縁を外方へ延長した延長部9
とを有する雌型連続部10とから構成したものである。
なお、表面材1においては挟持用突起3aを差込溝8は
後記する無機材層の表面材1からの離脱を防止するのに
大いに役立つものである。11は接着剤で合成樹脂発泡
シート12を化粧面の裏面2aに接着するものである。
上記発泡シート12は主に表面材1と下記する無機質層
間のクッション材、結霧防止材、空隙阻止材および無機
材層のくし、付材として機能するものである。その具体
例としてはポリウレタンフオーム(軟質)、ポリエチレ
ンフオーム、塩ビフオーム等である。13は無機材層で
水と反応して凝固する半水石膏、セメント等の無機物に
尿素樹脂、ェポキシ樹脂等の水溶性樹脂と水及び架橋剤
、架橋促進剤「前記水溶性樹脂の硬化剤、硬化促進剤、
無機物凝固促進剤、発泡補助剤等の添加剤と加えて混合
し、別に設けた各種界面活性剤、動物タンパク質系発泡
剤等の発泡剤に空気または温風を混入して機械的な凝拝
により泡を造成せしめて、前記混合物と泡とをさらに燭
拝したスラリー状の組成物を前記主体部5に充填し、硬
化させたものであり、芯材として役立つものである。
さらに説明すると、無機材層13の具体的な組成の一例
としては次のようなものがある。すなわち、酢酸セルロ
ース 0.箱重量%98%硫酸
1.の重量%タンパク
質系発泡剤 0.0重量%水
16.の重量%硝酸尿素
0.5重量%硝酸カリウム
0.刃重量%一塩化ィオウ
0.2重量%からなる混合
水溶液(以下、A液という)、尿素樹脂初期縮合物
10.の重量%尿 素
1.5重量%塩化マグネシウム
0.4重量%亜硝酸ソーダ
0.1重量%硝酸ソーダ
0.5重量%水
22.5重量%からなる混合水溶液(以下、B
液という)、シラスバルーン
0.5重量%パーラィト
0.5重量%半水石膏 45
.の重量%からなる添加剤(以下、添加剤Cという)か
らなるものである。
なお、組成物を表面材1に吐出するには、A液に空気を
供V給し、機械的な蝿梓手段によって発泡させ、粘りの
ある泡体を製造する。次にB液と添加剤Cとを混合し、
縄拝した組成物と上記泡体となった組成物を混合、燈拝
してスラリー状として所定位置に吐出するものである。
14はシート状物で無機材層13の裏面を被覆すると共
に、ボート自体をサンドイッチ構造にして機械強度を大
幅に強化するものである。
その一例としては、アスファルトフェルト、アスベスト
シート、プラスチックシート等の1種以上からなるもの
である。以上説明したのは本発明の−実施例にすぎず、
無機材層13に繊維状物(カーボンウイスカー、木毛、
合繊)、ヒモ状物(麻、合繊)ネット状物、スチレンビ
ーズ、合成樹脂発泡剤チップを含有させることも可能で
ある。
特に、スチレンビーズ等を配合した際は軽量化に役立つ
ものである。上述したように本発明に係るボードによれ
ば、■表面材とシート状物とで脆い無機材質をサンドイ
ッチしたため、ボード機械強度が大幅に向上した特徴が
ある。@表面材と無機材層の一体化に合成樹脂発泡シー
トと表面材自体の形状、およびシート状物の相乗効果を
利用したため、ボードの軽量化が大幅に図れ、しかも表
面材と無機材層の剥離も防止できた特徴がある。■型を
も兼ねる表面材の化粧面裏面に合成樹脂からなる発泡シ
ートを接着剤を介して連続して形成し、かつ無機材層を
連続して供給し、その上にシート状物を藤層し、キュア
すればよいため、無機質複合板を連続して製造できる特
徴がある。@表面材と無機材層間に合成樹脂発泡シート
を介在させたため、表面材に外力が付加されても直接に
無機材層に伝達されず、無機材層が破壊することが少な
くなる利点がある。■さらに、表面材と無機材層間に合
成樹脂発泡シートが介在するため、表面材の熱による伸
縮と無機材層の伸縮のズレが上記発泡シートにより吸収
され、両部材間の剥離が防止できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無機質複合板の一実施例を示す斜
視図、第2図は上記複合板の要部である表面材に合成樹
脂発泡シートを固着した状態を示す説明図である。 1・・・・・・表面材、11・・・・・・接着剤、12
・・・・・・合成樹脂発泡シート、13・・・・・・無
機材層。 髪ノ図多2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 化粧面の両側縁を内方に屈曲して断面を凹状に形成
    した主体部と、その両側縁を内方にコ字状に屈曲し、そ
    の下縁を外方へ突出して雄型、雌型連結部を設けた金属
    薄板からなる表面材の化粧面裏面に接着剤で接着した合
    成樹脂発泡シートを設け、その上に無機材層に充填し、
    該無機材層の裏面をシート状物で被覆してこれら構成材
    を一体に構成したことを特徴とする無機質複合板。
JP10328483A 1983-06-08 1983-06-08 無機質複合板 Expired JPS6033669B2 (ja)

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JP10328483A JPS6033669B2 (ja) 1983-06-08 1983-06-08 無機質複合板

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JP10328483A JPS6033669B2 (ja) 1983-06-08 1983-06-08 無機質複合板

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JPS5921584A JPS5921584A (ja) 1984-02-03
JPS6033669B2 true JPS6033669B2 (ja) 1985-08-03

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ID=14350019

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JP10328483A Expired JPS6033669B2 (ja) 1983-06-08 1983-06-08 無機質複合板

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DE102004030656B4 (de) * 2004-06-24 2013-02-21 Hörmann Kg Brandis Verfahren zur Herstellung eines Türkastens eines aus Kasten und Deckel gebildeten Türblattes

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Publication number Publication date
JPS5921584A (ja) 1984-02-03

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