JPS6033345A - 耐硝酸性オ−ステナイトステンレス鋼 - Google Patents

耐硝酸性オ−ステナイトステンレス鋼

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JPS6033345A
JPS6033345A JP58142517A JP14251783A JPS6033345A JP S6033345 A JPS6033345 A JP S6033345A JP 58142517 A JP58142517 A JP 58142517A JP 14251783 A JP14251783 A JP 14251783A JP S6033345 A JPS6033345 A JP S6033345A
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JP
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nitric acid
stainless steel
corrosion resistance
less
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JP58142517A
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Haruhiko Kajimura
治彦 梶村
Hiroo Nagano
長野 博夫
Minoru Miura
実 三浦
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/18Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
    • C22C38/40Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S376/90Particular material or material shapes for fission reactors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐硝酸性に優れたオーステナイトステンレス
鋼、特に核燃料再処理装置の構造材料としてずぐれた耐
食性、すなわち耐硝酸性を示ずオーステナイトステンレ
ス鋼に関する。
従来、軽水炉の使用済み核燃料の再処理の際にみられる
ような高温の硝酸環境下で使用される材料として、25
%Cr−20%Ni系の材料(例: 1lRANtls
 65 ・・・商品名)が用いられている。しかし、中
濃度から高濃度にかけての硝酸溶液において、さらには
Cr6+イオンが存在する硝酸溶液中においては、慣用
の25%Cr−20%Ni系の材料では耐硝酸性が十分
とはいえない。また、このような高酸化性の環境におい
ては、Siを高めた17%Cr−14%Ni−4%Si
系、8%Cr−20%Ni−6%Si系の材料も提案さ
れているが、中濃度ないし高濃度の硝酸溶液のみの環境
においても耐食性は十分でない。まして、特に上記のC
r6+イオンは酸化剤として材料に作用して粒界腐食を
著しく加速することが知られており、かかるC r 6
 +イオンが存在する硝酸溶液中においてずくれた耐食
性を示し得る材料は未だ開発されていない。
軽水炉を利用した原子力発電がかなり普及した現在、多
量の使用済み核燃料を硝酸溶液により再処理する必要が
生じており、したがって、硝酸環境下にあっても長期間
の連続使用に耐えるすぐれた耐食性を備えた材料の開発
が望まれている。
かかる要望を満たす材料としては以下のような特性を備
えていることが必要である。
すなわち、軽水炉使用済み核燃料を再処理する際に見ら
れるような高温硝酸溶液中で使用される材料では、硝酸
に対する耐食性、つまり耐硝酸性が満足されなければな
らないのはもちろんのこと、Cr G1イオンや核燃料
から混入した酸化剤(Ru等)による腐食電位の上昇に
伴う腐食速度の増加、粒界腐食の加速現象に対してもよ
り優れた抵抗性を具備していなければならない。しかも
、装置あるいは部材の組立てに溶接施行が行われること
を考慮した場合、溶接部の鋭敏化による耐食性劣化を極
力押えることも必要である。
かくして、本発明の目的とするところは、すぐれた溶接
性とともに、Cr6+イオンの存在下あるいは不存在下
でもすぐれた耐食性を示す、特に、使用済み核燃料の再
処理設備用構造材として有用なオーステナイトステンレ
ス鋼を提供することである。
ここに、本発明者らは、前述の従来材である25%Cr
−20%Ni系合金に対しCr、NiおよびSiの各含
有量を規制することにより、Cr6+イオンの存在下で
も、さらには中濃度ないし高濃度の硝酸のみの環境下で
もすくれた耐食性を示すことを見い出して本発明を完成
したのである。
よって、本発明は 重量%で、 C:0.03%以下、Si:2〜6%、Mn : 0.
1〜8%、Cr : 20〜35%、Ni : 17〜
50%、 Mg : 0.02%以下、Nb、 Tiお
よびTaの1種以上、合計で8×(0%)以上、1.0
%以下、 S :0.003%以下、 酸素: 0.003%以下
、N:0.03%以下、p:o、o2%以下、を含有し
、残部実質的にFeよりなり、かつ下記条件を満すこと
を特徴とする、耐硝酸性オーステナイトステンレス鋼で
ある。
−10≦ Ni (Ilal )≦−0,1Cr (%
)≧(7/4)Si(%) + 16.5Mg (%)
 −0,75x S (%)−1,5X酸素(%)≧0
ただし Ni (Bal ) =3ox C(%) +Q、5 
XMn (%)+Ni (%) +8.2−1.I X
 [1,5xSi (%)+Cr(%)〕 本発明において合金組成を上述のように制限した理由は
次の通りである。
CTCは鋭敏化を促進するので耐粒界腐食性を向上させ
るためにはC含有量はできるだけ低減することが望まし
い。本発明にあっては、C: 0.03%を越えると粒
界腐食性が悪くなるので、C含有量は0.03%以下と
する。
Si : StはCr6+イオンを含む硝酸溶液の環境
下で所要の耐食性を得るためには2%以上、好ましくば
2.5%以上必要である。しかし、高SiにするとCr
含有量、Ni含有量をも上げなければならず、コストア
ップとなるばかりでなく、溶接性が劣化するため、6%
以下とする。
Mn : Mnは脱酸剤およびオーステナイト安定化元
素として0.1〜8%含有させる。なお、a酸剤として
は2%までの添加で十分であるが、オーステナイI・安
定化元素としては8%まで添加して耐食性の一層の改善
をはかることができる。しかし、8%を越えると、加工
性が劣化するので、本発明においては上限を8%とする
Cr:高Si系材料において硝酸中での耐食性を満足さ
せるにはSi含有量とともにCr含有量をも増加させる
必要があり、本発明にあっては少なくとも20%必要で
ある。一方、多量に加えるとオーステナイト組織を確保
するためNi含有量を高めることによる加工性の劣化お
よびコストアップが生じるためCr含有量の上限を35
%とする。
なお、CrとSiとの量的関係については、Cr(%)
≧(7/4)Si(%) +16.5を満足する必要が
あるが、これはCr(%)<(7/4)Si (%)+
16.5であると、十分な耐食性が得られないためであ
る。
Ni:溶接性によりCr−、Srとバランスして0.5
〜15体積%のフェライト相を含むオーステナイト組織
にするために必要な量として、Ni含有量は17〜50
%とする。ここで、Ni (Bat ) −3ox C
(%)+〇。
5×Mn(%) +Ni (%) +8.2−1.I 
X (1,5xSi(%) +Cr (%)〕と定義す
るとフェライト量0.5〜15体積%とするための所要
旧(Bat )は−IO00≦Ni (Bal )≦−
0,1となる。
Nb、 Tj、 Ta : Cを安定化さゼて、耐粒界
腐食性を向上させるため、Nb、 Ti、 Taの少な
くとも1種を、合計で、C含有量の8倍以上、好ましく
は、10倍以上含有させる。ただし、溶接性を考慮し、
1.0%以下とする。
P:同じく耐粒界腐食性を改善するためにPは低い方が
望ましく、したがって、本発明にあっては、P含有量は
0.02%以下とする。
SO3は耐粒界腐食性のためには低い方が望ましく、S
の含有量は0.003%以下とする。
1’1g : MgはSを固定することにより耐粒界腐
食性を改善する。ただし、0.02%を越えると、熱間
加工性を劣化させ、溶接で割れを生じるため0.02%
以下とする。
ただし、好ましくは、下限を有効Mg量であるMg−0
,75xs−1,5X酸素≧0とする。
酸素:介在物低減のため低い方が望ましく、本発明では
0.0039A以下とする。
N:通常含有されるN量として0.03%以下とする。
次に、実施例によって本発明をさらに説明するが、それ
らはいずれも本発明を単に例示するためのものであって
、本発明がそれらによって同等制限されることがないこ
とは理解されるべきである。なお、本明細書においては
、特にことわりのない限り、「%」は「重量%」である
尖胤凱 第1表に鋼組成を示す各供試4Aについて、溶接時の熱
影響部での鋭敏化を想定し、1100°C×30分加熱
×水冷、次いで650℃×30時間加熱×空冷の熱処理
を行って鋭敏化を行った。かくして得られた供試料を用
い、CrB+イオンの不存在下および存在下での硝酸溶
液中の耐食性試験を行った。この耐食性試験は8N−1
1NO3の硝酸溶液および8N−11NO3+0.3 
g / 7ICr 6+イオンのCr Fi+イオン含
有硝酸ン蓉液をそれぞれ用い、その沸騰溶液に上記各供
試材を48時間浸漬して行った。
このときの耐食性試験の結果を腐食速度および粒界腐食
深さについてグラフにまとめて第1図ないし第4図に示
す。図中、各番号は第1表の合金番号を示す。
第1図は、腐食速度に及ぼすSt添加量およびCr添加
量の影響を示したものであり、0.25%Siの供試材
(&1番号9、図中rojで示す)の場合、Cr”+イ
オン濃度の増加とともに腐食速度が著しく増加している
。しかし、その他の供試材(いずれも4%Siを含有)
にあっては、Cr6+イオン濃度によっても腐食速度は
影響されない。つまり、Cr6+イオンの存在する環境
下ではSi添加が耐食性向上に有効であることが分かる
また、4%Siの供試材であっても、17%Cr (鋼
番号13、図中、「△」で示す)の場合、硝酸のみの環
境においては耐食性が劣化するが、本発明にしたがって
Cr含有量を上げた25%Cr (鋼番号1、図中、「
・」で示す)、32%Cr (鋼番号7、図中、「ム」
で示す)にあっては耐食性は劣化しない。したがって、
Si添加鋼では硝酸のみの環境下における耐食性はCr
含有量の増加にともなって改善されるのがわかる。
なお、鋼番号1と鋼番号2を比較した場合のNi添加量
の増加ばオーステナイト組成を確保するためのものであ
る。
第2図は8N−HNO3+Cr’+Cr6+イオンでの
Si含有量の腐食速度に及ぼす影響を示したものてあり
、Cr”+イオン濃度にかかわらず、2%Si以上、好
ましくは2.5%Si以上で耐硝酸性向上に有効である
ことが分かる。図中、各符号は第1表の鋼番号を表わす
第3図は、Si添加供試材の8N−HNO3中での腐食
速度に及ぼすCr含有量の影響を示したものである。図
中、○はSi量が2%の場合、△ばSi量が4%の場合
、口はSl量が6%の場合を示す。各符号は第1表の鋼
番号を表わす。この図から、2%Si添加供試材(鋼番
号2.3.6.12)では20%Cr以上、4%Si添
加供試材(鋼番号l、4.7.13.14)では23%
Cr以上、6%Si添加供試材(鋼番号5.8.11.
15)では27%Cr以上が耐食性向上に有効であるこ
とが分かる。
第4図は、3N−HNO3+ Cr 6″の環境中での
粒界腐食深さに及ぼす安定化元素の影響を示したもので
ある。図中、○はNb、△はTi、口ばTaを添加した
場合を示すものであって、各符号は第1表の鋼番号を表
わす。これよりNb、 TiおよびTaの少なくとも1
種の添加は耐食性向上に有効であることが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例における耐食性試
験の結果をそれぞれまとめて示すグラフである。 出願人 住友金属工業株式会社 代理人 弁理士 広 瀬 章 − 襄/図 こ′F 泣ン!L’% (my/l )嶌2 図 5乙 4≧五量 (2) 策3図 Cト イ≧11醤 (54) 奉4 凹 Nb、7L 廿rz+s 7a 4イ4t(%)手続?
Crti正書(自発) 昭和59年11月 5日 1、事件の表示 昭和58年特許願第142517号 2、発明の名称 il 硝酸性オーステナイトステンレス鋼3、ンdi正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜5丁目15番地 名称 (211)住友金属工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の掴、及び図面(1)第1図
〜第4図を添イ11の訂正図面のように訂正する。 (2)明細書第2頁14〜15行目にrSiを高めた・
・・・・系の材料も」とあるのを、’Siを数%に高め
たステンレス鋼がjに訂正する。 (3)明細書第11頁の第1表を別紙の通りに1正する
。 (9) 明itn書を次の正誤表の通りに訂正する。 頁 五 訂正前 −訂’JE徒− 216硝酸ン容液 純硝酸溶液 2 16−17おいても耐食 おいて面・1食性が幾分
性は十分でない 劣る 8 10 0.3g# (削除) 822 によっても による 9 l は影響されない への影響は小さい10 9 
3N−11NO38N−11NO。 以上 第1図 Cヒ イオン濃j!LC気i/Jジ 第2図 Si8有!〔九う 第3図 Cv +l量(7−) 第4図 Nb、Ti を八けT化含肩l(勾

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 重量%で、 c:0.03%以下、si:2〜6%、Mn:0.1 
    〜8%、 Cr : 20〜35%、Ni:17〜50
    %、 Mg : 0.02%以下、Nb、 Tiおよび
    Taの1種以上、合計で8×(0%)以上、1.0%以
    下、 s :0.003%以下、 酸素: 0.003 %以
    下、N :’o、oa%以下、p:o、o2%以下、を
    含有し、残部実質的にFeよりなり、かつ下記条件を満
    すことを特徴とする、耐硝酸性オーステナイトステンレ
    ス鋼。 −10≦ Ni (Bal )≦−0.■Cr (%)
    ≧(7/4)St(%)+ 16.5Mg (%) 0
    .75x S (%) 1.5x酸素(%)≧。 ただし Ni (Bal > −30X C(%) +0.5 
    XMn (%)+Ni (%) +8.2 1.1 X
     (1,5XSi (%)+Cr (%)〕
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