JP2756545B2 - 温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトステンレス鋼 - Google Patents

温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトステンレス鋼

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【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、耐隙間腐食性と耐応力腐食割れ性がともに
すぐれ、低濃度の塩化物環境において使用するに適した
オーステナイトステンレス鋼に関する。
(従来の技術と問題点) SUS304、SUS316に代表されるオーステナイトステンレ
ス鋼は、上水や中水道などの若干量の塩化物イオンを含
む環境において腐食性を有し、さらに加工性および溶接
性にすぐれていることから、各種の温水機器、熱交換チ
ューブ、化学プラント用部材として広く用いられてい
る。しかし、わずかなCl-イオンであっても、比較的高
温の環境では溶接部等で孔食や隙間腐食を惹起し、これ
を起点に応力腐食割れを生じることがある。
オーステナイトステンレス鋼における応力腐食割れの
問題を解決することは、多くの研究者によって検討され
成果が報告されているが、試験液の種類、手法など試験
条件によって合金元素の効果が異なっている。低濃度塩
化物溶液の環境において、P、MoおよびNは有害でCuは
応力腐食割れに対して有効であることが知られている。
この場合Pを応力腐食割れに対して無害な量のレベルに
まで低減しようとすれば、特別な精錬法を必要とし製造
コストが著しく上昇する問題がある。一方、応力腐食割
れに対して有害とされるMoやNは耐隙間腐食性や耐孔食
性などの耐局部腐食性の向上に重要な元素である。オー
ステナイトステンレス鋼をCl-イオンを含む温水環境で
用いる場合、応力腐食割れは局部腐食を起点に生じるこ
とから、耐応力腐食割れとともに耐局部腐食性を具備し
ていることが要求される。
本発明者らは、Pを低めることなく耐応力腐食割れ性
にすぐれ、しかも耐隙間腐食性を兼ね備える鋼として、
先に特公昭59−45751において18Cr−9Ni系鋼に適量のCu
とWを添加した100℃以下の温水用途に有用な鋼を提供
した、しかし、この鋼はなお100℃に近い温度での使用
には満足ではなかった。
ステンレス鋼のこの特殊分野では、既に特開昭61−95
57には、C:0.06%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.8%以下、
Cr:16−25%、Ni:6−20%、Cu:1.5%を越え2.5%未満、
N:0.05%を越え0.15%未満、Mo:0.2%を越え0.6%未満
を含み、Sが0.005%以下に限定されている鋼が開示さ
れている。この鋼の耐応力腐食割れ性臨界温度は約80℃
で、それゆえ、上記の鋼と同様に熱水中での使用には適
しない 特開昭59−185763にはC:0.08%以下、Si:2.0%以上4.
0%以下、Mn:2.00%以下、Cr:16.00−20.00%、Ni:8.00
−13.00%以下、Cu:0.30−2.00%、N:0.05−0.30%、M
o:0.30−1.50%、所望によりNb:0.10%以下を含み、B
含有量が0.00020%以下に限定されている鋼が開示され
ている。この鋼はかなり高含有量のNとMoを含み、耐応
力腐食割れ臨界温度は80℃より高い。しかし後述するよ
うに、Nは隙間腐食の防止に有効であるが、隙間腐食が
生じた場合には侵食が深くなるという問題がある。
本発明者等はさらに検討を重ねた結果、熱交換を目的
とした用途ではステンレス鋼板を伝熱体として熱の移動
が行われ、腐食の対象面に熱の流入があると腐食が厳し
くなり、特にスポット溶接部では隙間腐食を起点として
応力腐食割れが層じやすいことが判明した。この場合、
ステンレス鋼板の腐食した側(液側)の温度は100℃以
上に達していたことから、応力腐食割れの限界温度をよ
り高める必要性が明らかとなった。
(本発明の目的) 本発明は、以上のような認識のもとに、オーステナイ
トステンレス鋼において応力腐食割れの限界温度が100
℃以上でしかも耐隙間腐食性を十分兼ね備えた、安価な
ステンレス鋼を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための技術的手段) 本発明者等は応力腐食割れ挙動と合金元素の関係を詳
細に検討した結果、MoとNは強力な不動態化元素で、腐
食された部分を強力に再不動態化する。しかし、局部的
に再不動態化されない部分が不可避的に残り、周囲部分
が強力に再不動態化されていることと相俟ってその部分
は過度の腐食を受ける。この狭隘な腐食部に応力が集中
して応力腐食割れに至る。
また、Cu、SiおよびAlは食孔や隙間腐食点に比較的均
一に析出し、非常に緩除ではあるが、金属の溶出を阻止
することが判明した。すなわち、これらの元素は応力腐
食割れの防止に有利に作用する。
さらに、約3%のSiを含むとき、鋼はMoを添加しても
応力腐食割れが生じにくくなり、もしAlが加わると、耐
応力腐食割れ性はさらに改良され、隙間腐食における腐
食深さも浅くなることを見出した。
(発明の構成) 本発明は、C:0.08%以下、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.5%
以下、P:0.045%以下、S:0.005%以下、Ni:6〜20%、C
r:16〜25%、Cu:1.5〜4.0%、N:0.05%未満を基本組成
とし、要求される耐食性レベル等の必要に応じて、Mo:
0.3%をこえ1.5%未満、Al:0.05%〜3.0%、REM:0.005
〜0.1%を単独あるいは複合して添加し、残部Feおよび
不可避的不純物からなることを特徴とする温水中での耐
食性にすぐれたオーステナイトステンレス鋼を提供す
る。
一般的にいうと、本願発明は特開昭59−185763の鋼の
改良の性格を有する。
本発明鋼の成分の限定理由を以下に説明する。
C:Cはオーステナイトを安定にする強力な元素であり、
耐応力腐食割れ性や耐隙間腐食性には大きな影響をあた
えないが、溶接部等での粒界腐食感受性を高めることか
ら、上限を0.08%とした。C含有量は好ましくは0.06%
以下であり、より好ましくは0.05%以下である。
Siは本発明鋼では必要かつ重要な元素の1つであり、
Cuの存在のもとで耐応力腐食割れ性をたかめる。これ
は、耐応力腐食割れ性を損なうことなくMoの耐隙間腐食
性の改善効果を支援する極めて有用な元素である。また
耐孔食性を向上させる効果も若干有している。その効果
を得るには2.5%未満では十分でなく、望ましくは2.8%
以上の添加が必要である。しかしSiは強力なフェライト
生成元素であるから、Niの使用量をできるだけ最小限に
とどめるために、上限4.0%とする。最も好ましいSi量
は3−4%である。
Mn:Mnは腐食の起点となりやすい硫化物を形成し、耐隙
間腐食性や耐孔食性を損ねるのでその含有量は少ない程
よい。しかしMnの極低化には配合原料が高価になるの
で、製鋼上不可避的に混入してくる程度の量として上限
を0.8%とするが、本発明鋼では耐隙間腐食性の改善に
有効なMoの添加に制限があるので、特に耐隙間腐食性が
要求される場合には0.5%以下が望ましい。より好まし
くは、0.4%以下である。
P:Pは本発明鋼ではとくに低減する必要はないが、耐応
力腐食割れ性には有害な元素であることは明らかであ
り、高いのは好ましくなく0.045%を上限とした。
S:Sは鋼中のMnと硫化物を形成し、耐隙間腐食性や耐孔
食性に有害であるので出来る限り低い方がよく、上限を
0.005%とする。
Ni:Niはオーステナイト相を保持するための主要な元素
であり、そのためには6%は最低限必要とするが20%を
越えるとコスト的に不利となるので6〜20%を範囲とす
る。また、この範囲においてNiは耐応力腐食割れ性には
余り影響しないが耐隙間腐食性の改善には効果があるの
で、とくに耐隙間腐食性が要求される用途では10%以上
の添加が望ましい、すなわち、Ni含有量は好ましくは10
−18%であり、より好ましくは12−16%である。
Cr:Crはステンレス鋼においては必要不可欠の元素であ
る。本発明鋼の塩化物を含む温水環境の用途では16%以
上の添加が必要である。Crは多ければ多いほど腐食性は
向上するが、オーステナイト相を保持するためのNi等の
添加が増し、また製造性や加工性が損われるので、25%
を上限とする。好ましいCr含有量は17−22%、より好ま
しくは16−20%である。
Cu:Cuは本発明鋼において重要な元素である。NaClを若
干含む温水環境において、耐応力腐食割れ性の改善を有
効に作用する。その効果はCu量が多いほど大きい。本発
明鋼では比較的高温の用途が対象であるので1.5%以上
添加する。しかし4%を超える添加ではその効果は飽和
し、また熱間加工性が劣化するようになるので、1.5〜
4.0%を範囲とする。好ましい範囲は2−4%、より好
ましくは3〜4%である。
N:上述のように、耐応力腐食割れ性に有害であるが、孔
食と耐隙間腐食を防止するには有効であることが知られ
ている。本発明の場合、SiとCuが高レベルで含まれてお
り、このことが応力腐食割れには有害なNの低減を可能
にする。この意味において、N含有量は、0.05%未満と
し、好ましくは0.04%以下、より好ましくは0.03%以下
である。
Mo:Moは耐隙間腐食性や耐孔食性の改善に極めて有効な
元素であるが、耐応力腐食割れ性を損なう。本発明鋼で
はCu、Si(およびAl)の使用により1.5%未満までの添
加であれば許容される。一方、0.3%以下の量では耐隙
間腐食性の改善効果が現われない。好ましいMo含有量は
0.3−1.2%より好ましくは0.3−1.0%である。
Al:AlはCuとSiとの共存のもとで、耐応力腐食割れ性を
著しく向上させる作用を有し応力腐食割れ発生の限界温
度を上昇する。また耐隙間腐食性においては侵食深さを
改善し、隙間腐食による侵食深さは浅くなる。しかし添
加量が増えると熱間加工性や加工性が劣化するので0.05
−3.0%を範囲とする。好ましい含有量は0.1−2.0%、
より好ましくは0.1−1.0%である。
REM:本明細書において、REMは少なくとも1種の希土類
金属を意味する。REMは熱間加工性を改善するのに有効
な元素である。また本発明鋼では、耐応力腐食割れ性と
耐隙間腐食性に対するAlの作用をより有効にするために
0.005%以上添加する。しかし0.1%を超えると介在物が
増えるのでこれを上限とする。好ましくは0.01−0.08
%、より好ましくは0.03−0.05%である。
(発明の具体的開示) 実施例 第1表に示す成分の鋼を真空溶解法で溶製し、 常法により鍛造、熱延したのち、1mm長の冷延鋼板を作
成した。
第1表においてA1〜A6鋼は比較鋼で、A1はSUS304、A2
はSUS316である。B1〜B6は本発明鋼である。
第2表は第1表の溶体化熱処理を施したA1〜A6鋼とB1
〜B7鋼の耐応力腐食割れ性と耐隙間腐食性を示したもの
である。
耐応力腐食割れ性は、オートクレーブ試験と伝熱試験
により判定した。
オートクレーブ試験では、前記の冷延板の大小2枚を
スポット溶接で固定した試片を、オートクレーブで温度
をかえて50ppmCl-溶液に10日間浸漬し、割れの有無によ
り応力腐食割れの限界温度を求めた。また、スポット溶
接部をくり抜き隙間腐食による侵食深さも合わせてもと
めた。この試験では、耐応力腐食割れ臨界温度100℃の
ものは有効であるとみなされる。
伝熱試験では、前記のようにスポット溶接を施した試
片の片面に、ニクロム線を巻いたCu棒をあて、他の面は
80℃の50ppmCl-溶液に接するようにし、Cu棒をあてた面
の温度をかえて10日間浸漬し、割れの有無により応力腐
食割れの限界温度を求めた。この試験では、耐応力腐食
割れ臨界温度が200℃のものは有効であると認められ
る。
耐隙間腐食性は、D.B.Anderson:“Statistical Aspec
t of Crrevice Corrosion in Seawater",ASTM−STP 57
6,p.231.1976に記載の方法により、上記の冷延板の中央
に穴を開けた試片に、歯数20個の隙間治具を両面から挟
んで締め付けたものを、腐食試験液に48時間浸漬し、腐
食減量および腐食個数を調べた。腐食試験液には40℃の
1.75%NaCl溶液に酸化剤としてH2O2を2%になるように
加えた液を用いた。
試料B2は2.98%のSiと0.77%のMoを含み、良好な耐応
力腐食割れ性を示し(臨界温度がオートクレーブ試験で
120℃、伝熱試験で200℃である)、高水準の耐隙間腐食
性を有する。B2鋼と同水準のSiを含有するが、実質的量
のMoを含有しないB1鋼は、B2鋼に優る耐応力腐食割れ性
を有するが、最大侵食深さと腐食減量においてB2鋼に劣
る。
B3、B4鋼は、Alを含み、優れた耐応力腐食割れ性(臨
界温度140℃および250℃)ならびに優れた耐隙間腐食性
を示す。しかし、実質的にMoを含有しないB3鋼は腐食減
量においてB4鋼に劣る。
実質的にMoを含まないが、高レベルでCuとNを含むB5
鋼は良好な耐応力腐食割れ性と良好な耐隙間腐食性を示
す。CuとNの効果がよくバランスしているものと理解さ
れる。
B3鋼に類似しているが低水準のAlを含むB7鋼は、B1鋼
よりも優れているが、耐応力腐食割れ性においてB3鋼に
劣る。
これに対して、高水準のMnと低水準のSiとCuを含むA
1、A2鋼は80℃で応力腐食割れを起こした。
A3鋼は良好な耐応力腐食割れ性を示すが、耐隙間腐食
性において劣っている。Si含有量が低いからである。A3
鋼に類似するがMoを含有するA4鋼はかなり良好な耐隙間
腐食性を示すが、耐応力腐食割れ性において劣り、耐食
性を一般において本発明の鋼に域に達しない。
Moを本発明の限定範囲を越えて含むA5鋼は、そのこと
のゆえに耐応力腐食割れ性において劣っている。Nを本
発明の限定範囲を越えて含むA6鋼は、そのことのゆえに
局部腐食を受けやすい。すなわち耐応力腐食割れ性は良
好であるが、最大腐食深さが大である。
(発明の効果) このように本発明鋼はすぐれた耐応力腐食割れ性と耐
隙間腐食性を兼ね備えていることが明らかで、また製造
コストの上昇も比較的小さいことから、中性塩化物溶液
を高温に加熱した状態で取り扱う装置の材料として好適
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 紹泰 山口県新南陽市大字富田4976番地 日新 製鋼株式会社周南研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−185763(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C :0.08%以下、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.5%以下、 P :0.045%以下、 S :0.005%以下、 Ni:6〜20%、 Cr:16〜25%、 Cu:1.5〜4.0%、 N :0.05%未満 を含み,残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
    徴とする温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトス
    テンレス鋼。
  2. 【請求項2】C :0.08%以下、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.5%以下、 P :0.045%以下、 S :0.005%以下、 Ni:6〜20%、 Cr:16〜25%、 Cu:1.5〜4.0%、 N :0.05%未満、 Mo:0.3%をこえ1.5%未満 を含み,残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
    徴とする温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトス
    テンレス鋼。
  3. 【請求項3】C :0.08%以下、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.5%以下、 P :0.045%以下、 S :0.005%以下、 Ni:6〜20%、 Cr:16〜25%、 Cu:1.5〜4.0%、 N :0.05%未満、 Al:0.05%〜3.0%、 REM:0.005〜0.1% を含み,残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
    徴とする温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトス
    テンレス鋼。
  4. 【請求項4】C :0.08%以下、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.5%以下、 P :0.045%以下、 S :0.005%以下、 Ni:6〜20%、 Cr:16〜25%、 Cu:1.5〜4.0%、 N :0.05%未満、 Mo:0.3%をこえ1.5%未満、 Al:0.05%〜3.0%、 REM:0.005〜0.1% を含み,残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
    徴とする温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトス
    テンレス鋼。
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