JPS6032205B2 - キー二重打検出方式 - Google Patents

キー二重打検出方式

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JPS6032205B2
JPS6032205B2 JP52135467A JP13546777A JPS6032205B2 JP S6032205 B2 JPS6032205 B2 JP S6032205B2 JP 52135467 A JP52135467 A JP 52135467A JP 13546777 A JP13546777 A JP 13546777A JP S6032205 B2 JPS6032205 B2 JP S6032205B2
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signal
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address
circuit
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知洋 清水
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数のキーを有するキーボードで、キーが二重
打された際のキーニ重打検出方式に関する。
従来から、複数のキーが配設されたキーボードを有する
例えば小型電子式計算機等の電子機器では、キー操作に
よるキーのオンオフ情報を所謂夕ィミング入力方式によ
って得るようになっている。
即ち、例えば複数のキーがマトリックス状に配列された
キーボードでは、行ラインを順次走査し、列ラインには
操作されたキーに対応したコード情報が得られる。しか
しこのようなタイミング入力方式では、同一行ライン上
の複数のキーが同時に操作された場合には、入力すべき
データがいずれのキーに対応するものなのか区別がつか
ないため、一般にエラーとしている。このために、キー
が操作された際には、上記キーボードの列ラインに得ら
れた例えば4ビットのコード情報の少くとも2ビットに
“1”が有るか否かを検出することによて二重打検出が
行われている。従って、従来では上記4ビットのコード
情報のうち1ビットのみに“1”が立っているか否かを
検出するたに数値データ「0001」(1G隼数「IJ
)で減じ、その減算結果が“0”であるか否かを検出し
、“0”であれだ1つのキーが操作されたと判断し、“
0”でなければ更に上記コード情報を数値データ「00
10」(IG隼数「2」)で減じ、上記と同様減算結果
“0”か否かの検出を行ない、“0”でなければ以下同
様に数値データroloo」(10進数「4」)、及び
「1000」(1G隻数「8」)で順次減算が行われて
、夫々“0”か否かの検出が行われ、最後の減算におけ
る減算結果が“0”でない場合には二重打であると判断
していた。しかしながら、このような従来の二重打検出
方式ではマイクロプログラムのアドレス数を非常に多く
要し、このため処理時間が長くかかると共に回路構成も
複数となる欠点があった。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、必要とする
マイクロプログラムの処理ステップ数を少くし得、回路
構成の簡略化を計り得るキー二重打検出方式を提供する
ことを目的とする。
以下、図面を参照しながらこの発明を小型電子式計算機
に適用した一実施例につき説明する。
第1図は同例の全体の回路構成図である。ROM(リー
ドオンリメモリ)1は各種マイクロ命令がストアされて
おり、後述する各種信号Fu,Su,FL,SL,0p
,Co.Na等を、ROMアドレス部2から出力される
アドレス信号に応じて出力する。Fu‘まRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)3内の演算数を記憶するレジスタ
の行アドレス(0〜m)を指定し、またFしは上記しジ
スタの列アドレス(0〜n)を指定するアドレス指定信
号である。同様にSuはRAM3内の被演算数を記憶す
るレジスタの行アドレス(0〜m)を指定し、またSL
は上記しジスタの列アドレス(0〜m)を指定するアド
レス指定信号である。○pはオペレーションデコーダ4
に入力されるオペレーション信号で、オペレーションデ
コーダ4は、オペレーション信号○pの内容を鱗続して
信号C,D,G,日,J,KB,Sub,R/Wのうち
の所定の信号を出力する。Coは「1」,「2ハ …等
のコード信号であり、オペレーションデコーダ4からの
信号C、タイミング信号t2の出力時に開かれるゲート
回路G7を介して演算回路6に入力され、演算等に利用
される。Naは、現行実行中のステップ(マイクロ命令
)の次のステップのマイクロ命令のアドレスを指定する
次アドレス信号であり、アドレス変換回路6に入力され
ている。RAM3は、上述したように行アドレス0〜m
、列アドレス0〜nを有し、上記行アドレス指定信号F
u,Su、列アドレス指定信号FL,SLによりアドレ
ス指定され、且つオペレーションデコーダ4から出力さ
れる続出し書込み信号R/Wが“1”のときは、紙定さ
れたアドレスにデータが書込まれ、また続出し書込み信
号R/Wが“0”のときには、指定されたアドレスのデ
ータが謙出される。
なお、このR/W信号はタイミング信号ヒの出力時に開
かれるゲート回路G3を介してRAM3に印力0される
。ここで上記タイミング信号t,,t2およびt3を説
明すると、これらタイミング信号t,〜らは、図示しな
いタイミング信号発生回路から信号t,,ら,らの順に
、周期的に出力され、またそれらの各“1”レベル期間
は互いに童畳しない信号である。
このタイミング信号し‘まゲート回路G,、ラツチ回路
7a,7bに加えられ、これらゲート回路G,、ラツチ
回路7a,7bを制御している。タイミング信号t2は
ゲート回路○2,G4,G5,G6に加えられ、またタ
イミング信号t3はゲート回路G2,G3に加えられ、
各ゲート回路の開閉制御が行われる。猶、ラツチ回路7
a,7bにタイミング信号ちとともに加えられているク
ロツクパルス◇2は、図示しないクロツクパルス発生器
の出力パルスであり、論理積信号L・J2 によりラツ
チ回路7a,7bはリセツトされる。第1図にみられる
ように、ゲート回路○,は論理積信号G・ちの出力時、
すなわちオペレーションデコーダ4から信号Gが出力さ
れた時のタイミング信号らの出力時に開かれる。
またゲート回路○2は論理積信号日(ら十t3)の出力
時、すなわちオペレーションデコーダ4からの信号日が
出力された時のタイミング信号ら及びらの出力時に開か
れる。したがって若しも信号G,日がともに出力中であ
るとき、先ずタイミング信号t.の出力時にゲート回路
G,が開き、RAM3内のたとえば被演算数デ−夕が読
出されてラッチ回路8にラッチされ、次いでタイミング
信号t2,らの出力時に、RAM3内のたとえば演算数
データが読出されてラツチ回路8の出力と共に演算回路
5に送られる。このようにしてゲート回路G,、ラツチ
回路8またはゲート回路○2を介して読出された各デー
タは演算回路5にてタイミング信号t3の出力時に加算
され(信号S血=“0”のとき)、或いは減算される(
信号S血=“1”のとき)。演算回路5の演算結果はR
AM3の入力端INを介して、そのときアドレス指定信
号Fu,Fしにより指定される領域内にらのタイミング
で書込まれる。演算回路5はまた、判断命令を実行する
ための演出を実行する。この場合には、演出結果中のキ
ャリ−を除くデータはオア回路9を介してラッチ回路7
aに、またキャリー(ボロ)直接ラツチ回路7bに入力
され、ともにラッチされる。上記ラッチ回路7a,7b
にラッチされた演算結果はジヤッジゲ−ト回路10を介
してアドレス変換回路6に送られ、このアドレス変換回
路6にわ信号Naとオア加算が実行される。この結果、
ROMIの次のステップのマイクロ命令のアドレスを示
すデータがROMアドレス部2に与えられるように構成
されている。キー入力部(キーボード)11は、第3図
にみられるようにマトリックス構成となっている。すな
わち、m本の行ラインX,,X2,……,Xm,4本の
列ラインY,,Y2,Y3,Y4の交点上に、数字キー
「OJ「1」,・…・・,「9ハフアンクションキー「
十一「一一等が配置されている。行ラインX,,X2,
・・・・・・,Xmはデコーダー2の出力信号KC○,
,KC02,・…・・,KC○mが入力され、行ライン
X,から順次走査されるようになっている。また列ライ
ンY.,Y2,Y3,Y4は4ビット構成のレジスター
3の各々の桁に接続されている。一方、デコーダ12の
出力信号KC○,,KC02,・…・・KCOm‘まR
AM3内のカウント桁を利用して発生される。このカウ
ント桁はたとえばRAM3内の記憶領域Bが当てられて
おり、キー走査の動作が開始されると、先ずアドレス指
定信号Fu,FL(またはSu,SL)により記憶領域
Bがアドレスされ、その内容がクリアされて「0」が書
き込まれる。次いでこの記憶領域Bの内容「0」はゲー
ト回路○5を介してデコーダ1 2に入力される。この
ときデコ−ダ12からは信号KC○,のみが出力されて
“1”となり、行ラインX,が走査され、この行ライン
X,上のキーのオンオフ状態が検出される。この時、行
ラインX,上のキーが操作されずに行ラインX,の走査
が完了すると、再び記憶領域Bがアドレス指定信号Fu
,FL(またはSu,SL)によりアドレスまれ、その
内容「0」が演算回路5に送られる。演算回路5には同
時にコード信号Coによる数値データ「1」が入力され
、両入力データ「0」と“1」との加算が実行され、そ
の演算結果「1」が再度上記記憶領域Bに送られて記憶
される。次に更新されてこの記憶領域Bの内容「1」が
デコーダー 2に入力されてデコードされ、信号KC0
2のみが“1”となって出力され、これにより行ライン
X2が走査される。このようにして各行ラインX,,X
2,・・・・・・の各々の走査が完了するたびに記憶領
域Bの内容が演算回路5にて十「1」これて更新され、
次に行ラインの走査が実行される。しかして、記憶領域
Bの内容が「m」になり、行ラインXmの走査が終わる
と記憶領域Bはクリアされ、再び行ラインX,,X2…
…の走査が行われる。いま信号KC○,が出力されて数
字キー「0」のみがオン状態であるとすると、列ライン
Y,の出力信号のみが“1”となる。したがってレジス
ター3の内容は「0001」となり、偽B(最下位ビッ
ト)のみ“1”となり、このデータ「0001」が、ゲ
ート回路G5を介して演算回路5に送られるようになっ
ており、他のキーについても上述した如く同様に実行さ
れる。次に第2図を参照して、ROM1,ROMアドレ
ス部2、オベレ−ションデコーダ4、アドレス変換回路
6、ジャ−ジケート回路10の詳細な構成を説明する。
第2図の回路は、第4図に示すキー二重打検出動作を示
すフローチャートに対応して構成されており、第4図中
に示す数字2,3,4,6,7,8,9,10,11は
処理動作の各ステップに対応したアドレスを表わしてお
り、第2図中のROMアドレス部2に示す数字2,3,
・・・・・・と対応している。ROM1のアドレス指定
信号FリSu,…・・・の出力ライン上に示す数字「1
」,「2山「4レ「8」は各ビットの重みを表わしてい
る。次アドレス信号Naの出力ライン「1」,「2」は
アドレス変換回路6のオァ回路6b,6cを介してアド
レスレジスタ6aの1桁目および2桁目に接続され、ま
た他の出力ライン「4』「8」,……はしジスタ6aの
3桁目、4桁目,…・・・に直接接続されている。上記
アドレスレジスタ6aの1桁目、2桁目には更にジャー
ジケート回路10内のアンド回路10a,10bの出力
がオア回路6b,6cを介して入力されており、上述し
たオア加算が実行される。アドレスレジスタ6aの各桁
出力はROMアドレス部2に直接及びィンバータ2,〜
2nを介して供給されROMIのマイクロ命令のアドレ
ス指定が行われる。上記ジャージケート回路10中の両
アンド回路10a,1obにはともにオペレーションデ
コーダ4からの出力信号Jが供給され、且つアンド回路
10aにはラッチ回路7aの出力がまたァンド回路10
bにはラッチ回路7bの出力が供給されている。
これにより、後述する判断動作のァドレス3,6,9(
ステップd,f.g)に於ける演算回路5の演算結果が
アドレス変換回路6に送られてオア加算が成される。第
1表は、第2図に示した各ステップに対応す*るアドレ
ス毎にROMIから出力されるオペレーション信号OP
による命令に応じ、オペレーションデコーダ4から出力
される出力信号の種類を示すそのである。
第 1 表 次に、2種類のキー入力操作例をあげて、上記実施例の
キー二重打検出動作を説明する。
猶この例では、第3図中の行ラインXmの数を8本(m
=8)と仮定する。したがってデコーダ12から出力さ
れる信号はKC○,〜KC08となる。また、上述した
記憶領域B及び後述する記憶領域Aは、第2表に示すよ
うな行アドレスによって指定されるものとする。第2表 先ず、第5図に示すレジスター3および記憶領域の記憶
状態図、また第4図に示すフローチャートを参照して数
字キー「4」のみが押された場合の動作を説明する。
キー検出動作が開始されると、この動作のスタートアド
レス「4」が所定の方法(例えば前回の最後のステップ
に於る次のアドレス信号Na)によって指定され、RO
Mアドレス部2によりアドレス4が指定されて第4図の
ステップaの動作が実行される。このステップaは、R
AM3内に記憶領域Bの内容をクリアする動作であり、
ROMIからは第2図に示す如く記憶領域Bをアドレス
するたのアドレス指定信号Fu=「100」(1G隼数
「4」),FL=「1111」(10進数「15」)が
出力される。またアドレス指定信号SりSLはともに「
0」である。更にオペレーション信号OPは「1100
」であり、オペレーションデコーダ4から信号C,R/
Wが出力される。(第2表参照)。(第1表参照)更に
コード信号Coは「0」、次アドレス信号Naは「7」
となってそれぞれ出力されている。上述のようにしてア
ドレス指定信号F山 FLにより記憶領域Bがアドレス
されているが、信号G,日がともに出力されず「0」で
あるから、タイミング信号ち,t2の出力時にゲート回
路G,,○2が開かず、またコード信号Coも「0」で
あるので次いで出力されるタイミング信号ら‘こより開
かれるゲート回路G3の出力は「0」となり記憶領域B
には「0」が書き込まれる。しかして、この動作が終わ
ると次のアドレス「7」で示されるステップbに進む。
ステップbは記憶領域Bの内容ro」をデコ−ダ12に
転送し、行ラインX,の走査を開始させるための動作が
実行される。
すなわち、第2図のアドレス7に示されている如くアド
レス指定信号Fu及びFしは夫々「4」及び「15」と
なって記憶領域Bが指定され、オペレーション信号OP
は「0001」であり、信号D,日が出力される。更に
コード信号Co:「0ハ次アドレス信号Na=「2」と
なる。従って、議出し書込み指令信号R/Wは出力され
ないからRAM3には読出し指令がかかっており、タイ
ミング信号t2の出力時、記憶領域Bの内容「0」が謙
出され、そのとき同時に開かれるゲート回路02,06
を介してデコーダ12に入力される。デコーダー2は入
力データ「0」にデコーダして信号KC0,のみを出力
するため、行ラインX,のみが走査される。いま行ライ
ンX,のキー「0」,「1』「2」,「3Jは何れも押
されておらず、オフ状態であるから、レジスター3には
データ「0000」が取込まれ、この処理を終了すると
次アドレス「2」がROMアドレス部2に送られ、次の
ステップcに進む。ステップcでは、レジスタ13の内
容を記憶領域Aに転送される。
即ち、ROMIからは第2図に示す如くアドレス指定信
号はFu=「110」(10進数「6」),FL=「1
100」(1G隻数「12」)、オペレーション信号O
Pは「1000ハ コード信号Coは「0ぃ また次ア
ドレス信号Naは「3」が夫々出力され、RAM3の記
憶領域Aがアドレスされると共にオペレーションデコー
ダ4からは信号KB,R/Wが出力される。従って、タ
イミング信号らの出力時にゲート回路G5が開かれるが
、行ライン×上のキーは押されていないため、レジスタ
13は「0000」となっており、このレジスタ13の
内容が信号KBに開閉制御されるゲート回路G5及び演
算回路5を介してR/W信号(=“1”)が与えられる
RAM3のIN端子に送出され、記憶領域Aに書き込ま
れる。しかして、この処理が終了すると次アドレス信号
Na=「3」がレジスタ6aに謙込まれ、アドレスr3
」が割付られたステップdに進む。このステップdでは
Aレジスタの内容が「0」であるかどうか、すなわちキ
ーが押されているかどうかの判断動作が実行されるので
、ROMIからの各出力はFu=「6ハ FL=「12
」、 OP=「0011」、Co=「0」及びNa=「
8」となり、上記ステップcと同様に記憶領域Aがアド
レスされるとともに、オペレーションデコーダ4からは
信号日及びJが出力される。
従って、タイミング信号らの出力時に記憶領域Aの内容
「0000」が演算回路5に入力され、この演算回路5
をスルーし、更にオァ回路9を介してラッチ回路7に供
給されてラッチされる。この場合キヤリーは生じないの
で、ラッチ回路7bにも「0」が供給され、これらラッ
チ回路7a,7bにラツチされたデータが供給されるア
ンド回路10a,1obの出力はともに“0”となる。
この結果、レジスタ6の内容は次アドレス信号Naの内
容「8」と等しく、次にアドレス「8」が割付られたス
テップeに進む。詰り、記憶領域Aの内容「0」である
ことが判断されたことになる。しかして、ステップeは
、記憶領域Bの内容を十「1」する演算が実行される。
即ち、ROMIからはFu=「4」、FL=「15」、
OP=「1101」、 Co=「1」、及びNa=「6
」の夫々が出力され、記憶領域Bがアドレスされると共
にオペレーションデコーダ4からは信号C,日,R/W
が出力される。従って、タイミング信号らの出力時に記
憶領域Bの内容「0」が謙出され、ゲート回路G2を介
して演算回路5に入力される。同時に演算回路5にはコ
ード信号Coによるコード「1」がゲート回路○4を介
して入力される。演算回路5では両入力データ「0」と
「1」との加算が実行され、その演算結果「1」がタイ
ミング信号らの出力時に記憶領域Bに書込まれる。この
結果、記憶領域Bの内容「1」に更新され次に次アドレ
ス信号Naに示されたアドレス「6」が割付けられたス
テップfに進む。ステップfでは、記憶領域Bの内容と
、コード「8」との大小関係が比較されるもので、RO
MIからはOP=「0111」、Co=「8」及びNa
=「4」が夫々出力され、記憶領域Bがアドレスされる
と共にオペレーションデコーダ4からは信号C,日,J
,Subが夫々出力される。
従って、タイミング信号らの出力時に、演算回路5には
記憶領域Bの内容「1」とコード信号Coによるコード
「8」が入力される。そして演算回路5には上記減算指
令信号Subが入力されているから、「1一8」の減算
が実行され、この結果演算回路5からはデータ及びボロ
−が出力され、ラッチ回路7a,7bに“1”が入力さ
れる。これにより、ジャージケート回路10のアンド回
路10a,10bの出力がともに“1”となり、この出
力はしジスタ6aの第1桁目、第2桁目に入力される。
この時、次アドレス信号Na=「100」であるから、
レジスタ6aにはオア加算の結果、「111」が入力さ
れ、次のアドレスは「7」となって、このアドレス「7
」が割付られている上記ステップbに戻る。ステップb
では、記憶領域Bは十1されて「1」となっており、こ
の「1」がデコーダ12に入力される。
このためデコーダー2から信号KC02のみが出力され
て“1”となり、行ラインX2が走査される。いまキー
「4」のみ押されているため、レジスタ13にはデータ
「0001」が取込まれ(第5図参照)、次にステップ
cに於て、レジスター3の内容「0001」((10進
数「4Jが上記同様の動作により記憶領域Aに転送され
、記憶領域Aの内容が「1」となる。この転送が終了す
ると、次にステップdに進み、記憶領域Aの内容が「0
」が否かの判断が実行される。即ち、演算回路5には記
憶領域Aの内容「1」が入力され、この演算回路5をス
ルーしてラッチ回路7aに印加され、ラッチ回路7aに
は“1”が、またラツチ回路7bには“0”が夫々ラツ
チされる。そして、これ等ラツチ回路7a,7bの出力
は、オペレーションデコーダ6から出力されている信号
Jにより開成されているアンド回路10a,1ob及び
オア回路6b,6cを介してレジスタ6aに入力され、
次アドレス信号Naの「1000」(10進数「8Jが
オワ加算されて「100」(10進数「9」)となる。
従って次にアドレス「9」が割付られたステップgに進
み、結果的に記憶領域Aの内容が「0」でないことが判
断されたことになる。このステップgは記憶領域Aに記
憶されている内容同志の加算を行い、その結果を再び記
憶領域Aに入力し、その演算(加算)時にキャリーが生
じたか否か、及びキャリーが生じた際にデータが残って
いるか杏かを検出するものであり、キャリーが生じてデ
ータが残っている場合は二重打であると判定するもので
ある。
即ち、「A+A→A」の処理を行うことは、1,2,4
,8の各重みを持つビット位置の唯一つのみに信号“1
”が立っている場合は結果的に1ビットづつ左シフトさ
れることであり、キャリ−が生じた際にその記憶内容は
「0トつまりデータは残らない状態となっている。これ
に対し、2つ以上のビット位置に信号“1”が立った場
合、即ち、「1,2,4,8」以外の数値コードとなっ
ている際には、キャリーが生じた時点で必要すデータも
残っているものである。そこで、このステップgに於て
は第2図からも明らかなようにROMIの出力をFu=
Su=「110」、FL=SL=「1100」、OP=
「1011」、Co=「0」及びNa=「8」とし、被
演算数及び演算数を共に記憶領域Aの内容とすると共に
オペレーションデコーダ6からは信号G,日,J及びR
/Wを夫々出力されるものである。
従って、タイミング信号t,の出力時には記憶領域Aの
内容「0001」が読出され、このデータはゲート回路
G,を介してラツチ回路8にラツチされる。次いてタイ
ミング信号らの出力時にも記憶領域Aがアドレスされて
いるので、記憶領域Aの内容「0001」が読出され、
ゲート回路G2を介して、演算回路5に送られる。この
結果、演算回路5ではAレジスタの内容「0001一同
志が加算され、演算結果が「0010」となる。この演
算結果はタイミング信号らの出力時に、Aレジスタ内に
再度書込まれる(第5図口)。また上記演算ではキャリ
ーが生じないため、ラツチ回路7aのみに“1”が入力
され、この出力がオア加算されることにより再度アドレ
ス「9」となってステップgに戻る。従って上述したこ
とと全く同様な演算がキヤリーが生じるまでくり返し実
行される。このとき記憶領域Aの状態を第5図口、ハ及
び二に示す。しかして、この第5図二の状態から再度ス
テップgの演算が実行されると、その演算結果は「16
」(2進数「10000」)となりキャリーが生じる。
従ってこの時ラツチ回路7bには“1”がラツチされる
が、ラッチ回路7aは“0”となり、アンド回路10b
からは“1”が、またアンド回路10aからは“0”が
夫々出力されるためしジスタ6aの内容が「lolo」
(10進数「10」)となり、アドレス「10」が割付
けられている次のステップ(図示せず)のキー判断フロ
ーに進むことになる。これにより、キーの操作は正しく
行われたことが判断され、次のキー判断フローで数値キ
ー「4」が操作されたことを検出し、その後所定の処理
を受ける。なお、何れのキーも押されていない場合には
、上述したステップa→b→c→d→e→f→b→c→
・・…・の動作が繰返され、Bレジスタの内容が十1さ
れて更新されながら行ラインX,,X2,・・・・・・
が順次走査される。そして最後の行ラインX8の走査が
完了し、ステップfに入ると、前述した如くBレジスタ
の内容とコード「8」の減算が行われて上記Bレジスタ
の内容が「8」以上であることが判断される。このとき
にはステップaに復帰して、記憶領域Bの内容をクリア
し、再度行ラインX,からのキー検出動作が実行される
。次に第6図に示すレジスタ状態図を参照して、キー「
4」、「5」が同時押しされた場合の動作を説明する。
この場合も上述したようにまず行ラインX,についての
走査が実行され、次い記憶領域Bの内容が十「1」これ
て「1」となる。しかして、ステップbにてデコーダ1
2にBレジスタの内容「1」が入力され、信号KC02
が出力されて行ラインX2が付勢され次いでステップc
に入り、レジスタ13の内容0011」が記憶領域Aに
転送される。次いでステップdに入り、上記したと同様
の動作により記憶領域Aの内に数値があるか否かが判断
されるが、今は「0011」が記憶されていることによ
り次にステップgに進む。そして、このステップgでも
上述したと同様の動作により記憶領域Aの記憶内容同志
を加算しその結果を記憶領域Aに記憶させる動作が繰返
される。この結果、記憶領域Aの内容は加山される毎に
第6図イ→口→ハ→二と変化する。
Aレジスタの内容がこの状態になると、演算結果のデー
タは「1000」(2進数)、となり、更にキヤリーが
生じるため、ラツチ回路7a,7bには共に“1”が入
力される。しかして、このラツチ回路7a,7bの出力
はオペレーションデコーダ6から出力される信号Jによ
り開成されているジャッジ回路10のアンド回路10a
,10b及びオア回路6b,6cを介してレジスタ6a
に印加される為Naの内容「8」(2進数「1000」
)にこのラツチ回路7a,7bの出力がオア加算され、
2進数「1011」となってアドレス11へ進む。この
アドレス11には番地合せたのに設けられたもので、命
令は組まれておらず、次のアドレス4のステップaへ進
み、上記のキー操作「4」,「5」の同時押し二重打で
あると検出され、キー入力されることなく再度キーサン
プリングが行われることになる。また、各行ラインのキ
ーが3個以上同時に押された場合の動作も同様である。
なお、上記実施例では小型電子計算機に適用した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限ることなく例えば
電子式金銭登録機等マトリックス構成のキーボードを有
する電子機器に適用できるものである。
以上詳細に説明した如く、本発明はキー入力部から得ら
れたデータを順次加算してデータ、キャリーの有無を判
断することによりキーの二重打検出が可能となり、しか
し1ステップで実現べきるため、マイクロプログラムの
アドレス数も少なくて剤み、処理時間が早くなって計算
速度が大幅にアップすると共に回路構成の簡略化が図れ
る等種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体回路構成図、第2図は
第1図に於ける要部詳細図、第3図はキー入力部の詳細
図、第4図は動作説明のためのフローチャート、第5図
及び第6図はキー操作の記憶領域Aの状態図である。 1・・…・ROM、2・・・・・・ROMアドレス部、
3・・・・・・RAM、4……オペレーションデコーダ
、5……演算回路、6・・・・・・アドレスレジスタ部
、7a,7b…・・・ラツチ回路、10……ジャッジケ
ート回路、11……キー入力部、12……デコーダ、1
3……レジスタ。 第1図 第4図 第2図 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 m本の行ラインとn本の列ラインとでなるマトリク
    スライン上に複数のキーが配列され、上記行ラインを一
    定の順序をもつて連続的に発生されるサンプリング信号
    により順次走査し、上記列ラインよりキー操作に応じた
    nビツトの2進コードを出力するキー入力手段と、この
    キー入力手段の列ラインより出力されるnビツトの2進
    コードを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
    たnビツトの2進コードを演算値及び被演算値として加
    算し、その加算結果を再度上記記憶手段に記憶さて上記
    演算をキヤリーが生じるまで繰返す演算手段と、この演
    算手段による演算結果にキヤリーが得られた際に上記n
    ビツト内にデータが有るか否かを判断する判断手段とを
    具備し、上記演算手段による演算結果にキヤリーが生じ
    、かつ上記判断手段によりデータ有りが判断されること
    により、上記キー入力手段のキー二重打を検出すること
    を特徴としたキー二重打検出方式。
JP52135467A 1977-11-11 1977-11-11 キー二重打検出方式 Expired JPS6032205B2 (ja)

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JP52135467A JPS6032205B2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 キー二重打検出方式

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JPS6083132A (ja) * 1983-10-14 1985-05-11 Toshiba Corp タッチスイッチ付表示装置

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JPS5469023A (en) 1979-06-02

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