JPS6030420Y2 - 内燃機関におけるインタ−ク−ラ− - Google Patents

内燃機関におけるインタ−ク−ラ−

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Publication number
JPS6030420Y2
JPS6030420Y2 JP1690281U JP1690281U JPS6030420Y2 JP S6030420 Y2 JPS6030420 Y2 JP S6030420Y2 JP 1690281 U JP1690281 U JP 1690281U JP 1690281 U JP1690281 U JP 1690281U JP S6030420 Y2 JPS6030420 Y2 JP S6030420Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
intercooler
cooling water
end plate
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1690281U
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English (en)
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JPS57129921U (ja
Inventor
彬 石井
弘則 吉岡
清司 寺下
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関におけるインタークーラーの構造に関
し、製造の容易化、シール性の向上等を図るものである
ところで、過給機付きの内燃機関においては該過給機で
加圧された燃焼用空気をインタークーラーにより冷却し
た上で燃焼室に供給することが行われるが、の場合に該
クーラーとして多数の木管やフィン等を一体化した熱交
換ユニットを空気の出入口を有するケースに内装する構
造のものが用いられる。
然るに従来におけるこの種のクーラーは、熱交換ユニッ
トをケース内に取り付けた状態で該ユニットにおける冷
却水の出入口用ボス部をケースに形成した開口部に嵌合
し、該開口部の冷却水の外部配管を接続する構成である
ため、ケース及びユニットにおける取付部と嵌合部の位
置関係を精度良く仕上げなければならないのであり、そ
のため製造が極めて面倒となり、コストの上昇を来たす
と共に、精度不十分のため上記嵌合部において水漏れ、
空気漏れ等を生じる場合があったのである。
本考案はこのような実情に鑑みてなされたもので、熱交
換ユニットをケースに内装する形式のインタークーラー
において、該ユニットを一端部に設けた端板の周縁部を
ケースと該ケースに取り付けられるカバーの取付面間に
挾持することにより固定すると共に、他端部における木
管に連通ずるタンクに設けたボス部を冷却水の導入用又
は排出用管体の先端に直接嵌合してケースに形成した大
径の開口部から外部に導き、且っ該管体をケースに取り
付けることにより開口部を封鎖する構成とすることによ
り、ケース及びユニットにおける取付部と開口部ないし
ボス部の位置関係に多少の誤差を生じてもボス部におけ
る嵌合不良等を来たすことなく組立て可能とし、これに
よりケース及びユニットの製造を容易化し、コストの低
減を図ると共に、上記嵌合部におけるシール性を向上さ
せるものである。
以下これを図に示す実施例により説明すると、1はイン
タークーラー、2は該クーラーのケースで、該ケースの
側部には給気管(図示せず)の過給板側及び燃焼室側が
夫々接続される空気人口2a、出口2bが形成されてい
ると共に、上面は全面的に開口せしめられ、また底部に
は開口部2Cが形成されている。
3は複数のボルト4によりパツキン5,5を介して該ケ
ースの上面に取り付けられたカバーで、冷却水の出口3
aが形成されており、また6は上記ケース底部の開口部
2Cから該ケース内に導かれた冷却水導入用の管体で、
該管体はボルト7によりパツキン8を介してケースに取
り付けられ、且つその取付面6aにより上記開口部2c
が封鎖されている。
ここで開口部2cは管体6の外径より大径とされ、両者
間に十分な間隙が設けられている。
9は上記ケースに内装された熱交換ユニットで、下端部
に冷却水の入口ポートとなるタンク10が設けられてい
ると共に、該タンクに下端が連通ずる状態として多数の
水管11が乗下に配設され、且つ各木管の上端は端板1
2に支持されてその上方に開口せしめられている。
また13は各木管が貫通する多数のフィン、14は側板
で、これらが一体化されてユニット9が形成されている
然して該ユニットは上記端板12の周縁部12aがケー
ス2とカバー3の取付面間に挾持されていることにより
ケース内に保持され且つ該端板とカバーにより冷却水の
出口ポートが形成されていると共に、下端部におけるタ
ンク10にはボス部10aが設けられ、該ボス部が上記
管体6の先端に嵌合されている。
ここで、15は該嵌合部に装着されたオーリングであり
、また16は管体に具備された冷却水排出用のドレーン
コック、17はカバーに具備された防食亜鉛である。
上記の構成によれば、管体6によりクーラー1に導入さ
れる冷却水は熱交換ユニット9におけるタンク10、水
管11を経てカバー3の出口3aから排出されると共に
、過給機から供給される燃焼用空気はケース2の入口2
aから流入し、上記ユニットにおける木管の外側の空間
を通過して出口2bから燃焼室に送り込まれるのであり
、これにより該クーラーにおいて空気が冷却されること
になるのである。
然して上記ユニット9は上端部において端板12の周縁
部12aをケース2とカバー3の間に挾持されているが
、下端部においてはボス部10aが直接管体6に嵌合さ
れ、ケースの開口部2cに対しては嵌合部、取付関係が
ないのであり、従って上記端板12の周縁部を挾持した
状態でボス部10aの位置が開口部2cに対して変動し
ても組立に支障を生じ或はボス部の嵌合不良等を生じる
ことがなく、これによりケース2における上端面のネジ
穴2dと開口部2cの位置関係及びユニット9における
端板12の周縁部12aにおけるボルト穴とボス部10
aの位置関係に多少の誤差が許容されることになるので
ある。
尚、ボス部10aと開口部2cの位置関係のずれは管体
6におけるボルト穴6bをボルト7の軸部外径より大径
とすることにより吸収されるものである。
本考案インタークーラーは以上のような構成であるから
、従来における熱交換ユニットのボス部をケースに設け
た開口部に嵌合する構成に比較して、ケース及びユニッ
トにおける取付部と開口部ないしボス部の位置関係の精
度を緩和することが可能となり、これにより製造が容易
化され1、コストが低減されると共に、上記位置関係に
多少の誤差を有する場合においてもボス部における嵌合
が常に良好に行われることにより、該嵌合部におけるシ
ール性が向上せしめられる効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のインタークーラーの実施例を示す縦断面図
である。 1はインタークーラー、2はケース、2cは開口部、3
はカバー、6は管体、6aは取付面、9は熱交換ユニッ
ト、10はタンク、10aはボス部、11は水管、12
は端板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部における冷却水タンクと他端部における端板の間
    に多数の木管を配設してなる熱交換ユニットを空気の出
    入口を有するケースに内装し、上記端板の周縁部をケー
    スとこれに取り付けられるカバーの取付面間に挾持して
    該端板とカバーにより冷却水の入口又は出口ポートを形
    成する一方、上記タンクに設けたボス部を冷却水の導入
    用又は排出用管体の先端に嵌合してケースに形成した大
    径の開口部から外部に導き、且つ該開口部を管体におけ
    るケースへの取付面で封鎖するようにしたことを特徴と
    する内燃機関におけるインタークーラ。
JP1690281U 1981-02-07 1981-02-07 内燃機関におけるインタ−ク−ラ− Expired JPS6030420Y2 (ja)

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JPS57129921U JPS57129921U (ja) 1982-08-13
JPS6030420Y2 true JPS6030420Y2 (ja) 1985-09-12

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ID=29814872

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012206121A1 (de) * 2012-04-13 2013-10-17 Behr Gmbh & Co. Kg Anordnung eines Ladeluftkühlers in einem Ansaugrohr

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JPS57129921U (ja) 1982-08-13

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