JPH0531433Y2 - - Google Patents

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JPH0531433Y2
JPH0531433Y2 JP5407987U JP5407987U JPH0531433Y2 JP H0531433 Y2 JPH0531433 Y2 JP H0531433Y2 JP 5407987 U JP5407987 U JP 5407987U JP 5407987 U JP5407987 U JP 5407987U JP H0531433 Y2 JPH0531433 Y2 JP H0531433Y2
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JP
Japan
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hole
pipe
tank
screwed
radiator
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JP5407987U
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JPS63159682U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は合成樹脂製のタンクを有する自動車用
ラジエータに係り、特に各種の自動車に用いるこ
とができる汎用性のある合成樹脂製タンクに関す
る。
〔従来技術〕
自動車用ラジエータの取付け位置はエンジンル
ーム内の特定の極めて狭小な場所に限られてい
る。その限られた場所は各種自動車によつて異な
り、エンジン冷却水の出入り口を形成するラジエ
ータのパイプも各種自動車の設計に応じてその取
付け位置が設計される。
〔解決しようとする問題点〕
各自動車毎にラジエータの出入り口パイプの位
置を設計し、それに基づいて樹脂製タンク用金型
を制作すると、その分だけタンク自体のコストが
高くなる欠点がある。又従来樹脂製タンクにはそ
の入口にパイプが予め一体的に突出形成されてい
るが、その突出長さも各種自動車によつて異なる
ため、ある自動車用ラジエータの樹脂製タンクを
他の自動車用のものに転用することができなかつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は各種自動車に適用し得る汎用性
の高いラジエータ用合成樹脂製タンクを提供し、
結果としてそれを安価に提供するものである。そ
してその要旨は次のとおりである。
即ち、一端が開口された細長い箱状に形成さ
れ、その開口がチユーブプレート1の周縁に嵌着
して固定されるものである。ここにおいて本考案
の特徴とするところは長手方向に平行な一方の側
壁部の一端部に、一体的に同一形状の連通孔2,
3を形成し、夫々の孔の内周面に内ネジを設け
る。そして選択的にいずれか一方の連通孔2又は
3に短管状のパイプ4の一端を螺着すると共に、
他端にラジエータホースを接続するものとする。
そして他方の前記連通孔3又は2に盲栓5を螺着
し該連通孔3を閉塞するものである。
従つて本考案の合成樹脂製タンクによれば、パ
イプ取付け位置がタンクの長手方向の左右いずれ
であつてもそれに対応できると共に、パイプ4の
みを取り替えることにより、その長さを所望のも
のにすることができる。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明
する。
第1図は本合成樹脂製タンクの斜視略図であ
り、第2図はその要部横断面図。この実施例は、
タンク本体11外周がかまぼこ型をした箱状に形
成されると共に、その中央上端にフイラーネツク
が開口し、該開口に着脱自在にプレツシヤーバル
ブ兼用の注水キヤツプが取付けられる。そしてタ
ンク本体11の長手方向に平行な一方の側壁のみ
の両端部に第1図及び第2図に示すような連通孔
2,3が位置されている。この連通孔2,3は
夫々タンク本体11内に連通すると共に、内周面
に内ネジ12が設けられている。そしてそれらの
形状は全く同一に形成されている。又、連通孔
2,3内は段付き状に形成され、その段付き部分
にシール面14が設けられ、該シール面14にO
リング6が圧接するように形成している。さらに
タンク本体11の内部であつて、連通孔2の軸線
上の他方の側壁には凹部9が設けられている。又
タンク本体11の開口側外周縁にはフランジ部1
0が形成されている。
しかしてこのようにしてなるタンク本体11は
第1図に示す如く図示しないパツキンを介してチ
ユーブプレート1の溝部にフランジ部10が嵌入
し、それらの外周に図示しないカシメプレートが
被着され、チユーブプレート1とフランジ部10
との間を締結固定するものである。なおこのチユ
ーブプレート1には図示しない多数のチユーブが
貫通し該貫通部がろう付け固定されている。そし
て各チユーブ間には図示しないフインが接触し、
該接触部がろう付け固定されている。このように
してなるラジエータは、一対の連通孔2,3のう
ちいずれか一方に盲栓5が螺着し他方にパイプ4
が螺着されるものである。この実施例では一例と
して連通孔3に盲栓5がOリング6を介して液密
に螺着される。そしてパイプ4の一端部がOリン
グ6を介して連通孔2に液密に螺着される。この
ときパイプ4の先端に設けられた係止部8がそれ
に整合する他方の側壁の凹部9に嵌着する。そし
てパイプ4に加わる外力を支持しパイプ4の安定
性を高め耐久性を向上させるものである。又Oリ
ング6自体がシール面14に当接することにより
耐振性が向上する。なおこのパイプ4の他端には
図示しないラジエータホースの一端が連結され、
そのホースの他端がエンジンのウオータージヤケ
ツトの出口側に連結される。又図示しない下部タ
ンクにも一対の連通孔が互いに離間して配設さ
れ、それらの内の一方に盲栓が、他方にパイプが
連結される。そしてそれらのパイプとエンジンの
ウオータージヤケツトとが図示しないホースによ
り連結されるものである。しかして、エンジン冷
却水は上部タンクのパイプ4からその孔7を介し
てタンク本体11内に流入し図示しない各偏平チ
ユーブを流通して下部タンクに集合し、エンジン
のウオータージヤケツトに還流するものである。
そして各チユーブを流通する間にその外面及びフ
イン外面を流通する冷却風との間で熱交換が行わ
れるものである。次に、他の自動車に本タンクが
用いられるときには、左側の連通孔3にパイプ4
が取付けられ、右側の連通孔2に盲栓が螺着され
るものである。
〔考案の効果〕
本考案のタンクは以上のような構成からなり、
次の効果を有する。
本考案の合成樹脂製タンクは、長手方向に平行
な一方の側壁部の両端部に同一形状の一対の連通
孔2,3が設けられ、選択的にはいずれか一方の
連通孔2又は3に短管状のパイプ4が螺着される
と共に、他方の連通孔3又は2に盲栓5が螺着さ
れるものである。従つて、ラジエータの合成樹脂
製タンクの出入り口パイプの移動を可能にし、汎
用性のある合成樹脂製タンクを提供できる。しか
も、本タンクは、冷却水の出入り口を形成するパ
イプ4が螺着型のものであるため、その長さを自
由に設定することができ、この点からも汎用性が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂製タンクの一例を示
す斜視略図、第2図はその要部横断面説明図であ
る。 1……チユーブプレート、2……連通孔、3…
…連通孔、4……パイプ、5……盲栓、6……O
リング、7……孔、8……係止部、9……凹部、
10……フランジ部、11……タンク本体、12
……内ネジ、13……外ネジ、14……シール
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が開口された細長い箱状に形成され、その
    開口がチユーブプレート1の周縁に嵌着して固定
    されるラジエータの合成樹脂製タンクにおいて、
    長手方向に平行な一方の側壁部の両端部に夫々一
    体的に形成され且つ、夫々内周面に内ネジが設け
    られた一対の同一形状の連通孔2,3と、選択的
    にいずれか一方の前記連通孔2又は3に一端が螺
    着されると共に、他端にラジエータホースが接続
    される短管状のパイプ4と、他方の前記連通孔3
    又は2に螺着されて該孔を閉塞する盲栓5と、を
    具備することを特徴とする自動車用ラジエータの
    合成樹脂製タンク。
JP5407987U 1987-04-08 1987-04-08 Expired - Lifetime JPH0531433Y2 (ja)

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JP5407987U JPH0531433Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

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JP5407987U JPH0531433Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS63159682U JPS63159682U (ja) 1988-10-19
JPH0531433Y2 true JPH0531433Y2 (ja) 1993-08-12

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