JPS6315541Y2 - - Google Patents

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JPS6315541Y2
JPS6315541Y2 JP15720580U JP15720580U JPS6315541Y2 JP S6315541 Y2 JPS6315541 Y2 JP S6315541Y2 JP 15720580 U JP15720580 U JP 15720580U JP 15720580 U JP15720580 U JP 15720580U JP S6315541 Y2 JPS6315541 Y2 JP S6315541Y2
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JP
Japan
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cooler
fresh water
lubricating oil
oil cooler
water cooler
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JP15720580U
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JPS5778721U (ja
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の改良、特に清水クーラに潤
滑油クーラを直結することにより、該潤滑油クー
ラに対する配管等を省略し、機関冷却系統のコン
パクト化ならびに製造コスト低減を達成し得る如
き潤滑油クーラの取付装置に関するものである。
デイーゼルエンジン等の内燃機関のうちでも、
船舶に搭載される内燃機関あるいは海水を容易に
得ることが出来る場所で用いられる内燃機関は、
通常、シリンダブロツクやシリンダヘツド等の高
温に曝される部分に供給する清水冷却水を海水に
よつて2次的に冷却するための熱交換器、所謂、
清水クーラを取付けると共に、機関の潤滑油を前
記清水冷却水あるいは海水によつて冷却する熱交
換器、所謂オイルクーラを付設して、機関の過熱
ならびに摺動部の摩耗を防止するようになつてい
る。
ところが、従来の内燃機関においては、上記清
水クーラと潤滑油クーラとを夫々別体に構成し、
該清水クーラを機関の前方側上部位置に、オイル
クーラを機関の側面部に夫々別個に配置して付設
していたため、例えば、この様に別体に構成した
清水クーラおよびオイルクーラを装備した機関を
小型船のように機関室が狭い船舶に搭載した場合
には、各クーラ間の配管が長く複雑になり、機関
周囲の作業スペースが狭くなつて、修理保全等の
作業が困難になるばかりでなく、機関の振動によ
り配管系統のパイプあるいは、その取付部等が破
損する懸念を有していた。
また、特に潤滑油クーラは従来、機関の側面に
直接付設されている関係から、取付けに際しては
シリンダブロツク側にクーラ取付面を形成し、該
取付面に精密加工を施す必要があると共に、クー
ラ取付けのための部品点数が増加するため、製造
コストが高謄するという問題を有していた。
本考案はかかる従来の清水クーラおよび潤滑油
クーラを備えた内燃機関における潤滑油クーラの
取付けの問題に着目し、その是正と改善を企図し
てなされたもので、シエルチユーブ型の清水クー
ラおよび潤滑油クーラを備えた内燃機関におい
て、潤滑油クーラのシエル本体に前記清水クーラ
の側蓋取付部に接合し得る形状の連結部を形成
し、該連結部を介して、前記清水クーラ側の流路
と潤滑油クーラ側の流路とを連通させた構成を特
徴とするものである。
以下、本考案を添付図面に示す具体例を参照し
つつ詳細に説明する。
図は本考案の潤滑油クーラ取付装置を船用内燃
機関の清水クーラに適用した実施例を、その断面
により示したもので、図中、1は機関の前方側上
部に配置されてなるシエルチユーブ型の清水クー
ラであつて、該清水クーラ1は、その外殻となる
シエル本体2の内部が膨張タンク室3とクーラ室
4とに区画されており、該膨張タンク室3の上面
において、図示しない冷却水サブタンクと配管5
を介して接続されたプレツシヤ型キヤツプ6を具
備していると共に、前記クーラ室4内において多
数本の伝熱管7,7…を両端の管板8,9の間に
亘設してなるチユーブ10を内蔵している。
また、上記シエル本体1は、そのクーラ室4の
一端側の開口部4aを、パツキン11を介装し、
側蓋12により水密的に封止していると共に、該
側蓋12の内部に設けた仕切室13に開口する海
水入口14を該仕切室13と連通している前記チ
ユーブ10の下半部の伝熱管群に連通させ、か
つ、仕切室15側に設けた海水出口16をチユー
ブ10の上半部の伝熱管群と夫々連通させてい
る。
更に、前記クーラ室4の内部には、シエル本体
1の上部に設けた清水入口17から、前記チユー
ブ10の伝熱管間〓を経て、シエル本体1の下部
に設けた清水出口18に至る一連の清水流路Aを
ジグザグ状に形成する仕切板19,19が対向的
に設けられている。
一方、図中、20は上記構成の清水クーラ1に
おいて、前記クーラ室4の他方側の開口4bを封
止する如く接続してなる潤滑油クーラであつて、
該潤滑油クーラ20は前記清水クーラ1と同様
に、シエル本体21内部に、多数本の伝熱管2
2,22…を管板23,24間に亘設したチユー
ブ25を内蔵し、かつ、前記シエル本体21の
上、下部開口26,27をパツキン28,29を
介装しつつ上、下蓋部材30,31で封止した構
成を有していると共に、そのシエル本体21の側
面部において、前記清水クーラ1側のクーラ室4
の開口部4bに形成された側蓋取付部32と接合
し得る如き形状の連結部33を備えており、該連
結部33を前記清水クーラ1の側蓋取付部32に
パツキン34を介装しながら添着し、図示しない
側蓋取付用のボルト等を用いて清水クーラ1と一
体に結合することにより、該連結部33に設けた
連絡口35を介してシエル本体21内の流路Bと
前記清水クーラ1側におけるチユーブ10内の管
内流路Cとを連通させている。なお、潤滑油クー
ラ20は、その内部において、下蓋部材31に設
けたオイル入口36から導入した潤滑油をチユー
ブ25の半数の伝熱管22内を通過させ、上蓋部
材30の内部連絡室37で反転させて、再び伝熱
管22内を通過させ、下蓋部材31に設けたオイ
ル出口38からフイルターを介してシリンダブロ
ツクに供給する、一連の潤滑油流通路Dを構成し
ている。
本考案の潤滑油クーラ取付装置は叙上の如き構
成を有するものであるが、次にその作用について
説明すると、先ず内燃機関に清水クーラと潤滑油
クーラとの双方を付設する場合は、清水クーラ1
の側蓋取付部32に潤滑油クーラ20側の連結部
33を側蓋取付け用のボルト等を利用して固定
し、清水クーラ1と潤滑油クーラ20とを一体化
した後、機関の上部位置に付設し、清水クーラ1
の海水入口14、海水出口16、清水入口17、
清水出口18、潤滑油クーラ20のオイル入口3
6、オイル出口38に夫々、配管を行う。
このようにして、付設した潤滑油クーラ20お
よび清水クーラ1は、該清水クーラ1側の海水入
口14から導入された海水が管内流路Cを流れる
とき、清水クーラ1内の清水流路Aを流れる清水
を冷却し、かつ、潤滑油クーラ20の連絡口35
から、該潤滑油クーラ20内部の流路Bを流れる
とき、チユーブ25内の潤滑油流通路Dを流れる
潤滑油を冷却して、再び清水クーラ1側の管内流
路Cを通過し、海水出口16から排出され、前記
冷却された清水および潤滑油が機関各部に給送さ
れて、機関の過熱ならびに摩耗が防止されること
になる。
なお、上記図示実施例においては潤滑油クーラ
のシエル本体側面に連結部を形成して、清水クー
ラの管内流路と潤滑油クーラのシエル本体内流路
とを連通させた場合を示しているが、本考案の取
付装置はこれに拘泥されるものではなく、例えば
潤滑油クーラ側のシエル本体における下蓋取付部
を清水クーラ側の側蓋取付部と接合可能な連結部
として構成し、かつシエル本体にオイル入口、オ
イル出口を設けることにより、清水クーラ側の管
内流路Cと潤滑油クーラ側の管内流路Dとを連通
させることも可能である。また、清水クーラのみ
を付設する内燃機関の場合は、前記清水クーラ1
の側蓋取付部32に、チユーブ10の各伝熱管
7,7の管内流路Cを相互に連通させる連絡室を
備えた側蓋を取付ければ容易に清水クーラのみを
単独で使用することが出来る。
以上、述べた如く、本考案の潤滑油クーラ取付
装置は潤滑油クーラのシエル本体に、清水クーラ
の側蓋取付部に接合可能な形状の連結部を形成し
て、該連結部により清水クーラと潤滑油クーラと
を直結したものであるから、各クーラ間の複雑な
配管を省略することが可能となり、従来の内燃機
関において問題となつていた機関の振動等に起因
する配管系統の破損を未然に防止し得ると共に、
シリンダブロツクへの潤滑油クーラ取付け面の加
工および取付部品が不要となるため、加工工数な
らびに組立工数が減少し、内燃機関の生産性の向
上および製造コストの低減に大なる貢献を果たす
ものである。
しかも、本考案装置によれば潤滑油クーラを用
いない場合でも、清水クーラの側蓋取付部に側蓋
を被着するだけで容易に使用することが出来るた
め、各種機関への汎用化を促進し、部品の画一化
を達成し得るという効果も期待される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の潤滑油クーラ取付装置を適用した
船用機関の冷却装置の一例を示す断面図である。 1……清水クーラ、20……潤滑油クーラ、2
1……シエル本体、(潤滑油クーラ側)、32……
側蓋取付部、33……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シエルチユーブ型の清水クーラおよび潤滑油ク
    ーラを備えた内燃機関において、潤滑油クーラの
    シエル本体に前記清水クーラの側蓋取付部に接合
    し得る形状の連結部を形成し、該連結部を前記側
    蓋取付部に取付けることにより、前記清水クーラ
    側の流路と潤滑油クーラ側の流路とを連通させた
    ことを特徴とする内燃機関の潤滑油クーラ取付装
    置。
JP15720580U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS6315541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15720580U JPS6315541Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15720580U JPS6315541Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778721U JPS5778721U (ja) 1982-05-15
JPS6315541Y2 true JPS6315541Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=29516331

Family Applications (1)

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JP15720580U Expired JPS6315541Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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