JP3775571B2 - 冷却水出入口カバーを備える内燃機関 - Google Patents

冷却水出入口カバーを備える内燃機関 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機関本体に取り付けられる冷却水出入口カバーであって、機関本体に形成されてサーモスタットに通じる冷却水の流入口にラジエータからの冷却水を流入させる流入通路と、機関本体に形成される流出口からの冷却水をラジエータに流出させる流出通路とが形成された冷却水出入口カバーを備える内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の冷却水出入口カバーを備える内燃機関として、特開2000−282861号公報に開示されたサーモスタットカバーを備える内燃機関が知られている。この内燃機関において、シリンダヘッドの一側面に固定されるサーモスタットカバーは、シリンダヘッドに形成される収納室に収納されるサーモスタットおよびシリンダヘッドに形成されてラジエータに戻る冷却水が流通する冷却水通路の流出口を覆う。そして、サーモスタットカバーには、ラジエータからの冷却水が流通するラジエータホースが接続される冷却水入口開口と、ラジエータに戻る冷却水が流通するラジエータホースが接続される冷却水出口開口とが一体成形される。また、シリンダヘッドの前記一側面とは別の側面に、シリンダヘッドのウォータジャケットの冷却水を空調用のヒータコアに供給する冷却水ホースが接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来技術では、サーモスタットカバーに冷却水出口開口と冷却水入口開口とが一体成形されることで、部品点数や組立工数が削減される効果があるものの、ヒータコアに接続される冷却水ホースは、シリンダヘッドの、サーモスタットカバーが取り付けられる側面とは別の側面に接続されるため、シリンダヘッドにおける冷却水の流出口が分散して位置することになって、ホースの接続作業が効率的に行われない難点があり、内燃機関の組立性の観点からは改善の余地があった。さらに、流出口が分散して位置することで、部品点数や組立工数の削減が徹底されない憾みがあった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1および請求項2記載の発明は、機関本体に形成される冷却水の流入口および複数の流出口に対するホース等の通路形成部材の接続の作業性を向上させて内燃機関の組立性を向上させると共に、部品点数のさらなる削減を図ることを共通の目的とする。そして、請求項2記載の発明は、さらに、内燃機関の組立性向上の観点からシール部材として、液体パッキンを弾性材製パッキンと併用する際に、液体パッキンの弾性材製パッキンへの付着を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の発明は、機関本体の一側面に取り付けられて、該機関本体に形成される冷却水の流入口および流出口を覆う冷却水出入口カバーであって、前記流入口を覆ってサーモスタットに通じる該流入口にラジエータからの冷却水を流入させる流入通路が形成される第1カバー部と、前記流出口を覆う第2カバー部とが一体成形される冷却水出入口カバーを備える内燃機関において、前記流出口は第1流出口および第2流出口を含み、前記第2カバー部には、前記第1流出口からの冷却水を前記ラジエータに流出させる第1流出通路と、前記第2流出口からの冷却水を熱交換部に流出させる第2流出通路とが、仕切壁により区画されると共に該仕切壁を挟んで隣接して形成される冷却水出入口カバーを備える内燃機関である。
【0006】
この請求項1記載の発明によれば、次の効果が奏される。すなわち、一体成形される冷却水出入口カバーには、サーモスタットに通じる流入口にラジエータからの冷却水を流入させる流入通路が形成されると共に、第1流出口からの冷却水をラジエータに流出させる第1流出通路と、第2流出口からの冷却水を熱交換部、例えば空調用のヒータコアやスロットルボディ等の冷却水の保持する熱を利用するために熱交換を行う部材に流出させる第2流出通路とが、仕切壁により区画されると共に該仕切壁を挟んで隣接して形成されるので、流入口および両流出口とラジエータおよび熱交換部とを接続するためのホース等の通路形成部材が接続される部分が、単一の部材である冷却水出入口カバーに形成され、しかも機関本体の一側面に集中して配置されることから、冷却水が流通する各通路形成部材の接続が容易になり、その作業性が向上して、内燃機関の組立性が向上し、さらに熱交換部に冷却水を供給するために必要となる部材、例えば継手等を別途用意する必要がなくて部品点数が削減され、その結果該継手等に関連する組立工数が減少することで、この点でも内燃機関の組立性が向上する。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の冷却水出入口カバーを備える内燃機関において、前記機関本体と前記冷却水出入口カバーとの相互の取付面において、前記第1および第2カバー部の一方と前記機関本体とは弾性材製パッキンによりシールされ、前記第1および第2カバー部の他方と前記機関本体とは液体パッキンによりシールされ、前記弾性材製パッキンの装着領域または該装着領域に対向する装着対向領域と前記液体パッキンの塗布領域または該塗布領域に対向する塗布対向領域との間に位置する前記冷却水出入口カバーの前記取付面の部分および前記機関本体の前記取付面の部分の少なくともいずれか一方には、前記冷却水出入口カバーが前記機関本体に取り付けられるとき、前記塗布領域からはみ出る前記液体パッキンが前記装着領域に侵入することを阻止する阻止部が設けられるものである。
【0008】
この請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、冷却水出入口カバーと機関本体との間のシールのために、作業性およびコストの点で弾性材製パッキンより優れている液体パッキンを、弾性材製パッキンと併用しているが、冷却水出入口カバーが機関本体に取り付けられるときに、塗布領域からはみ出した液体パッキンのうち、弾性材製パッキンに向かって流動する液体パッキンが、弾性材製パッキンの装着領域へ侵入することは、阻止部により阻止されるので、はみ出した液体パッキンが弾性材製パッキンに付着することはなく、液体パッキンの付着による弾性材製パッキンのシール性の低下が防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1〜図5を参照して説明する。
図1を参照すると、この発明が適用される内燃機関Eは、車両に搭載される頭上カム軸型の水冷式4気筒4サイクル内燃機関である。内燃機関Eは、4つのシリンダ5(図2参照)が直列に配列されたシリンダブロック1と、その上端部に結合されるシリンダヘッド2と、その上端部に結合されるヘッドカバー3と、シリンダブロック1の下端部に結合されるオイルパン4とを備え、これらシリンダブロック1、シリンダヘッド2、ヘッドカバー3およびオイルパン4により内燃機関Eの機関本体が構成される。
【0010】
そして、シリンダヘッド2の前面には吸気マニホルド6が取り付けられ、該吸気マニホルド6は、ヘッドカバー3の真上に位置すると共にその左端部にスロットルボディ7が設けられる集合管6aと、該集合管6aから分岐してシリンダヘッド2の前記前面に接続される4つの分岐管6bとを有し、各分岐管6bは、シリンダヘッド2に形成される吸気ポートを介して各シリンダ5の燃焼室8(図2参照)に連通する。また、図示されない排気マニホルドは、シリンダヘッド2の後面に取り付けられる。
なお、この実施例において、「前後左右」は、車両を基準としたときの「前後左右」を意味する。
【0011】
次に、図2を主に参照して、内燃機関Eの冷却系統について説明する。冷却水ジャケット11が形成されるシリンダブロック1には、その右端部の前部に一体に形成されるポンプボディ13a(図1参照)を有する冷却水ポンプ13が設けられ、冷却水ジャケット12が形成されるシリンダヘッド2には、シリンダ5の配列方向(この実施例では左右方向と一致する)での一端部である左端部に形成される収納室14に収納されるサーモスタット15が設けられ、さらに両冷却水ジャケット11,12は、シリンダヘッド2に形成された多数の連通路16を介して連通される。
【0012】
シリンダヘッド2の一側面である左端面には、流入通路20および2つの流出通路21,22が形成される冷却水出入口カバーCが取り付けられる。そして、サーモスタット15は、流入通路20およびラジエータホース23を介してラジエータ25に連通し、シリンダヘッド2に形成される通路26は、流出通路21およびラジエータホース24を介してラジエータ25に連通し、冷却水ジャケット12は、流出通路22およびホース27を介して熱交換部である空調用のヒータコア29と連通すると共に、流出通路22およびホース30を介して熱交換部であるスロットルボディ7に設けられた冷却水通路に連通する。また、シリンダヘッド2に形成される流入口32および後述するパイプ38に設けられる開口部33が、それぞれホース28およびホース31を介して空調用のヒータコア29およびスロットルボディ7の前記冷却水通路に連通する。ここで、各ホース23,24,27,28,30,31は冷却水の通路形成部材である。
【0013】
そして、冷却水ポンプ13から吐出された冷却水は、シリンダブロック1に形成される吐出通路34を経て、シリンダヘッド2に形成される流入口35から冷却水ジャケット12に流入する。内燃機関Eの冷間時には、サーモスタット15がラジエータホース23と収納室14との連通を遮断するため、図中破線で示されるように、連通路16を通って冷却水ジャケット11に流入する冷却水は殆どなく、冷却水ジャケット12の冷却水は、シリンダヘッド2に形成されるバイパス通路36を通って、収納室14に流入する一方で、その一部は、ホース27を流れてヒータコア29に供給され、車室内の暖房をするための空気と熱交換し、熱交換後の冷却水がホース28および流入口32を経て収納室14に戻り、さらに冷却水ジャケット12の冷却水の別の一部が、ホース30を流れてスロットルボディ7に供給されて、低温時にスロットルボディ7を加熱した後、ホース31を流れてパイプ38に流入する。また、収納室14の冷却水は、シリンダヘッド2に形成されて収納室14に開口する流出口37に接続されるパイプ38を経て冷却水ポンプ13に吸引されるため、冷間時には、冷却水が、ラジエータ25を流れることなく、冷却水ジャケット12を循環する。
【0014】
また、内燃機関Eの熱間時には、サーモスタット15が、ラジエータホース23と収納室14とを連通させると同時にバイパス通路36を閉じるため、冷却水ジャケット12の冷却水は、バイパス通路36を通って収納室14に流入することなく、図中実線で示されるように、連通路16を通って冷却水ジャケット11に流入してシリンダブロック1を冷却し、その後シリンダブロック1に形成された通路39を経てシリンダヘッド2の通路26およびラジエータホース24を通ってラジエータ25に流入し、ラジエータ25で放熱して低温となった後、ラジエータホース23を通って流入通路20およびサーモスタット15を経て収納室14に流入する。このとき、冷却水ジャケット12の冷却水の一部は、冷間時と同様に、ホース27を通ってヒータコア29に供給され、熱交換後の冷却水がホース28を通って収納室14に戻る。また、スロットルボディ7へ供給される冷却水は、スロットルボディ7の過熱を防止するために、制御弁(図示されず)によりその流量が制御される。そして、収納室14の冷却水は、流出口37およびパイプ38を経て冷却水ポンプ13に吸引されて、熱間時には、ラジエータ25を通った冷却水が両冷却水ジャケット11,12を循環する。
【0015】
次に、図1,図3〜図5を参照して、シリンダヘッド2の左端部および冷却水出入口カバーCについてさらに説明する。図3,図4を参照すると、冷却水出入口カバーCが取り付けられる取付面40がシリンダヘッド2の左端面に形成される。シリンダヘッド2の左端部に形成される凹部からなる収納室14は、カム軸の軸方向での延長上に形成された開口部41aを有する円筒状の突出部41よりも下方かつ吸気側(前側)に位置し、取付面40で開口するほぼ円形の流入口42を有する。流入口42の周縁部には、サーモスタット15の円環状の保持部15aが載置される段部43が形成され、サーモスタット15は、保持部15aが段部43と冷却水出入口カバーCとの間で挟持されることで、流入口42に位置する状態でシリンダヘッド2に固定される。
【0016】
さらに、段部43の外周側には、段部43よりも浅い段部44が形成され、該段部44と保持部15aとで形成される円環状の溝45に、例えばOリング等の合成ゴムや合成樹脂からなる円環状の弾性材製パッキン46が装着される。そして、この溝45により、取付面40上で弾性材製パッキン46の装着領域47が構成される。
【0017】
収納室14よりも排気側(後側)に仕切壁48を介して位置する通路26は、取付面40で開口する流出口49を有する。仕切壁48は、流入口42と流出口49との間にある取付面40の部分である仕切面40aを有し、さらに仕切壁48には、冷却水出入口カバーCをシリンダヘッド2に固定するための4本のボルトB(図1参照)が螺合する4つのねじ孔H1〜H4の1つであるねじ孔H2が、仕切面40aの下部に開口して形成される。なお、50は、冷却水ジャケット12に滞留する空気を抜くための連通孔である。
【0018】
取付面40において、流出口49のさらに排気側には、冷却水ジャケット12と流出口49との間で上下方向に延びる仕切壁51の、取付面40の一部である仕切面40bを間に挟んで、冷却水ジャケット12の流出口52が開口する。なお、流出口52での冷却水の温度を検出する水温センサを取り付けるための取付孔53が、シリンダヘッド2の後面から流出口52に開放して形成される。
【0019】
さらに、取付面40において、仕切面40bを除く両流出口49,52の周縁部には、例えばFIPG用シール材であるシリコン材料からなる液体パッキン54(図3において、ハッチングで示してある。)が塗布される非円形の環状の塗布領域55が設けられる。それゆえ、仕切面40aは、取付面40の、装着領域47と塗布領域55との間に位置する部分である。
【0020】
一方、図1,図4,図5を参照すると、取付面40に取り付けられる冷却水出入口カバーCは、サーモスタット15の一部を収納する収納室61を形成してサーモスタット15および流入口42を覆う第1カバー部C1と、2つの流出口49,52を覆う第2カバー部C2とを有し、アルミニウム合金の一体鋳造により成形される。さらに、4本のボルトBにより冷却水出入口カバーCをシリンダヘッド2に締結するために、それらボルトBが挿通される4つの挿通孔H5〜H8が形成される。
【0021】
そして、第1カバー部C1には、ラジエータホース23が接続される接続部62と、該ラジエータホース23に連通してラジエータ25で冷却された冷却水を収納室61、さらには流入口42に流入させる流入通路20と、ラジエータファンの作動を冷却水の温度に応じて制御するために、ラジエータ25からの冷却水の温度を検出する温度スイッチ63(図1参照)が取り付けられる取付孔64とが形成される。
【0022】
一方、第2カバー部C2には、第1カバー部C1寄りに位置してラジエータホース24(図2参照)が接続される接続部65と、接続部65よりも排気側に位置してホース27(図2参照)が接続される接続部66およびホース30(図2参照)が接続される接続部67とが形成されると共に、流出口49にほぼ整合する入口21aを有すると共にラジエータホース24(図2参照)に連通して流出口49からの冷却水をラジエータ25に流出させる流出通路21と、流出口52にほぼ整合する入口22aを有すると共に両ホース27,30(図2参照)に連通して流出口52からの冷却水をヒータコア29およびスロットルボディ7にそれぞれ流出させる流出通路22とが、仕切壁68により区画されると共に該仕切壁 68 を挟んで隣接して形成される。
【0023】
冷却水出入口カバーCの、シリンダヘッド2の取付面40と当接して合わせられる取付面60は、該取付面60に開口する収納室61の、流入口42にほぼ整合する円形の出口61aの周縁部において、冷却水出入口カバーCがシリンダヘッド2に正規の位置で取り付けられたときに、溝45、すなわち装着領域47に対向する領域であって弾性材製パッキン46との接触面を含む装着対向領域69を有し、同様に、仕切壁68の、取付面60の一部である仕切面60bを除いて、取付面60に開口する両入口21a,22aの周縁部に、冷却水出入口カバーCがシリンダヘッド2に正規の位置で取り付けられたときに、塗布領域55に対向する領域である塗布対向領域70を有する。
【0024】
そして、取付面60において装着対向領域69と塗布対向領域70との間に位置して、仕切面40aに対向する取付面60の部分である仕切面60aには、該仕切面60aの下方にねじ孔H2に整合して位置する挿通孔H6の真上から仕切面60aの上端近傍に延びる溝からなる液体パッキン54の溜まり部71が形成される。この溜まり部71は、冷却水出入口カバーCが、シリンダヘッド2の取付面40にボルトBにより締結されて取り付けられたとき、塗布領域55からはみ出した液体パッキン54のうち、弾性材製パッキン46に向かって流動する液体パッキン54を貯留することにより、液体パッキン54が装着領域47に侵入することを阻止して、液体パッキン54が弾性材製パッキン46に付着したり溝45に流入することを防止している。この溜まり部71の溝の形状は、液体パッキン54のはみ出す範囲やその量を考慮して適宜設定されるが、この実施例では、ボルトBの締付け力により、挿通孔H6の周囲が、シリンダヘッド2の取付面40に対して、液体パッキン54の流動を生じさせない程度の押圧力で押し付けられるため、溜まり部71は、この挿通孔H2の周囲を除いて形成されている。
【0025】
さらに、図1に示されるように、第1カバー部C1および第2カバー部C2の間には、両者を連結する連結片72が設けられて、筒状に突出して形成される第1,第2カバー部C1,C2の補強をすると共に、冷却水出入口カバーCを鋳造する際に、第1カバー部C1と第2カバー部C2とを成形する金型への湯流れが円滑となるようにしている。
【0026】
次に、前述のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
第1,第2カバー部C1,C2が一体成形される冷却水出入口カバーCの第1カバー部C1には、接続部62にラジエータホース23が接続されて、サーモスタット15が配置された流入口42にラジエータ25からの冷却水を流入させる流入通路20が形成され、第2カバー部C2には、接続部65にラジエータホース24が接続されて、流出口49からの冷却水をラジエータ25に流出させる流出通路21と、接続部66,67にそれぞれホース27,30が接続されて、流出口52からの冷却水をヒータコア29およびスロットルボディ7に流出させる流出通路22とが、仕切壁68により区画されると共に該仕切壁 68 を挟んで隣接して形成されるので、流入口42および両流出口21,22とラジエータ25、ヒータコア29およびスロットルボディ7とを接続するためのホース23,24,27,30が接続される接続部62,65,66,67が、単一の部材である冷却水出入口カバーCに形成され、しかもシリンダヘッド2の左端面に集中して配置されることから、冷却水が流通する各ホース23,24,27,30の接続が容易になり、その作業性が向上して、内燃機関Eの組立性が向上し、さらに、前記従来技術とは異なり、ヒータコア29およびスロットルボディ7に冷却水を供給するために必要となる部材、例えば継手等を別途用意する必要がなくて部品点数が削減され、その結果該継手等に関連する組立工数が減少することで、この点でも内燃機関Eの組立性が向上する。
【0027】
冷却水出入口カバーCとシリンダヘッド2との間のシールのために、作業性およびコストの点で弾性材製パッキン46より優れている液体パッキン54を、弾性材製パッキン46と併用しているが、冷却水出入口カバーCがシリンダヘッド2に取り付けられるときに、塗布領域55からはみ出した液体パッキン54のうち、弾性材製パッキン46に向かって流動する液体パッキン54は、弾性材製パッキン46の装着領域47に対向する装着対向領域69と液体パッキン54の塗布領域55に対向する塗布対向領域70との間に位置する冷却水出入口カバーCの取付面60の部分に設けられた溜まり部71に貯留されることにより、弾性材製パッキン46が装着領域47へ侵入することが阻止されるので、はみ出した液体パッキン54が弾性材製パッキン46に付着することはなく、液体パッキン54の付着による弾性材製パッキン46のシール性の低下が防止される。
【0028】
しかも、液体パッキン54は、いずれもシリンダヘッド2から流出する冷却水の通路であることにより、両取付面40,60において、両通路の間で多少の冷却水の漏れが許される2つの流出通路21,22を一緒にして、仕切面40bを除く塗布領域55に塗布されるので、塗布領域55が少なくなって、塗布の作業時間が短くなり、内燃機関Eの生産性が向上する。また、両通路21,22間での冷却水の漏れが許容値以上であると判明したときは、仕切面40bにもシールを施す必要が生じるが、その場合にも、液体パッキン54を使用していることから、塗布領域55に加えて仕切面40bにも液体パッキン54を塗布するだけであるため、大幅なコスト増を招来することなく、両通路21,22間での冷却水の漏れを許容値以下に抑えるための設計変更が容易にできる。
【0029】
弾性材製パッキン46および液体パッキン54を使用して、流入口42と流入通路20との間、そして両流出口49,52と両流出通路21,22との間のシールが行われるので、弾性材製パッキン46のみを使用するときの、弾性材製パッキン46のコスト、および良好なシール性を確保するために高精度の加工を要することに起因する内燃機関Eのコスト高を抑制できる。
【0030】
弾性材製パッキン46は、サーモスタット15が配置されることから、共にほぼ円形の流入口42と出口61aとの周縁部に設けられる円環状のパッキンであるため、流出口49,52の周縁部に弾性材製パッキンを設ける場合に使用される非円形の環状の弾性材製パッキンに比べて低コストとなり、内燃機関Eのコスト削減ができる。
【0031】
第1カバー部C1および第2カバー部C2の間に設けられた連結片72により、筒状に突出して形成される第1,第2カバーの補強をすると共に、冷却水出入口カバーCを鋳造する際に、連結片72を成形する金型部分を介して、湯が第1カバー部C1と第2カバー部C2を成形する金型部分へ流れるので、冷却水出入口カバーCの成形性が向上する。
【0032】
以下、前述した実施例の一部の構成を変更した実施例について、変更した構成に関して説明する。
流出通路21,22から流出する冷却水が供給される熱交換部は、ヒータコア29のみまたはスロットルボディ7のみであってもよい。
【0033】
装着領域および塗布領域の少なくともいずれか一方が冷却水出入口カバーCの取付面60に形成され、装着対向領域および塗布対向領域の少なくともいずれか一方がシリンダヘッド2の取付面40に形成されてもよい。さらに、第1カバー部C1とシリンダヘッド2との間のシールを液体パッキンを使用して行い、第2カバー部C2とシリンダヘッド2との間のシールを弾性材製パッキンを使用して行うこともできる。
【0034】
溜まり部は、冷却水出入口カバーCの取付面60の仕切面60aの代わりに、シリンダヘッド2の取付面40である仕切面40aに設けられてもよく、また冷却水出入口カバーCの仕切面60aおよびシリンダヘッド2の仕切面40aの両取付面40,60に設けられてもよい。また、はみ出した液体パッキン54を貯留する溝の代わりに、面圧力を高めて液体パッキン54の装着領域47へ向かう流動を阻止するために、仕切面60aに取付面60から僅かに隆起した、または仕切面40aに取付面40から僅かに隆起したビードを設けてもよい。
【0035】
前記実施例では、サーモスタット15は、流入口42を通ってシリンダヘッド2の収納室14と冷却水出入口カバーCの収納室61とに跨って配置されたが、サーモスタットの全体が、シリンダヘッド2のみに形成される収納室に収納されてもよいし、またサーモスタットの全体が冷却水出入口カバーのみに形成される収納室に収納されるものであってもよい。さらに、サーモスタットは、シリンダブロックに設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である内燃機関の概略斜視図である。
【図2】図1の内燃機関の冷却系統の模式図である。
【図3】図1の内燃機関のシリンダヘッドの左側面図である。
【図4】図1の内燃機関の冷却水出入口カバーが取り付けられたときのシリンダヘッド左端部の要部平断面図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック、2…シリンダヘッド、3…ヘッドカバー、4…オイルパン、5…シリンダ、6…吸気マニホルド、7…スロットルボディ、8…燃焼室、
11,12…冷却水ジャケット、13…冷却水ポンプ、14…収納室、15…サーモスタット、16…連通路、
20…流入通路、21,22…流出通路、23,24…ラジエータホース、25…ラジエータ、26…通路、27,28…ホース、29…ヒータコア、30,31…ホース、32…流入口、33…開口部、34…吐出通路、35…流入口、36…バイパス通路、37…流出口、38…パイプ、39…通路、40…取付面、40a…仕切面、41…突出部、42…流入口、43,44…段部、45…溝、46…弾性材製パッキン、47…装着領域、48…仕切壁、49…流出口、50…連通孔、51…仕切壁、52…流出口、53…取付孔、54…液体パッキン、55…塗布領域、
60…取付面、60a…仕切面、61…収納室、62…接続部、63…温度スイッチ、64…取付孔、65,66,67…接続部、68…仕切壁、69…装着対向領域、70…塗布対向領域、71…溜まり部、72…連結片
E…内燃機関、C…冷却水出入口カバー、C1…第1カバー部、C2…第2カバー部、B…ボルト、H1〜H4…ねじ孔、H5〜H8…挿通孔。

Claims (2)

  1. 機関本体の一側面に取り付けられて、該機関本体に形成される冷却水の流入口および流出口を覆う冷却水出入口カバーであって、前記流入口を覆ってサーモスタットに通じる該流入口にラジエータからの冷却水を流入させる流入通路が形成される第1カバー部と、前記流出口を覆う第2カバー部とが一体成形される冷却水出入口カバーを備える内燃機関において、
    前記流出口は第1流出口および第2流出口を含み、前記第2カバー部には、前記第1流出口からの冷却水を前記ラジエータに流出させる第1流出通路と、前記第2流出口からの冷却水を熱交換部に流出させる第2流出通路とが、仕切壁により区画されると共に該仕切壁を挟んで隣接して形成されることを特徴とする冷却水出入口カバーを備える内燃機関。
  2. 前記機関本体と前記冷却水出入口カバーとの相互の取付面において、前記第1および第2カバー部の一方と前記機関本体とは弾性材製パッキンによりシールされ、前記第1および第2カバー部の他方と前記機関本体とは液体パッキンによりシールされ、前記弾性材製パッキンの装着領域または該装着領域に対向する装着対向領域と前記液体パッキンの塗布領域または該塗布領域に対向する塗布対向領域との間に位置する前記冷却水出入口カバーの前記取付面の部分および前記機関本体の前記取付面の部分の少なくともいずれか一方には、前記冷却水出入口カバーが前記機関本体に取り付けられるとき、前記塗布領域からはみ出る前記液体パッキンが前記装着領域に侵入することを阻止する阻止部が設けられることを特徴とする請求項1記載の冷却水出入口カバーを備える内燃機関。
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