JPS6030331A - 硬化性防食シ−ト及び防食方法 - Google Patents

硬化性防食シ−ト及び防食方法

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JPS6030331A
JPS6030331A JP58138525A JP13852583A JPS6030331A JP S6030331 A JPS6030331 A JP S6030331A JP 58138525 A JP58138525 A JP 58138525A JP 13852583 A JP13852583 A JP 13852583A JP S6030331 A JPS6030331 A JP S6030331A
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JP
Japan
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layer
corrosion
protected
sheet
uncured resin
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JP58138525A
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仲倉 正博
池本 忠司
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なシート状防食材料及び防食方法に関す
る。
地中に直接埋設される配管類等の防食方法としては、テ
ープ又はシートを巻きつける方法が知られているが、そ
の性能は十分満足すべきものであるとは、宮い難い。例
えば、塩化ビニル樹脂テープ又はペトロラタムテープ(
例えば、商標“アンダーテープ°′として知られるもの
)を管に巻きつける場合には、(1)テープ巻きを均一
に行なうことが困難であり、巻きむら或いは巻きじわが
出来やすく、部分的に防食性能の著しく劣る個所を生じ
やすい、(11)管継手部の如き複雑な形状の部分に対
してなじみが良くない、(1)外力に対する耐力が低い
ので、土砂の圧力や石のくいこみによる破れを生じやす
い、等の欠点がある。又、ペトロラタム系内層材とゴム
系外層材との二層からなる防食シートの場合は、被保護
部分をあたかもフロシキで包み込む様に施工するので、
個人差の少ない均一な防食性能を得ることが出来るが、
管継手部の如き複雑な形状の部分を被覆する場合にはや
はり問題を生ずる。即ち、この場合には、継手の段差部
にも防食シートを密着させる為には、外層材にも成る程
度の柔軟性をもたせる必要があるが、このことは硬度の
低下による耐外力の劣化をもたらすことになる。
本発明者は、既存の防食方法及び防食材料の欠点に錨み
て種々研究を重ねた結果、全体として柔軟性に優れたシ
ート状材料で被保護部分を被覆した後、その外層部分を
硬化させることを着想し、更に研究を重ねて、遂に本発
明を完成するにいたった。即ち、本発明は、以下の各発
明に係る。
■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設は且つ
他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けたことを
特徴とする硬化性防食シート(これを以下本願第一発明
という)、 ■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設は且つ
他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けた硬化性
防食シートにより被保護体を被覆した後、上記未加硫ゴ
ム層又は未硬化樹脂層を硬化させることを特徴とする防
食方法(これを以下本願第二発明という)、 ■(a) 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設
は且つ他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けた
アンダーテープ、及び (b) ゴム加硫剤層又は樹脂硬化剤層を設けたオ8− 一バーテープ の組合せからなることを特徴とする硬化性防食シート(
これを以下本願第三発明という)、及び ■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設した後
、※ 後上記未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層と接触すべき面側
にゴム加硫剤層又は樹脂硬化剤層を設けたオーバーテー
プにより上記アンダーテープを被覆することを特徴とす
る防食方法(これを以下本願第四発明という)。
尚、本発明に詔いては、アンダーテープ及びオーバーテ
ープという場合の1テープ″″とは、単に細長い帯状物
のみならず、広巾のシート状物をも包含するものである
以下図面に示す実施態様を参照しつつ、本発明4− を詳細に説明する。
第1図は、本願第一発明に係る硬化性防食シート(1)
を示すもので、基層(3)の一方の面に粘着剤層(5)
が形成され、他方の面には未加硫ゴム層又は未硬化樹脂
層(7)が形成されている。この形式のシート(1)は
、基1jl (3)の両面に粘着剤層(5)と未加硫ゴ
ム層又は未硬化樹脂層(7)を貼り合せた構造であって
、も良く、或いは不織布からなる基層(8)の両面側l
こ粘着剤及び未加硫ゴム又は未硬化樹脂をコーティング
又は含浸させて、粘着剤層(5)及び未加硫ゴム層又は
未硬化樹脂M(7)を夫々形成させた構造であっても良
い。未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層(7)としては、基
層(3)に融着させた不繊布の表面に未加硫ゴム又は米
硬イヒ樹脂をコーティング及び/又は含浸させた構造と
しても良い。又、防食シートの取扱いを容易ならしめる
為には、粘着剤層(3)の下面に剥離紙(図示せず)等
を貼っておき、使用に際してこれを除く様にすることが
好ましい。
基層(3)の材料としては、特に制限なく多種類のもの
が使用されるが、通常塩化ビニル樹脂シート、加硫ゴム
シート、ポリアミド樹脂シート、ペトロラタムシート等
が使用される。粘着剤としては、ブチルゴム、天然ゴム
、スチレンブタジェンゴム、ニトリルゴム、ポリクロロ
プレンゴム等が使用される。未加硫ゴムとしては、ブチ
ルゴム、天然ゴム、クロロプレンゴム等が、未硬化樹脂
としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン樹脂等が使用される。
本願第二発明に係る防食シートを使用して本願第二発明
に係る防食方法を実施する場合には、粘着剤層(5)が
被保護体に接する様にして防食シート(1)により被保
護体を被覆した後、外側に位置する未加硫ゴム層又は未
硬化樹脂(7)に夫々の材料に応じた加硫剤又は硬化剤
(或いは硬化用触i)を付与し、必要ならば例えば熱風
等により加熱することにより、これを硬化させる。加硫
剤又は硬化剤は、スプレー、塗布等の任意の手段で付与
することが出来る。
尚、粘着剤と未加硫ゴムとしてブチルゴムを使用する場
合には、rfjJ (5) 、 (7)のいずれを粘着
剤JRとして被保護体に接触させても良い。
本願第二発明により被保護体の防食を行なう場合には、
埋設時の土砂の圧力や石の衝撃を外側の硬化層で受け止
め、分散させて内側の柔軟層で吸収させることができる
本願第三発明に係る硬化性防食シートのアンダーテープ
及びオーバーテープを第2図及び第8図に夫々示す。第
2図において、アンダーテープ(9)は、基層Qυ、粘
着剤層(至)及び未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層(至)
を有してあり、第1図に示す硬化性防食シート(1)と
同様の構成を有している。第8図に示すオーバーテープ
α力は、基層αりの一方の面側に加硫剤層又は硬化剤層
ぐpが形成されている。
基層Q〜及びallの材料は、第1図に示す防食シー=
7− ト(1)の基層(3)と同様であって良い。又粘着剤層
01及び未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層aユの材料及び
・構成も、第1図に示す防食シートの場合と同様で良い
。加硫剤層又は硬化剤Meやは、基層Onに貼り合せた
不織布に加硫剤又は樹脂硬化剤(或いは硬化用触媒)を
保持させたものでも良く、或いは不織布からなる基層α
呻の一面側に加硫剤又は樹脂硬化剤を含浸保持させた構
造であっても良い。
本願第四発明により被保護体の防食を行なう場合には、
本願第三発明に係るアンダーテープ(9)を粘着剤層0
が被保護体に接する様に被保護体に巻付けた後、更にオ
ーバーテープQ71を巻付けて、未加硫ゴム層又は未硬
化樹脂層(ト)と加硫剤層又は樹脂硬化剤層Q1)とを
接触させ、必要ならば更に熱風等により加熱して、ゴム
又は樹脂を硬化させる。
本願第四発明により形成される防食保護層は、最外層と
被保護体に接触する最内層とが比較的柔軟で、両者間に
位置する中間層が硬いという構造−8= になっている。従って、各層の厚みを適宜選択すること
により、適度の柔軟性と硬度とを兼備した防食保護層と
なり得るので、単なる防食だけではなく、配管類やその
継手部等の保護にも極めて優れた効果を奥し得る。
実施例1 第1図に示す形式の防食シートにより、パイプの防食を
行なった。
防食シート(1)は、下記の如き構成を有していた。
粘着材層(5)・・−・・・厚さ1 mmのブチルゴム
、基層(3)・・・・・・厚さ0.5 mmのナイロン
6、未硬化樹脂層(7)・・・・・・ナイロン6からな
る厚さ0.5mmの不織布にエポキシ樹脂(商標“EP
ON828′”、米国シェルケミカル社)25部、ナイ
ロン675部及び充填剤として酸化チク210部からな
る組成物をカレンダー法により含浸コートしたもの。基
層(3)と不織布部分は、融着されている。
先ず防食シート(1)の粘着材層(5)を被保護体とし
てのパイプに接触させた状態で巻き付けた。この際シー
ト(1)の巻きはじめ部分をこえて巻き終り部分をオー
バーラツプさせておいた。次いで、50%アルコール−
60%メチルエチルケトン溶液にジシアンジアミドを濃
度6%で溶解させた硬化剤溶液をスプレーで未硬化樹脂
層(7)に吹き付けた後、約200°Cの熱風を80分
間吹き付けて樹脂層の硬化を行なった。
かくして形成された防食層は、パイプに均一に密着して
おり、防食性能に優れ、又土砂等に対する耐久力にも優
れていた。
実施例2 第2図に示す形式のアンダーテープと第8図に示す形式
のオーバーテープとを使用して、パイプの防食を行なっ
た。
アンダーテープ(9)の構成は、実施例1で使用した防
食シート(1)と同様であった。
オーバーテープa′りは、厚さ0.5 mmのナイロン
6からなる基層(2)に厚さ0.8 mmのナイロン6
の不織布を融着させ、これにポリアミド樹脂(アミン価
290〜820)を含浸させた硬化剤層3])を備えた
構造のものを使用した。
先ずアンダーテープ(9)の粘着剤層(2)をパイプに
接触させた状態で巻き付けた。アンダーテープ(9)の
巻き終り部分は、巻きはじめ部分をこえてオーバーラツ
プさせておいた。次いで、オーバーテープα力の硬化剤
層(2)を未硬化樹脂層(へ)に密着する様に巻き付け
た。
約90分後には、樹脂は完全に硬化していた。
完全硬化後のオーバーテープ部分とアンダーテープ部分
のT剥離強度は、約2 kf/cm (25mm巾、2
0°C)であった。
本実施例で得られた防食層は、実施例1で得られた防食
層以上に防食性能及び外力に対する耐久性に優れていた
11−
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明硬化性防食シートの一例を示す断面図
、第2図及び第8図は、本発明硬化性防食シートを構成
するアンダーテープ及びオーバーテープの例を夫々示す
断面図を示す。 (1)・・・硬化性防食シート、 (3)・・・基層、
(5)・・・粘着剤層、 (7)・・・未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層、(9)・
・・アンダーテープ、α埠・・・基層、0榎・・・粘着
剤層、 (イ)・・・未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層、Qカ・・
・オーバーテープ、(2)・・・五層、c2υ・・・加
硫剤層又は硬化剤NJ。 (以上) 12− 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設は且つ
    他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けたことを
    特徴とする硬化性防食シート。 ■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設は且つ
    他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けた硬化性
    防食シートにより被保護体を被覆した後、上記未加硫ゴ
    ム層又は未硬化樹脂層を硬化させることを特徴とする防
    食方法。 ■(a) 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設
    は且つ他面側に未加硫ゴム層又は未硬化樹脂層を設けた
    アンダーテープ、及び (b) ゴム加硫剤層又は樹脂硬化剤層を設けたオーツ
    望−テープ の組合せからなることを特徴とする硬化性防食シート。 ■ 基材の被保護体との接触面側に粘着材層を設もた後
    象、 後1.上記米加硫ゴム層又は未硬化樹脂層と接触すべき
    面側にゴム加硫剤層又は樹脂硬化剤層を設けたオーバー
    テープにより上記アンダーテープを被覆することを特徴
    とする防食方法。
JP58138525A 1983-07-27 1983-07-27 硬化性防食シ−ト及び防食方法 Granted JPS6030331A (ja)

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