JPH01200934A - 埋設管の内貼り用チューブ - Google Patents

埋設管の内貼り用チューブ

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JPH01200934A
JPH01200934A JP24523488A JP24523488A JPH01200934A JP H01200934 A JPH01200934 A JP H01200934A JP 24523488 A JP24523488 A JP 24523488A JP 24523488 A JP24523488 A JP 24523488A JP H01200934 A JPH01200934 A JP H01200934A
Authority
JP
Japan
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tube
thermosetting resin
curing agent
embedded pipe
lining tube
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Pending
Application number
JP24523488A
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English (en)
Inventor
Kaoru Abe
馨 阿部
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NIPPON KANKEN KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON KANKEN KOGYO KK
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Publication date
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、上水道、下水道、ガス管などのように地下
に埋設される管の継手部分の漏洩修理や上記埋設管内面
の腐蝕防止等を目的として上記埋設管に内貼りするため
のチューブに関するものである。
(従来の技術) 地下の埋設管の内貼り用チューブとして、不織布や織物
等の繊維製筒状体に熱硬化性樹脂およびその硬化剤を含
む接着剤を含浸させたものが知られている。第5図およ
び第6図は、その内貼り方法を例示している。
第5図において、1は地中の埋設管、2はマンホール、
3は誘導管、4は上記の内貼り用チューブの外面を合成
樹脂製フィルムからなる保護チューブで被覆した積層チ
ューブであり、地上からマンホール2内に挿入した扇子
状態の積層チューブ4の先端を反転し、熱硬化性樹脂お
よび硬化剤を含浸した繊維製筒状体からなる内貼り用チ
ューブを外側に向け、保護チューブを内側に向けて上記
誘導管3の先端に連結し、しかるのち誘導管3の内側に
加圧水を供給することにより上記積層チューブ4を反転
させつつ埋設管1の中へ押し込み、上記の反転によって
外側に露出した内貼り用チューブを埋設管1の内面に圧
着し、上記の押込みが進行し積層チューブ4の先端が埋
設管1を貫通した後、上記の水を加熱するか、湯と置換
するかして内貼り用チューブの繊維製筒状体に含浸され
ている熱硬化性樹脂の硬化を促進し、この硬化が終了し
た後、排水し、埋設管1に固着された内貼り用チューブ
から保護チューブを剥離して取出す。
なお、保護チューブを剥離しない場合もある。
第6図は、熱硬化性樹脂等を含浸した繊維製筒状体から
なる内貼り用チューブの内面および外面の双方を保護チ
ューブで被覆した積層チューブ4aの使用例を示し、埋
設管1に上記の積層チューブ4aを挿通し、その両端に
給湯パイプ5を介して湯槽6およびポンプ7を接続し、
温湯を循環することにより積層チューブ4aを埋設管1
の内面に圧若すると共に繊維製筒状体内の熱硬化性樹脂
を硬化させ、硬化終了後に給湯パイプ5を外し、積層チ
ューブ4aから内側の保護チューブを剥離する。
また、合成樹脂のフィルムもしくはシートからなる可と
う性チューブの内面または外面に上記の熱硬化性樹脂か
らなる接着剤の層を形成した内貼り用チューブが知られ
ており、接着剤層が内面に設けられている場合は、上記
第5図の例と同様にして内貼りされ、反対の外面に設け
られている場合は、上記第6図の例と同様にして内貼り
される。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、繊維、または合成樹脂のシート、フィルム等か
らなる可とう性チューブにエポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂およびその硬化剤からなる接着剤を塗布、含浸させて
いたので、塗布、含浸処理を施工の直前に行なうか、ま
たは含浸処理をしてから施工を開始するまでの間、内貼
り用チューブを0〜5℃の低温で保管して上記樹脂の硬
化を停止させる必要があり、前者の場合は、施工の現場
に含浸処理用の設備が必要になり、また後者の場合は冷
蔵設備が必要になる等、内貼り用チューブの取扱いが面
倒であり、かつ施工開始と共に硬化が開始するので、作
業の迅速性が要求されていた。
この発明は、含浸処理用の設備や冷蔵用設備を施工現場
に運搬する必要がなく、硬化開始のタイミングを任意に
設定できる取扱い容易な埋設管の内貼り用チューブを提
供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、可とう性チューブに熱硬化性樹脂およびそ
の硬化剤を含む接着剤を塗布もしくは含浸させてなる埋
設管の内貼り用チューブにおいて、上記硬化剤が加熱に
よって破れるマイクロカプセルに封入されていることを
特徴とする。
上記の可とう性チューブとしては、従来と同様に織物、
編物、不織布などの繊維製筒状体、およびポリエチレン
、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ナイロンなどの合
成樹脂もしくは天然ゴム、合成ゴムなどのフィルムやシ
ートからなる筒状体を使用することができる。また、接
着剤は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂およびその硬
化剤からなるものであり、必要に応じて稀釈剤を加える
ことできる。
しかして、この発明で用いる硬化剤は、マイクロカプセ
ル化されたものであり、このマイクロカプセルを形成す
る分子膜は、加熱によって、好ましくは60〜80℃の
温度で破壊するものである。
なお、上記接着剤の塗布、含浸は、従来と同様に実施す
ることができる。
(作用) この発明の内貼り用チューブを任意の手段で埋設管に挿
通し、これを膨らませて埋設管内面に圧着し、温湯また
蒸気等で加熱すると、マイクロカプセルが破れて硬化剤
と熱硬化性樹脂との反応が始まり、熱硬化性樹脂が硬化
する。
内貼り用チューブを埋設管に挿通するには、前記第5図
および第6図の方法のほか、上記の内貼り用チューブを
そのまま、または外面を保護チューブで被覆して埋設管
に挿通し、この扇子状態の内貼り用チューブにその一端
から合成樹脂チューブを第5図の内貼り用チューブの挿
入方法で押込みながら膨らませることができる。
(実施例) 第1図に示す実施例1の内貼り用チューブ11は、ポリ
エステル繊維のニードルパンチ不織布からなる厚さ3m
の繊維製可とう性チューブに熱硬化性樹脂としてエポキ
シ樹脂(旭化成工業株式会社製、商品名rAER331
LJ )100重量部、硬化剤として外層部を化学処理
によりカプセル化したアミン系化合物(旭化成工業株式
会社製、商品名「ツバキュアHX−3722J )30
部、および反応性稀釈剤(東部化成株式会社製、商品名
rPP−1014)10重量部を混合してなる熱硬化性
樹脂を付着量2.5kg/mの割合で含浸したものであ
り、その外面に厚さ0.4mmのポリウレタンフィルム
からなる保護チューブ12を設け、第5図の方法で内径
250Iの埋設管に挿通し、圧接し、反転により内側に
位置を変えた上記保護チューブ12内に75℃の温湯を
60分間流して上記の熱硬化性樹脂を硬化した。
第2図に示す実施例2は、上記実施例1の内貼り用チュ
ーブ11の内面および外面の双方に厚さ0.4onのポ
リウレタン製保護チューブ12を被覆したものであり、
この場合は、第6図の方法で埋設管1に内貼りすること
ができる。なお、外側の保護チューブ12を省略しても
よい。
また、上記第1図に示すように内貼り用チューブ11の
外面を保護チューブ12で被覆した積層チューブ、また
は保護チューブ12を省略して内貼り用チューブ11の
みとしたものを扁平状態で埋設管1に挿通し、この内貼
り用チューブ11の一端に、合成樹脂チューブの先端を
反転させて接続し、この合成樹脂チューブを第3図の積
層チューブ4と同様にして膨らませながら内貼り用チュ
ーブ11内に押込むことができる。
第3図に示す実施例3の内貼り用チューブ13は、厚さ
2IIInのポリエチレンシートからなる可とう性チュ
ーブ13aの内面に実施例1の熱硬化性樹脂からなる接
着剤(ただし、稀釈剤を省略する)を塗布し、付着量1
00 g / rdの接着剤層13bを形成したもので
あり、前記第5図の方法で埋設管1に反転しながら挿通
し、圧接し、しかるのち80℃の温湯を流して上記接着
剤113bを硬化し、接着した。
また、第4図に示す実施例4の内貼り用チューブ14は
、厚さ3 anのポリプロピレンシートからなる可とう
性チューブ14aの外面に実施例3の接着剤を塗布し、
付着量150g/rT?の接着剤層14bを形成したも
のであり、第6図の方法で埋設管1に挿通し、70℃の
温湯を流して内貼りをした。
(発明の効果) この発明の内貼り用チューブは、可とう性チューブに熱
硬化性樹脂と共に塗布、含浸される硬化剤をあらかじめ
マイクロカプセル化したものであるから、地中の埋設管
に挿通して内貼り用チューブ内に温湯や蒸気を流すまで
は、硬化剤を包むマイクロカプセルが破れて熱硬化性樹
脂が硬化することがなく、その硬化時期を任意に設定す
ることができ、従来のように施工現場で含浸処理を行な
ったり、内貼り用チューブを施工直前まで冷蔵したりす
る必要がなく、施工作業中に硬化の進むことがなくて従
来に比べて取扱いおよび作業が著しく容易になる。また
、従来は施工を容易にするため硬化剤を少なくして硬化
速度を遅くしていたので、硬化に4〜6時間の長い加熱
時間を必要としたが、この発明によれば硬化剤を増量し
ても施工に支障が生じないので、30分〜1時間の加熱
によって硬化を完了させることができ、作業時間の大幅
な短縮が可能となり、下水管や水道管などのパイプの使
用制限時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の一部破砕正面図、第2図な
いし第4図は、それぞれ他の実施例の一部破砕正面図、
第5図および第6図は施工方法の例を説明するための埋
設管の縦断面図である。 1:埋設管、2:マンホール、11.13.14:内貼
り用チューブ、12:保護チューブ。 特許出願人 日本管検工業株式会社 代理人 弁理士  吉 1)了 司 第1図 第2図 第3菌 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕可とう性チューブに熱硬化性樹脂およびその硬化
    剤を含む接着剤を塗布もしくは含浸させてなる埋設管の
    内貼り用チューブにおいて、上記硬化剤が加熱によって
    破れるマイクロカプセルに封入されていることを特徴と
    する埋設管の内貼り用チューブ。
JP24523488A 1987-10-27 1988-09-29 埋設管の内貼り用チューブ Pending JPH01200934A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24523488A JPH01200934A (ja) 1987-10-27 1988-09-29 埋設管の内貼り用チューブ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-165100 1987-10-27
JP16510087 1987-10-27
JP24523488A JPH01200934A (ja) 1987-10-27 1988-09-29 埋設管の内貼り用チューブ

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JPH01200934A true JPH01200934A (ja) 1989-08-14

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JP24523488A Pending JPH01200934A (ja) 1987-10-27 1988-09-29 埋設管の内貼り用チューブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4870215A (en) * 1988-06-24 1989-09-26 Ethyl Corporation Phenol alkylation process
JPH02235723A (ja) * 1989-03-10 1990-09-18 Nkk Corp 管の内張り工法
JP2002257257A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Okayama City 既設管路内面底部への鞘管固着固定法及び固着固定用材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331579A (en) * 1976-09-06 1978-03-24 Sakai Kagaku Kogyo Kk Production of microcapsule contained isocyanate hardening agent
JPS55152024A (en) * 1979-05-15 1980-11-27 Tokyo Gas Co Ltd Lining method for duct

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