JPS6030146Y2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents
自動車の車体前部構造Info
- Publication number
- JPS6030146Y2 JPS6030146Y2 JP8187180U JP8187180U JPS6030146Y2 JP S6030146 Y2 JPS6030146 Y2 JP S6030146Y2 JP 8187180 U JP8187180 U JP 8187180U JP 8187180 U JP8187180 U JP 8187180U JP S6030146 Y2 JPS6030146 Y2 JP S6030146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- wheel apron
- wheel
- body structure
- front body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車体前部構造に関するものである。
自動車の車体前部には、衝突時長手方向につぶれて衝突
エネルギーを吸収するフレームが設けられるが、該フレ
ームは衝突時の衝撃荷重により折れ曲りを生ずると充分
な衝撃エネルギーの吸収を行はうことができない。
エネルギーを吸収するフレームが設けられるが、該フレ
ームは衝突時の衝撃荷重により折れ曲りを生ずると充分
な衝撃エネルギーの吸収を行はうことができない。
そこでホイールエプロンの上端外側面に沿って形成した
上部フレームと、サスペンションタワーと、ダッシュア
ッパープレートとを、ガセットプレートにより連結し、
該ガセットプレートにて衝突時の上部フレームの折れ曲
りを防止するようにしたものが既に開発されている（実
開昭５５−１３１６６号公報参照）。
上部フレームと、サスペンションタワーと、ダッシュア
ッパープレートとを、ガセットプレートにより連結し、
該ガセットプレートにて衝突時の上部フレームの折れ曲
りを防止するようにしたものが既に開発されている（実
開昭５５−１３１６６号公報参照）。
本考案は、ガセットプレートのような特殊な部材を一切
必要としないで、衝突時折れ曲りを生じることなく的確
に衝突エネルギーの吸収を行ない得ると共に、ストラッ
トサスペンションの荷重受部の補強機能をも兼ねたフレ
ーム構造を提供することを目的とするもので、以下附図
実施例につき説明する。
必要としないで、衝突時折れ曲りを生じることなく的確
に衝突エネルギーの吸収を行ない得ると共に、ストラッ
トサスペンションの荷重受部の補強機能をも兼ねたフレ
ーム構造を提供することを目的とするもので、以下附図
実施例につき説明する。
図において１はホイールエプロン、２はトーボード、３
はバックヘッド、で、左右のホイールエプロン１及びト
ーボード２によりエンジンルーム４が形成される。
はバックヘッド、で、左右のホイールエプロン１及びト
ーボード２によりエンジンルーム４が形成される。
ホイールエプロン１は第２図に示すように上方立上り部
１ａの下方を内側に屈曲１ｂさせてエンジンルーム４内
にせり出す内方突出面部１ｃ及びその下方の下方垂下部
１ｄをもった形状に構成され、該内方突出面部１ｃ及び
下方垂下部１ｄにより形成、されるホイールエプロン１
外側の凹所５内に前車輪（図示省略）が位置するように
なっているのが普通である。
１ａの下方を内側に屈曲１ｂさせてエンジンルーム４内
にせり出す内方突出面部１ｃ及びその下方の下方垂下部
１ｄをもった形状に構成され、該内方突出面部１ｃ及び
下方垂下部１ｄにより形成、されるホイールエプロン１
外側の凹所５内に前車輪（図示省略）が位置するように
なっているのが普通である。
上記ホィールエプロン１後部には上方立上り部１ａから
内方突出面部１ｃにかけて部分的に内側に突出させてそ
の外側に車輪懸架装置のストラットダンパを通すストラ
ットサスペンション部１ｅが形成され、該部には下端を
車輪に結合されたストラットダンパの上部を取付支持す
るブラケット６が溶接等にて一体的に固着されている。
内方突出面部１ｃにかけて部分的に内側に突出させてそ
の外側に車輪懸架装置のストラットダンパを通すストラ
ットサスペンション部１ｅが形成され、該部には下端を
車輪に結合されたストラットダンパの上部を取付支持す
るブラケット６が溶接等にて一体的に固着されている。
本考案では衝撃エネルギー吸収用のフレーム７を、前記
ホイールエプロン１内側において、上方立上り部１ａと
内方突出面部１ｃ間をはＳ゛跨ぐように前後方向に向け
て溶接結合すると共に、該フレーム７の後方部は内側に
膨出して前記ストラットサスペンション部１ｅのブラケ
ット６をその上面及び内側面部にかけて包み込むよう接
合固着した構造としたものである。
ホイールエプロン１内側において、上方立上り部１ａと
内方突出面部１ｃ間をはＳ゛跨ぐように前後方向に向け
て溶接結合すると共に、該フレーム７の後方部は内側に
膨出して前記ストラットサスペンション部１ｅのブラケ
ット６をその上面及び内側面部にかけて包み込むよう接
合固着した構造としたものである。
尚８はホイールエプロン１の下方垂下部１ｄに前後方向
に向けて設置したロアフレームである。
に向けて設置したロアフレームである。
本考案は上記のようにフレーム７をホイールエプロン１
の内方に屈曲する屈曲部１ｂを跨ぐように該ホイールエ
プロン１内側に設けた構成を採っているので、該屈曲部
１ｂによりフレーム７はＰ矢印方向の衝突荷重により上
下左右すべての方向に非常に折れ曲りにくく、長手方向
につぶれて的確なる衝突エネルギーの吸収を行ない得る
。
の内方に屈曲する屈曲部１ｂを跨ぐように該ホイールエ
プロン１内側に設けた構成を採っているので、該屈曲部
１ｂによりフレーム７はＰ矢印方向の衝突荷重により上
下左右すべての方向に非常に折れ曲りにくく、長手方向
につぶれて的確なる衝突エネルギーの吸収を行ない得る
。
更に又該フレーム７は、その後部において車輪の上下方
向荷重を受けるストラットサスペンション部のブラケッ
ト６を包囲した構造となっているので、フレーム７が該
ブラケット６の補強を兼ね、支持強度の著しい向上をは
かり得るもので、フレームの取付が容易であり、あとか
らの追加が可能なることと相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
向荷重を受けるストラットサスペンション部のブラケッ
ト６を包囲した構造となっているので、フレーム７が該
ブラケット６の補強を兼ね、支持強度の著しい向上をは
かり得るもので、フレームの取付が容易であり、あとか
らの追加が可能なることと相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
第１図は本考案の実施例を示す斜視図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線部断面図である。 １・・・・・・ホイールエプロン、１ａ・・・・・・上
方立上り部、１ｂ・・・・・・屈曲部、１ｃ・・・・・
・内方突出面部、１ｄ・・・・・・下方垂下＆ １
ｅ・・・・・・ストラットサスペンション、２・・・・
・・トーボード、４・・・・・・エンジンルーム、６・
・・・・・ブラケット、７・・・・・・フレーム、８・
・・・・・ロアフレーム。
のＡ−Ａ線部断面図である。 １・・・・・・ホイールエプロン、１ａ・・・・・・上
方立上り部、１ｂ・・・・・・屈曲部、１ｃ・・・・・
・内方突出面部、１ｄ・・・・・・下方垂下＆ １
ｅ・・・・・・ストラットサスペンション、２・・・・
・・トーボード、４・・・・・・エンジンルーム、６・
・・・・・ブラケット、７・・・・・・フレーム、８・
・・・・・ロアフレーム。
Claims (1)
- ホイールエプロンのエンジンルーム内方向への屈曲部附
近の内面に前後方向に向けて衝撃エネルギー吸収用のフ
レームを着すると共に、該フレームの後部をホイールエ
プロン後部のストラットサスペンションのブラケットを
包囲するよう接合固着したことを特徴とする自動車の車
体前部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187180U JPS6030146Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 自動車の車体前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187180U JPS6030146Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 自動車の車体前部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575375U JPS575375U (ja) | 1982-01-12 |
| JPS6030146Y2 true JPS6030146Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=29444244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187180U Expired JPS6030146Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 自動車の車体前部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030146Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5857412B2 (ja) * | 2011-02-16 | 2016-02-10 | マツダ株式会社 | 車両前部の補強構造 |
-
1980
- 1980-06-12 JP JP8187180U patent/JPS6030146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575375U (ja) | 1982-01-12 |
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