JPS6029561Y2 - ノンスリツプ用タイル - Google Patents

ノンスリツプ用タイル

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Publication number
JPS6029561Y2
JPS6029561Y2 JP1976103104U JP10310476U JPS6029561Y2 JP S6029561 Y2 JPS6029561 Y2 JP S6029561Y2 JP 1976103104 U JP1976103104 U JP 1976103104U JP 10310476 U JP10310476 U JP 10310476U JP S6029561 Y2 JPS6029561 Y2 JP S6029561Y2
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JP
Japan
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tile
hole
rubber piece
slip
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976103104U
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English (en)
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JPS5321823U (ja
Inventor
哲夫 横山
Original Assignee
佐渡島金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 佐渡島金属株式会社 filed Critical 佐渡島金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノンスリップ用タイル、さらに詳しくは、陶磁
製タイルやガラス製タイル等のタイル本体にノンスリッ
プ用ゴム片を設けたノンスリップ用タイルに関するもの
である。
従来、この種ノンスリップ用タイルとしては、タイル本
体に形成された凹部内にゴム片を嵌挿穴したものがある
が、このようなタイルは、使用中にゴム片が上記凹部内
から抜は出すおそれがあるという致命的な欠点を有する
ために、実用には供し難かったものである。
そこでこのような欠点を解消するため、たとえば特公昭
45−3358滑公報所載の発明(以下第1従来例とい
う)のように、ブロック本体の凹部内に液状の合成樹脂
を注入せしめて発泡硬化させ、その発泡硬化に伴う体積
膨張によって、注入硬化した樹脂部材の上記凹部からの
抜は出しを防止した技術も開発されている。
しかしながらこの発明はあくまで液状の凹部内に注入し
て発泡硬化するものなるため、次のような欠点を有して
いた。
(イ) 注入された液状樹脂が硬化するまでに時間を要
し、よって直ちに使用することができないという致命的
な欠点があった。
(ロ)又、上記のような発明は、液状樹脂の発泡作用に
より注入硬化した樹脂の一部をブロック表面上に突出さ
せるものであるが、凹部内への樹脂の装着が注入及び発
泡硬化という体積の調整の非常に困難な作業を伴うもの
であるために、各凹部から突出する樹脂の突出部の突出
度や形態が不均一となり、その結果ブロック表面の外嵌
が著しく不体裁となる欠点があった。
(ハ)さらに液状樹脂の発泡硬化によってブロック表面
上に樹脂を突出させるものなるため、その樹脂の突出部
をたとえば花びら形や星形等所望の形状に形成すること
ができず、よってブロックの装飾的効果が非常に乏しい
ものとなっていた。
そして上記のような欠点をすべて解消するために、たと
えば実公昭37−2364峰公報所載の考案(以下第2
従来例という)のように、所望形状の突出部を有する小
型の模様タイルを別体のタイル本体の嵌入孔に嵌着せし
めたタイルにおいて、上記小型の模様タイルをゴム片等
に応用して上記(イ)、(ロ)、(ハ)の欠点を解消し
うるノンスリップ用タイルを開発することも考えられる
が、この第2従来例においては、上記模様タイルの嵌入
孔からの離脱を防止する手段として、該模様タイルの胴
部及び嵌入孔の内壁面の双方にねじが形成されており、
よってこのようなねじ形成の作業が非常に煩雑となるば
かりでなく、このねじの形成並びに上記双方のねじ部同
士の螺合による嵌着を上記のようなゴム片等に応用する
のは実際上不可能となっていたのである。
本考案は以上のような問題点をすべて解決するためにな
されたもので、その問題点を解決するための手段は、タ
イル本体に内壁面が下方に幅広なテーパ状に形成された
所望形状の貫通孔を穿設し、しかも該貫通孔の内壁面に
当接可能なテーパ状の側面を有するボディの上部外周縁
に前記貫通孔より大なる径の鍔部を形成せしめたノンス
リップ用のゴム片を、前記鍔部がタイル本体の表面より
突出し且つ前記ボディの側面が貫通孔の内壁面に当接す
るよう該貫通孔に嵌挿して一体形成したことにある。
すなわちゴム片のボディの側面がテーパ状に形成され且
つ該ボディの上部外周縁に鍔部が竿費されてなるため、
ゴム片は上記貫通孔から上 ずれの方向にも抜は出る
ことがないのである。
以下、本考案の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
第1図は一実施例としてのノンスリップ用タイルの平面
図、第2図は第1図のA−A線断面図を示し、図中1は
陶磁製タイルからなるタイル本体で、長手方向に2本の
棒状の貫通孔2が穿設されてなる。
そしてこの貫通孔2は、第2図に示すように内壁面6が
下方に幅広なテーパ状に形成されてなる。
3は該貫通孔2の内壁面6に当接可能なテーパ状の側面
5を有するボディ3aと、該ボディ3aの上部外周縁に
前記貫通孔2より大なる径の鍔部4とからなるノンスリ
ップ用のゴム片で、該鍔部4がタイル本体1の表面1a
より突出するよう前記貫通孔2内に嵌挿穴されてなる。
そしてこのような構成からなるノンスリップ用タイルの
成形法の一例を示すと、先ず上記のような棒状のゴム片
3のボディ3aに合致した形状の貫通孔2を穿設するよ
う陶磁製のタイル本体1を焼戒戒型し、次に該貫通孔2
に前記ゴム片3をタイル本体1の裏面側から嵌挿穴する
とともに該ゴム片3の鍔部4がタイル本体1の表面1a
から突出し且つ該鍔部4の下面が該表面1aに当接する
よう一体形成するものである。
すなわち上記のようなゴム片3を予め多数製造しておい
て、これをタイル本体1の貫通孔2に嵌挿穴するだけの
非常に簡単な作業によってゴム片3とタイル本体1との
一体化が可能となるのである。
しかもゴム片3のボディ3aの側面5は下方に幅広なテ
ーパ状に形成されてなるため、貫通孔2からのゴム片3
の抜は出しが略完全に防止されるのである。
尚、ゴム片3の形状は決して上記実施例のような棒状に
限定されるものではなく、たとえば第3図のような円柱
状のものであってもよい。
又、第4図はゴム片3の鍔部4のみを花柄形状に形成し
且つゴム片3のボディ3aをタイル本体1の中央に穿設
された貫通孔2に嵌挿穴してなるもので、装飾効果を増
大するものである。
さらにゴム片3の底部は、第2図の実施例のようにタイ
ル本体1の底部より上側に位置せしめてもよく、又第3
図の実施例のようにタイル本体1の底部と同面に位置せ
しめてもよい。
さらにゴム片3の嵌挿人後に、タイル本体1の裏面側か
ら貫通孔2へ接着剤を流入すると、ゴム片3が一層強固
に固着されるという利点がある。
さらに上記実施例ではタイル本体1を陶磁製タイルによ
って形成してなるが、この他ガラス製タイル等ゴム片と
の一体成形が不向きなものにも適用できる他、タイル以
外のたとえば道路用ブロックにも適用可能である。
その細氷考案の意図する範囲内ですべて設計変更自在で
ある。
(効 果) 本考案は以上のような特徴を有するものであるめ、次の
ような顕著な効果を有するに至った。
(イ)すなわちタイル本体の貫通孔の内壁面が下方に幅
広なテーパ状に形成され、且つゴム片のボディの側面が
前記内壁面に当接可能なテーパ状に形成されてなるため
、ゴム片を貫通孔に嵌挿穴した後において決してゴム片
を該貫通孔からタイル表面側に抜は出すことがなく、し
かもゴム片ボディの上部外周縁に鍔部が形成されてなる
ため上記ゴム片はタイル裏面側にも決して抜は出ること
がなく、よってゴム片の抜は出し防止を確実に図ること
ができるという格別顕著な効果を有するに至った。
(ロ)さらに重要な点は、既述した第2従来例のように
嵌人体とタイル本体の凹部の双方にねじを形成するとい
う煩雑且つ嵌人体がゴム片である場合において側底実現
不可能な加工作業を一切伴うことがなく、ゴム片ボディ
の側面をテーパ状に形成し且つボディ上部に鍔部を形成
するという非常に簡単な加工作業によって上記ゴム片の
抜は出し防止効果を得られるというこの種ノンスリップ
ゴム片を使用したタイルにおいて画期的な効果が得られ
たのである。
(ハ)さらに既述した第1従来例のように液状の樹脂を
注入して発泡硬化するという面倒な作業を伴うこともな
く、ゴム片を貫通孔に嵌挿穴するという非常に簡単な作
業によってゴム片とタイル本体との一体形成を行なえる
利点がある。
に)しかも上記第1従来例のように発泡硬化までに時間
を要するごときの不都合もなく、ゴム片の嵌挿人後に直
ちに使用できるという実益がある。
(ホ)さらにゴム片の鍔部を種々の形状に形成すること
によって種々の装飾的変化が得られるという上記液状樹
脂の発泡硬化を必要とする第1従来例では決して得るこ
とのできない利点がある。
しかも鍔部の突出度や形態も決して第1従来例のように
不均一となることもないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としてのノンスリップ用タイルの平面
図。 第2図は第1図のA−A線断面図。第3図は他実施例を
示し、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のB−B線断面
図。 第4図は他実施例を示し、イは平面図、口はイのC−C
線断面図。 1・・・・・・タイル本体、2・・・・・・貫通孔、3
・・・・・・ノンスリップ用ゴム片、3a・・・・・・
ボディ、4・・・・・・鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陶磁製タイル等からなるタイル本体1に、内壁面6が下
    方に幅広なテーパ状に形成された所望形状の貫通孔2を
    穿設し、しかも該貫通孔2の内壁面6に当接可能なテー
    パ状の側面5を有するボディ3aの上部外周縁に前記貫
    通孔2より大なる径の鍔部4を形成せしめたノンスリッ
    プ用のゴム片3を、前記鍔部4が前記タイル本体1の表
    面1aより突出し且つ前記ボディ3aの側面5が前記貫
    通孔2の内壁面6に当接するよう前記貫通孔2に嵌挿穴
    して一体形成してなることを特徴とするノンスリップ用
    タイル。
JP1976103104U 1976-07-30 1976-07-30 ノンスリツプ用タイル Expired JPS6029561Y2 (ja)

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JP1976103104U JPS6029561Y2 (ja) 1976-07-30 1976-07-30 ノンスリツプ用タイル

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JP1976103104U JPS6029561Y2 (ja) 1976-07-30 1976-07-30 ノンスリツプ用タイル

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JPS5321823U JPS5321823U (ja) 1978-02-23
JPS6029561Y2 true JPS6029561Y2 (ja) 1985-09-06

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ID=28713280

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JP1976103104U Expired JPS6029561Y2 (ja) 1976-07-30 1976-07-30 ノンスリツプ用タイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718179U (ja) * 1993-08-20 1995-03-31 株式会社富士通ゼネラル 電気冷蔵庫

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JPS5321823U (ja) 1978-02-23

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