JPS6019123Y2 - ノンスリツプブロツク用ゴム体 - Google Patents

ノンスリツプブロツク用ゴム体

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Publication number
JPS6019123Y2
JPS6019123Y2 JP16817881U JP16817881U JPS6019123Y2 JP S6019123 Y2 JPS6019123 Y2 JP S6019123Y2 JP 16817881 U JP16817881 U JP 16817881U JP 16817881 U JP16817881 U JP 16817881U JP S6019123 Y2 JPS6019123 Y2 JP S6019123Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber body
rubber
adhesive
slip block
holes
Prior art date
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Expired
Application number
JP16817881U
Other languages
English (en)
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JPS5872205U (ja
Inventor
哲夫 横山
Original Assignee
佐渡島金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 佐渡島金属株式会社 filed Critical 佐渡島金属株式会社
Priority to JP16817881U priority Critical patent/JPS6019123Y2/ja
Publication of JPS5872205U publication Critical patent/JPS5872205U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノンスリップブロック用ゴム体、さらに詳しく
はノンスリップブロック本体に形成された溝部に流動性
の粘着剤を介して嵌入固着するためのゴム体の改良に関
するものである。
本考案に先行する従来技術として、たとえば本願出願人
による特公昭56−19807号公報所載の発明がある
すなわち該発明は、凹部を成形駒の表面に形成し、該凹
部内に流動性の粘着剤又は接着剤を流入せしめ、流入後
予め裏面に鉄線を架設してなるゴム片を該凹部内に嵌合
せしめて成形駒の表面にゴム片を固着する、ノンスリッ
プ用ゴム入りブロックの製造方法にある。
ところがこの発明においては、第6図のように成形後ゴ
ム片1′が成形駒7′から離脱することのないようにす
るためには粘着剤9′を流入するだけでは不十分で、さ
らにゴム片1′に鉄線12を架設しなければならず、そ
の作業が極めて煩雑になるという欠点があった。
特にこの欠点は長ゴムに比べてゴム片1′が第6図のよ
うな丸ゴムの場合は顕著となっていた。
本考案はこのような欠点を除去するために考案されても
ので、その目的は鉄線を使用せずともゴム片を成形駒た
るブロック本体に確実かつ堅牢に固着することができ、
よってゴム体のブロック溝部からの抜は出しをほぼ完全
に防止することのできる全く新規かつ有用なノンスリッ
プブロック用ゴム体を提供することにある。
本考案の構成上の特徴は、ゴム体の底面及び側面に互い
に連通ずる孔をそれぞれ穿設してなることにある。
以下、本考案のより具体的な構成について、図面に示し
た一実施例に従って説明する。
第1図及び第2図において、1は上面につば部2が形成
された断面略台形の円柱状ゴム体で、底面3に円形の孔
4が穿設され、且つ該底面3の孔4と連通ずる長円状の
貫通孔5が周側面6の略中央部に形成されてなる。
本考案のゴム体1は上記構成からなる為、該ゴム体1の
使用例について説明すると、先ず第3図のようにノンス
リップブロック本体7に予め複数条形成された溝部8に
第4図のようにセメント、砂、合皮ゴムラテックス等を
混合せしめた流動性の粘着剤9を注入せしめる。
そしてその後、ゴム体1を上方から該溝部8へ嵌入せし
め、第5図のようにつば部2がブロック本体7の表面1
1に当接するまでゴム体1を押し込める。
このとき、ゴム体1には底面3及び周側面6にそれぞれ
孔4及び貫通孔5が連通ずるように穿設されてなる為、
粘着剤9は孔4及び貫通孔5の中を自由に流動すること
が可能となり、従ってゴム体1の嵌入時の圧力によって
粘着剤9は孔4及び貫通孔5から溢流して第5図のよう
にゴム体1の底面3及び周側面6と、溝部8の内周面と
の隙間10に流れ込み、よってゴム体1は底面3及び周
側面6にて粘着剤9を介して溝部8の内周面略全域にて
固着される。
この結果、従来のように鉄線を使用せずともゴム体1を
ブロック本体7の溝部8内に極めて確実かつ堅牢な状態
で嵌着することができるという効果を得た。
特に、ゴム体1が該実施例のような丸ゴムである場合に
、従来鉄線のゴム体への架設作業が極めて煩雑となって
いたのに対し、本考案ではその嵌入固着作業を著しく容
易とすることのできる実益がある。
尚、上記実施例においては、ゴム体1の周側面6に貫通
孔5を穿設してなるが、該周側面6に穿設される孔は必
ずしも貫通していなくともよい。
要は底面3と周側面6に穿設された孔が連通し、ゴム体
1の溝部8への嵌入時に粘着剤9がそれぞれの孔から溢
流して底面3、周側面6と溝部8の内周面との隙間10
に流れ込むように構成されていればよいのである。
又、該実施例においてはゴム体1を断面略台形の円柱状
に形成してなるが、ゴム体1の形状は決して該実施例に
限定されるものではなく、たとえば平面十字状、星形状
であってもよく、さらにゴム体1は必ずしも丸ゴムに限
定されるものではなく、長ゴムであってもよい。
さらに、孔4、貫通孔5の形状も決して該実施例に限定
されるものではなく、本考案の意図する範囲内で設計変
更自在である。
さらに、該実施例では粘着剤としてセメント、砂、合皮
ゴムラテックスの混合剤を使用してなるが、たとえば液
状の接着剤等であってもよく、その種類は問わない。
本考案は以上のような構成からなる為、従来のメンスリ
ップブロック用ゴム体と比較して以下のような顕著な効
果が得られた。
(イ)従来のゴム体は本願考案のように内部で連通ずる
孔が穿設されていない為、ゴム体の溝部への嵌入時に粘
着剤がゴム体の周面及び溝部の内周面の角々まで流動す
ることができず、従って粘着剤だけではゴム体が溝部か
ら離脱するおそれがあり、よって予め鉄線をゴム体に架
設しておくことが必須であり、その作業が煩雑となって
いた。
(ロ)これに対して本願考案では底面及び側面に互いに
連通ずる孔をそれぞれ穿設したことにより、ゴム体の溝
部への嵌入時に粘着剤が孔の内部を自由に流動し、孔の
内部に流入した粘着剤がゴム体の底面及び側面の孔から
溢流し、該底面及び側面と溝部の内周面との間の隙間に
流れ込んで溝部内の角々にまで行きわたり、従ってゴム
体は溝部内の略全域で粘着剤にて固着される。
よって従来のよに鉄線を使用せずともゴム体をブロック
本体の溝部に極めて確実かつ堅牢な状態で嵌着すること
ができ、よってゴム体のブロックの溝部からの抜は出し
がほぼ完全に防止され、その結果、従来のような鉄線を
ゴム体へ挿通する作業が省略でき、ノンスリップブロッ
クの製造が著しく容易となり且つ製作費が著しく安価と
なる。
(ハ)その他底面と側面に孔を穿設してなるだけの簡単
な構成なる為、製造が簡単で安価に製作できる等その実
用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るノンスリップブロック用ゴム体の
拡大正面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図
はノンスリップブロック本体の斜視図、第4図は粘着剤
を流入したブロック本体の一部拡大断面図、第5図はゴ
ム体を嵌着した状態の要部拡大断面図、第6図は従来の
ノンスリップ用ブロックの要部拡大断面図讐 1・・・・・・ゴム体、3・・・・・・底面、4・・・
・・・孔、5・・・・・・貫通孔、6・・・・・・周側
面、7・・・・・・ブロック本体、8・・・・・・溝部
、9・・・・・・粘着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 メンスリップブロック本体7に形成された溝部8に
    流動性の粘着剤9を介して嵌入するための定寸のノンス
    リップブロック用ゴム体において、ゴム体1の底面3に
    孔4を穿設し、且つ該底面3の孔4と連通する孔5を前
    記ゴム体1の側面に穿設してなることを特徴とするノン
    スリップブロック用ゴム体。 2 ゴム体1が丸ゴムである実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のノンスリップブロック用ゴム体。
JP16817881U 1981-11-10 1981-11-10 ノンスリツプブロツク用ゴム体 Expired JPS6019123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817881U JPS6019123Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ノンスリツプブロツク用ゴム体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817881U JPS6019123Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ノンスリツプブロツク用ゴム体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872205U JPS5872205U (ja) 1983-05-16
JPS6019123Y2 true JPS6019123Y2 (ja) 1985-06-10

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ID=29960232

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JP16817881U Expired JPS6019123Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ノンスリツプブロツク用ゴム体

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